皆さんは就活はすでに始めていますか?この記事を読んでいる方の多くは、大学3年の秋まで就活に触れておらず、就活に対して不安を抱えている人ではないでしょうか?
でも安心してください。この記事ではそんな人がどのように就活を成功させればいいのか、どんな成功体験があるのかについて紹介をしています。ぜひ参考にして、就活を成功に導かせましょう。
こんな人に読んで欲しい
- 大学3年の秋になっても就活を始めておらず不安がある人
- 大学3年の秋からガクチカをつけたいと思い長期インターンを検討している人
- 就活の成功体験について知りたい人
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大学3年の秋から就活を始めるのは遅いのか?
結論、大学3年の秋から就活を始めるのは少し遅いです。しかし安心してください、少し遅くても、問題はありません。
夏のインターンは終了しているものの、本選考の開始や秋・冬のインターンの募集が秋から始まります。そのため、夏のインターンに参加をしていないからといって、就活に圧倒的に不利という状況には陥っていません。
就活生の現状
この図は内閣府による「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(令和5年度)」の就職活動が始まったと就活生が考えた時期に関するアンケート結果です。年々就活の開始時期は早まっているものの、約半分以上の就活生が就活を秋から始めていることがわかります。
そのため、大学3年の秋から就活を始めることは少し遅いものの、そこから成功させることは可能であり、全く大きな問題ではありません。
就活の基本的なスケジュールとは?
こちらはマイナビ新卒紹介に掲載されている就活の基本的なスケジュールです。大学3年の秋よりも前にあるイベントはサマーインターンのみになります。ベンチャーの本選考はほとんどの場合、大学3年の秋以降、大手の選考は大学3年の3月から始まります。
そのため、大学3年の秋から始める人は、大手は問題ありません。また、必要な対策を十分に行うことができれば、大学3年の秋以降始まるベンチャーの本選考でも成功できる確率は非常に大きくなるでしょう。
一方で、本選考だけではなくインターンにも必ず参加をするようにしましょう。インターンは今年からルールが変更されたこともあり、非常に就活の中でも重要なイベントの一つとなります。インターンのルール変更についてはこちらの記事で詳しく解説されているため、参考にしてみてください。
大学3年の秋から就活を初めて成功させるには?
大学3年の秋から就活を初めて成功させるには、「自身の就活の軸を決めること」と「それぞれの選考の対策を行うこと」が非常に重要になります。これらのどちらかでは成功できる確率は少なくなってしまうでしょう。それぞれで必要になることについて紹介したいと思います。
就活には軸の決定が必要になる
就活では自身の軸を決めることが非常に重要になります。自分はどんな仕事をしたいのか、その仕事を通してどんなことを成し遂げたいのかなど、就活での軸を決めることで自分にあった仕事を見つけることができます。
一人一人で大事にする価値観が異なることから、必ず就活の軸は自分のオリジナルとして確立しておく必要があります。
自己分析
自己分析では自分を知ることができます。自分はどんなことに興味があるのかやどんな将来にしたいのかなどについて、自身の考えを言語化できるようにする必要があります。それぞれは必ずより細部まで分析するようにしましょう。
自分の志望している仕事は自身のどんな経験から辿り着いたものなのか、自身の経験で仕事に行かせるようなスキルがあるのかなどを正しく説明できるようにしましょう。
自己分析の方法としては、マイナビやリクナビなどの新卒採用支援サイトや大学のキャリアセンターの自己分析セミナーへの参加や、就活コンサルタントへの相談などが挙げられます。これらでは自己分析ができるようなツールの提供や考え方について教えてくれます。
業界・企業分析
業界・企業分析は自身の志望企業や業界についての理解をより深めるために必要です。実際にそれぞれの業界での働き方やビジネスモデル、具体的な業務内容についての理解を深めることができます。そのため、就職後の自身のキャリアや働き方をより具体的に言語化することにつながります。
業界・企業分析も自己分析と同じようにマイナビやリクナビなどの新卒採用支援サイトや大学のキャリアセンターなどでセミナーが開催されています。また、ネットや本を使って調べる方法も良いでしょう。特に業界地図や企業が出版している本を読むことがお勧めです。
インターンの参加
インターンに参加すると、企業についてより理解を深めることができます。具体的には、短期インターンでは企業の業務を3日間などの短い期間で体験したり、実際に会社にいって説明会を開催したり、オフィスツアーを開催することで企業についての理解を深める機会となります。
長期インターンでは企業の社員と同じような立場で実際に企業の業務の一部に携わることで、より企業での働き方や職の特徴を理解する機会となります。長期インターンを通して実務経験やそこから就職後に必要になるスキルを獲得することができます。
大学3年の秋以降でも、短期インターンでは秋・冬・春のインターンが開催されたり、長期インターンも募集があればいつでも参加を申し込むことができます。
就活の軸についてより詳しく知りたい方はUp Surviveのこちらの記事も合わせてご覧ください。
ガクチカ作りが必要になる
ガクチカとは「学生時代に頑張ったこと」の省略であり、就活で必ず必要となります。具体的には、ここで学生時代にどんなことを頑張り、そこからどんな学びやスキルを獲得できたのかを話します。
これらは企業で働く際にどんな力を発揮できるのかや物事に取り組む姿勢を企業が判断するために求められています。そのため、ビジネス領域でも再現性のある内容や自分の熱意が伝わるような内容のガクチカを話すべきでしょう。これらは自身の経験を振り返り見つけることが必要です。
一方で、考えられるガクチカが一切ない人もいるのではないでしょうか?どうしてもない場合には、これから作ることが必要になります。具体的なガクチカの作り方やガクチカがないと不安になっている方はこちらの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか?
3年の秋から就活を成功させるためには長期インターンがおすすめ
まだ3年の秋からの就活に不安を感じている方はいるのではないでしょうか?そんな方には長期インターンの参加をおすすめしたいと思います。
3年の秋からの長期インターンは遅くないのか?
長期インターンというと低学年で始めることが多く、3年から始めることに不安を抱く人は多いのではないでしょうか?
しかし、3年の秋から長期インターンを始めることは決して遅くありません。長期インターンには様々なメリットがあり、それを3年の秋からでも獲得でき、就活にも生かすことができます。
また就活両立させることに不安に感じる人も多いのではないでしょうか?しかし、長期インターンも企業によって採用条件や就労条件が異なるため、固定シフトの企業や自由にシフトを組むことができる企業、短時間での就労も可能な企業など様々あります。
長期インターンに参加するメリットとは?
長期インターンに参加をするメリットは大きく3つあります。
他の就活生とガクチカで差をつけれる
1つ目は、他の就活生とガクチカで差をつけることができます。長期インターンはアルバイトや短期のインターンとは異なり、実際に会社の実務に携わります。社員と同じような立場で大きな裁量権を持って働くことができます。
そのため、会社の成長に直接貢献できたり、企業での働き方や具体的な職業の特徴について詳しく理解することができます。これは他では経験できないようなものであり、他の就活生とガクチカで差をつけることが可能になります。
アピールできるスキルが身につく
2つ目にアピールできるスキルが身につくことです。アルバイトや短期のインターンとは異なり、会社での実務を経験できるため、実際に働く上で必要になるスキルや基本的なビジネスマナーを身につけることができます。
また、職が分かれている企業では、より職業に特化したスキルを獲得できます。営業職では営業で必要になるコミュニケーションスキルであったり、マーケティング職ではマーケティングの知識やマネジメント力を身につけることが可能になります。
経験豊富な社員と会話できる
長期インターンでは会社の成長を大きな目標としているベンチャー企業やスタートアップの企業で募集されることが多いです。そのため、そういった企業ではより社員と近い距離感で仕事をすることができます。
そのため、仕事で困っていることや悩みについて、仕事以外の内容についても相談できたり、より具体的なアドバイスを直接もらう機会があります。
また、社員だけではなく同じ長期インターン生の学生ともたくさんコミュニケーションを取ることが可能になります。そのため、自身の交流の範囲を広めることや大学を超えた友人を作ることもできるでしょう。
長期インターンに参加するデメリットとは?
就活との両立が難しい
長期インターンに参加する上でのデメリットは、日常生活との両立が難しいことでしょう。携わる業務では量と質のどちらも求められたり、大きな成果が求められることも多いです。そのため、仕事に従事する時間が多くなったり、オフィス外での作業も増えることがあります。
そうなると大学生活や就活の両立が厳しくなることがあります。そのため、スケジュールの管理や自身の体力などを考慮した上で参加を検討しましょう。また、社員さんや周りの長期インターン生にも必ず相談をするようにしましょう。長期インターンについて不安があったり、どの程度きついのかを知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
【体験談】3年の秋から長期インターンを始め、就活で内定をもらいました
私は現在株式会社SHiROで長期インターンを行っており、このコラムのような記事を書くSEOライティングを担当しています。この長期インターンへの参加の経験を通して、IT企業から内定を獲得することができました。実際に私が長期インターンを通して内定を獲得できた要因だと考えることは2つあります。
1つ目は、優秀な社員さんや長期インターン生に囲まれている環境です。大手の人材会社に在籍していた社員さんを初め、様々な経歴を持った社員さんや長期インターン生がSHiROにはいました。それらの人たちに仕事から就活などの仕事には関係ないことまで相談や様々なアドバイスをいただく機会がたくさんありました。
些細なことでも相談をすることができ、自身の言語化をより深めることができました。また、人とコミュニケーションを取ることへの抵抗が減り、面接などでもスムーズな受け答えが可能になりました。
2つ目は、企業の一員として求められることや具体的な働き方などについて学ぶことができたことです。実際の業務を通して、一人の持つ仕事の責任の大きさや締め切りの重要性について触れる機会が多くあります。
また、仕事を通して企業で働くイメージをより深めることができ、自身の仕事への適性や得意と感じることを見つけることができました。そのため、面接でもより具体性を持って仕事に対する志望動機を説明することができました。
このように専門的なスキルを持つこと以外で大きな学びを得ることができ、それが内定につながったと考えています。
選考の対策が必要になる
3年秋からの就活でも、それぞれの企業では選考が用意されており、それを突破することで内定を獲得することができます。それぞれの選考では企業が必要な人材を見極めるために用意されており、求められているものが選考ごとに異なります。そのため、それぞれの選考ごとに対策を行うことが必要になります。
エントリーシート
エントリーシートは企業が学生がどんな経験をしてきたのかを見るために用いられます。企業によって形式は多少異なるものの、就活生の住所や連絡先、大学や専攻などの基本情報に加えて、企業が独自で用意した質問について答えます。
基本的には自身で考え、答えられることのできるものですが、不安がある場合には他の就活生や大学の教授などに添削してもらうことも良いでしょう。特に質問を通して企業がどのような答えを求めているのかを正しく汲み取ることが重要になります。
WEBテスト
WEBテストは企業独自のものからSPIや玉手箱のように共通しているテストなど様々な形式が用意されています。これらは算数や国語の問題と似ており、基本的な知的能力など短期間で変化しにくい個人の資質を図っています。対策本があるため、それらを使って対策しましょう。
グループディスカッション
グループディスカッションは何人かでチームになり共通のお題について議論し、発表を行います。企業によってお題が異なり、様々な形式の課題が課されます。ここでは、チームで働く際に発揮される力や協調性についてを図っています。
マイナビやリクナビなどの新卒採用支援サイトや大学のキャリアセンターなどで対策講座が開かれるため、それに参加をして対策しましょう。グループディスカッションの全体の流れや必要な役職についてを理解できるでしょう。
面接
面接は企業が個人を知るためにもうけるフローです。これは自身の過去の経験やなぜその企業を志望しているのかなど様々なトピックについて細かく質問されます。そのため、企業についてより調べたり、過去の経験を具体的に整理をすることが効果的です。
とにかく自身と企業について分析を深く行い、全てのことを説明できるようにしましょう。また、友人や教授、キャリアセンターなどで模擬面接をしたりするのも良い対策となるでしょう。
また、企業の人事担当者の方が採用や育成を成功させるための秘訣としておすすめなのがHRドクターです。就活生の皆さんにとっても企業目線で求めている人材がどういう人なのかを知ることができるので参考になるかもしれません。
まとめ
- 大学3年の秋から就活を始めることは対策を正しく行えば問題ない
- 就活では「就活の軸を決めること」「各選考への対策」が必要になる
- 大学三年の秋から就活を成功させるためには「長期インターン」がお勧め
この記事で長期インターンに少しでも興味を持ったり、長期インターンに参加したいと考えている人がいるのではないでしょうか?そんなあなたはぜひ「ココシロインターン」のキャリアアドバイザーを頼ってみてください。
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