『大手志望の僕がベンチャー企業に飛び込んで感じたメリット』 — 長期インターンを体験談

インターンを始める前は学業第一の生活をしていましたが、プラスアルファで何ができるかを常に考えていました。学業以外では学園祭の副委員長、塾講師のアルバイト、そして大学での記事執筆のアルバイトをしていました。

ココシロインターンの面談で長期インターンの存在を紹介してもらった際に長期インターンについて知りました。当時は大学院進学か就活をするかで迷っていたので、選考直結の短期インターンに参加しようと考えていました。

就活をする前に自分に合っている職種を見つけたいと思ったのがきっかけです。何も経験がないまま就職した際にその職が自分に合わなかったら大変だと思ったので、それを知るいい機会になるだろうと考えました。

具体的に決めてはいなかったのですが、営業職はどの会社でも必要とされており、営業スキルはどの分野でもある程度求められるだろうなと考えていました。私のアルバイト先の社員さんが営業をしている姿を身近で見ていたこともあり、営業スキルの必要性については常に考えていました。

私のインターン先のはばたーくは、システムの受託開発やシステムエンジニアリングサービスの事業を行っているIT企業で、営業を強みとしている会社です。

インターン先ではアルバイトでは任されないようなより多くの責任が伴った業務を任せていただいています。ある業務ではインサイドセールス(※)からアポイント先での会社説明まで担当させていただきました。インターンの内外でも通用するスキルなのですが、電話営業の経験から、どういう人から電話がかかってきても冷静に対応できるようになったというのは自分にとってとても大きな成長でした。

インサイドセールスを始めた当初は何を言ったら良いか分からず、質問をされても答えることができませんでした。しかし、回数を重ねることで最終的には質問に即座に且つ具体的に答えられるようになりました。それだけでなく相手がどんな情報を求めているのかも経験を重ねるにつれて分かるようになってきました。深まってきたITの知識も利用して、相手のニーズを理解しながら対応ができるようになる点で自身の成長を感じ、やりがいを感じています。

それに加えて、アポイントを取れた際にももちろんやりがいを感じます。

ITの知識が全くない状態ではばたーくに入ったので、お客様から電話越しに専門的な質問をされた際に一人で対応できなかった場面が多かったです。その点は親切な社員さんや仲間に恵まれ、積極的に質問をしたりして克服していました。

長期インターンを始める前は、将来の就職先を考えたときに大手の企業さんのことしか視野に入れていませんでした。しかしキャリアアドバイザーさんに紹介をしていただいたのはベンチャー企業さんがほとんどでした。歴史のある大手の企業にはある程度安心感を感じていたので、ベンチャー企業で長期インターンをするのは正直少し不安でした。しかし、今まで実際にベンチャー企業であるはばたーくで半年間勤務して印象はかなり変わりました。 

他の社員さんと同様に扱ってもらい、皆さんにとてもフレンドリーに接していただいています。社内での目標を持って業務をする風潮のおかげでとても働きやすく、ベンチャー企業で働くことはポジティブなイメージに変わりました。

ダメだった時に失うものはないので、挑戦するのが怖い人も多いと思うのですが、スケジュールが合えばどんどん新しいことをやってみてほしいです。自分がどこまで挑戦できるかという体験は必ず後に生きてくるので、決してやってみて損はないんじゃないかと思います。 

私自身長期インターンの存在を知りませんでした。しかし何も経験が無くても、実際の業務で試行錯誤をしていく中で得られる信頼や仕事に対する責任を一つ一つ積み上げる喜びはとてもやりがいになります。

自分を磨き上げるために、体験したことのないところに身を置くことは手段としてとても有効なので、ぜひ相性のいい企業さんを見つけて長期インターンを経験してほしいです。