時間が足りない!?難しすぎるSPI非言語を克服した筆者が教える、いますぐ真似できる対策法

SPI非言語 アイキャッチ

就活生の最初の関門。それがWEBテストです。どれも難しいですが、特にSPI非言語は他よりも文章量が多いうえに時間が短く、制限時間内に解ききれない人も多いです。

実際僕も就活を始めたての大学3年の頃は、全くSPIで点数を取ることができず、大手のインターンに悉く落ちていました。「WEBテストさえできたら、絶対面接に通る自信はあるのに!」と唇を噛み締めながら、お祈りメールを眺めていた思い出があります。

この記事を読んでいる人の中にも僕のように悔しい思いをしている人がいるのではないでしょうか。しかしそんなあなたも諦める必要はありません。SPI非言語が全くできなかった僕でも、この記事でお伝えする勉強法を行うことで、大手コンサルや大手メーカーのSPIを通過することができました。

この記事を読めば、SPI非言語のキホンが理解できるだけでなく、苦手な人でも効率的に勉強を進める方法がわかります。ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事でわかること

  • SPI非言語を時間内に解けない人
  • 周りのみんながSPIに通過しているのに、自分は通過できていなくて焦っている人
  • SPI非言語を短期間で効率よく対策したいと思っている人

基本的にSPIは結果が確認することのできないですが、SPIマスターではそのSPIと同様の結果を確認することができます!

「SPIの模試を受けたい」「SPIの結果を確認したい」と感じた方は、「SPIマスター」を申し込むことをおすすめします!

SPIマスターでは、

  • 適性検査の結果から自分の実力がわかる
  • 性格検査の結果から企業に沿った回答ができるようになる
  • 人事目線での結果に対するフィードバックを受けられる

など、結果を確認できるからこそ、あなたの就活を効率的に進めることができます。

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SPI非言語のキホンを知ろう

BASIC

敵を倒すには、まず敵を知らなければいけません。この章では、SPI非言語の基礎知識をお伝えします。知らなかった人はおさらいしておきましょう。

【SPI非言語】出題分野と頻出度

SPI非言語の出題分野を下の図にまとめてみました。

分野別

特に頻出度の高い「推論」と「順列・組み合わせ」は難易度が高く、回答に時間がかかってしまいがちです。演習を積み重ねて、どんなパターンでも対応できるようにしておきましょう。

【SPI非言語】問題数

SPI非言語の問題数をまとめた図は次のようになります。受験方法によって異なるため注意しましょう。

【SPI非言語】大手のボーダーライン

SPIは大量の学生を一度に精査できることから、人気企業で採用されています。下にボーダーの正答率を業界ごとにまとめたので、参考にしてみてください。

ボーダー表

外資系コンサルなどの超人気企業のボーダーラインが高いことはいわずもがなですが、いずれにせよ大手に入社したいのであれば、ボーダー60%を突破することは必須です。下の記事で、有名企業のボーダー一覧をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【SPI非言語】組問題には気をつけて

テストセンターやペーパーテストでの受験を控えている人が気をつけたいのが、「組問題」です。これは、同じ設定で2〜4問程度が続く問題のことです。各問題の前に、グラフ・表・文章・図形・ルール などの共通情報が提示され、それをもとに複数の設問が続きます。

僕も就活を始めた時は、この組問題の設定を理解するのに時間がかかってしまい、制限時間を大幅につかってしまった、、、ということが何回もありました。このあと紹介する勉強法を行い、それぞれのパターンに備えることが重要です。

SPI非言語は難しすぎ?就活生を陥れる罠

悩んでいる男性の画像

この記事を読んでいる人の中には、「SPIの非言語、難しすぎ!」と思っている方もいると思いますが、あなたは一人ではありません。

結果的に大手企業のSPIを突破することのできた僕も、最初は「絶対ボーダー超えられないでしょ、これ」と本気で思っていました。

この章ではつまずきやすい人の特徴や難しいと感じる原因についても見てみましょう。

知恵袋から聞こえる悲鳴。SPI非言語でつまずくのは私立文系

SPIでつまずきやすいのは、私立文系です。

僕が私立文系だったので気持ちがわかるのですが、どんなに偏差値の高い大学に通っていたとしても、私立文系は長い間数学に特化した勉強をしていないため、苦手意識を感じやすいです。

知恵袋から、いくつかSPIにつまずく私文の悲鳴をピックアップしてみました。

Aさん
Aさん

SPIの推論等の部分はどれだけ時間をかけないで正確にとくことが出来るかが重要だと知り、何度も勉強をして目標時間に解こうとしてもどうしても時間がかかってしまい就活に絶望を感じています。
(参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12276185247)

Bさん
Bさん

推論からつまづいてしまい、どうすればできるようになるか途方に暮れています。解説を見ても、そもそも問題文というか問題の状況すら理解することができません。周囲の方に解説してもらっても、本当に理解ができません。

(参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14250093824)

SPI非言語で時間が足りない学生は多い

SPI非言語の難易度は中学〜高校レベルです。にも関わらず、なぜ難しいのか?それは、「1問にかけられる時間が少ないから」です。具体的には長くても1問1分程度と言われています。

特に推論は問題文を理解するのに時間がかかるだけでなく、あり得る場合を全て書き出さなければいけない問題も多いため、大量の情報を短時間で処理できるようになる必要があります。

どんなに難しくてもカンニングにはご用心

WEBテスト対策をしていると、「監視なしならカンニングできるんじゃないか」と思ってしまう人は多いと思います。しかし、残念ながらカンニングは次の2つの理由から避けたほうがいいでしょう。

  1. バレると、内定取り消しになる可能性がある
  2. 監視型やテストセンターでの再現性がなく、結局勉強する必要がある

特に内定取り消しになると、グループディスカッションや面接などで通過したとしても、意味がなくなってしまうので、カンニングはくれぐれもやめておきましょう。

時間がない人でも大丈夫。SPI非言語の対策を効率的に進める方法

質向上、効率アップの画像

それでは、どうやってSPI非言語の勉強を進めていけばよいのでしょうか?ここではSPI弱者だった僕が、効率的にSPI非言語を対策し、大手コンサルや大手メーカーのSPIを通過することができた勉強法をご紹介します。

①問題集を買う

この勉強法では、問題集が必要になります。下の記事では「1から丁寧に始めたい人」から「選考まで時間がない人」まで様々なレベル、状況にあった問題集をご紹介しています。この記事を参考に自分にあったSPIの問題集を探してみてください。

②苦手分野を見つける

問題集を用意できたら、まず非言語の問題を1問1分で解き、間違えた問題にチェックをつけていきましょう。こうすることで、俯瞰的に自分がどの分野に弱いのかを知ることができます。

よく「時間をかけたら解ける」と言って、時間を測らない人がいますが、本番で制限時間内に解けなければ0点です。自分の実力を知るためにも必ずタイマーをセットするようにしましょう。




ただ、試験が1、2週間後に迫っているという方は300ページ以上もある問題集を一から解く時間なんてないですよね。。。僕にもそんな余裕はありませんでした。そんな方はぜひSPIマスターに申し込んでみてください!

SPIマスターは本番と全く同じ形式のSPIを無料で受験することができるだけでなく、試験結果を受け取ることができるため、自分の苦手分野を簡単に見つけることができます。

さらに、受験後の面談で、キャリアアドバイザーがこれから苦手分野を克服するためのアクションプランを一緒に練ってくれるため、一人で勉強できないという就活生にもおすすめです。下の「SPIマスターを申し込む」をクリックして、利用してみてください!

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③間違えた原因を分析する

問題集やSPIマスターで苦手分野を特定できたら、次は間違えた原因を分析しましょう。考えられる主な原因は次の2つです。

  1. そもそも解法がわからない
  2. 時間が足りない

「1.そもそも解法がわからない」場合は、入念に問題集の解説を読み込み、みなくても同じ思考が辿れるまで解き直しましょう。

「2.時間が足りない場合」は、どうように解説を読んでより速い計算方法がないか模索しましょう。自宅で受験するWEBテストの場合は、電卓も使えるため、メモリー(M)などマイナーではありつつ、計算スピードの向上できるコマンドを覚えるのも1つの手です。

④学びをノート/ドキュメントにまとめておく

問題集での演習は、あっているか間違っているかは差して重要ではありません。何ができないのかを知り、次につなげることが目的です。そのため、ノートやドキュメントに、同じパターンの問題に出くわした際に、どう行動すればよいのかをまとめておきましょう。

僕の場合、例えば次のように学びをまとめていました。

  • 推論:解法がわかっても一度立ち止まり、前提となっている数値の範囲を考える
  • 集合:べン図は同じものを使いまわすと、どの数字がどの部分を表しているのかわかりにくくなるので、問いごとに書き直す

⑤次の日に解き直す

学びをまとめて、満足してはいけません。次の日に同じ問題を解き直す。これが一番重要です。 なるべく時間をあけずに復習することで、記憶の定着率は上がります。

時間を空けて復習すると、前回解いた問題なのに解けなくなっているということが僕にも頻繁にありました。そうすると、ふりだしに戻ってしまい、進歩が感じられないため、効率的でない上にモチベーションも下がってしまいます。

だからこそ、次の問題にいきたい気持ちをグッと抑えて、前の日の復習をすることが肝要です。

押えておきたいSPI非言語の公式一覧

上記の手順で実践を積むことが重要なのは自明ですが、同様に基本的な公式を覚えておくことも重要です。公式を覚えることで、思考時間が短縮され、よりスピーディーに問題を解くことができます。

カテゴリー項目
速さ・時間・距離速さ速さ = 距離 ÷ 時間
速さ・時間・距離時間時間 = 距離 ÷ 速さ
速さ・時間・距離距離距離 = 速さ × 時間
割合・比割合割合 = 比べる量 ÷ 元の量
割合・比比べる量比べる量 = 元の量 × 割合
割合・比元の量元の量 = 比べる量 ÷ 割合
割合・比比の関係a : b = A : B
割合・比内項と外項の関係内項の積 = 外項の積(b×A=a×B)
確率確率確率 = 望ましい結果の数 ÷ 全ての結果の数
場合の数(順列・組み合わせ)順列順列 = nPr
場合の数(順列・組み合わせ)組み合わせ組み合わせ = nCr
集合2つの集合|A∪B| = |A| + |B| − |A∩B|
集合3つの集合|A∪B∪C| = |A| + |B| + |C| − |A∩B| − |B∩C| − |C∩A| + |A∩B∩C|
料金総額単価 × 数量 = 総額
損益算原価原価 = 仕入れにかかった金額
損益算売価売価 = 売った金額(原価+利益)
損益算利益利益 = 売価 − 原価
損益算損失損失 = 原価 − 売価
損益算利益率利益率 = 利益 ÷ 原価 × 100
損益算損失率損失率 = 損失 ÷ 原価 × 100
仕事算仕事量仕事量 = 仕事率 × 時間
仕事算1時間あたりの仕事率1時間あたりの仕事率 = 1 ÷ 作業時間
分割払い総支払額(利息あり)総支払額(利息あり) = 商品価格+利息
分割払い利息利息 = 商品価格 × 年利率 × 支払期間
分割払い月々の支払額(利息なし)月々の支払額(利息なし) = 総額 ÷ 支払回数
分割払い月々の支払額(利息あり)月々の支払額(利息あり) = 総支払額 ÷ 支払回数

下の記事ではSPI非言語の公式とよく出る練習問題をより詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

SPI非言語に関するFAQ

Q. SPI非言語で高得点か判別する方法ってあるの?

SPI非言語で高得点かを見分ける方法は次の3つです。

  • 表の読み取り問題のタブ数:通常、表の読み取り問題は2つのタブ(小問)で構成されていますが、正答率が高い場合、4つのタブが出現することがあります。 
  • 推論問題の出題数:推論問題は非言語分野で最も難易度が高いとされ、これが複数回出題される場合、高得点を取れている可能性が高いです。 
  • 推論問題の形式:推論問題がチェックボックス形式(複数選択)で出題される場合、難易度が高く、高得点を期待できます。

Q.SPI非言語はいつから勉強するべき?

SPI非言語の対策は、本番の3ヶ月ほど前から勉強し始めるのがベストです。もともと数学な得意な人は、1週間前に問題集を1周するだけで問題ないかもしれませんが、苦手な人はできるだけ早くからはじめておくべきです。

ただ、本番まで全く時間がないという方は、SPIマスターを使って効率よく苦手分野を発見し、すぐに弱点の補強に努めましょう。

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Q.SPI非言語はどのくらいの頻度で勉強すべき?

SPI非言語は毎日勉強するのが好ましいです。理由は先ほども言ったように、反復学習をした方が記憶の定着率が高いからです。

まとめ

最後にこの記事のまとめです。

この記事のまとめ
  • SPI非言語でつまずくのは、私立文系。数学を長い間勉強していないなら、難しいと思うのは当たり前
  • SPI非言語の勉強は、「苦手分野の発見」「原因の分析」「ノートに学びをまとめる」「次の日に解き直す」の順番で進めていこう
  • 時間がない人はSPIマスターを使ってすぐに苦手分野を発見し、キャリアアドバイザーと目標までの学習計画を立てて効率的に勉強しよう

基本的にSPIは結果が確認することのできないですが、SPIマスターではそのSPIと同様の結果を確認することができます!

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