【完全マニュアル】これで長期インターンの面接対策は完璧!

大企業から内定をもらうために早くから備えておきたいという方の中には、長期インターンに参加しようと考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ長期インターンに参加したいと思った際に、最初にぶつかる壁が「面接」です。特にマイナーな長期インターンの面接対策は、短期インターンよりもネットに情報が乗っていないため、不安になる気持ちも理解できます。

そこで今回は、長期インターンサイトを運営している当社のノウハウをフルに活用した「長期インターンの面接対策完全マニュアル」を共有していきたいと思います。

このような人に読んでほしい

  • 長期インターンの選考対策をどのようにすれば良いか知りたいという方
  • 長期インターンの面接で、どのような質問がされるか知りたいという方
  • 長期インターンに申し込んだ企業や職種が自分に合っているか不安だという方

キャリアアドバイザーに就活インターンの不安や疑問を相談してみましょう!

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長期インターンの面接に対策は必要か

長期インターンは、大企業が開催している短期インターンよりも倍率が低い傾向にあります。この記事を読んでいる方の中にも、「長期インターンに面接対策は要らない」「長期インターンの面接は、短期インターンの面接対策でカバーできる」と考えている人はいるのではないでしょうか。

しかし、長期インターンに面接対策は必須です。短期インターンの面接において企業が最も見ているのは、その学生が短い期間でどれだけの成果をあげることができるのかというポテンシャルであるのに対し、長期インターンの面接において企業が最も見ているのは、その学生が実際に企業で長期間働けるだけのモチベーションや精神力をもっているか否かです。

そのため、その学生の能力が高かったとしても、先を見据えた目標がなかったり、企業のビジョンに共感できていなかったりすると、企業がその学生を選考で落とす可能性は十分考えられます。

また長期インターンでは、学生に報酬を渡して、業務を委託します。そのため、企業は一時的ではなく、長いスパンでその学生が企業に利益を生み出し続けられる存在であるかについてもチェックしています。

このような学生のモチベーションや長期間で会社に貢献できるかを問う質問には、深い自己分析が必要です。長期インターンの面接対策を行っていない場合、このような質問に対応することができず、希望の企業の面接で落とされてしまう可能性が高いです。

深い自己分析の重要性を指摘する画像

長期インターンの面接ではどんな対策をすればいいの?

では、長期インターンの面接では一体どんな対策をすれば良いのでしょうか。具体的に取るべき対策は次の4つです。特に最後の対策法は最も効果的なので、ぜひ試してみてください。

  • 自己分析をする
  • 企業・業界研究をする
  • 職種に対する理解を深める
  • ココシロのキャリアアドバイザーと一緒に対策する

自己分析をする

まず始めにすべきことは、自己分析をして、自分についてよく知っておくことです。

企業は、長期インターンの経験を本気で成長に繋げたいという学生を採用したいと思っています。そのため面接では、その学生が自分自身のこれから伸ばしていきたい強みや改善したい弱み、挑戦したいことを理解しているのかについての質問を投げかけてきます。

その際自己分析がきちんと行えていないと、企業の質問に戸惑ってしまうことになりかねません。「自分のことは自分が一番よく知っている」と驕らずに、自分を客観的に分析してみましょう。

自己分析の方法
  • 自分史:自分のこれまでの人生を振り返り、印象に残ったことや悔しかったことを年表にまとめるという方法。
  • マインドマップ:「自分」を中心的なテーマに据え、そこから自分の強みや弱み、好きなことなどを放射状に繋げていく方法。
  • ジョハリの窓:自分の特性を「開放の窓」「盲点の窓」「秘密の窓」「未知の窓」の4つに分類し、自分に対する気づきを促す方法。
  • ライフラインチャート:自分のこれまでの人生を振り返り、印象に残った出来事やその時の幸福度を図に表す方法。

企業・業界研究をする

企業・業界分析を行い、企業理念やサービス、業界の動向について押さえておくことも大切です。

企業や業界についての知識を深めておくことで、多くの企業がある中でなぜその企業を選んだのかについて自信をもって回答することができるようになります。逆にその企業でなければいけない理由を話すことができないと、辛くなったら他の企業に行ってしまうのではないかと志望度を疑われてしまうことも考えられます。

また企業・業界研究で重要なのは、「マクロ的な視点」と「ミクロ的な視点」の両方を意識することです。広く浅く業界について知っているだけでは、その企業の特徴を把握することはできません。同様に、深く狭く企業のサービスについて知っているだけでも、競合他社について知らなければ、他社と分析している企業を比較することはできません。

両方の視点をもって、企業・業界分析を進めることで、他社と比較して、どのような点でその企業が差別化できているのかについて知ることができます。

企業・業界分析の方法
  • 企業のホームページを参照する
  • 業界全体に関する書籍を読む
  • 新聞で業界全体の動向を確認する
  • 企業の説明会に参加する

職種に対する理解を深める

職種に対する理解を深め、自分の適性や成長したいポイントを踏まえて、その職種を志望した理由を伝えられるようになることも重要です。

企業は長期間頑張り続けられる学生を長期インターンに参加させたいと思っています。なぜなら、学生がミスマッチと判断して、企業を辞めたり、部署変更を希望したりすると、それまで学生の研修にかけてきたコストが無駄になってしまうからです。

そのため、その職種を志望する理由が曖昧な場合、企業はその学生が求めているスキルとミスマッチになる可能性を考え、採用を見送る可能性があります。

職種に対する理解を深める方法
  • 希望する職業についてインターネットで調べる
  • 希望する職業に関する書籍を読む
  • 企業の説明会に参加する

ココシロのキャリアアドバイザーと一緒に対策する

長期インターンの面接対策をしたいという方に、最もおすすめなのが「ココシロインターンのキャリアアドバイザーと一緒に面接対策をする」という方法です。

ココシロインターンでは、長期インターンを考えている学生様に対して、当社のキャリアアドバイザーが無料で採用までをサポートするというサービスを行っています。

キャリアアドバイザーは、多くの企業を分析し、企業ごとの面接対策に精通しているプロフェッショナルです。一緒に自己分析やプレ面接を行うことで、企業の様々な質問にも対応できるようになるでしょう。

また、この記事を読んでいる方の中には、就活に役立つと聞いて、他社で長期インターンに申し込んだものの、その企業で本当に自分が成長できるのか、その職種が自分の適性なのかわからないという方も多いのではないかと思います。

キャリアアドバイザーはそんな方にも全力でサポート致します。キャリアアドバイザーとの自己分析を通して、自分の適性や働きたい企業が明確になったら、新しいインターン先に応募してみるのも一つの手でしょう

長期インターンに関して、お悩みやご不安を抱えているという方は、ぜひ一度キャリアアドバイザーとの面談を申し込んでみてください!

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【実践編】長期インターンの面接で聞かれる質問10選と回答フォーマット

それでは、実践編です。

長期インターンの面接ではどのような質問が聞かれることが多いのでしょうか。この章では、長期インターンの面接で最もよく聞かれる質問10選とそれぞれの質問に対する回答フォーマットをお教えしていきます。

①自己紹介

  • 1分間の自己紹介をお願いします。

面接官は、面接のはじめに学生のことを知ろうと自己紹介を求めてくることが多いです。また、短い時間でどれだけ簡潔に自分のことを伝えられるかを見るために、制限時間を設けることもあります。

自己紹介を求められた場合は、「大学、学部、学科」と「名前」をはじめに必ず言うようにしましょう。

その後、これから面接官に詳しく聞いてほしい自分の情報を伝えると、あとでスムーズに自分のことをアピールすることができます。

回答フォーマット
  1. 「はじめまして。」
  2. 「大学、学部、学科」と「名前」
  3. この後面接官に詳しく聞いてほしい情報(大学での勉強、サークル、職歴、性格、趣味、長所など)
  4. 「よろしくお願いします。」

〈回答例〉(サークル活動について聞いてほしい場合)

はじめまして。〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました〇〇と申します。大学では、ジャーナリズムについて勉強しております。サークルは、ダンスサークルに所属しており、幹事長の役割を任されております。幹事長として、普段の練習の指揮をとったり、公演のプログラム内容を考えたりしています。趣味は、ダンスとピアノを弾くことです。よろしくお願いします。

②志望動機

  • 志望動機を教えてください。
  • 多くの企業の中からなぜ弊社を選んだのか教えてください。

企業は志望動機を通して、その学生は何を目的としてその企業で働きたいのか、その企業であることの必要性について知りたいと考えています。

この志望動機で話すべきことは2つあります。

まず、一つ目は「あなたがその企業に貢献したい理由」です。

面接官はインターンの学生が自信をもって、自社サービスを売り出すために働いてくれることを期待しています。企業のサービスがどのように同業他社のサービスとは違い、そのサービスを普及させるために働きたいのか話すことで、その学生の熱意を感じるとともに、その学生が自社でインターンをしたい理由を明確に理解することができます。

二つ目は「あなたがその企業でしか成長できない理由」です。

企業は面接を通して、その学生がすぐに辞めてしまわないか、内定を辞退しないかについても知りたいと考えています。そのため志望動機の中で、あなたがその企業でしか得られない利益を説明することによって、企業は採用した学生が他の企業に行ってしまうのではないかという不安を払拭することができます。

回答フォーマット
  1. 志望理由が2つあることを言う(ナンバリング)
  2. 「あなたがその企業に貢献したい理由」を簡潔に話す
  3. その企業のサービスがどう他社と違うのか、どのように社会に影響を与えるのかを踏まえて、自分がそのサービスを広めていきたい理由を具体的に説明する
  4. 「あなたがその企業でしか成長できない理由」を簡潔に話す
  5. その企業の社風や環境でならあなたが成長できる理由を具体的に説明する

〈回答例〉
私が御社に志望する理由は2つあります。

まず一つ目は、御社のインターン求人サイトでは競合他社とは異なり、「学生をひとりにしないサポート」を行っており、そのサービス内容の有用性に共感したからです。

競合他社のインターン求人サイトでは、長期インターンを探す学生を野放しにしてしまうために、学生がミスマッチな企業を選択してしまうことが多くあります。しかし、御社の「ココシロインターン」では、キャリアアドバイザーが自己分析から学生をサポートするため、学生がしっかりと成長できる企業を選ぶことができる良いサービスだと考えました。

二つ目は、成果に応じて、インターン生にも大きな裁量権を与えるという御社の環境であれば、自分自身成長できると考えたからです。

御社では学生インターンにも大きな裁量権を与え、成果の出たインターンには他のインターン生の管理などもさせています。社会に入る前に、管理職の経験ができれば、マネジメントスキルが身につき、これからのキャリアに活かせると考えました。

③参加理由

  • なぜ長期インターンに参加しようと思ったのですか。
  • 長期インターンへの参加理由を教えてください。

企業は参加理由を聞くことで、その学生にどんな目標があるか、長い期間働き続けられるだけのモチベーションがあるかを知りたいと考えています。

参加理由は、よく志望動機と混同されがちです。しかし、参加理由で話さなければいけないのは、その企業で働くことで得られるものではなく、「その企業で何かを得た先に何をしたいのか」ということです。

インターン参加後の目標を具体的に話すことができると、説得力が増します。身近な目標であれば、就活でも構いません。

回答フォーマット
  1. インターンの経験を活かして何をしたいのかを簡潔に話す
  2. インターンの経験が具体的にどのように自分のしたいことにつながるのかを話す

〈回答例〉

私が営業のインターンに参加したいと考えた理由は、成約数〇〇件などの具体的な成果をあげることで、就活に自信をもって臨みたいと考えたからです。

私は4年間同じアルバイトを続け、バイトリーダーになったという経験があります。しかし正直、大学生でバイトリーダーやサークルの幹事長をして、リーダーシップをとったという経験をしているという人は多く、企業の印象に残りにくいと考えました。

そのため、今回営業のインターンを通して、実際に定量的な成果をあげることで、周りの就活生との差別化を測ることができると考えました。

④キャリアビジョン

  • 就活後のキャリアビジョンを教えてください。
  • 将来はどのようにキャリアを形成していきたいと思っていますか。

企業はキャリアビジョンを聞くことで、その学生が自分で人生の舵を取ろうとする主体的な人物かどうかを判断しています。

もちろん、身近な目標として就活を設定していることは悪いことではありません。しかし、就活がゴールになってしまっていると、インターン先の企業でも与えられた仕事をこなすだけの受け身な人間だと思われてしまう可能性があります。

キャリアビジョンを説明する時は、現時点での最終ゴールをはじめに話した後に、逆算的にこれからのキャリアプランを話していくとわかりやすいです。

回答フォーマット
  1. 現時点での最終目標を簡潔に話す
  2. 最終目標を達成するために、どのようにキャリアを構築していきたいかを具体的に説明する

〈回答例〉

私の現時点での最終目標は、海外でキャリアを積むことです。そのために、私はインターンの経験を活かして、志望する企業に合格した後、5年ほどキャリアを積み、アメリカでMBAを取りたいと考えています。MBA取得後は、英語力とそれまでの経験を活かして、アメリカの企業に就職し、目標である海外勤務を果たしたいと考えています。

⑤学生時代に力を入れたこと

  • 学生時代に頑張ったことについて教えてください。
  • 学生時代に力を入れたことについて教えてください。

学生時代に力を入れたこと(通称:ガクチカ)を通して、企業は学生のそれまでの頑張った経験から、インターン参加後も同じように頑張れる人間なのかを見極めたいと考えています。企業がガクチカを聞くときに重視しているポイントは2つあります。

まず一つ目は、そのガクチカに「再現性」があるかです。

ガクチカの再現性とは、その学生が学生時代に頑張ったのと同じルートを辿って、企業に入った後でも成果を残せるのかということです。ガクチカの再現性を示すためには、そのガクチカに目標設定があり、それに対して段階的に努力を積み重ねたというプロセスが含まれていることが重要です。

二つ目は、そのガクチカが「意外な経験」であるかです。

長期インターン先の企業の方は、面接で多くのガクチカを聞いています。ここで、大学生なら誰もがしたことがあるような経験を話したところで、面接官の印象には残りません。しかし、「意外である」というのは何もカンボジアで学校を設立したというような拍子抜けする経験である必要はありません。達成した内容が平凡であっても、それまでのルートが非凡であれば、十分にオリジナリティのあるガクチカになります。

回答フォーマット
  1. 学生時代に力を入れたことを簡潔に話す
  2. 達成した出来事に対して、どんな目標設定、努力のプロセスがなされたのかを具体的に説明する

〈回答例〉
私が学生時代に力を入れたことは、TOEICの勉強です。

私は大学入学時、英語の偏差値が45ととても低く、最初に受けたTOEICのスコアは500点でした。私にはどうしても大学在学中に留学をしたいという目標があったのですが、学内選考は厳しく、留学にいくためには800点が必要でした。

私はそれからTOEIC800点を達成するために、毎日100個の英単語と3つの長文読解をするだけでなく、オンライン英会話を通じて毎日英語を話す機会を作りました。その結果、一年間でスコアを300点以上も伸ばし、目標を達成することができました。

⑥長期インターンで挑戦してみたいこと

  • 長期インターンを通して挑戦してみたいことはありますか?
  • 長期インターンで何かやってみたいことはありますか?

長期インターンで挑戦してみたいことを通して、企業はその学生が自分のコンフォートゾーンから抜け出し、新しいことに挑戦する主体的な人物かどうかを判断しています。

そのため、この項目では以前の環境ではできなかったこと」と「これから自分が長期インターンを通して挑戦してみたいこと」を対比して説明すると分かりやすいです。

回答フォーマット
  1. 自分が長期インターンを通して挑戦してみたいことを簡潔に話す
  2. 以前の経験やその環境ではできなかったことを具体的に説明する
  3. 長期インターンではなぜ挑戦してみたいことが経験できるのかを説明する

〈回答例〉

私は応募させていただいた営業のインターンを通して、元々サービスに興味がなかった方に商品を売り込むことに挑戦してみたいです。

私は以前、レストランでホールのバイトをしていたのですが、その際に接客をしていてとても楽しかったという経験があります。しかし、レストランに来てくださるお客様は皆さん、はじめからレストランのサービスを受けようと来店しており、私がそのサービスを買いたいと思わせたわけではありません。

しかし、営業のインターンでは、元々御社のサービスを知らなかった方に対してセールスを行う機会が多くあると思います。その時に自分で一からサービス内容を説明し、自分の力でお客様にサービスを買いたいと思わせるようなセールススキルを身につけていきたいです。

⑦強み・長所

  • あなたの強みを教えてください。
  • あなたの長所を教えてください。

企業は面接で強みや長所について聞くことで、その学生が他者と比較して、自身の秀でている点や会社に貢献できる点を分析できているか否かを判断しています。

強み・長所について語るときに最も重要なのは、「その能力がどう企業の利益に貢献できるのか」です。自分の強みと企業の求めているものとのつながりを意識しましょう。他にも大事にしたいのが「客観性」です。強み・長所について話す時は、その理由やスキルを獲得したプロセスを具体的なエピソードと一緒に説明するようにしましょう。

また注意すべきなのが、「強み」と「長所」の違いです。この二つの大きな違いは、その特徴が企業に対して直接的なメリットになるか否かです。

  • 強み:企業の直接的なメリットになる特徴
    (例)プログラミング経験、セールススキル、マネジメント能力、問題解決能力
  • 長所:企業の直接的なメリットにならない特徴
  • (例)協調性、継続力、タイムマネジメント能力、コミュニケーション能力

この二つを混同してしまうと、面接官に「質問した内容に回答できていない」と思われてしまう可能性もあるため、気をつけましょう。

回答フォーマット(強みの場合)
  1. 自分の強みについて簡潔に説明する
  2. その能力をどう獲得したかを具体的に説明する
  3. その能力がどう企業の利益につながるのかを具体的に説明する

〈回答例〉

私の強みは、SEOライティングの経験です。私は以前、外注でとある会社様からSEO記事のライティングを依頼されており、半年間経験を積んできました。御社のマーケティング部署では、コラム作成者を募集しているため、私の経験が活かせるのではないかと思います。

回答フォーマット(長所の場合)
  1. 自分の長所について簡潔に説明する
  2. それが自分の長所だと感じる根拠を具体的なエピソードを元に説明する
  3. その能力がどう企業の利益につながるのかを具体的に説明する

〈回答例〉

私の長所は、目標のために毎日コツコツの努力することができる継続力です。私は英語を話せるようになるために、2年間毎朝30分オンライン英会話を続けてまいりました。初めは分からないことも多いかもしれませんが、御社でもこの継続力を活かして、成果をあげていきます。

⑧弱み・短所

  • あなたの弱みを教えてください。
  • あなたの短所を教えてください。

企業は弱み・短所について聞くことで、その学生が自分の改善点を分析できているか、その改善点に対してどのような対策を取ってきたかについて知りたいと考えています。

弱み・短所でおすすめの内容は、「弱点が強み・長所と表裏一体になっている点」です。自分の弱点を改善し、それを強みにつなげたというエピソードを話すことができると面接官の印象に残る回答になります。具体例としては次のようなものが挙げられます。

弱み・短所

  • マルチタスクができない
  • リーダーシップが取れない
  • 一つのことに執着してしまう

強み・長所

  • 集中力がある
  • アシスト役として活躍できる
  • 信念を貫くことができる

また注意すべき点は、弱み・短所を語る際に、企業の直接的なデメリットになることは言ってはいけないということです。

「怒りっぽい」など企業の業務に直接的な影響が出そうなことを言ってしまうと、企業側があなたを採用することに不安感を感じてしまう可能性があります。

回答フォーマット
  1. 自分の弱み・短所について簡潔に答える
  2. なぜそう思うのかを具体的なエピソードとともに説明する
  3. どのように改善したかについて具体的に説明する

〈回答例〉

私の弱みは、マルチタスクができないということです。私は以前、サークルで多くの仕事を任された際に、一つのことに集中しすぎて、他のタスクを終わらせられなかったという失敗経験があります。

しかしその失敗後、私はTO DO リストを毎日作るようにし、決められたタスクに対して、時間を決めて取り組むように努めました。その結果、多くのタスクを与えられた際にも、自分の集中力を活かしながら、全てのタスクをこなすことができるようになりました。

⑨自己PR

  • 1分間で自己PRをしてください。

企業は自己PRを通して、その学生が自分の強み・長所について理解しているか、短い時間でどれだけ自分を売り込むことができるのかを知りたいと思っています。

自己PRにおいて、学生は自分の有用性やその企業で働きたいという熱意をアピールしなければなりません。

ただ、自分の基本情報や経歴を並べているだけでは、自己紹介と変わらなくなってしまいます。また、熱意が伝わるように、自信をもって話すことも忘れないようにしましょう。

回答フォーマット
  1. 自分の強みがなぜその企業の利益につながるのかを説明する
  2. 自分がその企業で働きたいという熱意を話す

〈回答例〉
私の強みは、サークルの幹事長やバイトリーダーの経験から得た主体性とリーダーシップです。御社の長期インターンに参加させていただいた際には、主体的に試行錯誤を繰り返し、成果をあげます。また成果をあげた後には、学生インターンのリーダーとなり、さらなる成果に繋げられるようにマネジメントを行っていきます。

私は御社の「長期インターンを普及させることで、即戦力の人材を市場に流入させていきたい」というビジョンに共感し、御社のサービスを広めていきたいと考えています。ご採用いただけましたら、精一杯頑張ります。

⑩逆質問

  • 最後に何か質問はありますか。

企業は逆質問を通して、その学生がどれだけ自社に興味があるのか、自社に入った後のイメージができているかについて知りたいと考えています。

そのため、逆質問には必ず答えましょう。長期インターンの面接で逆質問をされた際におすすめの内容が、「ホームページには書いていなかった企業の情報」です。

どのように企画が作られているのかなど、企業のホームページからは知ることができない情報を聞き出そうという姿勢を見せることで、その企業に対する興味や事前分析をしてきたことをアピールすることができます。

回答フォーマット
  1. 逆質問をする
  2. なぜそれに興味を持ったのかについて説明する

〈回答例〉
御社では、どのように企画を作っているのでしょうか?

〇〇のような成功する企画はどのように作られているのか興味を持ちました。

長期インターンの面接で聞かれる質問チェックリストの画像

長期インターンの面接に合格する人の3つの共通点

では、長期インターンの面接に合格する人の話し方にはどのような特徴があるのでしょうか。実は、長期インターンの面接で合格する人には次の3つの共通点があるのです。

  • 具体的なエピソードを話している
  • PREP法を使って説明している
  • 自信を持ってハキハキと話している

具体的なエピソードを話している

まず、長期インターンで合格する人は、具体的なエピソードを必ず話しています。

具体的なエピソードを話すことで、実体験から説得力が増すだけでなく、その学生がどのように考えて、その回答を言っているのかを面接官にわかりやすく説明することができます。

PREP法を使って説明している

長期インターンで合格する人は、自分の意見を話す時の順番にも気をつかっています。

その順番がPREP法です。PREP法とは、「結論・理由・具体例・結論」の順番で物事を説明する方法のことを指します。

結論を先に話すことで、何について話しているのかを聞き手側に明確にすることができ、説得力が増します。また、この順番に当てはめて話せば良いだけなので、すばやくわかりやすい説明をすることができます。

自信をもってハキハキと話している

自信をもってハキハキと話せているかは、意外と面接官が一番見ているポイントです。

どんなに論理的に質問に回答できていたとしても、その学生が自信なさそうに話していれば、面接官はその回答が本心から来ているのか疑ってしまいます。

また、自信をもって話していると、面接官はその企業に入りたいという熱意や主体性を感じることができます。

長期インターンの面接でハキハキ話す少女の画像

長期インターンの面接で注意すべき4つのポイント

今まで長期インターンの面接対策法や質問例、合格する人の共通点などについてお話ししてきました。

しかし、長期インターンの面接に参加する時には、どんなことに注意する必要があるのでしょうか。注意すべきポイントは次の4つです。

  • 10分前行動を心がける
  • 服装に気をつける
  • 提出物をチェックする
  • 面接後のお礼メールも忘れずに

10分前行動を心がける

長期インターンの面接では、必ず10分前行動を意識するようにしましょう。

企業の方は、忙しい中あなたとの面接のために時間を割いてくださっています。遅刻すると失礼に当たってしまうので、余裕をもって行動するようにしましょう。

ただ、到着が早すぎるのも問題です。面接の30分前などに会場に行ってしまうと、まだ企業の方の準備ができていない場合があり、焦らせてしまう場合があるからです。

服装に気をつける

第一印象は、見た目が55%を決定づけると言われています。服装が事前に指定されていることが多いので、インターンにふさわしい身だしなみを確認しておきましょう。

スーツを指定された場合は、インターンではリクルートスーツを着用するのが一般的です。スーツには身だしなみに様々なルールがあるため、次の記事を読んで気をつけるようにしましょう(『【完全版】​​インターンではどんなスーツを着れば良いのばいいの?』)。

また私服を指定された場合でも、暗黙のルールとして「オフィスカジュアル」な私服を着ていく必要があります。許容範囲だろうと思っていたことが案外間違っている可能性があるため、こちらも次の記事を読んで服装を参考にしてみることをおすすめします(『インターンで着ていくべき私服とは?季節別おすすめコーデも紹介!』)。

さらに、服装に気を取られすぎて忘れがちなのが、インターン面接時の髪型です。業界によっても許容範囲が変わってくるため、髪型も正解を確認しておきましょう。

提出物をチェックする

インターンの面接で必要な提出物のチェックも怠らないようにしましょう。

長期インターンの面接では持ち物なしという企業が多いですが、時々履歴書や証明写真、ハンコなどを持ってきて欲しいという企業も存在します。

提出物を持ってきていないと、採用がスムーズに行えなかったり、「だらしない」と思われてしまったりします。メールで送られてくる面接の詳細で、事前に提出物の有無を確認しておきましょう。

面接後のお礼メールも忘れずに

面接後にもきちんとお礼メールを送ることで、他の学生との差別化を測ることができます。

お礼メールを送る際には、含めるべき内容がいくつか存在します。次の記事を読んでインターンの面接時のお礼メールの書き方を学んでおきましょう(『【完全版・例文付き】インターン後にお礼メールを送る理由は?』

企業の方も忙しいため、お礼メールに返信が来ることは少ないです。ただ、目を通してくださっていることは多いため、誤字脱字などには注意しましょう。

長期インターンのスケジュールや持ち物を確認する少女の画像

長期インターンの面接をオンラインでする場合は?

今までは、基本的にオフラインでの長期インターンの面接対策についてお話ししてきました。では、長期インターンの面接をオンラインで行う場合は、別に気をつけるべき点はあるのでしょうか。

結論として、オンラインの面接でもオフラインとは変わらないというのが回答です。

特に服装には注意するようにしましょう。オンラインでは、オフラインよりもボトムスの身だしなみに関して気が緩みがちです。しかし、少し動いた時に、ボトムスが映り込んでしまう可能性は大きいので、オフラインと同様に注意しましょう。

また、オンラインの場合、接続が悪くなかなかミーティングルームに入室できない可能性がありますので、最低5分前にはリンクに入っておくことをおすすめします。

オンラインインターンの画像

FAQ

Q.長期インターンの面接の平均回数は?

長期インターンの面接は、平均1〜2回行われることが多いです。2回行われる場合は、1回目はオンライン、2回目はオフラインという流れが一般的です。

Q. 長期インターンの面接の平均所要時間は?

長期インターンの面接は、平均30分〜1時間の間で行われることが多いです。面接では、あなたが質問されるだけでなく、担当者の方が企業の説明をしてくれることもあります。

Q. 長期インターンの面接は辞退しても大丈夫?

長期インターンの面接は辞退しても大丈夫です。ただ、企業の方はあなたとの面接のために忙しい中で時間を割いてくださっています。最低限、辞退のメールは送るようにしましょう。

まとめ

今回の記事では「ココシロインターン」のノウハウをフル活用した、長期インターンの面接対策完全マニュアルを共有してきました。全て詰め込んだので、少し記事が長くなってしまってすみません。

もちろん、この記事に沿って長期インターンの面接対策をすれば、必ず合格することができます。

しかし、「もっと手っ取り早く面接対策したい」「実際にやってみないと身につかない」と思っている読者の方により効率的な方法をお教えします。

それが「ココシロインターンのキャリアアドバイザーと一緒に長期インターンの面接対策をする」という方法です。

ココシロインターンでは、キャリアアドバイザーが長期インターンの採用までを無料で完全サポートいたします。キャリアアドバイザーに面接対策をしてもらうことで、手っ取り早く志望企業の採用を手に入れることができます。

またもしかしたら、キャリアアドバイザーと自己分析を深めていく中で、一人では見つけられなかったあなたの適性、企業を見つけることができるかもしれません。その際は、新しい企業に申し込んでみるのもおすすめです。

無料なら面談しない方が損です。ぜひ一度「ココシロ」のキャリアアドバイザーに長期インターンに関するお悩み、ご不安を打ち明けてみてください。

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