最近、「学生のうちから社会を経験できる」「ガクチカになる」と話題の長期インターン。
ですが、この記事を読んでいる方のなかには、長期インターンで給料はもらえるのか、もらえるならどのくらいもらえるのか気になっている人は多いのではないでしょうか?
今回の記事では、そんなみなさんの疑問に答えるべく、現在早稲田大学に通いながら、現役で長期インターンにも参加している筆者が、長期インターンでもらえる平均的な給料だけでなく、他のインターン生がどのくらいの給料をもらっているのかについてもご紹介していきます!
こんな人に読んでほしい
- 長期インターンで給料がもらえるのか知りたい
- 長期インターンで給料がもらえない時はどんなときか知りたい
- 他のインターン生が実際どのくらいの給料をもらっているか知りたい
- 現役インターン生による長期インターンの給料に関する質問回答を読みたい
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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長期インターンで給料がもらえるってほんと?
実際に企業に入社し、1ヶ月以上業務を行う長期インターン。では、長期インターンに参加すると給料がもらえるという話は本当なのでしょうか?
結論、本当です。この理由は長期インターンにおいて、インターン生は「生産的な業務」を任されるからです。
生産的な仕事とは、企業の利益に直接的に関わる仕事のことを指します。具体的には社員同様の業務や社員の補佐的な業務などのことです。このような仕事を行うと、インターン生でも労働者とみなされるため、企業は給料を支払わなければいけないのです。
それに対して、学生のほとんどが行う短期インターンでは給料が発生しないことが多いです。これは短期インターンにおいて、インターン生は企業が用意した就業体験プログラムを行うことが多く、長期インターンのような生産的な業務を任されることが少ないからだと言えるでしょう。
長期インターンの給与体系は主に4種類
長期インターンの給与体系には、主に次の4つの種類があります。
- 時給:業務を行った時間に対して対価が支払われる
- 成果報酬:業務によって得られた成果に対して、対価が支払われる
- 日給:フルタイムを前提として、業務を行った日数に対して対価が支払われる
- 固定給:一定の時間業務をすることを前提にひと月に固定の給料が支払われる
この4つの給与体系のなかで最もポピュラーなのが、「時給」です。時給だとフルタイムで業務を行う必要がない場合が多く、細かくスケジュール調整ができるため、おすすめです。
また、次に多いのが「成果報酬」型の給与体系で、主に営業の長期インターンなどでよく見られます。成果報酬の場合、成果が出なかった場合給与が下がってしまうリスクはありますが、成果が出れば青天井で給料を上げていくことができるというメリットもあります。
僕が知っているインターン生のなかには、80万円以上を稼いでいた学生もいたため、挑戦的な環境で実力を伸ばしたいという学生にはおすすめです。
長期インターンでもらえる平均的な給料は?
長期インターンの給料は、業務内容や給与体系に大きく左右されるため、平均的な給料を割り出すのは難しいです。
ただ、最もポピュラーな時給で一ヶ月の給料をシュミレーションしてみることは可能です。実際に東京で最低賃金スタートで週15時間働く場合を考えてみると、
1113円✖️15時間✖️4週間=66,780円
となり、約7万円程度稼ぐことができると言えます。普通のバイトよりも少し多めの金額ですね。
長期インターンで給料が出ないこともあるの?
いままで長期インターンでは、基本的に給料が発生するという話をしてきました。では、逆に長期インターンで給料が発生しない場合はあるのでしょうか?
無給の長期インターンは基本的に違法
結論、無給の長期インターンは基本的に違法です。
長期インターンでは、先述したようにほとんどの場合、企業の利益に関わる「生産的な仕事」を任されることが多いです。このような仕事をしている場合、インターン生であっても労働者とみなされるため、労働基準法に順守し、給料が支払われなければいけません。
また、たとえ有給であっても最低賃金以下で働かされている場合は、違法です。残業代が出なかったり、ノルマを課されている場合などはすべて違法であるため、有給だからと安心せずにインターン先の給与体系を疑ってみるようにしましょう。
条件付きで無給インターンを主催している企業もある
しかしなかには、長期インターンであっても条件つきで無給インターンを開催している企業もあります。よくあるのは、次の2つのパターンです。
- インターンプログラムが組まれている長期インターンの場合
- 会社の実務をさせるが、学生の同意を得てインターンをさせている場合
結論からいうと1の場合なら問題ありませんが、2の場合には問題があります。
1では企業の実務がインターン生に任されていません。インターンのプログラムを企業が独自に用意している場合、それは企業の利益と直接的には結びつかないため、インターン生は労働者とはみなされないのです。
それに対して、2の場合は企業の実務が任されているのに対し、同意を得ているという理由でインターン生に給料が支払われていません。同意をとっていたとしても、基本的に労働基準法が優先されるため、労働基準監督署に申し入れれば、企業から給与を受けとることができるでしょう。
僕も無給インターンに引っかかったことがあります。はっきり言いますが、無給のインターンはいわゆる「やりがい搾取」です。求人には直接書いていないことが多く、面接時に宣告される場合が多いため、きっぱりと断る勇気が必要です。
無給の長期インターンにひっかからないためには
無給の長期インターンにひっかからないためには、安全な長期インターン求人サイトを利用することが重要です。そこでおすすめしたいのが、「ココシロインターン」。
ココシロインターンなら、それぞれのインターン先企業に精通したキャリアアドバイザーさんたちがインターン先企業を紹介してくれるため、危険な無給インターンに参加させられることはありません。
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
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しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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【匿名公開】長期インターンの給料、みんなどのくらいもらってるの?
いままで長期インターンの給料に関して、給与体系や平均的な給料などについて解説してきましたが、実際に現役のインターン生はどのくらい稼げているのか知りたいという人も多いのではないでしょうか?
ここからは、個人名・企業名完全匿名で、現役インターン生の給料事情を丸裸にしていきますよ!
Aさん(営業職)
長期インターンで営業職をしているBさんの給料は、9万円。給料の内訳は、成果報酬2000で成約数45件となっているとのことです。テレアポは、頑張れば頑張るだけ青天井で給料が上がっていくため、成長意欲がある人ならかなり稼ぐことができますね。
Bさん(ライター職)
長期インターンでライターをしているAさんの給料は、8万円。給料の内訳は、固定給5万円+成果報酬3万円となっているということです。Bさんはライターとして記事を納品しているかたわら、新人の研修や採用、マネジメントなどを行っているため、固定給が相場よりかなり高くなっていますね。
Cさん(マーケティング職)
長期インターンでマーケティング職をしているCさんの給料は、10万4000円。給料の内訳は、時給1300円で月80時間の勤務とのことです。時給は労働時間を長くとることができれば、リスク低くかなりの額を稼ぐことができます。また、長期インターンには特段シフトなどもないため、たくさんお金を稼ぎたい人にはおすすめですね。
長期インターンの給料に関するよくある質問【現役インターン生が回答】
ここからは、現役で長期インターンをしている筆者が、みなさんの長期インターンの給料に関する質問にお答えしていきます!
- 長期インターンとアルバイトの違いってなに?
- 長期インターンとアルバイトの大きな違いは、スキルが得られるか否かです。
アルバイトの場合、そのほとんどが単純作業や肉体労働など、将来役にたつスキルを身につけられることは少ないです。それに対して長期インターンでは、営業やマーケティング、PCスキルなど、将来直接的に役にたつスキルを給料をもらいながら、身につけることができます。ただ、雇用契約上では、長期インターンはアルバイトと同じであることが多いです。
- 長期インターンで「103万の壁」「130万円の壁」を超えたらどうなる?
- 長期インターンであっても103万円の壁を超えれば、所得税の納税義務が発生し、130万円の壁を超えれば、親の扶養から外れてしまいます。
しかし、「え〜長期インターンでたくさん稼ぐ予定だったのに。。。」というそこのあなたに朗報です。2023年10月から、一時的に130万円の壁を超えても、扶養に入り続けることができる制度を暫定的に政府が実施し始めました。
具体的には、事業主がほかの従業員の退職や休職などによる当該労働者の業務量の増加などを示す資料を提出することができれば、一時的に130万円の壁を超えてしまったとしても、被扶養者認定が継続されるとのことです。
より詳しい詳細や細かい条件などについては、次の記事を参考にしてみてください。
- 長期インターンにシフトはある?
- 長期インターンにおいて、シフトはないことが多いです。基本的には、働きたいだけ働くことができます。
むしろ、労働時間を長く取れる方が、インターンの内定をもらいやすくなる傾向がありますたくさん稼いで、多くのスキルを身につけましょう!
- 長期インターンでも福利厚生はある?
- 長期インターンで福利厚生を受けられるかは、その企業次第です。
もちろん、福利厚生をインターン生にしてくれる優しい企業もあるでしょうが、契約上はアルバイトと同様の扱いのため、そのような企業はあまりありません。期待はせずに、「あったらラッキー」くらいの心持ちで臨んだ方が無難でしょう。
業務に関係する書籍購入費を賄ってくれる企業の求人はみたことがあります!
- 給料以外で交通費はもらえる?
- 長期インターンで交通費がもらえるかは、企業によって様々です。
基本的には、交通費が支給されるところがほとんどですが、交通費の上限額が決まっていたり、月何日出勤したら交通費が支給されるなどのルールがある企業もあります。
- 給料が手渡しでもらえるインターン先はある?
- 長期インターン先で、給料が手渡しでもらえるとは期待しない方がいいでしょう。
特に中小企業や従業員が多いベンチャー企業の場合は、給料が全てシステムで管理されている場合が多く、手渡しは難しい場合が多いです。
しかし、例外もあります。例えば、社長と距離が近いベンチャー企業なら、特別な理由で手渡しでの給料受け取りが許容される場合もあるでしょう。そのような場合は、交渉の余地があるかもしれません。
まとめ
この記事を要約すると次のようになります。
- 長期インターンでは、基本的に給料をもらうことができる
- 長期インターンの給与体系は、「時給」「日給」「成果報酬」であることが多い
- 長期インターンでもらえる平均的な給料は、約7万円
- 無給の長期インターンは基本的に違法
今回は、長期インターンの給料について、「長期インターンで給料はもらえるのか」「平均的な給料はどのくらいか」「給料がもらえない場合はあるのか」などについて、詳しく解説してきました。
アルバイトよりも多くの金額を稼ぐことのできる長期インターン。せっかくなら、実力でたくさん稼げる企業に行きたいですよね。。。
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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