「就活やりたくない」は甘えじゃない!誰でも陥るこの状況から打破する方法は?

就活を始めたい、または、始めているけれど、「就活やりたくないな…」と、頭を悩ませている学生さんは多いのではないでしょうか。

そんな学生さんのために、今回は就活をやりたくないと感じる理由とその状況に陥ってしまった時の打開策について解説していきます。不安の多い中での就活、学生さんが少しでも前向きになれるようにまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!

こんな人に読んでほしい

  • 就活をまだ始めておらず、就活はやりたくない…と感じている人
  • 就活を始めているけれど、うまく進んでいなくて不安を感じている人
  • そもそも就活を始めるべきかわからない人
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この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

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  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
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しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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「就活やりたくない」は甘えではない!

「就活したくないな…」そう感じてしまうのは、甘えなのでしょうか?

結論から言うと、「就活やりたくない」と感じるのは、とても自然な事であり、ほとんどの学生さんが感じている事です。

もしもあなたの身の回りに、就活で悩んだことが全く無い、失敗をしたことが無い、という人がいるのであれば、その人は非常に少数派の方だと思って良いでしょう。多くの学生は悩み、失敗しながら少しずつ就活を進めています。

では、なぜ就活をやりたくないと思ってしまうのか。その理由に加えて、就活をやりたくないと感じている状況を打破する方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

どうして就活をやりたくないと思ってしまう?

就活をしたくないと感じる学生は多くいます。ではなぜ、そのように思ってしまうのでしょうか。

その理由には、大きく2つの背景があると考えられます。1つ目は就職をしたくない場合、2つ目は就職はしたいけれど就活はしたくない場合です。

1.就職をしたくない

そもそも就職をしたくないから就活をしたくないと感じる学生さんがいるかもしれません。そんな学生さんは、3つの理由から就職をしたくないと感じている可能性があります。

①そもそも仕事をしたくない

就職をしたくない学生さんの中には、働く意味が見いだせていない人がいるかもしれません。

これは、現時点でやりたい事が無い、就職ではなく他にやりたい事がある、といった理由が考えられます。

理由はなく漠然と就活をしたくないと思っている学生さんは、まずは自分が本当にやりたい事を明確にする事が重要となります。その際には、後述する自己分析をおこなう事がおすすめです。

②人間関係で上手くいく気がしない

就職後の人間関係について不安に思い、就職をしたくないと悩む人もいるでしょう。

会社に就職したら、今まで関わりを持たなかった年代の方との上下関係の中で仕事をしなければならず、その事は大きな不安要素の1つでもあります。また、過去の経験から人間関係に不安を持っている学生さんもいるでしょう。

しかし、人間関係について心配しすぎない事も大切かもしれません。ほとんどの学生さんは就業経験がない中で就職し、同じような不安を感じています。

また、今までの人生の中で、私達は幾度となく新たな人間関係に入っていく経験をしており、その経験を乗り越えてきたはずです。

③新しい環境に身を置くのが怖い

新しい環境で仕事をするとなると、自分では上手くできないのではないかと悩む学生さんもいるでしょう。

そもそも「仕事をする」という事に対して漠然とした不安を感じている学生さんもいるかもしれません。

②人間関係で上手くいく気がしない、③新しい環境に身を置くのが怖い、この2つの不安に関しては、インターンに参加し、新しい環境で就業下の人間関係を体験してみる事で、漠然とした不安を軽減できるかもしれません。

以下の記事ではインターンに参加するメリットと探し方について詳しく解説しているので、合わせて参考にしてみてください!

④学生を続けたい

まだ学生を続けていたいと感じている学生さんもいるでしょう。

大学生活は、自分の時間をある程度自由に使う事ができるとともに、自分が学びたいと思った分野を深く追究できる貴重な時間です。

学生を続けると決めた学生さんは、その目的を自分の中で明確にし、延長した時間を有意義に使うよう意識する事が大切です。

2.就活をやりたくない

「就職したいけど、就活はしたくない…。」「就活中だけど、もう就活やめたい…。」そのように感じている学生さんは、以下の3つの事を考えているのではないのでしょうか。

①自信がなく、落とされるのが怖い

周りの人と比べて自分は劣っているから、就活をしても上手くいかないかもしれない…。面接でまた落とされるかもしれない…。といった不安から、就活したくないと感じているパターンが考えられます。

②選択をすることが重荷になってしまう

就活においては、志望する業界や職種を絞り、最終的には1つの企業に絞らなければなりません。自分に合った企業をしっかりと選び出すという事に対して、その選択肢の多さに疲れてしまっているパターンも考えられます。

③就活がくだらなく思えてしまう

企業の求める人材像に自分を合わせたり、できる自分を装ったり、本来の自分とは違う自分をアピールしなければならない就活。

「本当の自分を見てもらえない就活なんてくだらない。」そう感じ、やる気をなくしてしまう場合も考えられます。

 【体験談】就活をやりたくないと思っていたけど…

ここまで、「就活やりたくない」と感じる理由について、就職をしたくない場合と就活をしたくない場合の2パターンに分けて解説していきました。その中でも、就活に後ろ向きなのは悪い事、自分は周りの人と比べて遅れている、と感じる学生さんがまだいるかもしれません。

そんな学生さんのために、実際に就活を終えた先輩方が、就活をやりたくないと思っていた状況からどのように打破したのか、実体験に基づいて紹介しましょう。

Aさん
Aさん

私は大学3年の夏から就活を始めました。最初の頃は、将来性の高いIT業界に絞ってインターンや早期選考を受けていました。しかし、インターンで他の参加者に比べ自分が劣っているように感じたり、内定を頂けない事で、自信が持てなくなり、就活へのモチベーションも無くなっていきました。このままではだめだと思い、自己分析を深め幼い頃から建物や家具などの造形物に対して興味を持っていた事を思い出し、志望業界をメーカーに絞って就活を始めたら、志望理由に一貫性が生まれ、インターンや面接の参加態度も前向きになった事で、無事第1希望のメーカー企業に内定を頂く事ができました。

Bさん
Bさん

私は自分の学歴やスキルに自信がなく、真面目に就活をしても希望の内定先をとる事はできないと考えていたので就活へのやる気が全くありませんでした。3年の4月に友人が長期インターンに参加しはじめたことをきっかけに、自分も長期インターンに参加してみる事にしました。インターンに参加した事で働くイメージが持てたり、実際の就業経験の中で学生ながら業務スキルやビジネススキルを得たという事実が大きな自信に繋がった事で、就活に対して意義を見つけ、積極的に就活しようと思うようになりました。結果として、自分の想定以上の大手企業に内定を頂く事ができました。

就活をやりたくないという状況を打破するためには?

「就活やりたくない…」と感じるのは、学生さんにとって自然な事です。しかし、政府により就活の日程が見直され、就活の早期化に拍車がかかっている状況を考えると、なるべく早く気持ちを切り替えて就活に挑みたいと感じているのではないでしょうか?

ここからは、就活をやりたくないという状況を打破する方法を4つほど紹介していきます。

1.自己分析をする

就活を進めるにあたり、自己分析をおこなう事は大変重要なことです。

自己分析は、自分が何をしたいのか、自分に合っている企業はどこなのかを見つけ出すためにおこないます。

学生さんは自己分析を進める事で、本当に自分がやりたい事や自分の性格・考え方などの特性、過去の経験やそこから得たものなどを知る事ができます。

したがって、自己分析を進めると、ESや面接などで、説得力のある志望理由や面白みのあるガクチカ、自分の強みなどを効果的にアピールすることができ、就活をスムーズに進める事ができるのです。

ここでは、自己分析の進め方について簡単に紹介していきます。

①今まで自分がやってきたことを書き出す

まず初めに、自分の人生の中で今までやってきた事を自由に書き出す「自分史」を作ってみましょう。「自分史」の作成の中で、当時の目標や夢、頑張っていた事、人間関係や当時の自分の気持ちなどを言語化してみます。

そうする事で、自己理解が深まると同時に、自分の強みや強調したいエピソードを企業へアピールする際の説得力が格段と増します。

②自分に「なぜ?」と問いかける

なんとなく自分はこんな人間だ、こんなことが好きだ、と理解はしているものの、いざ言語化すると曖昧で、ES作成や面接練習に苦戦する学生さんは多いと思われます。

そんな時は、書き出した自分史を見て、なぜ始めたのか、当時なぜそう思ったのか、なぜそれが好きなのかなど、そのなぜを深めてみましょう。そうすることで、自ずと好き嫌いや強み弱みなどの自分の特性を理解でき、言語化できるようになります。

③共通点を見つける

なぜ?を問い詰めた後は、今までの自分の経験の中に潜む共通点を見つけてみましょう。それが自分の重要な特性・特徴となります。

自分の重要な特性を明確にし、その特性に合った企業を選ぶ事で、就職後のギャップを最大限に小さくする事が期待できます。

例えば、「今まで人の役に立つ活動を多くしてきた」「人前に立つような役割を任される事が多かった」などの共通点を見つければ、自分がどのような環境下でどのような仕事がしたいのかがわかってくるかもしれません。

④就活の軸を考える

自分自身についての理解が深まった後は、自分の考え方ややりたい事などに沿った「就活の軸」を考えていきましょう。

就活の軸を考える事で、志望する業界・職種・企業が見つけやすくなり、結果として就活を効率的に進める事ができます。また、面接の際には志望理由が明確になり、一貫性のあるアピールをする事ができます。

就活の軸については例えばこのようなものがあります。

  • 都会で働きたい
  • 顧客に感謝される仕事がしたい
  • 自分の努力次第で成長できる環境で働きたい
  • 自分の長所を活かしてはたらきたい

自己分析をすすめる際の注意点

自己分析を進める際の注意点としては、

  • 自己分析を複数回おこなう
  • 自分から見た自分だけでなく、客観的な視点からも分析する
  • 志望先が求める人物像に無理やり自分を当てはめない

などが挙げられます。そのため、自己分析を繰り返してみたり、友人や先輩に自分について教えてもらったり、正直な視点で自己分析を進めてみる事などに注意して進めてみてください。

「就活やりたくない…」と感じている学生さんは、まず初めに自己分析をおこなう事で、自分の好みや考え方を把握し、就活の軸や志望先を探していきましょう!

また、現在就活中の学生さんも、今一度自己分析をおこない、本当に自分がやりたい事を明確にする事で、就活を良い状況に変えていきましょう!

自己分析の進め方についてより詳しく知りたい学生さんは、通われている大学のキャリアセンタ―や、マイナビ・リクナビ・キャリタスなどの就活支援サイトから情報収集する事をおすすめします。

2.とりあえずどこでも良いので内定を1社取る

漠然とした不安から就活をしたくないと感じている学生さんは、とりあえず内定を1社取ってみる事もおすすめです。理由としては、1つでも内定を取れば、自分に自信がつくとともに、就活に対して気を楽に持つ事が期待できるからです。

どの企業で内定を取ろうか悩んでいる学生さんは、志望する業界・職種の範囲内で企業を選ぶ事で、その企業から内定をもらうための準備時間を無駄にせず、今後の就活に活かす事ができるでしょう。

3.面接態度を変えてみるよう心がける

就活につまずいている学生さんは、今一度自分の面接態度を振り返ってみる事で状況を打破する事ができるかもしれません。

面接時に就活に対する嫌悪感や自信の無さが露骨に態度に出てしまうと、落とされる可能性が高まる事が予想されます。

落とされた結果、また就活が嫌いになり、また落とされて…。この負の連鎖から抜け出すことは容易では無い事です。

面接では、志望度の高さや自分の良い面が素直に現れる面接態度を心がけると良いでしょう。

今一度友達や先輩と面接練習をおこない、自分の面接態度を改めてみましょう。そうすることで、案外すぐに就活が上手く進むかもしれません!

4.就活以外の選択肢に目を向けてみる

就活をやりたくないのであれば、就活以外の選択肢に目を向けておくと良いでしょう。先にお伝えしたいのは、就活以外の選択肢を考えるという手段は、決して逃げでは無いという事です。

ここでは4つの選択肢について紹介していきます。

①院進

一度就活への猶予を伸ばすためにも院に進学してみるという手もあります。

メリットは、学びたい事を深く研究する事ができる就活が2度目になる事などが挙げられます。

デメリットは、院卒と学部卒で給料が変わらない場合もある事です。これは事前に志望企業の募集要項をチェックし、給料情報をチェックしておく事で解決します。

②海外へ

海外に行くという選択肢もあります。メリットは、言語学習ができるとともに、別の環境に身を置くことで自分の視野が広がったり、自分の本当にやりたい事が見つかる可能性がある事です。

デメリットは、費用がかかる事に加え、海外へ行った事が就活において大きなアピールにならない可能性や、何も得ることができないまま帰国する可能性がある事です。

しかし、事前にアルバイトやボランティア活動などの言語学習以外でできる事を調べ、それらを現地で積極的に行い、何を経験し得たのかをしっかりと言語化する事ができれば、就活時の大きなアピールポイントとなるでしょう。

③起業

自分に合った企業がないという場合に、起業をするという選択肢も考えられます。

メリットは、働き方や仕事内容の自由度が上がる事、デメリットは起業後に安定して経営を続ける事はかなり難しい事である、という部分が挙げられます。

④フリーター

フリーターになるという選択肢ももちろん考えられます。アルバイトを続けるなどしてある程度働きながら自分の本当にやりたい事を見つけていきましょう。

メリットは、就職までの猶予が伸び、就活や就職について悩む時間を多く作れる事です。

デメリットとしては、「新卒」扱いにならないため、もし就活をしたいとなった場合に新卒扱いの学生さんよりも不利を被る事が挙げられます。

その場合は、新卒の人や就業経験ありで転職活動をする人にも勝るスキルや強みを何か1つでも育てておくと良いでしょう。

FAQ (よくある質問)

ここまで、「就活やりたくない…」と感じている状況を打破するための4つの方法を解説していきました。

最後に、「就活やりたくない」と感じる学生さんが抱きやすい疑問と、それに対する答えを3つ程まとめましたので、ぜひ目を通してみてください。

Q.就活で病んでしまった時はどうしたらいい?

A.一度時間を作って、自分を振り返る時間を設けてみましょう。このままやみくもに就活を続け、志望度の低い企業に就職し、すぐに辞めてしまうと意味が無くなってしまいます。

休む事は甘えではありません。もう1度自己分析をしたり、趣味に時間を費やし、また心を入れ替えて就活に挑めば、案外ゴールが見えてくるかもしれません。

Q.どうしたら志望企業に就職できる?

A.他の学生さんより経験豊富である事をアピールできるガクチカを作る事が大切です。

経験豊富な人材である事をアピールする際に特におすすめなのは、長期インターンに参加する事です。

長期インターンでは、実務経験やビジネス基礎力を身につける事ができるとともに、業界・職種・企業研究を深めたり、自分の業務適性を図る事ができるため、就活を有利に進める事ができます。

Q.いったん休学するのは逃げ?

A.休学する事は逃げではありません。大切なのは、休学中に何をするかです。

例えば、長期インターンに参加して実務経験を積んだり、ボランティア活動や海外留学で視野を広めつつ人間性を高めたり、自分を成長させつつ、ユーモアのある経験を積む事ができれば、休学する事も価値があるでしょう。

まとめ

この記事を要約すると以下の通りになります。

この記事のまとめ
  • 就活をやりたくないと考える理由は、就職をしたくないから、就活をしたくないからの2つに分けられる。
  • 就職をしたくないという理由で就活をしたくない人は、就活以外の選択肢に目を向けてみよう。
  • 就活に行き詰っていたり、自信が無くて就活をしたくない人は、自己分析などの方法おこなうと、現状打破できる可能性が高い。
  • 働く環境や、働く事自体に漠然とした不安を持っている人は、長期インターンに参加する事で不安を軽減できる可能性が高い。

この記事では就職活動をやりたくないと感じている学生さんに向けて、そう感じる理由と就活をやりたくない状況から打破する4つの方法について解説していきました。

何事においても、モチベーションが高い方が高い結果を出す事ができます。就活も同じで、気持ちを高める事で現状を打開し、ゴールに近づく事ができるはずです。

そのためにも、自己分析で自己理解を深めたり、内定を獲得して自分に自信をつけたり、第三者からの見られ方を把握し今一度態度を改める事で、少しずつ成功体験を積み重ね、就活へのモチベーションを上げていきましょう!

この記事を読んでくださった学生さんが、この4つの方法をおこなう事で、少しでも前向きに就活を進められる事を願っております。

就活に不安はつきものです。先輩や友達、大学のキャリアセンターなど相談できる相手を見つけ、決して1人の戦いにならないようにしてみてください。

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この記事が少しでも学生さんの助けになれば幸いです。

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しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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