名前:島 凛
大学:聖心女子大学 現代教養学部 人間関係学科
卒業年次:2023年
入社企業:人材業界のベンチャー企業 (1社目)、株式会社SHiRO(2社目)
在籍期間 :2021年11月~2022年1月(1社目)、2022年9月~2023年4月(2社目)
今回は聖心女子大学 現代教養学部 人間関係学科に在籍されていた島凛さんにお話を伺いました。
株式会社SHiROへ長期インターン生として入社されました。
長期インターンを経験して得られたことや変化について伺いました。
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長期インターンを始める前について
—長期インターンを始める前の学校生活を教えてください。
1年生のときは特に注力していたことはなく、居酒屋と塾講師のバイトをやりながら友だちと飲んで遊ぶ日々を過ごしていました(笑) 2年生でコロナ禍によって友だちと遊ぶこともなくなり、ただバイトをして過ごす日々でした。3年生では卒論執筆がとても忙しく、そこに時間を割いていました。
—どういった経緯で長期インターンを始めたのですか?
就活イベントに参加した際に、イベントを企画をしている企業さんのところでインターンをしてみたいと思い、そのイベント後に人事の方にインターンをやらせてほしいと直談判をしました。当時はインターン生を募集していないとのことでしたが、募集を再開したら連絡するとのことでその場で連絡先を交換しました。後日連絡が来て、その企業さんでインターンを始めることになりました。
—2社目の長期インターンを始めたきっかけはなんですか?
2社目は長期インターンをやっている友だちの紹介で始めました。就職活動を終えて新しい環境に身を置いて新しいコミュニティーや今までにない経験をしたいと思っていました。そんな時に株式会社SHiROを紹介されて長期インターンを始めることにしました。
株式会社SHiROの長期インターンの業務について
—どのような業務をしていましたか?
就職活動中の学生に対して就職活動支援をするキャリアアドバイザー(※)をしていました。就職活動を終えているということで抜擢されてその業務を担うことになりました。
※キャリアアドバイザー:転職希望者に対して転職成功までの様々なサポート業務を行う人のこと。ここでは、新卒の学生に向けた就活支援のこと。
—1日のスケジュールを教えてください。
特に決まったスケジュールはありませんでした。学生から面談依頼があれば都度対応する形でやっていたため、週2回の会議以外はその日によってスケジュールはバラバラでした。忙しいときは丸一日面談をすることもありましたし、一日暇なときもありました。
—やりがいを感じた瞬間はありました?
「島さんのおかげで就活成功しました!」などの報告をいただいたときに一番やりがいを感じました。大げさな言い方かもしれませんが、自分の面談がきっかけで一人の学生の人生を変化させることができたと感じ、やっていて良かったと強く感じました。
—壁にぶつかることはありましたか?
何回もありました。特に成果が落ちてきたときや定めた目標値を達成できない時が特に壁にぶつかってる実感がありました。
—どのようにして乗り越えたのですか?
とにかくフィードバックをたくさんもらうために周りを巻き込むことで乗り越えました。先輩に面談を聞いてもらったり、時には面談した学生からどう感じたか聞いたりもしていました。ほかにも上手な人の技術を盗むこともしていました。面談をしてる先輩の横に座ってどういう言い方をしたら学生の心に響くのかを毎日研究してました。
長期インターンを経験して変わったこと
—長期インターンをして身についたことは何ですか?
大きく二つあります。一つ目はいろいろなビジネスツールを使えるようになったことです。チャットツールやSFAツール(※)などを使っていたのでその使い方が先に身についたのは一つ良かったことだと思っています。二つ目は数字に向き合う力です。もともと数字を分析して行動を改善することがとても苦手でした。ですが、毎週行う会議で数字をもとにした会議資料を作る必要があったので、嫌でも分析する力が身につきました。
※SFAツール:「Sales Force Automation」の略。営業支援システムとも呼ばれ、案件管理や顧客管理などを効率化・自動化することのできるツールのこと。
—実際に就職先でも活きていますか?
はい!具体的に言うと今の勤務先でも同じように週次会議があり、進捗を話し合う時間があります。そこでは過去のデータと現在のデータを表に出して使用していましたが、目標の達成率が書かれておらずわかりにくいと思いました。その際に私は「新たに目標に対しての現状の達成率を可視化できるような欄も加えるのはどうか」という提案をしました。チームメイトや先輩から感謝されましたし、チーム全体にインパクトを与えることができたと思います。数字ベースの考え方でディスカッションができるようになったのは紛れもなくインターンでの経験があったからだと思います。
—新卒として入社して意識していることはありますか?
得られる情報はとにかく早く得ることを意識して動いています。例えば、先輩に商談の同行を依頼したり、会議に出たいと自分からお願いしたりしています。長期インターンで壁にぶつかったときはとにかく人から教えてもらって情報をインプットすることで乗り越えられました。だったら、最初から多くの情報を得ておいて、壁にぶつかる前に壁を乗り越えられるようにしておけばいいと思って情報を得ることを意識しています。ただ、正直意識しているというより好奇心から情報を得ないと耐えられないといった側面の方が強いです(笑)
—今後どのような社会人になりたいですか?
いわゆる「バリキャリ」になりたいと思ってます。そう思ったきっかけは実は母親だったんです。母親がそのバリキャリですごく楽しそうに仕事をしています。仕事量が管理職並みに多いのに管理職じゃないのはおかしい!と直談判をし、50代で管理職に昇進しました。こういった年齢がどれだけあがってもキャリアをあきらめない姿勢にすごく尊敬して、私もこういう女性になりたいと思い、バリキャリを目指しています。
※バリキャリ:「バリバリ仕事をこなすキャリアウーマン」を略した言葉。仕事一筋に頑張っている女性のこと。
—その理想像はもともとあったんですか?
もともとありました。ですが、長期インターンの経験を通して、「バリキャリ」のイメージがより明確になったことにより、その思いがより強くなりました。もともとはふんわりと仕事ができる女性ってかっこいいなと思っていただけだったんですが、「仕事ができる」ことに求められる能力やそれを身につけるために何をすべきかが明確になりました。明確になることでよりいっそう憧れるようになりました。
就活について
—長期インターンの経験は就職活動に活きましたか?
人事の方の印象は良いのである程度は活きたと思います。話を広げるきっかけとしてはかなり有用に感じます。ただ、長期インターンの経験だけで勝負するのは難しいかと思います。というのも私が就職活動を本格的に始めたときは、長期インターンの勤務を始めて3ヵ月間しか経過していなかったので、大学生活の4年間を通したガクチカとしては内容が薄かったと思います。ただ、マイナスになることは確実にないのでやって損することはないですね。
—内定後に長期インターンをやってよかったことは何ですか?
大きく二つあります。一つ目は入社予定とは異なる業界の仕事を経験できたことです。これにより、選択の幅が広がったと強く感じました。違う業界の知識でも活きる可能性をとても感じるからです。二つ目は新卒として入社して目立つためにどうすればいいのかわかったことです。新卒は行動量が求められるとよく言われますが、長期インターンを通して行動量の重要性を身をもって感じることができました。個人的には長期インターンの経験は就職活動のためというよりも、入社後のためになったことの方が多いと感じています。
—長期インターンをしていない人へのメッセージをお願いします。
とりあえず長期インターンをやるかどうか迷ったならやってみればいいと思います!私はやっていなかったら今自分がどうなっていたか不安で想像もしたくないです。たくさんの学生と面談させていただきましたが、やったことがない人は何かしらチャレンジしたことがない場合が多かったです。結果の善し悪し関係なく、人生で一回くらいはやってみようか迷ったことに挑戦することは必ず将来につながります。就活終えた人も今後のキャリアの糧になるのでぜひやってみてください!
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