夏休み、冬休みが近づくにつれて、来年就活を控える大学生や大学院生は一斉にインターンへの申し込みを始めます。これを読んでいる方の中にも周りに触発されて、インターンへの参加を悩んでいる方も多いのではないのでしょうか。
ただ、「就活なんて今まで考えてこなかったのに、急にインターンなんて言われても」「インターンに行ったらどんなメリットがあるの」という方がいるのも十分理解できます。
そこで今回の記事では、そもそもインターンとは何か、インターンに参加するメリット、デメリットについてご紹介していきます。この記事を最後まで読んだら、きっとあなたもインターンに参加したくなっているはずです。
このような人に読んでほしい
- インターンに参加するメリットが分からず、参加を迷っているという方
- インターンに参加するデメリットについても知っておきたいという方
- インターンに参加して、有名企業の内定を勝ち取った先輩の成功事例が知りたいという方
- インターンに参加するまでの流れを知りたいという方
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インターンとは何か
インターン参加を悩まれている皆さんの中には、まだインターンについて「行ったら本選考で有利になるもの」くらいの認識しかない方もいるのではないでしょうか。インターンのメリットを確認する前に、そもそもインターンとは何なのか説明していきます。
簡潔に言えば、インターンとは「学生が社会人になる前に 社会経験を積める場」です。
学生は企業が開催するインターンを通して、その企業や業界全体に対する理解を深めたり、就業体験から自分の適性を確かめることができます。
インターンには、短期インターンと長期インターンの2つの種類があります。
短期インターン
短期インターンとは、1日〜数週間※という短い期間の間で行われるインターンのことを指します。短期インターンは夏休み、冬休みなどの長期休み期間中に行われることが多く、特に夏は8月、冬は12月と2月に開催が集中します。ただ、最近では春、秋に開催されるインターンも増えてきています。
短期インターンは、大手からベンチャーまで非常に多くの企業が開催します。ジャンルも説明会から就業体験まで幅広く、まだ志望業界が絞り込めていない方が多くの企業を比較するのに最適です。
※実は2023年から産学協議会が企業の「キャリア支援活動」を4類型に分類し、「5日以上、かつ就業体験があるもの」のみが正式なインターンとして定められました。しかし、今現在でもそれ以外のものに関してもインターンと呼ぶ風潮は強く、今回の記事でも「短期インターン」として一括りにしています。
長期インターン
対して、長期インターンとは、1ヶ月以上という長い期間の間で行われるインターンのことを指します。長期インターンは、基本的に1年中募集情報が掲載されていますが、特に入れ替わりの時期である4月や9月になると募集が増加する傾向にあります。
長期インターンを開催している企業は、ほとんどがベンチャー企業です。学生は、実際に企業の内部で一人の従業員として働くことになります。長期インターンで経験できる職種は幅広く、営業職やマーケター、SNS運用、ライターなどがあります。
インターンに参加するメリット
インターンへの参加には、短期と長期で異なるメリットと共通するメリットが存在します。この章では、それぞれについて詳しく説明していきます。
短期インターンに参加するメリット
本選考で有利になる
短期インターンを開催している企業の多くは、インターンの結果を採用活動の評価材料として活用しています。そのため、夏インターンや冬インターンに参加した学生は、本選考で有利になるというメリットがあります。特に外資系コンサルなどは、インターンの結果から就活解禁日前に内々定を与えることも珍しくありません。
また内定に直結はしなくとも、一部選考フローが免除されたり、本選考までメンターがついたりなどの優遇措置が取られることが多いです。
多くの企業を比較できる
短期インターンのもう一つのメリットは、多くの企業を比較できるという点です。半日や1日で説明会中心のものも多いため、比較的スケジュールの都合がつけやすく、様々な企業を見ることができます。特に志望業界が決まりきっていない夏の時期などは、夏インターンに参加して様々な業界を比較するのが良いでしょう。
夏に志望業界を絞り込んでおくと、冬の時期にその業界のインターンに集中的に参加できるため、就活準備がスムーズに行えます。夏インターンについて詳しく知りたいという方は次の記事を読んでみてください。
長期インターンに参加するメリット
学歴が低くても企業にもアピールできるガクチカを作れる
長期インターンの最大のメリットは、学歴が低くてもでも企業にもアピールできる強いガクチカを作ることができるという点です。
新卒採用が常態化している日本では、企業が学生の潜在能力を測って採用活動を行う「ポテンシャル採用」が一般的です。そのため、今までの頑張りを反映する学歴が学生をふるいにかける基準として機能してきました。ただ、もちろん学歴やサークル活動などから、学生の潜在能力を見極めるのは困難であり、不安を感じています。
しかし、長期インターンではあなたが実際に企業の一員として実務経験を積みます。もしそこで目に見える数字的な成果を出したり、管理職としての経験を積むことができれば、学歴が低くとも、企業に説得力をもったアピールをすることができます。
スキルアップが可能
長期インターンでは、実際に企業で長期間働くため、具体的なスキルを身につけることが可能です。例えば、デジタルマーケティングの部署で働くことになれば、WEBサイトの作り方やネット記事の書き方、SNS運用などを習得することができるでしょう。
また、ビジネスで必要なスキルは上にあげたような目に見えるハードスキルだけではありません。例えば営業職で経験を積めば、誰かに何かを買いたいと思わせる交渉力を身につけることができます。このような目に見えないソフトスキルもビジネスマンとしてはとても重要です。企業は常に即戦力を必要としています。長期インターンで、企業が欲するスキルを身につけることができれば、内定にグッと近づきます。
報酬や交通費が支給される
長期インターンでは、短期インターンとは異なり、報酬や交通費が支給されるというのも学生にとってはありがたいメリットです。長期インターンでは、インターン生の成果に対して報酬が上がっていくという方式をとっている企業が多く、モチベーションを維持する要素として活用することができます。
また、長期インターンに参加するとオフィスに出勤する機会も多くなります。その際も、交通費が支給される企業であれば、経済的な負担を軽減することができます。
短期・長期共通のメリット
業界・企業についての理解が深まる
短期長期関係なく、インターンに参加することには、業界や企業についての理解を深めることができるというメリットがあります。短期インターンでは、説明会や就業体験を通して、その業界ではどのような仕事をしているのか、その企業で働く人のやりがいなどを知ることができます。
また、長期インターンでは特定の業界、企業で長期間働くわけですから、その業界に対しての理解はより深まります。業界、企業に詳しくなっておくと、就活の際に面接で聞かれる専門的な質問に答えられたり、企業の問題点をついた鋭い質問ができる可能性が可能性が上がるため、就活でも有利になります。
就活の予行練習になる
インターンに参加することには、就活の予行練習になるというメリットもあります。インターンでは、就活同様一人の社会人としてのビジネスマナーが求められます。例えば、スーツの着こなし方やメールの送り方などです。このようなマナーをインターンの際に練習しておくことで、就活の際でも正しい振る舞いができるようになります。
さらに、大手企業のインターンの選考は内定に直結するということもあり、非常に競争率が高くなっています。ここで、エントリーシートをたくさん書いたり、面接対策をしたりすることで、本選考の際にライバルたちより一歩リードすることができます。
人脈を作ることができる
インターンでは様々な方とお話しする機会があるため、人脈を作ることができるというメリットもあります。例えば、短期インターンでは、企業の社員さんと繋がることができるため、企業が求めている人材や身につけておくと良いスキルなどを聞くことができます。
また、長期インターンを主催しているベンチャー企業の社員さんの中には、大手企業出身の方も多いため、交流を深めることで人事の方を紹介してもらえる可能性もあります。
インターンに参加するデメリット
この章では、短期と長期、それぞれのインターンのデメリットについて解説していきます。
ただ、この章であげるほとんどのデメリットは「両方に参加することで補完できる」ものです。インターンのデメリットは、短期と長期どちらにも参加すれば克服できるものだと覚えておいてください。
短期インターンに参加するデメリット
報酬・交通費が支給されない
短期インターンのデメリットとして、長期インターンとは異なり、報酬や交通費が支給されないという点があります。短期インターンでは、説明会や就業体験がメインとなります。説明会で賃金が発生しないのは言わずもがなですが、就業体験に関しても労働が利益を作り出すわけではないので、報酬は発生しません。
また、交通費が発生しないのも学生にとっては痛いポイントです。特に地方からインターンに参加する方は、毎回の交通費で経済的に圧迫されてしまう可能性もあります。
スキルアップは難しい
短期インターンでは、長期インターンのような長い期間での実務経験が積めないため、具体的なスキルを身につけることは難しいです。
もちろん中には、プログラミング言語からシステム構築まで5日で教えると謳っているインターンも存在します。ただそういうプログラムはほとんどの場合、浅い知識しか教えてくれません。短期インターンの就業体験は、その分野を知るための「きっかけ」だと考えて、参加するようにしましょう。
インターンの経験が他社の選考では使えない
短期インターンへの参加は、その企業の本選考で有利になります。しかし、短期インターンの経験は、そのプログラムを主催した企業以外の選考で有利に働く可能性は低いです。
短期インターンでは、期間が数日間と短いため、先述のように具体的なスキルを身につけることが難しいです。また、プログラム内で成果を出したとしても、それはその企業独自の評価基準となっていることが多く、他の企業でアピールすることはできません。
逆に、同じ業界の他の企業に競合他社のインターンに参加したと伝えれば、志望度を疑われ、選考に不利になってしまう可能性もあります。
長期インターンに参加するデメリット
大手企業の長期インターンは少ない
長期インターンでは、短期インターンのように大手企業が主催しているプログラムが少なく、ほとんどがベンチャー企業であるというデメリットがあります。そのため、大手で経験を積みたいと考えている方や大手のインターンに参加して内定に直結させたいと考えている方には、長期インターンは不向きです。
ただ、長期インターンで実績をあげることができれば、大手企業にもアピールできるガクチカになります。間接的にではありますが、確実に就活に有利に働くと言うことはできるでしょう。
業界・企業の比較は難しい
長期インターンは、一定期間企業に入り、実務経験を積むという内容のインターンです。そのため、短期インターンのように複数のインターンに一気に参加するということは難しいです。
長期インターンには、業界・企業の比較をするよりも、その業界についての理解を深める、ガクチカを作る場だと思って参加することをおすすめします。
インターンの成功事例
今回紹介するのは、株式会社SHIROで長期インターンに参加されていた、明治大学出身T.Rさんの事例です。
長期インターンに参加するまでは、自分のやりたい仕事が不明瞭だったというT.Rさん。実際に就職した際に、仕事内容が自分のやりたいことではないかもしれないという漠然とした不安を抱えていたと言います。
そんな時、T.Rさんが出会ったのが、実際に長期間企業に入って、実務経験を積むことができる長期インターンでした。仕事に対する理解を深め、自分のやりたい仕事を明確にしたいという思いから、「ココシロインターン」から長期インターンへ申し込みを決めたと言います。
T.R さんは、長期インターンに参加したことで得られたことを次のように話します。
長期インターンで実務経験を積んでいくうちに、「ゼロからイチを作れる仕事」や「海外でも働ける仕事」がしたいと志望業界や志望企業を明確に絞り込むことができました。
また、長期インターンで目に見える具体的な成果を出したことで、自分を「企業に売り込む」ためのガクチカを作ることができました。
長期インターンへの参加後には、大学3年の早い段階で既に自己分析が完了しており、自信をもって面接官に自分の強みや企業に貢献できる理由を説明し、説得力のある自己アピールができたといいます。
結果、T.Rさんは、三菱商事や電通、Google、Amazonなど、早慶東大でも就職が困難な企業への内定を獲得することができました。
三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、電通、博報堂、日テレ、フジテレビ、DeNA、Cyber Agent、yahoo、LINE、レバレジーズ、Speee、ファーストリテイリング、JAFCO、Google、Amazon、Loreal、P&G、PwC、Deloitte
インターン参加までの流れ
では、そんなインターン参加までの流れはどのようになっているのでしょうか。
自己分析
インターンに参加しようと思ったら、まず自己分析から始めましょう。自己分析は、自分の強みや弱み、人生で大切にしたい価値観などを整理する作業のことを指します。
自己分析をしておくことで、自分が将来したいことが明確になり、インターンに参加する業界や企業、職種を選びやすくなります。
申し込み
次は、申し込みです。長期と短期別のインターンの締め切りや申し込み方法、注意点などを押さえておくことが重要です(インターンの申し込みはいつまでにすればいい?流れや3つの注意点も)。
申し込み方法としては、短期インターンならリクナビやマイナビなどの就活情報サイト、長期インターンならインターン求人サイトがおすすめです。
特に長期インターン求人サイトでおすすめなのが、「ココシロインターン」です。
「ココシロ」が他社と大きく異なっている点は、キャリアアドバイザーがあなたの長期インターン採用までの道のりを無料でフルサポートしてくれるという点です。
他社のインターンサイトでは、長期インターンに参加したい学生が、野放しにされてしまう可能性が高いです。その結果、希望する職種のインターンに採用されなかったり、自己分析が十分でなく、企業とミスマッチになってしまうことが多くあります。
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選考
申し込みの次は、選考です。選考方法には、WEBテストや面接などがあります。
特に短期インターンの場合、大手企業になってくると、選考に合格するのは非常に難しいです。選考に合格するためには、WEBテストや面接対策を怠らないようにしましょう。
長期インターンの場合、大手主催の短期インターンほど難易度は高くはありません。ただ、企業は長期間一緒に働けるインターン生を求めているため、選考では将来のビジョンなど深い質問を投げかけてくる可能性があります。自己分析を怠らないようにしましょう。
参加
選考に合格したら、晴れてインターンに参加することができます。
しかし、参加の際にビジネスマナーが守れていないと、企業に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
インターンは内定にも関わる大切な場なので、スーツの着こなし方には気をつけたいところです。
また、私服で参加する場合も「オフィスカジュアル」などマナーがありますので、確認しておきましょう。
インターンは短期と長期のどちらにも参加すべき!
この記事を要約すると次のようになります。
- 短期インターンには、「本選考で有利になる」「多くの業界・企業を比較できる」というメリットがある。
- 長期インターンには、「学歴関係がない最強のガクチカが作れる」「スキルアップが可能」「報酬が出る」というメリットがある。
- 短期インターンには、「報酬が出ない」「スキルアップが困難」「他社のガクチカに使えない」というデメリットがある。
- 長期インターンには、「大手企業が少ない」「業界・企業の比較が難しい」というデメリットがある。
インターンは、短期と長期それぞれにメリットとデメリットがあります。しかし、それぞれのデメリットは、両方に参加することで解決できる場合がほとんどです。今主流になっているのは、短期インターンのみです。しかし、長期インターンには、短期インターンでは得られないメリットがあります。
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インターンはこれからのキャリア形成のために重要な役割を担っています。
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