zoomを使ったインターンの特徴は? 事前準備やマナーについても紹介!

コロナ禍が終わり、対面でのインターンが増えてきた今でも、zoomを使ったインターンを行う企業は少なくありません。

これからzoomでのインターンを控える学生さんの中には、そうしたオンライン上でのインターンに対して漠然と不安を感じている方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな学生さんに向けて、zoomを使ったインターンの特徴や、気を付けるべきポイントを紹介します!

こんな人に読んでほしい

  • zoomでのインターンのメリットが知りたい
  • zoomを使ったインターンならではのマナーや注意点が知りたい
  • 不具合が起きた時の対処法を教えてほしい

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zoomを使ったインターンのメリット・デメリットは?

メリットorデメリットの様子

対面でのインターンとはまた違った特徴を持つzoomでのインターン。ここでは、このzoomを使ったインターン形式ならではのメリットとデメリットを紹介していきます。

メリット

効率よく情報収集ができる

1番のメリットとしては、ほしい情報を効率良く入手することができるという点が挙げられます。

このインターンでは、基本的に家にいながら参加することになります。そのため、移動時間や待ち時間といった無駄な時間を減らすことができるうえ、インターンが始まる直前まで準備を行うことができます。

学業やアルバイトなどと両立して行うことになるインターンにおいて、時間が節約できるというのは、大きなメリットになるでしょう。

オンライン面接の練習になる

zoomを使ったインターンはオンラインで行う面接の練習にもなります。

その後の就活では必ずオンライン上で面接をする機会があります。そうしたときに、このzoomを使ったインターンの経験があれば、zoomの使い方などに対して無駄に気を遣わずに面接に臨むことができます。

リラックスして臨める

リラックスした環境で臨めるというのもzoomを使ったインターンならではのメリットでと言えます。

対面でのインターンは、すぐ近くで他のインターン生や社員の方々が見ているという中で臨まなくてはいけません。

一方で、zoomを使ったインターンでは自分を映すタイミングは限られているので、インターンにあまり慣れていないという方も比較的落ち着いて取り組むことができるのではないでしょうか?

デメリット

通信環境の影響を受ける

デメリットとしては通信環境の影響を受けてしまうことが挙げられます。

zoomを使ったインターンでは、円滑な進行のためにどうしても通信状況の良さが求められます。仮に、プレゼンのためにどれだけ準備して臨んだとしても、その発表で声がとぎれとぎれになっていたら、せっかくの努力も伝わりません。

少しでも通信環境に不安がある方はあらかじめ確認しておくようにしましょう。

画面越しだと話しづらい

画面越しだと話しづらいというデメリットもあります。

zoomを使ってインターンをする場合、カメラの映り具合やマイクの調節などが必要になってくるので、普段からzoom等を使ったオンライン上での会話に慣れていない方は、そうしたことに気を取られて、普段ならできているはずの相槌や、いつもの話し方ができなくなってしまう場合があります。

zoomを使ったインターンでは具体的には何をする?

パソコンを使う人の様子

基本的にはzoomを使ったインターンも対面のインターンとやることは変わりません。ただ、いくつかzoomでのインターンならではの仕様もあるので、それも踏まえて確認しましょう。

業界・企業説明

まず、業界・企業説明をするパターンです。

このインターンでは、対面と同じく、その業界や企業についての説明をセミナー形式で行い、業界を取り巻く状況から、その企業の業務内容まで幅広く聞くことができます。また、質疑応答の時間が設けられている場合も多く、疑問に思った点を直接聞くことも可能です。

説明会で聞いた内容を自らの業界・企業理解に役立てることで、企業とのミスマッチがないか確認するようにしましょう。

社内・職場見学

インターン先によっては職場見学をすることもあります。

実際に働くオフィスの様子をzoom上で見学することができ、メーカー等の見学の場合、インターン生が立ち入れない特別な場所も見ることができる可能性があります。

実際の職場の様子や雰囲気を知ることができるため、入社した後のイメージをより明確なものにしたい方はおすすめです。

グループワーク

zoom内でグループワークを行うケースもあります。

グループワークでは、いくつかのグループに分かれて、その業界や企業における課題を他のインターン生とともに考え発表します。zoom上でも、インターン先が作成したブレイクアウトルームという小部屋に移動し、そこでグループワークを行うことが多いです。

発表後は社員の方からフィードバックをもらえるので、その業界・企業で必要になってくる考え方を学べる貴重な機会になるでしょう。

ロールプレイング

zoomを使ったインターンでもロールプレイングをする場合があります。

ロールプレイングとは、実際の業務を想定して行う業務体験のことで、営業や接客等のインターンで多い形式です。業界・業種の理解につながる他、業務に対する向き不向きがわかるというメリットがあります。

ただ、オンライン上でのロールプレイングは、限られた業務しか体験できない可能性があるので、事前に何をやるのか確認しておくと良いでしょう。

社員との懇親会

zoomでも社員の方と懇親会をする場合があります。

懇親会は社員の方とする食事会のようなもので、一般的に説明会やグループワークなどメインのイベントが終わった後に催される場合がほとんどです。zoomを使ったインターンでは、それぞれが飲み物や食べ物を持ち寄って行うことになります。

社員の方と直接会話をする機会が得られるので、社内の雰囲気や細かい疑問点など、込み入った質問をすることができるというメリットがあります。

zoomを使ったインターンでのマナーは?

画面越しに挨拶す様子

zoom上でインターンをするに当たって、いくつか守るべきマナーが存在します。ここではその中でも重要な4つを紹介します。

5~10分前には入室待機

開始時間の5~10分前にはzoomの入室待機をしておきましょう。

ギリギリになってしまうと、不測の事態があった際に対応できなくなってしまい、最悪の場合、遅刻してしまう可能性もあります。少なくともこの時間までにはリンクをクリックして、いつでも入れる状態を作っておくようにしましょう。

カメラを見て話す

カメラをオンにしている状態で話すときは、画面ではなくカメラを見るようにしましょう。

パソコンのカメラは画面に映る顔よりも少し上に位置しています。そのため、画面の相手の顔を見ながらだと、少しうつむきがちで話しているように見えてしまいます。

もし就活の面接で、こうしたうつむいた姿勢だと、顔が暗く映ってしまったり、カンペを読んでいると思われてしまったりする可能性があります。最初は少し違和感を感じるかもしれませんが、なるべくカメラを見て話すくせを今のうちからつけておくようにしましょう。

ハキハキと喋る

発言するときは明るくハキハキと喋るようにしましょう。

ボソボソと喋ると、マイクが音を拾わない可能性がある他、聞こえたとしてもあまり良い印象を持たれない可能性があります。zoomでインターンをする際には、普段よりも声を張って話すよう心掛けましょう。

リアクションは大きめに

zoom上で相手の話を聞く際は、対面のときより大きくリアクションするようにしましょう。

話している側は、zoom越しだと相手がちゃんと自分の話を理解したかどうか対面の時よりも判断しづらいところがあります。大きめにうなづくなど、リアクションを大きくとることで、自分が話を聞いていることを明確に相手に表現するようにしましょう。

事前準備は何をすればいい?

チェックリストの画像

zoomを使ったインターンをする場合、前もって使う機材の状態などを確認しておく必要があります。zoomでのインターンを間近に控えている方は特にチェックしておくようにしましょう。

使う機材のチェック

マイク・カメラ

基本的なことですが、マイクやカメラがいつも通り機能するか確認しておきましょう。

マイクはzoomの設定の中の「オーディオ」の中に入力レベルを確認する項目があるので、そこできちんと声が入っているか、音量が正常かを調べることができます。

カメラに関しては、設定の中の「ビデオ」で映り具合を確認できるので、そこで問題がないかチェックしましょう。

特に、最近使っていない場合や、買い換えたばかりの場合は注意が必要です。

音量

出力される音量についても確認が必要です。

音量はzoomの設定の中の「オーディオ」で調節することができます。ただ、意外と見落としがちなのが、パソコンのアプリごとの音量を変更する「音量ミキサー」(※windowsのみ)です。

zoomの設定内の音量を最大にしても、この「音量ミキサー」の中のzoomのバーが小さいままだと、全体の出力も小さいままなので注意しましょう。「音量ミキサー」はパソコンの画面右下にある「スピーカー」を右クリックすることで表示されます。

充電

ノートパソコンやタブレット等を使う場合は十分に充電がされているか確認しましょう。

インターンによっては長時間にわたって参加しなくてはならないものもあります。その場合、充電が十分でないと、最悪の場合、途中で電源が落ちてしまう可能性があります。

そうすると、社員さんだけでなく周りのインターン生にも迷惑をかけてしまうことになるので、インターンが始まる前にしっかり充電しておきましょう。

zoomの更新

zoomの更新状態もあらかじめチェックしておきましょう。

長い間zoomを開いていないと、更新のためのアップデートが溜まってしまい、時間になって入ろうと思ったときに、そのアップデートに時間がかかって、参加が遅れてしまう可能性があります。

通信環境

zoomを開くための通信環境も確認しておかなければいけません。

zoomを使ったインターンを行うには、円滑な通信環境が不可欠です。「通信環境が悪いせいで声がとぎれとぎれになってしまった」というようなことがないように、あらかじめ、家族や友人とzoomを使った通信環境チェックをしておくことをおすすめします。

zoomの使い方のチェック

zoomの参加方法

まず初めにzoomの参加方法についてです。インターンでの参加だと基本的に以下の流れになります。

  1. インターン先から送られてきたリンクをクリック
  2. 別タブが開いたら、画面上に表示される「Zoom Meetingを開く」をクリック
  3. zoomが起動したら、画面中央の「コンピューターでオーディオに参加」をクリック
  4. 参加完了

詳しくはzoomの公式サポートを参照してみてください。

zoomの画面共有方法

発表をする際など、zoom上に自分の画面を表示したいときはzoomの中の「画面共有」という機能を使います。やり方については以下の通りです。

  1. zoomの画面下の「画面共有」をクリック
  2. 共有したい画面を選択
  3. 画面共有完了

画面共有を終了したい場合は、画面上部の「共有の停止」をクリックしましょう。

こちらも詳しくはzoomの公式サポートを確認してみてください。

名前の表示の変更

インターン先からzoom内に表示される名前の変更を求められる場合があるので、表示の変更方法を理解しておくようにしましょう。

  1. zoom内画面下の「参加者」をクリック
  2. 右に出てきた参加者の中にある自分の名前にカーソルを合わせ、3つの点のマークをクリック
  3. 名前の変更を行う

zoomの公式サポートはこちら。

zoomの背景

カメラをオンにした時の背景は白い壁の前がベストです。

また、生活感が出るものが映らないように、いらないものは周りからはよけておきましょう。もし、背景にできるような白い壁がない場合は、zoomの「背景ぼかし機能」を使うのもOKです。ただ、古いパソコンだとこの機能が使えない場合があるので注意しましょう。

「背景ぼかし機能」についてはzoomの公式サポートを参照してください。

共有資料の用意

インターンで使う共有資料の用意をあらかじめしておきましょう。

インターンではグループワークで発表をする場合があります。それに備えて、グループワーク内で出た意見をドキュメント等にまとめておくなど、グループ内で共有できる資料を、前もってパソコンの中に用意しておくと後々役に立ちます。

URLの確認

送られてくるURLの確認も非常に重要な準備の一つです。

基本的にzoomには企業から送られてきたURLから入ることになります。しかし、それがかなり前もって知らされていた場合、メールが埋もれてしまい、どこにそのメールがあったかわからなくなってしまう場合があります。

そうならないためにも、前もって余裕のあるときにメールとリンクの確認をしておくようにしましょう。

zoomに入れなかったときはどうする?

パソコン前で落ち込む女性の様子

インターン当日は何があるかわかりません。万が一、zoomに入れなかったときの対策もしておきましょう。

メールを確認して再度試してみる

zoomに入れないときは、送られてきたメールを確認して、もう一度同じリンクから入ってみましょう。

企業から送られてくるメールには、リンクと一緒に注意事項やパスワードが記載されている場合があります。入れなくなっても焦らずに、メールに書いてあることをきちんと確認するようにしましょう。

別端末で入ってみる

zoomに入れなくなったときは、別端末から起動してみるのも一つの手です。

zoomに入ることができないのは、もしかしたら使っている端末が原因となっているかもしれません。入れなかったときを見越して、予備の端末を準備をしておくと良いでしょう。

インターン先の企業に連絡

どうしても入れない場合はインターン先の企業にその旨を連絡しましょう。

連絡さえ入れることができれば、企業も事情をわかってくれるはずです。あらかじめインターン先の緊急連絡先をメモしておき、最悪の場合に備えておくようにしましょう。

当日のインターン先への連絡は電話で行うのが基本です。電話対応の具体的なやり方については次の記事を参考にしてみてください。

もし、どうしてもメールで連絡をとりたい場合は以下の例文を参考にしましょう。

zoomに入れない時の企業への連絡メールの例文

件名:インターンシップの出席に関する連絡です(〇〇大学 佐藤花子)


株式会社〇〇 人事部 インターンシップ担当〈名字〉様


お世話になっております。

〇〇大学〇〇学部〇〇学科の佐藤花子と申します。


本日、インターンに参加予定でしたが、機材トラブルでそちらのzoomに入ることが出来ないため、ご連絡させていただきました。

直前のことでご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。

================================

大学名〇〇学部〇〇学科

佐藤花子 (Satou Hanako)

mail:hanako@〇〇.jp

TEL(携帯)000-0000-0000

================================

インターンでのメールにおけるマナーについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

FAQ

Q.zoomを使った長期インターンは?

zoomを使ったインターンは短期インターンがメインですが、リモートワークができる長期インターンも存在します。

リモートワークでの長期インターンにおいても、対面と同様に有給で実際の業務を行うことができ、1か月以上の長期間にわたって参加することになります。

フルリモートでの長期インターンもあることにはありますが、基本的には週に1度の出社が義務付けられている一部リモートの長期インターンがほとんどです。

自宅にいながら参加できる他、業務の時間を自由に決められる場合も多いので、普通の長期インターンよりも自分のペースで働けるというメリットがあります。

実務を通して数多くの経験を積むことができる長期インターンは、業務に対する理解を深めたい方や、自分の市場価値を上げたい方には本当におすすめです。

少しでも気になった方は、以下のリンクから実際に長期インターン先を見てみてください!

Q.zoomを使ったインターンでは服装はどうする?

指定がなければスーツを着用しましょう。

通常の就活と同様に、特に指定がない場合はスーツを着用するのが無難です。私服指定の場合もビジネスカジュアルと呼ばれるような服装をしましょう。

また、画面に映りませんが、礼儀としてズボンもきちんとしたものを履いておくようにしましょう。

服装についてはこちらの記事を参照するとわかりやすいと思います。

Q.顔は出さなくてもいい?

zoomを使ったインターンの中で顔出しするかどうかは、参加するインターンの形式によります。

参加人数が多い大企業の説明会インターンなどでは基本的に顔出しはせず、マイクも基本的にオフにしておきます。一方で、少人数の場合や、グループで分かれるようなグループワークの場合、顔は出す必要があります。

また、顔出しがありそうなインターンの場合、映り方に注意を払う必要があります。特に、日の当たり方によって顔の印象が明るくなったり暗くなったりするので、あらかじめそれも計算に入れておくようにすると良いでしょう。

Q.zoom上での自己紹介はどうする?

カメラをオンにして、カメラの方を見ながら自己紹介をしましょう。

誰が自己紹介をしているのか明確にする面でも、相手に対する礼儀の面でも、カメラはつけておくことを推奨します。また、先述したように、話すときは画面の中の相手の顔ではなく、その上のカメラを見ることを忘れないようにしておきましょう。

まとめ

この記事をまとめると次のようになります。

この記事のまとめ
  • zoomで行うインターンの最大のメリットは効率良く情報収集ができること。そして、最大のデメリットは通信環境の影響を受けること。
  • zoomを使ったインターンで行うことは基本的に対面のインターンと変わらない。
  • zoom開始前は5~10分前に入室待機をし、インターン中はカメラを見てハキハキと喋ることと、リアクションを大きめにとることを意識する。
  • 当日使う機材やzoom自体の使い方はあらかじめ確認しておく。
  • zoomに入れなかったときは、インターン先のメールの確認や、別端末での起動を試したうえで、インターン先に連絡を入れる。

zoomでのインターンを成功させるためには、事前準備が不可欠です。時間に余裕を持った状態で準備を始めるようにしましょう。

また、今回はzoomを使った短期インターンをメインに紹介しましたが、zoomを使った長期インターンの方も気になるという方は、ぜひ次の記事もチェックしてみてください!

キャリアアドバイザーに就活インターンの不安や疑問を相談してみましょう!

インターンはこれからのキャリア形成のために重要な役割を担っています。
学生時代に会社のリアルを経験することで、
社会、自分の心や実力を正しく知り、今後50年の正しい選択につなげることができます!

これからの就活で不安なことがあったり、自分がどのようなインターンをしたらいいかわからない自分に合ったインターンを見つけたい方は「 ココシロインターン」を活用しましょう!

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