非言語1-6(推論)

問題

P、Q、Rの3人の身長について、以下のことがわかっている。

Ⅰ. PはQより身長が高い。

Ⅱ. Rが最も身長が高い、ということはない。

このとき、必ず正しいといえる推論はどれか。選択肢から1つ選びなさい。

ア. QがRより高いなら、Pが最も身長が高い。
イ. PがRより高いなら、Qが最も身長が低い。
ウ. RがQより高いなら、Pが最も身長が高い。

選択肢

  • A. アだけ
  • B. イだけ
  • C. ウだけ
  • D. アとイ
  • E. アとウ
  • F. イとウ
  • G. アとイとウ
  • H. 正しい推論はない

答え:E

解説

この問題は、「もし〜ならば」という仮定のもとで、結論が必ず正しくなるかを一つずつ検証していく必要があります。

アの検証: 「QがRより高いなら、Pが最も身長が高い。」

基本条件Ⅰから「P > Q」です。

ここに「Q > R」という仮定を加えると、身長の順は「P > Q > R」の一通りに決まります。

この場合、Pが最も身長が高くなるため、この推論は正しいです。

イの検証: 「PがRより高いなら、Qが最も身長が低い。」

基本条件Ⅰから「P > Q」です。

ここに「P > R」という仮定を加えます。

この時点では、「Pが一番高い」ことしか分かりません。QとRの身長の比較ができないため、順位には以下の2パターンが考えられます。

P > Q > R

P > R > Q

パターン2の場合、Qは最も身長が低いわけではありません。したがって、「必ず正しい」とは言えないため、この推論は誤りです。

ウの検証: 「RがQより高いなら、Pが最も身長が高い。」

基本条件Ⅰから「P > Q」です。

ここに「R > Q」という仮定を加えます。

この時点では、PとRのどちらが高いかによって、順位には以下の2パターンが考えられます。

P > R > Q

R > P > Q

しかし、基本条件Ⅱ「Rが最も身長が高い、ということはない」により、パターン2はありえません。

したがって、可能な順位は「P > R > Q」のみとなります。この場合、Pが最も身長が高くなるため、この推論は正しいです。


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