長期インターンは本当に就活に有利なのか?徹底解明!

「長期インターンは就活に有利!」このような言葉を聞いた学生は多くいると思います。

実際、インターンしなくても希望の会社に就職している先輩がいたり、遊べるのは今だけなんだから遊んだ方がいいよと言ってくれる大人の方がいたりして長期インターンをやらなくてもいいのでは?となっている学生もいるのではないでしょうか。

これから何十年も働くとなると就活で自分の納得できる会社に内定をもらいたいですし、少しでも就活に有利になることはやっていて損ないと思います。

そこで今回は、長期インターンは就活にどう生きるのか、なぜ有利と言われているのか徹底解明します!

こんな人に読んで欲しい

  • 本当に長期インターンは就活に有利なのかわからない方
  • 長期インターンが就職活動においてどの程度評価されるのかが気になる方

キャリアアドバイザーに就活インターンの不安や疑問を相談してみましょう!

インターンはこれからのキャリア形成のために重要な役割を担っています。
学生時代に会社のリアルを経験することで、
社会、自分の心や実力を正しく知り、今後50年の正しい選択につなげることができます!

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長期インターンって一体なんなの?

長期インターンとは、1ヶ月以上の職業体験を含むインターンのことで、「学生が社員と同じように会社の実務に長期間携わりながら仕事を行い、働くイメージを掴んでおくための場」とされています。

インターンに参加することで自分が社会人として働いた時のキャリアをイメージしやすくなったり、目標の立て方や業務へのスタンスなど、アルバイトや短期インターンでは知ることのできないことを学生のうちから行うことができます。

そのため、自分が将来したいことを明確にしたい方やアルバイトでは培えないビジネススキルを身につけたい方は、ぜひ長期インターンに参加してみることをお勧めします!

25卒からインターンのルールが変わる?!

25卒からインターンのルールが変わり、「オープン・カンパニー」「キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターン」「高度専門型インターン」の4つタイプに分けられます。

詳細は以下の通りです。

  • オープン・カンパニー(業界・企業による説明会やイベント)
  • キャリア教育(大学などの授業・講義や企業による教育プログラム)  
  • 汎用的能力・専門活用型インターン(職場における実務体験)
  • 高度専門型インターン(特に高度な専門性を要求される実務を職場で体験)

インターンのルール変更に関しては以下のコラムに書いてあるので合わせて読んでみましょう!

長期インターンは就活に有利なのか?

長期インターンを始めようと考えている学生は、「本当に就活のためになるの?」などの疑問を持っている場合が多いです。

結論、長期インターンが就活に有利になるかどうかは自分の頑張り次第です。

長期インターンが就活に有利だと言われている理由は、長期インターンでの経験を「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」や「自己PR」にすることができるからです。しかし、ただ任された業務を行ったことをガクチカや自己PRにするのであればアルバイトの業務と違いがなくなってしまいます。

では、どうしたら長期インターンで就活を有利にできるのでしょうか。それは「長期インターンをどんな目的で行い、どんな行動を取れたのか」を言語化できるかどうかです。

長期インターンで就活を有利にするためには以下の5つのポイントを抑えましょう!

長期インターンで就活を有利にする5つのポイント

1. 目標の明確化

長期インターンを始める前に、自分の目的を明確にしましょう!

<例>

・特定のスキルの向上
・業界における専門知識の獲得
・〇〇件契約を取れるようになる!

これらの目的がしっかりと定まっていれば、長期インターンをより有意義に過ごすことができます。

2. 積極的な姿勢

長期インターンでは、与えられた業務だけでなく、自分から積極的に学びや経験を求める姿勢が重要です。新しいプロジェクトやチームへの参加志願、上司や先輩からのフィードバックの受け入れ、自己発信などが、単なる業務遂行以上の成果をもたらします。

3. 成果の可視化

長期インターン中に達成した成果や克服した課題、学んだことを具体的に言語化できるようにしましょう。
これは面接やエントリーシートで自己アピールする際に役立てることができます。

<例>

スタートアップ企業でサービスへの自然流入がなかった中、SEOのコラム事業を始めて月に5件以上の自然流入を獲得することに貢献した。

といった形で具体的な実績を挙げることが効果的です。

4. 振り返りと自己分析

長期インターン終了後には、その経験を振り返り、どのように成長したのかを自己分析しておくことが重要です。インターンを通じて、自分の強みや弱みを理解し、成長の証明となるエピソードを用意することができます!

5. 業界や企業への理解

長期インターンを通じて得た業界や企業に関する洞察をアピールポイントにしましょう。これにより、企業が求める人材像に合致していることをアピールできます。

まとめると、長期インターンを有利に活かすためには、ただ単に経験を積むだけでなく、その経験から得られた成果や学びをアピールできるスキルが求められます。しっかりとした振り返りと自己分析を通じて、自分の強みを的確に伝えられるよう心掛けましょう。

【長期インターン 就活】長期インターンのメリットとは?

では具体的に長期インターンに参加するメリットはなんでしょうか。有利になるとしてもなぜ有利になるか理解していないと長期インターンの経験を最大限に生かすことはできません。

ここでは短期インターンにはない、長期インターンのメリットを4つ紹介いたします!

1. 自分が働いたときのイメージが湧く

1つ目のメリットは長期インターンを通じて、デスクワークやプロジェクトの進行、会議への参加など、社会人としての一日の様子をリアルに体験することができることです。それに加え、職場の雰囲気や仕事の厳しさ、楽しさなどを直接感じることができます。

そのため、自分が社会人になり働いた時にどこで楽しさを感じるのか、モチベーションにつながることは何かを理解でき、就活の際の企業選びの参考にすることができます!

< 例 >

成果を求めて、仲間と競い合いながら仕事をすることが楽しい
➡︎ 同僚が多くいて、成果主義の会社だと自分のモチベーションを保ちながら仕事をすることができることがわかった

2. ガクチカや自己PRになる

2つ目のメリットは長期インターンで得た実践的な経験や成果は、将来のガクチカや自己PRにそのまま使うことができることです例えば、プロジェクトでのリーダーシップ、業務の効率向上、新しいアイディアの提案など、具体的な実績を細かい粒度で記載することで説得力が増します。

それだけでなく、長期インターン中に挑戦した課題や克服した困難、それに対する自分のアプローチは、自己分析の際に有益な情報とすることができます。自分がどのような状況でどのように行動したかを振り返ることで、自己理解を深められるでしょう。

3. 企業分析 / 業界分析ができる

3つ目のメリットは長期インターンを通じて企業や業界に深く関わることで、その企業や業界の文化、価値観、ビジョンなどを理解できることです

また、業界内でのトレンドや課題を観察し、分析することもでき、業界全体の動向を理解し、起業したい方は将来の展望やチャレンジのポイントを把握できます。

4. なりたい人物像を見つけることができる

4つ目のメリットは長期インターン中に接する上司やメンター、仕事仲間などから、理想的なリーダーシップや働き方のモデルを見つけられることです。これらは、将来のビジョンや価値観を見つけるのに役立てることができます。

それに加え、異なる価値観をもった人々との交流ができるため、自分の価値観や目指すべき方向についてより考える機会が増えます。長期インターン先の社長さんなど、理想的な人物像を見つけることで、自分のキャリア目標をより具体的に明確化できます。

これらのメリットは、長期インターンを通じて得られる実践的な経験とその経験を振り返ることで、将来の就業において有益なスキルや洞察を得ることができるものです。そのため、長期インターンに参加することをゴールにするのではなく、長期インターンを通して何ができるのかを常に考えることが大切になります。

【長期インターン 就活】長期インターンのデメリットとは?

長期インターンを行うことはメリットだけではありません。デメリットも存在します。

学業との両立が難しい

1つ目のデメリットは学業との両立が難しいことです。
長期インターンは通常、学期や学年をまたいで数ヶ月以上の期間がかかります。これにより、授業や試験、課題などとの両立が難しくなります。特に繁忙期やプロジェクトの締め切りと重なると、学業への影響が大きくなってしまう場合が多いです。

しかし、事前にこの時期はテスト期間なので業務の量を減らして欲しいなどの情報をあらかじめ上司に伝えておくことで対応してくれる場合がほとんどです。事前に報告し、長期インターンを有意義なものにしましょう!

長期インターンをしていなくても内定は出る

2つ目のデメリットは、長期インターンをしていなくても、他の経歴やスキルによって十分な評価を得られる場合があることです。
企業は就活の際に、「学業成績」や「インターン経験」など、多岐にわたる要素を評価します。そのため、必ずしも長期インターンが内定獲得の唯一の要素ではありません。

しかし、長期インターンの選考合格率は5%となっており、狭き門のため、企業にとっても長期インターンに参加した学生は貴重な存在ですし、興味を持たれることが多いです。そのため、自分のガクチカをうまく話せない学生にとってはとてもいいチャンスとなります。ぜひ一度参加してみましょう!

この記事まとめ

  • 長期インターンが有利になるかは自分次第!
  • 長期インターンで就活を有利にするポイント5選
    1. 長期インターンでも目標の明瞭化
    2. 長期インターンでの積極的な姿勢
    3. 長期インターンでの成果の可視化
    4. 長期インターンの振り返りと自己分析
    5. 業界や企業への理解を行う

現に長期インターンをせずに内定を獲得している学生も多くいます。しかし、長期インターンでの活動が企業選びの軸に繋がったり、自分でも頑張ったなと思える経験として企業の方にエピソードを話すことができたりと「長期インターンはやらなくてもいいけど、やった方が就活に有利」なことがいっぱいあります。ぜひ悩んでいる学生は一度キャリアアドバイザーに無料相談してみてください!

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