皆さんの周りにも、長期インターンを初める人が増えているのではないでしょうか。「どのくらいの割合の学生が長期インターンをしているの?」「自分もやった方がいい?」そんな疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。
実際、長期インターン就活時にガクチカとして話す人は増えています。しかし、結論として、長期インターンに参加する大学生は全体の2%ほどしかいません。そこで今回は、長期インターンに参加する理由や参加しない理由、どんな人が参加するべきかについて、実際長期インターン生として働いている筆者の視点から、徹底解説します。
こんな人に読んでほしい
- 長期インターンに参加する大学生の割合が気になる人
- 長期インターンを始めるメリット・デメリットを知りたい人
- 長期インターンを始める時期が気になる人
- 就活で他の学生と差をつけたいと考えている人
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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【経験者が語る】そもそも長期インターンとは
そもそも長期インターンとは一体なんなのでしょうか。ここでは、実際に大学2年生から長期インターンを初めた筆者の視点から、長期インターンとは何かをご説明します。

【筆者のプロフィール】
・March文系
・27卒
・SEOマーケティング
・大学2年生の夏から
長期インターンとは、長期間(一般的に3ヶ月以上)で開催される形式の就業体験のことです。
長期インターンと短期インターン、アルバイトの違い
長期インターンと短期インターン、アルバイトは、期間が違うだけでなく内容や目的も大きく異なっているため、それぞれ全くの別物として捉えた方がいいでしょう。
- 期間:3ヶ月以上
- 給与:企業によって異なる(時給・成果報酬・固定給等)
- 対称:大学1年生~
- 目的:自己成長・就活準備
- 期間:2〜3日や1週間程度
- 給与:基本的になし
- 対称:就活生
- 目的:企業理解・就活
短期インターンは就活生が参加するイメージが強いですが、長期インターンは大学1年生からでも始めることができ、ほぼ実務レベルの就業体験となっています。実際、仕事ぶりが認められれば、社員同様の業務やポジションを任されることもあります。
- 期間:基本的に個人の自由
- 給与:時給1,000〜1,400円
- 対称:高校生~
- 目的:給与
長期インターンとアルバイトとの最大の違いは、責任の大きさです。実際筆者はアルバイトを始めては辞めてを繰り返していましたが、長期インターンはそうはいきません。中途半端な気持ちで長期インターンを初めると、企業に迷惑がかかるだけでなく、自分にとっても意味のない時間を割くことになってしまいます。
しかし、長期インターンは責任が大きい分「自分だからこそできる」仕事を探すことで、大きなやりがいを感じることができますよ。
長期インターンに関しては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
大学生で長期インターンに参加する割合は2.3%!

就職白書2023(2023年2月21日発行)によれば、企業が行うインターンシップに参加したことのある学生は、全体の75%であるということが分かりました。一方で、インターンに参加した学生のうち、1ヶ月〜3ヶ月のものに参加した学生は2.2%、3ヶ月以上のものに参加した学生は3.0%でした。
つまり、インターン参加学生(就活生全体の約75%)のうち、3ヶ月以上のインターン(長期インターン)に参加したことがある学生は3.0%なので、就活生全体の長期インターン参加率は2.3%程度であるということになります。
長期インターンに参加する割合が低い理由
長期インターンに参加する大学生の割合が2.3%だと聞いて、「意外と低いな」と感じた人も多いと思います。では、なぜ長期インターンの参加割合はこのように低いのでしょうか。
そもそも長期インターンの存在を知らない
長期インターンの参加割合が低い理由として、そもそも長期インターンの存在を知らないということが挙げられます。長期インターンの認知率は年々上がっていると考えられますが、実際の参加率は低いと言われています。
実際筆者も、友人から長期インターンを始めたと聞いて初めてその存在を知り、参加を検討し始めました。このように、周囲に長期インターンをやっている人がいたり、就活を意識するコミュニティに属していたりしなければ、長期インターンはなかなか聞かないワードですよね。
ハードルが高い
長期インターンの内定率は、10%未満と言われており、面接に受かるのも難しいです。企業によっても合格難易度は異なりますが、高時給の求人やリモートOKの求人は内定率が低い傾向にあります。
しかし、一度選考に落ちてしまったからといって、原因はあなただけにあるとは限りません。合否は企業との相性にも左右されるので、不合格になったとしても、諦めずに他の長期インターンに応募することをおすすめします。」
「自分に長期インターンは厳しいかな…?」と参加をためらっている人は、ぜひ一度プロのアドバイザーに相談してみましょう!ココシロインターンのキャリアドバイザーは、企業紹介から面接対策まで、皆さんの内定までを無料でサポートしてくれます。自分に合った長期インターンを見つけることができますので、気軽に相談してみてください。
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サークル、アルバイトなどで忙しい
長期インターンには多くの時間を割く必要があるため、サークルやアルバイトといったその他の活動との両立させるのが難しい場合もあります。
長期インターンを始めるにあたって、その他の活動をきっぱりとやめてしまうこともおすすめです。1つの活動に専念した方が、その経験から得られる効用も大きくなるでしょう。また、長期インターンは給料が発生し、アルバイトより多く稼げる場合も多いです。
しかし、どうしても長期インターン以外の活動をめられないという学生の方も多いですよね。そんな方は、自分の容量に合った長期インターンを探しましょう。リモートワークや土日でも働けるインターンシップを募集している企業も多数あります。また、3か月からでも始められるインターンもあるので、気になった方はこちらの記事もチェックしてみてください!
長期インターンに参加するメリット

長期インターンに参加するか迷っている学生なら、一番知りたいのは、そのメリットではないでしょうか。
長期インターンには様々なメリットがあります。自分のキャリアについて真剣に考えたい学生や、ガクチカがなくて困っている学生は、ぜひ参加することをおすすめします。
圧倒的なガクチカになる
長期インターンは、就活の際のガクチカとして話すことができます。
サークルやアルバイトでのエピソードに比べ、長期インターンのエピソードは再現性が高く、自分が組織にどう貢献できるかをアピールすることができるため、他の学生と差別化することが可能です。「ガクチカとして話すことがない」と悩んでいる方は、今すぐ長期インターンを始めることをおすすめします。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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企業や業界への理解が深まる
長期インターンに参加することで、興味のある企業や業界への理解を深めることができます。
仕事の内容や自分との相性は、実際に働いてみないとわかりません。長期インターンを通して企業や業界についての理解を深めておくことで、社会人になった後のミスマッチを防ぐことができるでしょう。
自分の強みや適性が分かる
長期インターンに参加することで、自分の強みや適性を把握できるというメリットがあります。
長期インターンでは、仕事への姿勢や成果に関して、メンターやチームマネージャーなどにフィードバックをもらえる機会が設けられていることが多いです。
実際、筆者が参加している長期インターンにおいても、チームマネージャーとの週次面談が設けられています。そこで自分の強みや足りないスキルを見直すことができ、成長につながると感じています。こうした自己分析は、就活準備において非常に大切です。
実務経験を積み、専門スキルが身につく
長期インターンでは、企業での実務経験を積めるので、専門スキルが身につきます。
職種 | 業務内容 |
---|---|
営業 | 営業計画や提案先調査、アポイント取得、商談など |
マーケティング | 市場調査や販促企画、データ分析、広告運用、SEO、SNS運用など |
企画 | 経営企画・事業企画・商品企画、商品開発、宣伝企画など |
編集・ライター | 記事や動画の企画や取材、執筆、編集、校閲など |
エンジニア | Web制作やWebアプリケーション開発など |
人事・広報 | 新卒採用や中途採用のサポート、採用イベントの企画・運営など |
事務 | 資料作成や、電話対応、アポイント調整、データ入力など |
このように、長期インターンでは、アルバイトでは決して体験できないような実務経験を積むことができます。
現場の仕事やプロジェクトに携わった経験は、就活でも、新卒入社時にも活かすことができるでしょう。
自分より優秀な学生に出会える
長期インターンに参加することで、自分より優秀な学生に出会うことができます。
長期インターンには、早くから就活や自分のキャリアについて真剣に考えている学生が多く集まります。レベルの高い環境で、仲間と切磋琢磨した経験は必ず今後の自分の糧になるでしょう。
また、就活生であれば、長期インターンは就活の情報交換の場にもなるでしょう。
みんなはどのように応募しているの?
長期インターンをしている学生はどのように応募しているのでしょうか。
長期インターンは、多くの学生が個人でインターンシップの採用サービスや企業が提供するサービスから応募しています。サービスなどを通じた個人での応募は学校を通じて応募するよりも選択肢が多く、自分の求める企業を見つけることができることも理由でしょう。
長期インターンを始めたいけど、どのようなサービスを使えば良いか分からないという学生にはココシロインターンがおすすめです!
ココシロインターンでは、プロのアドバイザーがオンラインの面談で長期インターンに関する相談にのってくれます。「長期インターンを始めたいが、何の長期インターンをすべきか分からない…」という方も多いですよね。ココシロインターンでは、学生さんに寄り添って、どのような業務が向いているか、どのような雰囲気の企業が合いそうか企業選定も行います。
一人ひとりに合わせて、しっかりと対策をしてくれるので安心して長期インターンを始めることができます!
このようなサービスを最後まで無料で受けられるのは、ココシロインターンだけです。
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長期インターンに関するFAQ

ここからは、長期インターンに関するよくある質問をまとめました。
長期インターンにはどのような学生が参加しているの?
ここまでインターンに参加している学生の割合について解説してきましたが、ここからはどのような学生が参加しているのか解説していきます。2.3%の学生は一体どのような人たちなのでしょうか!
実は参加者のうち男女や文系・理系に大きな差は見られず、様々な学生が幅広く参加しています。
しかし、都心にある大学や偏差値の高い大学ほど参加する学生の割合が高くなっています。周囲の影響もあって、早くから就活を意識し始める人が多いのかもしれません。
早慶上理などの大学についてより詳しく知りたい方はぜひこちらもご覧ください。
みんなはいつからインターンを始めているの?
令和3年度の文部科学省の調査によると長期インターンは大学3年生から始めている学生の割合が最も高く、就活を意識して始めた人が多いようです。
また、大学の授業が減り、時間に余裕が出来たタイミングで始めるという人も多いようです。
長期インターンは実際、就活に有利?
よく長期インターンは就活に有利という話を耳にしますが、実際のところどうなのか気になるという人もいると思います。
結論から言うと、とても有利です!
理由としては自分の長所や短所を実務を通じて把握しているからです。自身の職務適性を分かっているため、就活をスムーズに進めることが出来ます。また、実際に企業で働いた経験はガクチカとしても非常に強く、サークルやアルバイトのエピソードを話す他の学生と、差別化を図ることができます。
以下では、長期インターンを経験した先輩の体験談を紹介します。

私は大学3年生の頃から営業の長期インターンに参加しました。始めた理由はガクチカを作るためでしたが、実際にやってみると、それ以上に得られるものが大きかったです。
例えば、自分の隠れた適性を知ることができました。私はもともと初対面の人と話すのが苦手で、営業などは向いていないと思い込んでいました。しかし、長期インターンで実際に顧客と対話する経験を積む中で、営業はコミュニケーション能力だけでなく、市場のニーズを理解する分析力が必要なのだと理解しました。そして、自分はその分析力を営業で発揮できると分かりました。
就活では長期インターンをガクチカとして話しましたが、やはり数値ベースで経験を語れるので、説得力のある内容になったと思います。そのおかげで、かなり多くの内定を頂くことができ、満足しています。
長期インターンはどのくらい給料がもらえるの?
時給は平均1,200円〜2,000円と幅広いですが、基本的にアルバイトよりも高い値段で設定されています。
仕事内容や責任がアルバイトよりも重いものも多く、それに応じて給与も比例する場合がほとんどです。
長期インターンをすることは自分のスキルアップにつながるだけでなく、給与も高いとなるととても魅力的ですよね。
長期インターンの対象学年は?
企業はどのような学生を対象としているのか募集条件が気になりますよね。
長期インターンは、大学生なら学年に関係なく参加できる場合が多いです。
就活を意識し始める3年生の割合が多い傾向にありますが、大学1,2生が長期インターンに参加しても、全く問題ありません。むしろ、早いうちから長期インターン始めておいた方が他の学生と差をつけることができ、のちの就活で強みになること間違いなしです!
こちらの記事では、早い段階で長期インターンを始めるメリットを詳しく解説しています。
長期インターンに学歴は必要?
「長期インターンに学歴は必要なの?」と不安に思う学生の方もいるのではないでしょうか。
結論、基本的に長期インターンに学歴は必要ありません。むしろ、長期インターンで実力をつけたら、就活の際に学歴をひっくり返せる可能性も大いにあります。
学歴に不安がある就活生の方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。この記事の内容をまとめると次のようになります。
- 長期インターンに参加している学生の割合は僅か2.3%程度
- 大学3年生から長期インターンを始める割合が高い
- 1,2年生もどんどん長期インターンに参加しよう
- 長期インターンの経験は就活で強みになる
今回は、長期インターンを始めようか迷っている方に向けて、実際にどのくらいの割合の学生が長期インターンに参加しているのか解説してきました。
もし迷っている学生さんがいたらぜひ早くから始めてみましょう!長期インターンは就活だけでなく、自己分析をするきっかけなどにもなり自分の今後の人生の糧となる経験になるでしょう。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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