非言語1-5(推論)

問題

X、Y、Zの3人がじゃんけんの総当たり戦をおこなった。勝敗について以下のことがわかっている。

Ⅰ XはYに勝った。
Ⅱ ZはXに負けた。

必ず正しいといえる推論はどれか。AからHで1つ選びなさい。ただし、引き分けはないものとする。

ア Yが全敗なら、ZはYに勝った。
イ ZがYに勝ったら、Xは全勝である。
ウ Xが全勝なら、YはZに負けた。

選択肢

  • A:アだけ
  • B:イだけ
  • C:ウだけ
  • D:アとイ
  • E:アとウ
  • F:イとウ
  • G:アとイとウ
  • H:正しい推論はない

答え:D

解説

この問題を解くには、与えられた条件から可能な勝敗のパターンを考えます。総当たり戦なので、それぞれの選手は他の2人と1回ずつ対戦し、計2試合を行います。

条件の整理

Ⅰ XはYに勝った。

Xの対Y:勝ち

Yの対X:負け

Ⅱ ZはXに負けた。

Zの対X:負け

Xの対Z:勝ち

これらの条件から、XはYとZの両方に勝っていることが確定します。YとZの試合結果は不明です。

各推論の検証

ア:Yが全敗なら、ZはYに勝った。

仮にYが全敗だとすると、YはX(条件Ⅰ)とZに負けたことになります。したがって、ZはYに勝ったことになります。この推論は正しいと言えます。

イ:ZがYに勝ったら、Xは全勝である。

仮にZがYに勝ったとすると、勝敗はZが1勝1敗、Yが1勝1敗となります。

条件Ⅰ、Ⅱより、XはYとZに勝っています。したがって、Xは2戦2勝の「全勝」となります。この推論は正しいと言えます。

ウ:Xが全勝なら、YはZに負けた。

XはYとZに勝っているので、Xが全勝であることは条件からわかります。しかし、YとZの勝敗は不明です。YがZに勝った可能性も、ZがYに勝った可能性もあります。したがって、YがZに負けたとは断定できません。この推論は正しくありません。

以上の検証から、必ず正しい推論は「ア」と「イ」の両方です。


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