インターンの保険は義務か?インターンの前に加入すべき保険も紹介!

来年に就活を控えている方は、今年短期・長期のインターンシップに参加する方は多いのではないでしょうか。しかし、実はインターンに参加するときに保険に加入することが必要な場合があることを知っていましたか?

この記事を読んでいる方の中にも、友人からインターンで保険が必要だという話を聞いたり、インターン先の企業から保険加入証の提出を求められて焦っている方がいると思います。

そこで、今回の記事ではインターンの保険について、その必要性や加入の際に押さえておきたいポイント、インターンの前に加入すべき保険まで完全網羅で解説していきます。

このような人に読んでほしい

  • インターン参加前に保険に加入しておいた方がいいという話を聞き、なぜ必要なのか知りたいという方
  • インターン先の企業から提出物として、保険加入証明書を求められ、焦っているという方

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インターンの保険加入は義務か?

インターンに参加する方で、保険に加入しなければいけないという話を聞き、焦っている方は多いと思います。では、インターンの際、保険に加入することは義務なのでしょうか。

インターン先の企業によって、義務である場合とそうでない場合があるというのが答えになります。

例えば、薬品などを使用する理系のインターンでは、実験中の不慮の事故に備えて、参加者に保険加入を義務付けていることがあります。保険加入が義務か否かは、企業やプログラムによって異なるため、明記されていない場合、インターン参加前にインターン先の企業に問い合わせてみることをおすすめします。

インターンで保険に加入する必要性

保険のブロックを積み上げる人の画像

しかし、インターン先の企業から保険加入を指示されたとしても、なぜインターンで保険に入らないといけないのかわからないという方もいると思います。

インターンが開催されるオフィスは、学生にとって不慣れな場所です。例え短期インターンだとしても怪我をしたり、他人に経済的に損失を負わせてしまったりする可能性があるため、保険に加入することが必要なのです。

では具体的にどのようなリスクが考えられるのでしょうか。ここからはインターンに参加する際に生じる3つのリスクをそれぞれのリスクに対する保険の有効性とともに説明していきます。

インターンに参加する際に生じる3つのリスク

①インターン中の怪我・事故のリスク

まず一つ目に、インターンに参加する際に怪我を負ったり、事故に遭ったりするというリスクが考えられます。

例えば、オフィスでインターンに参加している際に、階段から転落して足を骨折してしまうことがあるかもしれません。他にも、インターンで薬品を使用するプログラムに参加する場合、不慮の事故で目が傷ついてしまうというような可能性も考えられます。

この場合、傷害保険に加入していると、このような事故で発生した医療費を一部、または全額補償してもらうことができます。また、後遺症などにも適応されるため、加入しておくと安心です。

②インターン先の企業に不利益を与えてしまうリスク

二つ目に、インターン参加中に自分のミスで、インターン先の企業に不利益を与えてしまうリスクが考えられます。

例えば、インターンでその企業のパソコンやシステムを使う際に飲み物をパソコンの上にこぼして故障させてしまったり、自分のミスでシステムを使用不可能にしてしまったりした場合、修理や復旧にかかる多額のお金をあなたが工面しなければいけなくなることもあります。

この場合、賠償責任保険に加入していると、パソコンの修理代やシステムの復旧にかかるお金を補償してもらうことができます。保険に加入することで、自分が未来に起こしてしまう事故に備えることができるのです。

③インターン中に第三者に対して不利益を与えてしまうリスク

三つ目に、インターン中に第三者に対して不利益を与えてしまうリスクが考えられます。

例えば、インターンで営業の就業体験をしたとします。もし外回りをしている時に高齢者にぶつかって怪我を負わせてしまう可能性があります。また、オフィスでも会社に来訪したお客様の持ち物を破損・故障させてしまう可能性があります。

この場合、賠償責任保険に加入していると、インターン参加中に自分が起こしてしまった事故や損害に対して発生した賠償金を補償してもらうことができます。

インターンの保険に申し込む方法

インターンの保険の保険に申し込む方法としては、大学から申し込む方法と民間から申し込む方法の2つの選択肢があります。この章では、それぞれに分けて詳しく説明していきます。

インターンの保険は学校経由か民間かで迷っている人の画像

大学経由の保険に加入する場合

大学経由の保険に加入する場合は、多くの場合大学の学生生活課や学部事務所から申し込みをすることができます。

大学経由の保険には学研災や付帯賠償などがありますが、保険料が安いものが多いです。しかし、単位認定のされない非正課インターンシップでは適用されないため、その場合は民間の保険に加入するようにしましょう。

民間の保険に加入する場合

民間の保険に加入する場合、おすすめなのが大学生協で保険に加入するという方法です。大学生協では、インターンにおすすめな民間の保険を紹介してもらえることが多いため、自分で探す暇をなくすことができます。

また、急に保険に加入しなければいけなくなったという場合は、インターネットでの申し込みもおすすめです。大学まで足を運び、書類を提出するという手間が省けるため、スピーディーな手続きが可能です。

【民間もあり】インターンの前に加入するべき保険と保険料

この章では、インターンの前に加入するべき保険を大学経由と民間に分けてご紹介します。

大学経由の保険

学生教育研究傷害保険(学研災)

学生教育研究傷害保険(学研災)は、教育研究活動中に加入者が怪我を負ったり、事故に遭遇した場合に適用される保険です。大学経由で申し込める傷害保険だと考えていただいて問題ありません。保険料は1年間650円です。

ただ、この保険は大学によっては入学時に加入が義務となっているところもありますので、申し込みの前に窓口に問い合わせてみることをおすすめします。

学生教育研究賠償責任保険(付帯賠償)

学生教育研究賠償責任保険(付帯賠償)は、教育研究活動中に他人に怪我を負わせたり、他人のものを破損させたりした場合に適用される保険です。大学経由で申し込める賠償責任保険だと考えていただいて問題ありません。保険料は1年間210円です。

ただ、この保険は学研災の加入者のみ申し込みが可能です。加入したいという方は、まず先に学研災に申し込みましょう。

学研災付帯学生生活総合保険(付帯学総)

学研災付帯学生生活総合保険(付帯学総)は、上の2つの保険(学研災と付帯賠償)では補償範囲が足りない時に、プラスアルファの形で加入する保険です。

この保険は、非正課のインターンシップなどプライベートの事故や賠償責任についても適用されます。付帯学総については、オプションなどによって保険料が異なりますが、民間の保険よりは比較的安い保険料で広範囲の補償を受けることができます。

ただ、在籍する学校がこの保険を取り扱っていない場合、申し込みすることができないため、まず窓口に取扱の有無を確認してみることをおすすめします。

民間の保険

学生総合共済

学生総合共済は、民間で利用できる傷害保険と考えていただいて差し支えありません。民間のため、もちろん非正課インターンシップでも適用されます。生協で加入することができ、保険料も1年間14400円と他の民間の保険と比較すると安くなっています。

学生賠償責任保険

学生賠償責任保険は、その名の通り民間で利用できる賠償責任保険だと考えていただいて差し支えありません。この保険に関しても、非正課インターンシップでの適用が可能です。保険料も1年間1800円と他の民間の賠償責任保険と比べると比較的安くなっています。

インターンで保険に加入する際の4つの注意点

保険内容を確認する人の画像

この章では、インターンで保険に加入する際の4つの注意点をまとめておきます。すでに前の章で確認しているものもありますが、再度読み直して十分気をつけるようにしましょう。

①正課のインターンのみ適用される保険がある

前述しましたが、学校経由の保険(学研災や付帯賠償など)は、単位認定がされる正課のインターンのみで適用されます。学外の非正課インターンで怪我をした場合や賠償責任を負った場合には適用されませんので、その場合は民間の保険に加入するようにしましょう。

所属している学部の窓口で、インターンが単位認定されるかどうか確認してみることをおすすめします。

②保険加入者証の提出が必要な場合がある

インターン先の企業によっては、インターン前に保険加入者証の提出が必要な場合も存在します。特に大学経由や生協で加入した保険の場合は発行に1週間〜3週間ほどかかるため、早めの申し込みを心がけるようにしましょう。

もし即日で保険加入者証が必要だという場合は、民間の保険にインターネットで申し込むことをおすすめします。保険料の振り込み確認がなされた後、保険加入証がサイトからダウンロードできる場合が多いため、即日での対応が可能です。

③すでに入学時に保険に加入している場合もある

特に学校経由の保険は、入学時に保険への加入が義務付けられていることがあります。

元々加入しているのに、再び申請をしてしまうと時間が無駄になってしまうため、大学の窓口に問い合わせてみると良いでしょう。

④長期インターンでは会社が手続きを代行してくれる場合も

長期インターンの場合、インターン生は実際に仕事を依頼され、報酬として賃金を受け取るため、労働者としての扱いを受けることになります。

この場合、インターン生が学生でなく、かつ勤務日数、労働時間がフルタイムの正社員の3/4以上である場合、会社はインターン生を社会保険に加入させる義務を負うことになります。

そのため、休学して長期インターンに専念しているという方は、会社に社会保険加入の有無を尋ねてみると良いでしょう。

インターンの保険に関するQ&A

Q. インターンの保険が適用されるのはいつから?

インターンの保険が適用されるのは「保険料の支払いをした日の翌日から」であることが多いです。

ただ、場合によっては保険料の支払い後、申込日に遡って保険金を請求できる保険もあるため、きちんと契約書を確認するようにしましょう。

Q. 即日の保険加入は可能か

インターンの前に保険の加入をし忘れてしまったという場合、即日で保険に加入することは可能です。

ただ、保険に加入しても保険加入者証が即日では手元に届かないことが多いです。特に学研災など学校で申請するものに関しては、即日では難しいでしょう。

Q. 保険には加入したが、保険加入者証が手元にない

インターンの前に保険には加入したが、保険加入者証が手元にないという場合は、取れる策は2つあります。

まず一つ目は、ネットから保険加入者証をダウンロードする方法です。民間の保険に加入している場合、保険加入者証をダウンロードできる場合があります。

二つ目に、企業に問い合わせるという方法です。保険料を振り込んだ際の領収証などを見せることで、保険に加入していることを信じてもらえる可能性があります。また、インターンの期間中に加入者証が受け取れるという方は、企業に提出できる期日を伝えるのも良いでしょう。

Q. 海外インターンに参加する場合に加入するべき保険は?

海外インターンの際に加入すべき保険は、インターンが学校経由か否かによって変わります。

まず学校経由のインターンの場合は、「学研災付帯海外留学保険(付帯海外)」をおすすめします。この保険は、自身の怪我や病気だけでなく、他人に負った賠償責任にも適用されるため、かなり有用です。

学校経由のインターン以外の場合、賠償責任保険に関しては、先述した学生賠償責任保 険は海外でも適用されるためおすすめです。しかし、海外は医療費が高額なことが多いため、学生総合共済に関しては、別に民間の海外旅行保険に加入することをおすすめします。

保険に加入して長期インターンに挑戦しよう!

「来年就活が控えているけど、何もガクチカがなくて不安」という方。保険に加入して準備が整ったら、長期インターンに挑戦してみてはいかがでしょうか?

この長期インターン、正直「最強のガクチカ」になります。

皆さんはなぜ企業が学生にガクチカを求めるのか考えたことはありますか?それは企業がガクチカを通して、その学生のポテンシャルを測りたいと考えているからです。企業はガクチカからあなたのリーダーシップや行動力、スキルなどを見極めます。

しかし、これはものすごく不明確な方法です。確かに学生時代に何をどれだけ頑張ったのかはその学生のポテンシャルを測る基準になるかもしれません。ただ、その学生が本当にその企業で利益を生み出せるかはわかりません。さらに言えば、どの部署がその学生の適性なのか、見極めることは非常に困難です。もちろん、企業もそのことに気づいています。しかし、新卒採用が常態化している今の日本では、曖昧な「ガクチカ」に頼って学生を選別するしか道はない。

では、そんな企業に自分をアピールするにはどうすればいいのか?それは「実際に会社にはいり、目に見える実績をあげること」です。そして、その方法が長期インターンへの参加なのです。

筆者
筆者

実際に海外では、就職する前に長期インターンに参加するという文化があります。

日本よりも生産性の高い海外では、長期インターンを受け入れることで、学生の能力を見定め、同時に学生にも適性を見極める機会を与えているのです。

筆者のフランス人の友人も、3つ以上の長期インターンに参加したと言っていました。

そして、もし長期インターンで「最強のガクチカ」を作りたいと思ったらぜひ「ココシロインターン」を活用してみてください。「ココシロ」が他社のサイトと大きく異なる点は、キャリアアドバイザーが自己分析から長期インターンの採用まで、キャリアアドバイザーが無料でサポートしてくれる点です。

他社のサイトでは、学生がインターンを探す際に野放しにされてしまうため、自分の適性にあっていないものを選んでしまい、ミスマッチを起こしてしまうことが多々あります。しかし、「ココシロ」ではキャリアアドバイザーが自己分析からあなたを完全サポートしてくれるため、そういったミスマッチの可能性を極限まで下げることができます。長期インターンへの参加を考えている方は、ぜひ「ココシロインターン」を活用してみてください。

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終わりに

インターンシップでは様々なリスクがつきもののため、保険に加入することが必要です。

特に保険加入者証などを忘れてしまった場合、インターン先の人事の方に「だらしがない」と思われてしまう可能性もあります。

また、他にもインターンシップで気をつけなければいけない点はあります。インターンの髪型や私服、スーツの場合はスーツの着こなし方も重要です。これらについては次の記事を参考にしてみてください。

気をつけるべきことに注意して、インターンを成功させましょう!

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学生時代に会社のリアルを経験することで、
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