【体験談付】長期インターンには何社応募するべき?複数応募する際の注意点を解説!

近年、就活の早期化に伴い、長期インターンに参加する学生も増えています。そんな中、「長期インターンを始めたいが、何社応募するべき?」と疑問を抱く学生は多いのではないでしょうか。

今回はそんな方に向けて、長期インターンは何社応募するべきかや複数応募する際の注意点を解説していきます。

このような人に読んでほしい

  • 長期インターンを始めたいと思っている人
  • 長期インターンに何社応募するべきか知りたい人
  • 長期インターンに複数応募しようとしている人
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長期インターンは何社応募するべき?

長期インターンは、複数の企業に応募するのが一般的です。最低でも5社は応募しましょう。

というのも長期インターンは、応募から結果までにおよそ2週間ほどかかるからです。もし1社ずつ受けていったら、1回選考に落ちるごとに2週間を無駄にしてしまうことになります。したがって同時に複数の企業に応募することで、効率的に選考を進めることができます。

長期インターンに複数応募する理由は?

では、なぜ長期インターンは複数応募することが一般的なのでしょうか。

長期インターンに複数応募する理由は主に3つあります。

①採用率が低いから

長期インターンに複数応募する1つ目の理由は、採用率が低いからです。

長期インターンの採用率は平均で10%程度とかなり低いのが現状です。もちろん、職種や会社の規模によって採用率は異なります。また、大手企業や学生に人気のリモート勤務可能な長期インターンは倍率が高くなります。そのため、複数の企業に応募して選択肢を増やし、自分のチャンスを広げましょう。

また、人事の人が忙しくてなかなか返信が来ない場合もあるので、同時に複数応募をすることで選考を効率よく進めることができます。

②比較ができるから

長期インターンに複数応募する2つ目の理由は、複数の企業間で比較ができるからです。

長期インターンに応募して、書類選考を通過すると、カジュアル面談を組んでくれる企業が多いです。面談を通して応募先の企業の仕事内容や将来のビジョンを聞くことで、自分の興味や関心がどのような分野にあるのかを理解することができます。

また、同じ職種でも企業理念や社員の雰囲気などは全く違います。中には、会社全体でイベントを開催するような企業もあります。せっかく長期インターンに参加するなら、コミュニティや楽しさも重要です。そのため、複数の企業に応募して自分に合った企業を見つけましょう。

③面接に慣れることができるから

長期インターンに複数応募する3つ目の理由は、面接に慣れることができるからです。

面接の際、緊張しているとどうしても言いたいことが出てこなかったり、不自然な話し方になってしまうのはよくあることだと思います。ただ、面接の数を重ねることで徐々に面接官との会話に慣れ、落ち着いて話すことができるようになります。

また、長期インターンの面接と本選考の面接は聞かれることが似ているので、長期インターンの面接に慣れると本選考の面接でも役立ちます。

長期インターンに複数応募する際の注意点3選

ここまで長期インターンに複数応募するメリットを解説してきましたが、気を付けなければならないこともあります。ここからは、長期インターンに複数応募する際に特に注意すべき点を3つ解説していきます。

①1つ1つの企業研究を怠らない

長期インターンに複数応募する際の注意点の1つ目は、1つ1つの企業研究を怠らないようにすることです。

複数応募しているからといって、1つ1つの企業の内定率は10%です。そのため、しっかりと対策しないとどこの企業も受かりません。事前に企業のHPや応募要項などをしっかりと確認し、企業研究を必ずしておきましょう。

②面接などのスケジュール管理をしっかりとする

長期インターンに複数応募する際の注意点の2つ目は、面談・面接などのスケジュール管理を徹底することです。

面接の日程が決まったら、忘れないうちに手帳やカレンダーアプリに入れましょう。「応募した複数企業の面接が被っていた」という状況はないようにして下さい。

また、複数の企業の面接を早くやりたいからと面接の予定を1日にカツカツに入れるのは避け、余裕をもって入れるようにしましょう。

③複数応募が負担に感じるならばまずは1社応募してみる

長期インターンに複数応募する際の注意点の3つ目は、複数応募を負担に感じるならばまずは1社だけ応募するということです。無理して複数応募して、企業への返信が遅くなったりしんどく感じたりする人は少なくありません。

そんな人は、まずは1社だけ応募して選考の雰囲気をつかんでみましょう。そして、選考に慣れたら、応募数を徐々に増やしていくようにしましょう。

【体験談】長期インターンに複数応募した方の秘訣は?

ここでは、現在マーケティングの長期インターンをしているYさんの体験談をご紹介します。

筆者
筆者

長期インターンには何社応募しましたか?

Yさん
Yさん

マーケティングができる長期インターンに計8社申し込みました。

ただ、最初から一気に何社も申し込むのではなくて、まずは1社申し込んで選考の流れをつかみました。

筆者
筆者

長期インターンに複数応募して良かった点は何ですか?

Yさん
Yさん

1番のメリットは、1つの企業で不採用だったとしても、他の企業での選考が進行中であればまだチャンスが残っているのでそこまで落ち込むことがなかった点です。もし、面接を控えている状態であれば、落ちた企業の面接での反省を活かして次に臨むことができます。

筆者
筆者

長期インターンに複数応募した際に工夫していたことを教えてください

Yさん
Yさん

複数の企業へ応募していると、どうしてもどの企業がどういうことをやっているのか、混同してしまうことがあります。実際、私も面接中に応募先の企業の会社名を別の企業と間違えて、指摘されてしまったことがあります。間違えたから落とされることはないですが、良い印象とはなりません。

そこで、企業ごとに業務内容や企業理念、サービスの内容や業績などを就活手帳やメモアプリにメモして、一目で確認できるようにしていました。

筆者
筆者

同じ職種で応募した場合、複数企業の比較をする方法を教えてください

Yさん
Yさん

私は、面接内で絶対に聞かれる逆質問を有効に活用していました。

自分が企業の方に質問する際に、同じ質問を異なる企業に対して行い、その回答を比較することで、自分にとって最適な選択肢を見つけることができました。

例えば、「既存のプロジェクトよりも新しいプロジェクトに加わり、自分のアイディアを実現したい」という希望があれば、新規事業に取り組んでいる企業を選択するべきです。

私が実際に聞いた逆質問の例として以下が挙げられます。

・「御社は意見を活発に出し合う社風と伺いましたが、意見を出しやすい環境を構築するためにされていることはありますか?」

・「現在、新規事業のアイディアはありますか?あれば、答えられる範囲でその内容について教えて頂きたいです。」

・「今後、御社が会社全体として注力して推進していきたい取り組みを教えてください。」

FAQ

Q. 長期インターンに応募した後の流れは?

長期インターンに応募した後の流れは一般的に、「書類選考→面談/面接→内定」というふうになっています。

①書類選考

応募する企業や利用する求人サイトによって項目は異なりますが、基本的には、自分の基本情報・応募先の志望動機・学生時代に力を入れたこと・自己PRなどです。

②カジュアル面談・面接

面接の回数は企業によって異なりますが、一次面接をオンラインで、二次面接を対面で行う場合が多いです。

カジュアル面談は、企業と学生のミスマッチを防ぐことを目的とします。長期インターンは何カ月も働くことを前提としているので、学生がすぐに辞めてしまうことのないように、面談を通して、学生が長期インターンに求める環境と企業が求める人物像がマッチしていることを確かめます。

面接は、企業が学生のことを知り、企業に貢献してくれそうな学生を選考することを目的とします。そのため、学生は企業の事業内容や経営理念について事前に調べ、しっかりと対策する必要があります。

とはいっても、1人で面接対策をするのは難しいという学生さんもいると思います。そういう方は、プロのアドバイザーに相談してみましょう!

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③内定

最終面接後、企業から採用の連絡が来ると内定となります。

Q. 面接で他の企業の選考を受けていることを言っていい?

長期インターンに複数応募していて面接で他の企業の選考状況を聞かれた場合、他の企業も受けていることを正直に言って構いません。

ただ、その企業が第一志望ではなかったとしても、他の企業の方が志望度が高いことは言わないようにしましょう。なぜなら、他の企業への志望を示すのは、入社の意思がないと判断され、内定を出しても意味がなく不採用となる可能性が高くなってしまうからです。

面接官も複数応募していることは理解しています。この質問をする企業側の意図としては、本人の長期インターンの軸を知るため、企業の志望度を知るため、などが挙げられます。

また、1社しか受けていないというのも長期インターンに積極的ではないのかという印象を与えかねないので極力避けましょう。

以下では、面接で他の企業の選考状況を聞かれた際の答え方の例を紹介します。

<回答例>
「現在、複数の企業の選考を進めており、私のキャリア目標や興味関心に合った最適な環境を探しております。ただ、御社の長期インターンプログラムには特に興味を持っており、御社での経験が私の成長とキャリア発展に大きく貢献すると確信しています。」

Q. 選考途中に他の長期インターンに受かった時どうする?

選考途中に他社から内定を受けた時には、状況に応じて対処法が変わるので、自分の状況に応じて対応しましょう。

1つ目は内定を受けた会社に入社する場合です。入社を決断した際には内定承諾をし、他に選考中の企業には辞退の連絡をしましょう。

2つ目は選考中の企業と悩む場合です。内定を受けた会社への入社をまだ決められない場合には、内定を受けた会社に選考中の企業がある旨を伝えましょう。企業によっては内定承諾や辞退までの期限を設けていることがあります。そのため、必ず期限の確認も忘れないようにしましょう。

Q. 複数内定が出た場合はどうしたらいい?

1番行きたい企業に内定承諾をしましょう。

長期インターンは、会社説明を目的とする短期インターンとは違い、1つの企業に専念することをオススメします。なぜなら、1つの企業の仕事を早く覚え、成果を出した方が、ガクチカにもなりインターンでできることも増えるため、効率がいいからです。

その他の企業には早めに辞退の連絡をして下さい。連絡をせずに無断で辞退することは絶対に辞めましょう。長期インターンの辞退方法を詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にして下さい。

まとめ

この記事のまとめ
  • 長期インターンは、複数の企業に応募するのが一般的。最低でも5社は応募する。
  • 長期インターンに複数応募する際は、企業研究やスケジュール管理を徹底する。

今回は、長期インターンに何社応募するべきなのか、複数応募するべき理由と複数応募する際の注意点込みで解説しました。もし、今から長期インターンを始めようとしている方は、是非、複数の企業に応募してみて下さい。

ただ、長期インターンの採用率は低いので企業研究や選考対策を必ずしましょう。ココシロインターンでは、キャリアアドバイザーが学生1人1人のキャリア目標や適正に合った長期インターンを紹介し、長期インターンに受かるための面接対策まで無料でサポートします。是非、気軽に相談して下さい!

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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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