就活で必ず聞かれる「ガクチカ」。
しかし、いざ書こうとすると「特別な経験がない」「アピールできるエピソードが思いつかない」と悩む人も多いのではないでしょうか?
本記事では、ガクチカのために今からできることについて、
- 【学年別】ガクチカのために今からできること
- 今から作れるガクチカ例6選
- 【1~3年生向け】ガクチカの作り方
- 【4年生向け】ガクチカの見つけ方
に分けて、詳しく解説していきます。
普通のエピソードも工夫次第で魅力的に変えるコツや、就活で強い印象を残すためのポイントも紹介するため、ぜひ参考にしてみてください!
こんな人に読んでほしい
- ガクチカのために今からできることを知りたい
- ガクチカが本当にない
- 今からガクチカをつくる際のポイントを知りたい
- 今までの経験からガクチカを探す方法を知りたい
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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ガクチカのために今からできること
「今からできること」は、
①新しい活動を始める
②今までやってきた活動をさらに頑張る
③今までやってきた活動の伝え方を工夫する
の3つに分かれます。
現時点でのガクチカに自信がない人は①を検討、今行っている活動に愛着を持っている人は②、選考が目の前に迫っている人は③を検討しましょう!
① 新しい活動を始める
ガクチカに自信がないと感じている人は、新しい活動を始めてみるのがおすすめです。
たとえば、興味のあるサークルやプロジェクトに参加したり、アルバイトやインターンシップに挑戦したりするのも一つの方法です。自分が熱中できそうなことや、成長を実感できる環境を探してみましょう。
試行錯誤を繰り返しながら時間をかけて取り組むことで、自然と説得力のあるエピソードが生まれてきます。
特に大学1・2年生のうちに行動を起こしておけば、就活が本格化する時期には経験に自信を持てるようになるでしょう。
② 今までやってきた活動をさらに頑張る
今行っている活動に愛着を持っていたり、既に熱中できる環境がある場合は、今までやってきた活動をさらに頑張ることがおすすめです!
ただし、ただなんとなく好きなバイトや課外活動を始めるだけでは、魅力的なガクチカは作れません。
必ず目的意識を持って取り組むことが大切です。「その活動に取り組むことで、どのような力を身に着けたいのか」「どのような結果を目指すのか」を意識しながら行動することで、説得力のあるエピソードを作ることができるでしょう。
③ 今までやってきた活動の伝え方を工夫する
選考が目の前に迫っている人(3年生の秋以降や4年生など)は、今までやってきた活動の伝え方を工夫するのがおすすめです!
この時期は、時間は限られているため、新しいエピソードを作るよりは、過去の経験を整理し、魅力的なエピソードとして伝えられるようにしましょう。
これまでの活動を振り返り、「なぜその活動を始めたのか」「どのような工夫をしたのか」「何を学び、どのように成長したのか」を具体的に言語化しましょう。エピソードに説得力を持たせるために、成果や学びを数字や具体例で示すのも効果的です。
限られた時間を有効活用し、過去の経験を最大限に活かせるエピソードを仕上げていきましょう!
今からできる!ガクチカ6選
ここからは、ガクチカ作りのために今から始められる具体的な取り組みを6つご紹介します。ぜひ、自分に合った題材を見つける参考にしてください!
① 長期インターンをする
いまからできるガクチカづくりとして最もおすすめなのが、長期インターンです。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務経験するインターンのことを指します。アルバイトやボランティアとは異なり、ビジネスの現場に深く関わることで、実践的なスキルや社会人としてのマナーを身につけることができます。
また、企業の課題解決に携わる中で、自分の工夫や努力が結果につながる経験を得られることが大きな魅力です。この経験は、ガクチカ作成時に「企業でも活かせる再現性のあるスキル」として伝えやすくなります。
さらに、ガクチカでは、自身のエピソードを定量的に説明することが求められる場面が多いです。その点、長期インターンでは、例えば営業部門で「新規顧客を10件獲得した」やマーケティング部門で「SNSキャンペーンの運用に携わりフォロワーを20%増加させた」など、数字を伴う成果を作りやすいことが魅力です。
興味のある業界や職種でインターンを探してみれば、就活に直結する貴重な経験が得られるでしょう。
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さらに、長期インターンだけでなく、就活全般の悩みについてもプロの就活アドバイザーに気軽に相談できます。
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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② 留学に行く
留学は、自らの意思で新しい環境に飛び込み、挑戦する行為であり、その行動力やチャレンジ精神はガクチカとして非常に強いポイントになります。
「グローバルに活躍したい」「異文化に触れて視野を広げたい」「語学力を向上させたい」といった明確な目標を持ち、それに向けて行動する姿勢は、多くの企業が求める資質と重なる点が多いのです。
留学には1〜2年の長期プログラムから、数週間〜数ヶ月程度の短期プログラムまで、さまざまな形態があるため、自分の目的や状況に合ったものを探してみてくださいね!
③ ボランティア活動を行う
ボランティア団体は、その名前から活動内容や目的がイメージしやすい場合が多く、活動の目標や取り組む課題が明確であることが特徴です。
また、ボランティア活動では普段接することのない人々と交流し、新たな価値観に触れたり、チームで協力して目標を達成する経験を積んだりできる点も魅力です。
ただし、ボランティア活動は、成果を数値で具体的に示すのが難しい場合もあります。そのため、活動を通じて、自分がどのような課題に直面し、どのように乗り越えたかを具体的に語れるようにしておくことが大切です。
以下は、大学生でも参加できるボランティア活動の例です。ぜひ、自分が興味あるものを見つけてみてくださいね。
- 地域活性化ボランティア:その町を盛り上げるために、地域住民と様々なイベントを企画開催していくボランティアのこと
- 環境保全ボランティア:地球温暖化や気候変動問題から私たちの生活環境や動物の生態系を守っていくボランティアのこと
- 海外ボランティア:発展途上国の恵まれない子供たちを支援するボランティアのこと
④ 志望業界で活かせる資格を取得する
資格取得を目指す際には、単に資格を取ることが目的にならないように、「その知識やスキルを将来どのように活かすのか」を意識して取り組むことが重要です。これにより、資格取得の経験が志望理由や将来の目標とつながり、より説得力のあるガクチカを作ることができます。
資格取得を目指す過程では、スケジュールを立てて計画的に勉強する力や、粘り強く課題に取り組む姿勢が求められます。これらは、仕事に必要な能力や姿勢に直結するため、企業にとっては高く評価されるポイントになるでしょう。
また、取得後に実際の業務で活用できるスキルが身についていれば、「即戦力」としてのアピールにもつながります。
具体的な資格例としては、金融業界を目指すならファイナンシャルプランナー(FP)や簿記の資格、IT業界であれば基本情報技術者やプログラミング関連の資格などが考えられます。自分の志望業界で有利になる資格を取得することで、効果的に企業にアピールできるようにしましょう。
また、文理別のおすすめの資格については、こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。
⑤ アルバイトに目標を立てて取り組む
アルバイトも工夫次第で、立派なガクチカになります。ただし、何となく日々の業務をこなすだけで大した経験を得ることは難しいでしょう。
そこでおすすめしたいのが、目標を立ててアルバイトに取り組むことです。
アルバイトを単なる「作業」ではなく、自分を成長させる場と考えることで、得られる経験や学びは大きく変わります。また、どんな活動でも目標を持って積極的に取り組む姿勢は、将来のキャリアにもきっと役立つでしょう。
「お客様との会話を増やす」「リーダーとしてチームをまとめる」など、小さな目標でもかまいません。その目標を達成する過程で、問題解決力やコミュニケーション能力が自然と鍛えられるのです。
⑥ ゼミ・サークルに目標を立てて取り組む
アルバイトと同様、ゼミやサークル活動も目標設定をし、取り組むことで、立派なガクチカになります。
たとえば、ゼミであれば「学会で発表する」「他学科と合同で研究プロジェクトを成功させる」などの目標が考えられます。サークルでは「地区大会で優勝する」「新入部員を〇人増やし、学内で最も規模の大きいサークルにする」といった目標が挙げられるでしょう。
また、ゼミやサークルのガクチカの書き方については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてください!
ゼミ↓↓
サークル↓↓
ここまでおすすめのガクチカをご紹介してきましたが、「この活動に取り組んだから、自動的にガクチカができる」なんてものはありません。
大切なのは、どんな活動においても明確な目的を持って取り組むことです!
【1~3年生向け】ガクチカのために今からできることって何?
ガクチカの題材を見つけたら、いよいよガクチカの中身を考えていきましょう。
ここからは、大学1〜3年生に向けて、ガクチカをつくる際のポイントをご紹介していきます!
① 目的意識をもって取り組む
最初は目的意識を持って取り組むはずだったのに、気づいたら「与えられた日々の仕事をただこなしているだけ」になっていませんか?
何度も繰り返しますが、就活のガクチカでは、どんな目的や目標を持って行動したかが重視されます。そのため、常に目的意識を持って取り組むことが何よりも大切です。
長期インターンやアルバイトでも、漠然と取り組むのは避けましょう。目的を意識することで、経験の価値が大きく変わります!
② 役割やリーダーシップを意識する
どのような立場や役割で活動に貢献したのかを意識しましょう。
リーダーとしてチームをまとめた経験はもちろん、サポート役として全体の成功を支えた経験も十分に評価されます。自分が活動にどのような貢献をしたかを具体的に振り返ってみましょう。
③ 他者との協力・コミュニケーションを重視する
ガクチカでは、「チームで成し遂げた経験」が頻繁に聞かれます。これは、企業が個人の能力だけでなく、他者と協力して目標を達成する力を重視しているからです。
社会に出てからは、チームで成果を上げることが求められる場面が多々あります。そのため、就活においても「チームの中でどのような役割を果たし、課題を解決したか」というエピソードが評価されるのです。
④ 結果と学びを記録し、振り返りを行う
活動を進める中で得られた成果や、そこから学んだことを具体的に記録することも大切です。また、結果が思い通りでなかった場合も、その失敗から何を学び、次にどう活かしたかを整理しておくと説得力のあるエピソードになるでしょう。
⑤ 困難な状況に挑戦し、克服する経験を作る
成長は挑戦と困難を乗り越えた先にあります。
たとえば、「リソースが限られた中で目標を達成する」「意見が対立した場面で妥協点を見つける」といった経験は、社会人として求められるスキルに直結します。
これらのポイントを意識しながら学生生活を過ごすことで、説得力のあるガクチカをつくることができます。1〜3年生のうちから計画的に取り組み、就活の際に自信を持って話せるエピソードを積み上げていきましょう!
【4年生向け】ガクチカのために今からできることって何?
就活真っ只中の4年生がガクチカを効果的にアピールするには、これまでの経験をしっかりと整理し、志望企業に刺さるエピソードをつくることが大切です。以下のステップを参考に、今からでもできる「ガクチカの見つけ方」をご紹介します!
① これまでの経験を整理する
まずは、自分がこれまで関わってきたゼミ、サークル、アルバイト、インターンなどの経験を振り返りましょう。その中で特に印象に残っている出来事や達成したことを書き出し、「困難を乗り越えるために努力したこと」「そこから学んだこと」を整理します。
もし「本当に何も思いつかない」「自分にアピールできる経験なんてない」と感じているなら、一度プロのキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。あなたが気づいていない魅力や強みを引き出し、それをどのようにガクチカに活かすかを一緒に考えてくれます。
さらに、志望する業界や企業の特徴に合わせたアピール方法も提案してくれるため、あなたのガクチカが一層説得力のあるものになります。
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② 企業研究と照らし合わせる
次に、自分の経験が志望する企業や業界でどのように役立つかを考えてみましょう。
例えば、チームで課題を解決した経験は、協調性や問題解決力を重視する企業にとって大きなアピールポイントになります。
企業が求める人物像をしっかり調べ、そのニーズに自分の経験がどう結びつくかを意識して整理しましょう。
③ 強みを明確にする
次に、整理した経験の中で、自分の強みが発揮された瞬間を探しましょう。
例えば、以下のような例があります。
- サークルのイベント企画が滞っていた際、自ら指揮を執り、企画を進めた経験(リーダーシップ)
- 大学から始めた部活で、周囲より遅れを取っていた中、努力を積み重ねてレギュラーメンバーに選ばれた経験(忍耐力)
- 飲食店のアルバイトで、常連のお客様が不満を抱えていた際、丁寧に話を聞き要望を察して、適切な改善策を提案した経験(傾聴力)
周りの人との比較ではなく、自分の中での強みに目を向けるのがポイントです。
④ エピソードを具体的に記述する
ガクチカをつくる際に効果的なフレームワークとして「STAR法」があります。STAR法は、「Situation(状況)」、「Task(課題)」、「Action(行動)」、「Result(結果)」の頭文字をとった言葉でSTAR法に沿ってガクチカを伝えることで、エピソードをわかりやすく伝えることができます。
たとえば、「〇〇のイベントでリーダーを務め、△△の問題を解決するために□□の取り組みを行い、最終的に目標を達成した」といった形です。
また、一人だと上手く構成が考えられないという方は、Smart ESを利用するのがおすすめです。
Smart ESはES作成に特化した生成AIで、自身の経験について簡単に記すことで、志望動機やガクチカを自動で生成してくれます。
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また、どうしてもガクチカがなく、4年生からインターンを始めることに興味がある方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね!
大学3年生の冬からガクチカづくりを始めた25卒の体験談
最後に、大学3年生の冬から実際にガクチカづくりを始めた25卒の体験談をご紹介します!
大学3年生の冬、就職活動を目前に控えた私は、自分には語れるガクチカがないことに焦りを感じ、長期インターンに挑戦することを決意しました。営業の業務を経験できる企業に応募し、無事に採用されました。
インターンが始まった当初は、営業の知識も経験もない状態で、リスト作成や電話営業の基本業務すらうまくいかず、失敗が続きました。特に新規顧客への電話では、断られるたびに落ち込む日々でした。それでも、自分の課題を明確にし、一つずつ解決していくことを意識しました。上司や同期のインターン生に相談し、トークスクリプトの改善や、顧客に響く提案内容を考えるなど、試行錯誤を重ねました。
特に力を入れたのが、新規顧客獲得を目標にしたプロジェクトです。顧客ニーズを深掘りするために徹底的なリサーチを行い、個別のニーズに合わせた提案内容を作成しました。また、電話でのアプローチ方法も改善し、練習を繰り返しました。その結果、プロジェクト期間中にチーム内で最も多くの契約を獲得することができ、大きな達成感を味わいました。さらに、その後も複数の契約を取ることができ、プロジェクト内で最も高い成果を上げることができました。
長期インターンでつくったガクチカは、面接でも自信を持って話すことができ、見事第一志望を含む複数の企業から内定をもらうことができました。
未経験からでも、適切な努力と工夫を積み重ねることで短期間でも成果を上げられるという実感を得られたのは、非常に貴重な経験でした。ココシロインターンを通じて挑戦したことが、私のガクチカを形づくる大きなきっかけとなりました。就活を控えた26、27卒の方にも、行動を起こせば短期間でも十分に成果を得られるチャンスがあるとお伝えしたいです。
あなたも長期インターンを始めて今からでも十分戦えるガクチカを一緒に作りませんか?
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まとめ
この記事をまとめると、以下のようになります。
- ガクチカのために今からできることとしては、1、2年生は経験の幅を広げること、3年生は具体的な成果を意識して活動を深掘りすること、4年生は、今までの経験を振り返ってガクチカを見つけることがおすすめ。
- 必ず成長できる活動など無い。どの活動においても、目的意識を持って取り組むことが大切。
- もし一人でガクチカを作るのが難しい場合は、Smart ESや無料キャリア相談を利用してみよう。
この記事では、ガクチカ作りに悩んでいる方に向けて、具体的なガクチカの例や、ガクチカのために今からできることについてご紹介してきました。
自分と周りを比較してしまいがちな時期ですが、焦らずに、今回ご紹介した手順に従ってガクチカ作成を進めていけば、必ずあなたの志望企業に刺さるガクチカができるはずです!
この記事があなたの就活の役に立てば幸いです。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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