インターンには給料がもらえるものともらえないものがあります。
給料がもらえる物として、「有給インターン」という仕事の現場を知るための機会を得ながら給料がもらえる制度があります。
実際にどんなことが経験できるのか、どのくらい給料がもらえるのか、インターンはどのくらいの時間働くのかなど詳しく確認していきましょう!
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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インターンで給料はもらえるのか?
インターンの給料はある場合とない場合があります。
インターンといえば、就活のタイミングで夏や冬に参加するものをイメージする人が多いと思いますが、最近では、給料がもらえるインターンが増えてきています。実際に有給インターンがどのくらいの給料がもらえるのか確認していきましょう!
どのくらいもらえるのか?
有給インターンはアルバイトと同じ程度かそれ以上の給料をもらうことができます。給与体系は3パターンあり、時給・日給・成功報酬となっています。
時給の場合:時給1,000円〜2,000円
・アルバイトと同じように働いた時間分の給与が支払われる
・勤務時間によって収入がわかるため、計画が立てやすい
・働いた分収入に繋がる
日給の場合:日給5,000円〜10,000円
・月の給与が固定
・月や週の勤務日数によって設定されている
・毎月同じ日数働く必要がある場合はテスト前や文化祭などの用事との両立が難しい
成功報酬の場合:1作業や1成約につき、1,000円〜50,000円
・完全成果報酬型:完全な目標達成度で給与がきまる
・基本給+成果報酬型:基本給に加え、成果がで多分プラスされる
・業務上の目標が課されている
・達成度によって報酬が決まる
・自分の仕事の頑張りが反映される
・安定しない
実際に掲載されているインターンの勤務条件をいくつかみてみましょう
Webマーケティング会社 | 時給1,100円〜 未経験者歓迎 |
就活サポート業務(営業) | 時給1,200円〜1,700円 週3以下OK未経験者歓迎 |
PR戦略業務(マーケティング) | 時給1,200円〜 週3以下OK未経験者歓迎 |
営業職 | 日給10,000円〜 週2日〜交通費支給 |
上記のような内容になっています。
営業職であれば、契約数や営業成績に応じてインセンティブ報酬が給料として追加でもらえることもあります。また、プログラミング職などの専門的なスキルや経験が必要とされる職場合は、給料も高くなる傾向があります。
私はIT系の会社でコンサルアシスタントという職種で週2回勤務、時給は1100円で月勤務していました。
インターンはどのくらい働くのか?
給料あり、つまり有給インターンは、3ヶ月以上の中長期で募集している企業が多いです。企業によっては1ヶ月ごとに契約し、毎月契約更新するものや、3ヶ月間などと期限を決めて実施するもの、アルバイトのようにやめたい時にやめられるものなどがあります。
長期インターンの継続期間は、長ければ長いほど企業との関わりが増えるためより実践的な仕事を経験できます。経験できる仕事の幅が増えますし、より社員さんから実践的なアドバイスをいただくことができます。
アルバイトのようにシフト調節が可能になっているケースが多いので仕事を経験しながら学業と両立することができます。週2〜4日と勤務時間は多いですが、大学の授業やテスト期間就活などを考慮することができます。面接時にどのくらい融通が効くのか、どのように働くのかについて確認する必要があります。
有給インターンと無給インターンの違い
上記にもあるようにインターンの給料体系には有給のものと無給のもの、二つの種類があります。同じインターンですができることや得られることはそれぞれ異なります。
有給インターンとは学生が報酬を得ながら、企業で実務体験をすることができるアルバイトのことです。実務体験を行うことから、短期では身に付くスキルが限定的になってしまうため、長期インターンであることが多いです。長期インターンの募集されているインターンの期間としては3ヶ月から半年以上と定めている企業が多く見受けられます。内容としては、仕事体験だけでなく実務を任されることが多いです。また、実務を任せてもらえるため実際の仕事現場で働くことができたり、社員さんとの距離が近かったりします。社員さんと距離が近いことで自分の仕事をする上での悩みや就活の相談までできたりします。
一方で無給インターンは就活の企業紹介や選考目的であるため、1Dayから1weekインターンなどの短期インターンが多いです。企業概要や業務内容の説明会を行ったり、グループワークなどで仕事の模擬体験などを行います。また、社員さんと距離を近づけるために、座談会や質問会などが設けられることが多くあります。
有給インターン | 無給インターン | |
---|---|---|
期間 | 長期間 (3ヶ月~) 週2~4程度の出勤が求められる | 短期間 (1Day~2week) |
内容 | 「実務」が任される | 企業概要や業務内容の説明会を行うグループワークなどの業務模擬体験 |
参加意味 | 企業・職種・仕事理解専門スキル獲得 | 企業・職種・仕事理解 |
対象 | 全学生 | 就活生 |
探し方 | ・求人サイト ・大学のキャリアセンター ・企業HP | ・大手就活サイト(マイナビ/リクナビ) ・企業HP |
給与情報 | 募集の給与欄に書かれている (書かれていない場合は無給である可能性が高い) | 給与について書かれないことが多い |
有給インターンについて
有給インターンではどのようなことができるのか
有給インターンでは上記に述べてあるように長期的なものが多いことから実務を任せてもらえることが多く、実際の仕事現場で働くことができます。社内の戦力の1人として仕事に取り組むことができるのでより実践的なスキルを身につけることができます。
総合職であれば、実際の営業やマーケティングの実践があり、社員の方から直接フィードバックを頂けます。また、エンジニア職のインターンでは実際にコードを書いてサイト作成運用などに関わることができます。
これらは、学校での授業だけでは学ぶことは難しいので、より会社で働くイメージが鮮明になると思われます。
また、短期インターンでも給料が出る場合もあります。新しい事業を企画するプロジェクトなどは大学生のアイディアや意見が実際に事業で採用できる可能性があるため、報酬が出ます。
報酬がでるインターンは、内定直結型であることが多いため、倍率が高いものが多いです。
有給インターンに参加する意味
就職先として考えている企業の有給インターンで実際の業務を行うことで実際に入社してからも、働き方などにギャップを感じることが少なくなり、ミスマッチの防止に繋がります。また、学生のうちから社会人としての仕事を体験できるため、ビジネスマナーなど社会人としての基本的なスキルが身に付きます。
また、就職活動前に有給インターンに参加しておくことで、就職活動においても社会人マナーや学チカを生かすことができるでしょう。
実際に働いた経験から自己分析やスキルの見直しを行えるため、自分自身のその仕事への適性や将来のビジョン形成や方向性を把握することができます。
有給になる条件
有給インターンになるための条件は、労働基準法で定められた「労働」であることです。給与が出る場合は、必ず募集要項に給料の記載があるため確認しましょう。
短期のインターンでは学生が実務を任されることがないため、給料が発生しません。
業務の模擬体験も実際に企業の売上に関わることではないので給料は支払われません。労働者に該当すると判断された場合、インターンでも報酬を出さなければ違法になってしまいます。
有給インターンとアルバイトとの違い
一番の違いとしては任せられる業務内容です。それはアルバイトとインターン生が業務を行う上で求めることに違いがあることが理由としてあげられます。
アルバイトをする目的は「お金を稼ぐこと」という人が多いですが、有給インターンは企業や業務についての理解を深めたり、就活や社会人になることに向けてスキルを身につけたりするなど自己成長できることを望んでいる人が多いです。対価としての報酬ももちろん求めていますが、その企業で経験できるところにとても惹かれてインターンを志望しています。
募集する企業の目的も違います。アルバイトを募集する企業の目的は「労働力」が主になります。
一方でインターンを募集する目的はもちろん労働力を必要としていますがそれ以外に「企業についての理解を深めてもらうこと」「優秀な学生を早期に獲得すること」となっています。
有給インターンを探すためにすること
周りの友達が有給インターンや長期インターンをし始めると、自分も始めなくてはと考えると思います。しかし、自分の目的があやふやなままだと自分に合ったインターンを選ぶことができなかったりインターンの中で得られるものが少なくなってしまいます。
そのため、なぜ有給インターンをしたいのかを明確にする必要があります。目的を事前に決めることで何を学びたいかを言語化することができ、目的にあった有給・長期インターンを探すことができます。
具体的には「実務経験から実際に働くこととはどんなことなのか理解したい」「自分が大学で学んだことが社会で通用するのか知りたい」などの目的があげられます。
また、キャリアアドバイザーや学部の先輩など、インターンに詳しい人に話を聞いてみるのもおすすめです。その他にも長期インターンの特徴であったり、評判や自分の目的を達成することができるインターンを紹介してもらえるサービスもあります。より詳しい人に相談することで情報の比較検討が可能になります。
ココシロインターンでは学生が有給インターンや長期インターンをしたいが実際に給料はどうなのか自分の目的が果たせるのか1対1で話しながらお勧めしています。もしも相談事がありましたら、下記のボタンからお問い合わせください!
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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無給インターンについて
無給インターンではどんなことができるのか
無給インターンは、採用活動の中で「学生が企業のことを知るための機会」として開催されているケースが多いです。そのため、企業概要や業務内容の説明会やグループワークなどで仕事の模擬体験などを行います。企業説明会では伝わらない企業のアピールポイントを知ることができるので、1日や1週間でその企業の事業内容や働き方、特徴を把握することが可能です。
また、社員座談会なども開いてくださる企業も多いので実際に働いている方に質問ができる機会もあります。有給・長期インターンのように深く知ることはできないですが、給料をもらえること以上に短期間で広く浅くその企業の雰囲気や業務内容について知ることができるので、自分がやりたいことができるのか、求めている企業の条件にあっているのかどうかを判断することができます。
無給インターンに参加する意味
短期間で企業説明会以上の話を聞くことができたり、業務を模擬体験することで業務内容の理解を深めることができます。
長期インターンに比べると身につけられるスキルには限りがありますが、働く社員やオフィス環境、インターンを通して業界や企業について深く知ることができますし、参加数に限りがないので、多くの企業のインターンに参加することができるため、志望業界や企業を絞る際に活用した方が良いでしょう。
無給インターンどうやって探すのか
有給インターンの調べ方のところにも記述していますが、まず自分の目的を把握する必要があります。特定の業界について知りたかったり、どんな仕事をするのかあまり想像できないので聞いてみたいなど色んな目的で応募する学生がいます。目的を決めることで、インターンを絞り、見つけることが容易になります。
短期インターンは長期インターンとは違い、マイナビやリクナビで探したり実際に興味のある企業のホームページから申し込む形が多いです。そのため、自分は何に興味があるのか、どんなことをしたいのかどの企業で働きたいのかを考えておく必要があります。最近ではインターンを紹介しているインスタグラムアカウントもあるので実際に調べるだけでは不安な方はそのようなアカウントを拝見するだけでも短期インターンの情報を得ることができます。
それぞれのメリット・デメリットについて
学生側のメリット・デメリット
有給インターン | 無給インターン | |
---|---|---|
メリット | ・どのような環境で働くのか分かる ・カルチャーを体感できる ・社会人としてのビジネススキルの獲得 ・業務の専門スキルの獲得 | ・短期間で説明会以上の話を聞ける ・模擬的なワークで業務体験ができる |
デメリット | ・多くの時間を要する | ・情報が表面的であることが多い |
企業側のメリット・デメリット
有給インターン | 無給インターン | |
---|---|---|
メリット | ・有能な大学生を獲得 ・少しでも戦力を獲得できる ・自社を知ってもらえる ・会社へのミスマッチを減らせる | ・自社のアピールができる ・ブランド力を発信できる ・学生に興味を持ってもらうきっかけを作れる |
デメリット | ・一定の教育コストが生じる | ・採用したい学生の見極めが難しい |
有給インターンのメリットデメリット
学生側のメリット は実務を行うことができるので、どんな環境で働くのか、先輩社員との交流はどのようなのかなどを知るだけでなく、その業務を行う上でのスキルを身につけることができたり、社会人としてのビジネススキルを身についけることができたりするため、インターンを通してあらゆる成長をすることが期待できます。
学生側のデメリットとして、給料と引き換えに時間を取られてしまうことがあげられます。週2〜4回、最低でも3ヶ月以上働くケースが多いため、特定の企業の有給インターンに参加すると、並行して他社のインターンに参加することは難しいです。学業やサークル活動の時間をインターンにあてる学生も多いです。これからたくさんの業界をみたかったり、さまざまな会社を比較したいという場合は無給インターンの方が適していると考えられます。
企業側のメリット としては有能な大学生を獲得できたり、少しでも戦力になってくれる方を手に入れることができます。実際に働きぶりをみてから、その学生に対して内定を出すのか判断することができるのでミスマッチを減らすことができます。また、有給インターンはスタートアップの会社もやっていることが多く、少しでも戦力になる学生を手に入れたいという目的があります。
有給インターンで働いてみた感想
私が実際にスタートアップの会社でコンサルアシスタントとして有給インターンで働いてみて、働いている人がどんな考えを持って仕事をしているのか、ユーザはどこに魅力を感じてサービスをしているのかが身を持って理解することができました。これは学校で学んでいるだけでは体験できなかった経験だったので、参加してよかったと感じました。実際に業務を行うことで自分が社会人になった時にどこにやりがいを感じるのか、何をしたいのかが明確になりました。
無給インターンのメリットデメリット
学生側のメリット は短期間で企業説明会以上の話を聞くことができたり、業務を模擬体験することで理解を深めることができることです。また、短期間で企業の業務内容などについて情報を得ることができるため、色んな業界を見てみたかったりまだ自分のやりたいことが定まっていない時に活用するといいでしょう。
デメリットとして表面上の情報しか入手することができないことがデメリットとしてあげられます。就活中でより深い内容を知りたい場合はOB訪問が有効です。
企業側のメリット としては学生に業務内容や職場の雰囲気だけでなく、社風や業種の知識、業界の特徴を多くの学生に知ってもらうことができたり、自社のブランド力を発信できたりするため開催し、学生に興味を持ってもらうきっかけを作ることができます。
無給インターンに参加した感想
参加してみて短時間でHP以外に乗っている情報を得るだけでなく、実際に行われている業務の模擬体験から自分が実際にその企業で働いた時を想像しやすかったです。長期インターンとは異なり、多くの企業のインターンに参加できるため、やりたいことが明確になっていなかったり、やってみたいけど実際にどんなことをしているのかわかっていない人におすすめだなと感じました。
違法インターンの判断と税金について
無給インターンは法律違反にならない?
上記に記載してあるように学生を労働力として扱っているものでなければ給料を払う必要はありません。サマーインターンやウィンターインターン、1Dayインターンなど、業務を行わせ、会社に貢献させることが目的でなく、会社を知ってもらい、将来応募してもらうことに目的がある場合は違法ではありません。
適法の無給インターンの具体例としては、社員が業務を行う姿を見学したり、業務の模擬体験を行ったり、業務説明会や社内見学などです。
一方で長期インターンで労働者としてカウントされるもので給料が出ないものは違法インターンになります。インターン生は労働基準法に適用されるため、ベンチャーでお金がないから給料が出せなかったり成果を出してから給料をもらうべきなどの扱いは違法になってしまいます。
給料をもらう条件を満たしているのに無給である時の対処法
まず、インターンの違法性を検討しましょう。
労働基準法の労働者に当たるのか、 労働者に適用される法律が守られているかを確認しましょう。インターン生が労働者に当たらなければ違法にはならないため確認しましょう。その次に今まで支払われなかった給料を請求しましょう。そしてインターン先から更なる被害を受けないようにインターン先を退職しましょう。
また、弁護士に相談したい際は法律事務所リーガルスマートの記事も参考にしてください。
インターンの給料による税金や確定申告
インターンで給料を受け取る場合は、税金や確定申告の取り扱いについても把握しましょう。
学生の時、親の扶養に入っていることで103万円や130万円以上稼ぐことで親の負担が増えたり、社会保険料を払わなくては行けなくなったりします。そのため、年収次第では所得税を引かれてしまい損をする可能性もあるため、収入額を把握する必要があります。普段のアルバイトで損をしない額にならないよう気をつけていても有給インターンにより想定外の収入が発生し、想定額を超えてしまう場合があるため注意しましょう。
また、アルバイトと掛け持ちをする際は、確定申告が必要になる可能性が高くなります。確定申告は、「1年間の収入や税金を計算して税務署に申告する手続き」です。学生の場合は企業に在籍していないので、自身で行う必要がありますが、年収が103万円以下かつ、アルバイト先で源泉徴収がない場合には確定申告は不要となります。
まとめ
- 有給インターンはアルバイトやそれ以上の給料をもらいながら自分の将来のためのスキルを身につけることができる
- 有給インターンと無給インターンの違いは、実務に関与していて会社の利益になることを行っているかどうかである
- 有給インターンは実務を行うため、ある程度高頻度で働く必要がある
インターンには給料がもらえるものともらえないものがあります。有給インターンに対してまだ疑問点や不安があれば、ココシロインターンにご相談ください!
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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