大学生のみなさんの中には、長期インターンについてやってみようかなと少し興味はありつつも踏み出せないでいる方が多いのではないでしょうか。「実際長期インターンってやる意味あるの？」「長期インターンをやることで本当に就活に活かせるの？」このように疑問に感じている方もいらっしゃると思います。
今回はそんなあなたに向けて、長期インターンに参加するメリットやメリットを最大限高める方法について解説していきます。実際に現在長期インターン生としてキャリアアドバイザーをしながらこの記事を書いている筆者の体験談もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
こんな人に読んでほしい
- 長期インターンにはどんなメリットがあるのかを知りたい人
- 逆にデメリットはどういうものがあるのか気になる人
- 長期インターン経験者の体験談を聞きたい人
- 長期インターンのメリットを最大限高める方法について知りたい人
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる！
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる！
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい！
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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長期インターンは意味ない？8つのメリットとは？
結論、大学生にとって長期インターンを経験しておくことは多くのメリットがあります。特に就活に漠然とした不安を持っている方、大学生活をより充実させたい方、将来起業したいなどの目標を持っている方は大いにおすすめします。
では実際に長期インターンに参加することで学生さんにとってどのようなメリットがあるのでしょうか？ここでは8つのメリットについて解説します。
1.就活で有利なガクチカになる
長期インターンを経験しておくことの最も大きいメリットは、就活で有利なガクチカになることです。長期インターンの経験が就活で企業側から高評価される理由は、主に二つあります。
まずは長期インターンでの経験は社会に出てからの再現性が高いとみなされることです。
長期インターンを通して目標を立てて達成するために数字を分析して施策を取ったり、本気でやり切った経験は、新卒からの社会人としての働き方にとても近しい部分です。そのため、長期インターンを経験している学生は、就活で人事から「社会に出た時に再現性が高く即戦力として活躍してくれそう」と判断されることが多いです。
次に、数字に向き合った経験がガクチカを強くすることができることです。ガクチカで自分の取った施策の前後で結果がどう変わったのかは、数字があると誰が見ても同じように解釈できるので、あなたの頑張りをそのまま人事の方に伝えることができます。
長期インターンでは、自分に目標値を設定して達成するために努力してアクションを起こすことが一般的です。そのため達成するためにギャップがどこの数字にあるのかや、何の数字をどこまで伸ばしたら目標達成できるのかなどを考える力が身につきます。さらに、それをそのまま就活で話すことで人事の方にイメージを明確に持ってもらいやすいので、正当に評価されやすくなります。
このように、長期インターンを経験しておくだけで、そのまま強いガクチカとして使え、さらに再現性高い経験や数字に向き合った経験として他の経験よりも就活での評価が高くなることが多いです。就活を成功させたい方や効率よくガクチカを手に入れたい方などは特に、長期インターンに参加してみるのがよいでしょう。
2.給料をもらいながら、スキルが身に付く
2つ目のメリットは、お金を稼ぎながらスキルを身に付けられる点です。
長期インターンは、一般的に時給で働くことが多く、それも今後に活かせるスキルを身に付けながらになるのでとてもコスパが良いです。さらには成果報酬の企業だと、アルバイトのお給料をはるかに超えることもあります。
自分の頑張り次第で評価してくれる環境で働きたい方や、学生のうちに社会で活かせるスキルを身に付けておきたい方には特に長期インターンがおすすめです。
3.ビジネスコミュニケーション能力があがる
長期インターンを経験することで、ビジネスコミュニケーション能力を上げることができます。
ビジネスコミュニケーションは社会人になってからはもちろん、就活でも人事からの評価に直結する重要な要素です。理由としては、新卒で入社した時に育成がしやすいかどうかを判断するために、就活ではコミュニケーションの取りやすさが評価の対象に入るからです。
そのため、面接では基本的な受け答えにずれがないかや、自分の意見を結論ファーストで分かりやすく伝えられるかが大事になってきます。その点、長期インターンでは社会人と関わる機会が多く、自然とビジネスコミュニケーションを向上させることができます。
単にガクチカが強くてもそれをうまく面接官に伝えられないと意味がなくなってしまうので、一緒にビジネスコミュニケーション能力も培うことができるのは、長期インターンのメリットといえるでしょう。
4.キャリアビジョンをイメージしやすくなる
4つ目のメリットとしては、自分のキャリアビジョンをイメージしやすくなることです。将来やりたいことが見つからない方や、起業などの目標があってもどうやって実現するのかが分からない方は、学生さんの中には多いのではないでしょうか。
長期インターンでは実際にいいキャリアを歩んでいる社会人が身近に働いており、かつ自分も同じように仕事を経験するため、将来の働くイメージをつかむことができます。将来やりたいことが今のところない方は長期インターンを通して見えてくるかもしれませんし、目標やつきたい仕事がある方は実際どんな業務をするのかが明確になるでしょう。
自分のキャリアビジョンをイメージしやすくなることでやるべきことや優先順位がはっきりしたり、就活をスムーズに進めることができます。
5.就活に必要な業界理解ができる
長期インターンを経験すると、就活に必要な業界自体の理解を深めることができます。
就活では業界研究が必要ですが、ネットの情報だけではわからないという方も多くいらっしゃるかと思います。長期インターンでは、「どのようなビジネスモデルなのか」「顧客の対象はどのような人か」などを、実際に働く中で学ぶ事ができます。
業界理解ができている人ほど就活で業界・企業選びのミスマッチがなくなるため、それを実務を通して知ることができる長期インターンは、自分の納得のいく就活を進めていきやすくなるでしょう。
6.働くうえでの自分の適性を知れる
長期インターンの6つ目のメリットは、働くうえでの自分の適性を知ることができる点です。せっかく就活をして会社に入るのですから自分に合っている環境を選ぶことが重要になってくるでしょう。
長期インターンでは実務を通じて、
①自分の強み弱みや向き不向きが分かるようになる
②自分がどんな時にモチベーション高く頑張れるのかが分かる
③自分の強みと思っているところが社会に出た時にどう活きるのかを知れる
といったメリットがあります。
これらは、自分に合った働く環境を理解した状態で就活を進めることができるので、自己PRや就活の軸・志望動機に説得力を持たせられます。就活自体も入社後も、会社に対しても自分に対しても納得感高くいられるのは、長期インターンのメリットです。
7.ビジネスマインドが身に付く
7つ目に、長期インターンに参加することで、社会人になった時にすぐ活きるビジネスマインドが身につきます。
社会人になったら成果が伸び悩んでしまうときもあるでしょう。そんな時にビジネスマインドがあればモチベーションを下げることなく業務を全うすることができます。そのため、新卒から成果を出して稼ぎたい方や、社会人の働き方のイメージをつけたい方にとって長期インターンで身につくビジネスマインドはメリットになるでしょう。
8.自分に自信をつけることができる
最後のメリットとしては、長期インターンを通して自分に自信をつけることができる点です。
みなさんのなかには、「自信を持てない自分を変えたい」「何か挑戦してみたいけど一歩踏み出せない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方は目標に向かって頑張ることで成功体験を積むことができたり、頑張ったことが評価されたりする環境に行くことが重要になるでしょう。
長期インターンでは、未経験から始められ、研修制度も整っていることが多いので、自分のペースで着実に成功体験を積み自信をつけられる可能性が高いです。
長期インターンのデメリットはなに？
ここまで長期インターンのメリットについて解説してきましたが、逆にデメリットとしてはどのようなものが考えられるのでしょうか。ここでは3つのデメリットについて解説していきます。
1.学校生活との両立が難しい
1つ目のデメリットとしては、学校生活との両立が難しくなってしまう可能性がある点です。
長期インターンでは、シフトが自由な企業もあれば週3以上や朝からのフルタイムを勤務条件にしている企業もあります。企業側としては、一定数時間をかけないと学生自身のスキルアップのためにならないと判断していると考えられます。
そのため、授業数が多い1,2年生は土日メインの長期インターンや週2ほどで両立しやすい企業だと続けやすいかもしれません。また、春休みや夏休みにガッツリ時間を取るのもおすすめです。一方で本当に自分の成長のためや就活を無双したい方は、ゆるくやるよりは週3,4でガッツリコミットしている人も多い傾向にはあるので、バイトのシフトや授業の配置を工夫して平日2日＋土日1日は長期インターンに参加できる余裕をつくると良いでしょう。
2.目的がないと成長できない
2つ目のデメリットは、目的をもって長期インターンに取り組まないと自分のためにならない可能性があることです。
長期インターンを行う自分なりの目的がないと、ただ仕事をこなすだけでモチベーションが下がってしまいがちです。結局自分の成長を実感できずやめてしまうなども考えられるので、せっかく挑戦したのに意味がなくなってしまいます。
解決策としては、長期インターンをやるにあたっての目的や目標を明確にしておくことです。例えば、ガクチカのために成果を出す・将来起業するために経営のノウハウを吸収する、自分の適性を確かめるためにいろいろな職種にチャレンジするなどが考えられるでしょう。
自分なりの目的があれば、そのための行動が明確になるため、長期インターンを自分のために活かしていくことができます。
3.企業によってはミスマッチが起こる
最後のデメリットとしては、長期インターンの企業選びに失敗するとやりたいことができなくなるかもしれないことです。
長期インターン生を募集している企業によっては、正社員と同じような仕事をより低い給料で働いてくれるため、仕事内容が雑務だけの企業や、学生にとっての成長環境を推進していく社風があまりない企業がある可能性もあります。それによって本来やりたかった仕事ができなかったり、求めていた成長ができなかったら本末転倒です。
そこで大事になってくるのが長期インターンの企業選びです。やみくもに自分で探すよりも、それぞれの企業の内部まで知っている人からアドバイスをもらうとミスマッチを防げます。
そこでおすすめなのが、「ココシロインターン」です。自分に合った長期インターンの企業を紹介してもらえるのはもちろん、その企業に入るための面接対策まで1対1で行ってくれます。加えて就活の相談にも気軽に乗ることができるので、あなたの今後の就活をよい良いものにしてくれるでしょう。
【体験談】現役インターン生の筆者が語る！長期インターンをしてなにがメリットだった？
私はガクチカがなく、就活に対して不安が大きかったことがきっかけで、大学3年生の5月に長期インターンを始めました。そこでは架電業務から入ってカスタマーサクセスや新人育成なども任せていただき、今はキャリアアドバイザーとして就活生のみなさんにアドバイスをさせていただいています。
この長期インターンを通して、上記に挙げたメリットはまさにその通りでしたが、私が最もメリットを感じた時は、就活での面接が以前よりはるかに上達していた時です。話せるガクチカができたのはもちろんですが、それを面接官にしっかり伝わるように話すことまでできたので、面接官から高い評価を頂くこともありました。そのたびに長期インターンをやっていて本当に良かったと感じました。
また、当時やりたいことがなかった自分が実務を通して、やりがいを感じる働き方や、自分の強み、将来どういう人になっていきたいのかが明確になったことも大きなメリットです。長期インターンをやらなければ、やみくもに就活を進めて「自分は結局何をやりたいんだろう」と途方に暮れていたかもしれません。
私みたいに就活を少しでも不安に感じている方や、早いうちにガクチカを作って就活を成功させたい方は、長期インターンに参加することでより良い将来の可能性を広げられるので、ぜひ挑戦してみて下さい。
長期インターンのメリットを最大限高める方法3選
ここまで長期インターンのメリットデメリット、そして筆者の体験談について書いてきました。ここでは実際に長期インターンでのメリットを最大限高める方法を3つ解説していきます。
1.目的を持って取り組む
長期インターンのメリットを最大限高めるための方法の1つ目は、自分なりの長期インターンを始める理由を明確にすることです。デメリットの2つ目として挙げたように、せっかく始めても「長期インターンでどうなりたいのか」「何が出来るようになりたいのか」が自分の中でないと意味がなくなってしまいかねません。
目的としては大きくても小さくても構いません。「少しでも就活の不安を取り除きたい」「新しいことにチャレンジしてみたい」「将来起業する上での必要なスキルを身につけたい」など、人それぞれで良いです。あなたなりの目的を持って長期インターンに取り組んでみると長期インターンに参加するメリットを最大限高めることができるでしょう。
2.上司や周りの人を積極的に頼る
2つ目にメリットを最大限高める方法は、周りの長期インターン生や社員さんを積極的に頼ることです。長期インターンを始めたばかりは、分からないことがほとんどだと思います。その時に1人で解決しようとするのではなく、周りの同期や先輩、社員さんに声をかけてみましょう。
そうすることで質の高いアドバイスをもらえ、自分の成長スピードをより速めることができます。さらに、ほとんどの企業さんでは就活の相談にも乗ってくれるので、社会人歴のある方に意見を聞いてみると悩んでいたことが解消されることもあるでしょう。
そして何より一緒に切磋琢磨する仲間と楽しみながら頑張れるのが長期インターンの良さなので、周りの人を積極的に頼って最大限メリットを高めていくと良いでしょう。
3.自分に合った企業を選ぶ
長期インターンのメリットを最大限高めるために最後に最も大事なのが、自分に合った長期インターンの企業を選ぶことです。せっかく長期インターンに参加できても「業務内容が思ってたのと違った」「ちょっと自分と会社の雰囲気が合わないかも」と感じてしまうと、もったいないのではないでしょうか。
自分の目的を成し遂げられる業務内容・自分の性格に合っていそうな働く環境など、企業選びにおいて重要視するポイントはあっても、どの企業が一番いいのかを判断するのは1人では大変になることが多いでしょう。
そのため、自分に合った企業を選んで長期インターンのメリットを最大限高めるためには、ココシロインターンを使ってみるのがおすすめです。
ココシロインターンではキャリアアドバイザーが1対1で面談を行い、あなたに合った長期インターンの企業先を紹介してくれます。さらに、書類選考や面接に確実に受かることができるように選考対策まで無料で行ってくれます。就活対策も充実しているので、就活が本格化している3年生はもちろん、今のうちにガクチカを作っておきたい1,2年生も大歓迎です。
長期インターンに関するよくある質問
長期インターンの期間はどのくらい？
長期インターンの最低期間は3か月以上と言われています。企業によって求められる期間は異なりますが、勤務期間が増えれば増えるほど、経験できる仕事の幅も広がるでしょう。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてくださいね。
長期インターンの面接対策はどうすればいい？
具体的に取るべき対策は次の４つです。
- 自己分析をする
- 企業・業界研究をする
- 職種に対する理解を深める
- ココシロのキャリアアドバイザーと一緒に対策する
詳しい対策の仕方について知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
ベンチャーで長期インターンをするメリットは？
ベンチャー企業で長期インターンをするメリットとして、「仕事の責任が大きいからこそ社会に出てから即戦力になれる」「実践的なビジネススキルが身につく」「成果にコミットする力が身につく」などがあげられます。
ただ、ベンチャーでのインターンを不安に思っている人もいるでしょう。こちらの記事では、ベンチャーでのインターンの「きつい」ことについて記事にしているので興味のある方は読んでみてください。
まとめ
今回の記事を要約すると次のようになります。
- 長期インターンには就活なガクチカになるなどメリットがいっぱい
- 逆にデメリットになりうる可能性もあるから、解決策を知っておくことが重要
- 長期インターンのメリットは「目的を持って取り組む」「周りの人を積極的に頼る」「自分に合った企業を選ぶ」3つの方法で最大限高められる
- ココシロインターンを使うと、納得して長期インターン選びができ選考通過率も上がる！
この記事では、長期インターンに参加するメリットやメリットを最大限高める方法について、インターン生としてキャリアアドバイザーをしている筆者が、就活目線とインターン生目線の両方から解説してきました。
結論、長期インターンは1年生でも3年生でもみんな経験しておくべきです。社会のことや仕事のことが理解でき自分の働くイメージを持つことができますし、圧倒的なガクチカになります。
とはいえ、長期インターンに一歩踏み出すのに少し不安に感じる方もいらっしゃると思います。そんな方は、ココシロインターンのキャリアアドバイザーに相談だけでもしてみると背中を押してくれるでしょう。また、今回の記事を読んで「長期インターンやりたい！」と思ってくれたあなたもココシロインターンの面接対策で確実に選考に通っていきましょう！
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる！
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる！
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい！
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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