【博報堂就職への道】内定者に学ぶ最強の選考対策!

「クリエイティビティで、この社会に別解を。」というミッションを掲げ、今では日本を代表する広告代理店である博報堂。皆さんの中にも、博報堂に就職したいと考えている方は多いのではないでしょうか?ただ、志望者の数も多く、レベルも高いこの企業に採用されることはかなり難しいと言われています。

そこで今回の記事では、博報堂に就職したいあなたのために内定者へのインタビューをもとに、企業の実態や受かる志望動機、ガクチカについて深ぼっていきます。この記事を参考に博報堂への内定をつかみ取りにいきましょう。

こんな人に読んでほしい

  • 博報堂に就職したいと考えている人
  • 博報堂について内定者の生の声が聞きたい人
  • 博報堂内定者のガクチカや志望動機を参考にしたい人
  • 博報堂の選考フローや面接で聞かれた質問が気になる人
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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博報堂って実際どんな企業?

博報堂

ここでは、博報堂がどのような企業なのか、「世間から見た博報堂」と「内定者が語る実際の博報堂」の二つの視点から解説していきます。博報堂の理解をより深めたい方はぜひ参考にしてみてください。

世間から見た博報堂

では、まず事前調査で明らかになった「世間から見た博報堂」についてお伝えしていきます。

博報堂の現在地

まず株式会社博報堂の会社概要は次のようになっています。

会社名株式会社 博報堂
Mission「クリエイティビティで、この社会に別解を。」
設立1924年2月11日
事業内容クライアントが抱えている課題の解決。中でも特にメディア・コミュニケーション領域の課題を解決することに強みを持っている。
資本金358億48百万円
所在地〒107-6322 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー
ホームページhttps://www.hakuhodo.co.jp/

株式会社博報堂は、電通と並んで国内広告代理店の二大巨頭として知られている大企業です。

「博報堂は従来の広告ビジネスの枠組みを超えて、経営・事業から社会イシューまでのあらゆる領域において、国内でもグローバルでも、個々のクライアント課題に応える統合マーケティング・ソリューションをご提供しています。」(引用:https://www.hakuhodo.co.jp/business/)

特定の企業やブランドに関するマーケティング戦略の策定や予算の最適配分、テレビ広告枠のバイイング(テレビCMを放送したいときにその時間の放送枠を購入すること)、リアルイベントやウェブマーケティングなどの領域で事業を行っています。

特に、デジタル領域での売上において業界第2位の成績を出しています。また「クリエイティブ領域」への圧倒的強みを持つことも、博報堂の特徴です。

内定者が語る実際の博報堂

それでは次に、博報堂から内定者をもらったHさんへのインタビューを通して、博報堂という企業の内情について深ぼってみましょう。今回は、次の4つの点について詳しく聞いてみました。

  • 社員さんの雰囲気
  • 仕事の進め方
  • 労働環境
  • 博報堂に就職する上での注意点

社員さんの雰囲気

筆者
筆者

今回はお忙しいところお時間をいただきありがとうございます!内定者であるHさんに博報堂についてお聞きしていきたいと思います。本日はよろしくお願いします。

Hさん
Hさん

こちらこそ、よろしくお願いします!

筆者
筆者

それでは、まず博報堂で働いている社員さんの雰囲気についてお伺いしたいと思います。博報堂の社員さんはどのような方が多いのでしょうか?

Hさん
Hさん

ずばり、切り替えがとても上手な方が多い印象です。前提として、社員さんはみんな頭が切れる人ばかりですが、特に、仕事とプライベートの切り替えや、一つ一つの作業に対しての全力度合いは見ていて圧巻でした。

筆者
筆者

なるほど、やはり優秀な社員さんが多く、メリハリがはっきりしている雰囲気ということですね。

仕事の進め方

筆者
筆者

次に博報堂の仕事の進め方は、Hさんからみてどのような感じでしょうか?

Hさん
Hさん

博報堂では、個人で競い合うというよりは、チームで成し遂げていくチームスポーツのようなスタイルが特徴的ですね。

筆者
筆者

そうなんですね。ということは社員さん同士の団結力が高いのでしょうか?

Hさん
Hさん

その通りです。先輩、同期問わず仲が良いですし、そもそも博報堂の入社を選んだ理由として「人が良い」と応える社員が多いのがかなり印象的でしたね。チームで同じ目標を成し遂げていこうという姿勢で仕事に取り組むので社内の雰囲気や団結力はとても良いと思います。

労働環境

筆者
筆者

では、博報堂の労働環境について実際はどうなっているんでしょうか?

Hさん
Hさん

博報堂はやはり広告事業というのもあり、時期によっては残業が多いのは事実としてあるとは思います。ただ、1週間丸々仕事をお休みにできる「フリバカ」という制度があったり、残業規則が設けられ19時には退社するよう推奨されていたりと、最近はプライベートとの両立もできる仕組みが整ってきているように感じます。

博報堂に就職する上での注意点

筆者
筆者

最後に博報堂に入社する上での注意点やこういう人が向いているなどはありますか?

Hさん
Hさん

そうですね、先ほども話しましたが、博報堂はやはりチームで仕事を進めていくので、自分だけの力で稼いでいきたいと考えている方はギャップを感じると思います。逆に、仲間と一緒に頑張っていこうという組織愛がある人はかなり向いているんじゃないでしょうか。

博報堂の選考フローってどんな感じ?

博報堂の選考ってどんな感じ?

では、Hさんの博報堂の就活における選考フローはどのようになっているのでしょうか?印象的だった選考内容についても深ぼってみました。

Hさんの選考フロー↓(学生によって選考フローは異なる場合があるので、あくまで参考程度に考えておいて下さい)

 ① ESの提出(3/1に解禁)

 ② テスト受験

 ③ 一次選考(社員2人対学生1人の個別面接)

 ④ 二次選考(1DAYグループワーク)

 ⑤ 最終選考(社員3人対学生1人の個別面接

 ⑥ 内定

筆者
筆者

Hさんが選考フローの中で特に印象的だったことはなんですか?

Hさん
Hさん

博報堂の選考フローで一番印象的だったことは、二次選考のグループワークですね。学生4人で行うもので、一つのお題に対して一日かけて議論しました。

筆者
筆者

グループワークの中で何が印象的だったんですか?

Hさん
Hさん

博報堂では、業務の中でチームで議論するときに相手の意見を否定するのではなく、それを活かしたうえでさらなるアイデアを出そうという「Yes, and…」という考えがあるんですね。その文化を実際にグループワークで求められ、実際に体現することができたことが他にはない印象的な部分でした。

筆者
筆者

なるほど、博報堂に根付いている文化を知るだけでなく実際に体験することができるのは、選考の中とはいえどとても貴重ですね。

博報堂の面接ってどんなこと聞かれた?

博報堂は新卒で受ける企業の中でも特に、選考難易度も高いと言われています。実際面接ではどのような質問が来るのでしょうか?ここでは、面接の雰囲気や質問内容、そして内定を勝ち取った先輩の志望動機、ガクチカについて深ぼっていきます。

博報堂の面接ってどんな雰囲気だった?

筆者
筆者

博報堂の面接の雰囲気ってどういう感じでしたか?

Hさん
Hさん

博報堂の面接はとても緊張感がありました。他の面接だと会話形式で面接官が話しやすい雰囲気を作ってくれる企業もありましたが、博報堂はそのあたり結構ドライでしたね。

筆者
筆者

そうだったんですね。じゃあHさんも緊張とかもかなりされていた感じですか?

Hさん
Hさん

はい。緊張はしましたが、その分準備して臨んでいたということもあって、質問の答えをしっかり伝えることはできていたのかなと思います。!

博報堂の面接で印象に残っている質問は?

筆者
筆者

では、博報堂の面接で特に印象に残っている質問はどのようなものですか?

Hさん
Hさん

最終面接のときに、「君はせんべいで地方創生をするならどうやってやりますか?」という質問が来た時にはびっくりしました。

筆者
筆者

それはびっくりですね!ちなみに、どうやって回答したんですか?

Hさん
Hさん

当時は即興で考えたので参考になるかはわからないですが、「ご当地の味を使ったせんべいを使ってご当地のインフルエンサーを起用した広告を打ちます」と僕は答えました。後から振り返っても僕の答えはかなりありきたりだなと感じていて、今でもこの質問の100点の回答は見つからないですね笑

筆者
筆者

なるほどです。このようなユニークな質問は、100点の回答じゃなくても、即興で自分の意見を構築できるかどうかが重要視されていることが多いので、Hさんの即興力が面接官には伝わったのではないでしょうか。

博報堂に合格した時の志望動機とガクチカは?

それでは、内定者のHさんが実際に博報堂に合格した時の志望動機とガクチカについても聞いていきましょう。博報堂の選考を受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

内定者による博報堂の志望動機

私が貴社を志望した理由は、最も世の中の理想と現実を埋められる会社が御社だからである。自分の過去の経験から、私は何事もこうなったらいいなという理想を描いてその中の現状のギャップに対して全力で改善することができると考えている。だからこそ、世の中の消費者やクライアントが描くこうなったらいいなという理想を実現するためにギャップとなっている部分を貴社を通して解決していけると考えた。

内定者による博報堂のガクチカ

サッカーサークルの社会的価値向上の為活動する日本唯一の学生メディア代表として「50年続く組織作り」を行った。 学生団体では記事やSNSでサークルの情報を発信している。代表就任時記事やSNSの投稿数、メンバーの参加率が激減し、壊滅状態にあった。課題としてメンバーの主体性や帰属意識が欠如し、原因は組織体制の未整備にあると考えた。組織体制を構築することで、一人一人の裁量や業務が明確化されるだけでなく、また居心地の良さが醸成され、帰属意識が向上すると分析した。そこで代表就任時「50年続く組織へ」という目標を掲げ、組織基盤構築に注力した。 ・縦割りの部署制により事業の分担を行い、部署の意志決定を最大限尊重することで、ボトムアップによる主体性を促進・横割りのチーム制により部署を跨いだ交流を促し、組織内の繋がりを強化することで帰属意識を醸成 結果約2ヶ月間で記事やSNS投稿数は1.5倍に、参加率は常時ほぼ100%となった。

博報堂に就職する上で重要だったことってなに?

博報堂に就職するうえで重要だったことは?
筆者
筆者

博報堂に就職する上で重要だったことって何でしたか?

Hさん
Hさん

博報堂に就職する上で僕が重要視していたことは3つあります。1つ目は「素直さ」、2つ目は「論理的思考力」、そして3つ目が「即興力」ですね。

筆者
筆者

なるほど、どうしてHさんはこの3つを重視して選考に臨んでいたんですか?

Hさん
Hさん

実際の博報堂の社員さんがこの3つを兼ね備えている方ばかりだったからです。説明会や選考を通して皆さんに共通しているところだと感じ、僕自身も特にこれらをアピールできるよう意識していました。

筆者
筆者

そうだったんですね。その中でも一番重要視していたポイントはどれでしたか?

Hさん
Hさん

とにかく「素直さ」を重要視していました。例えば、最終面接で過去の出来事を聞かれた時に、校門の前で一発ギャグをした話をするなど、つつみかくさず伝えきるということにはこだわっていましたね笑

博報堂に就職する上でやっておけばよかったことってある?

筆者
筆者

では、博報堂に就職する上で、または就活全体を通してやっておけばよかったことはありますか?

Hさん
Hさん

2つあります。1つ目はずばりOB訪問です僕自身、企業研究が十分にできず博報堂の内部のことを知らなかったため、「博報堂はどういう会社ですか?」という質問がきたときには焦りました。なので志望度が高い方は特に、OB訪問を行って入念に企業研究をしておくことをおすすめします。

筆者
筆者

なるほどです。積極的に情報収集を行うことがそのまま面接で活きるということですね。

Hさん
Hさん

その通りです。そして2つ目は長期インターンですね。僕は就活が終わってから長期インターンに参加しているのですが、もっと早くからやっておけばよかったなと思っています。します!

筆者
筆者

というと?

Hさん
Hさん

長期インターンを通して、働くうえで大事にしたい環境が分かったり、成果を上げるためのマインドを学んだりと、社会人になった時にそのまま活きる経験ができているからです。

就活の時はあまり働くということにイメージが持てず自分の向き不向きなども不明瞭でしたが、長期インターンで実務を経験することで自己理解が深まっていることを実感しています。

今就活をしている3、4年生も、これから始まる1、2年生も、みなさん経験しておくことに損はないです!お給料も出ますしね笑

筆者
筆者

私も就活しながら長期インターンを経験していましたが、ガクチカはもちろん、働くイメージがついたりビジネスコミュニケーションが身についたりと、就活での面接にとても役立った実感があります。

特に博報堂など選考難易度の高い企業を目指している方は、長期インターンにぜひ参加してみると良いのではないでしょうか。

Hさん今回はお忙しいところたくさんのお話を聞かせていただきありがとうございました!

Hさん
Hさん

博報堂の内定を目指している学生さんの参考になっていれば幸いです。こちらこそありがとうございました!

まとめ

今回は、株式会社博報堂に内定をもらった方のインタビューをもとに、博報堂という企業のリアルや面接での質問内容、内定者のガクチカ・志望動機について聞いてみました。

私は特に、チームで成し遂げていこうという博報堂の働き方や、論理的思考力や即興力など優秀さも求められているという点、そして企業の内部や働く社員さんの特徴を理解したうえで自分のアピールポイントを作っていく大切さなどが印象的でした。

今回の記事を読んで、「もっと自分に自信を持って話せるガクチカが欲しい」「論理的思考力やコミュニケーション能力を上げたい」「選考が始まる前に1,2年生でも何かできることはないか」と感じた方は、長期インターンをおすすめします。

長期インターンの経験を積んでおくことで、ビジネスシーンで大人と話すスキルや、自分の考えを構築し言語化する力を鍛えることができるため、ガクチカづくりとしてだけでなく、面接対策としても役立ちます。

中でも、ココシロインターンのキャリアアドバイザーに相談してみるのが良いでしょうココシロインターンでは、キャリアアドバイザーがあなたに合った長期インターンを紹介、面接対策まで完全無料で行ってくれます。ぜひ、ココシロインターンから長期インターンに応募してみてくださいね。

CTA画像

長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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