みなさんはインターンの懇親会に参加したことはありますか？インターンが終わった後に打ち上げのようなものが企業によってはある場合があります。直接選考には影響しないと言われたものの、企業によって開催されているため何か見られているのではと考える人も多いのではないでしょうか。
では懇親会はどのような目的でどのようなことがみられているのでしょうか？また、懇親会で好印象を残す必要性やそのような方法は存在するのでしょうか？今回はインターンの懇親会で印象に残る方法について詳しく解説したいと思います。
このような人に読んでほしい
- 懇親会に参加する上での立ち回りを知りたい人
- 少しでも懇親会で印象に残る方法を知りたい人
- 他の人のインターンの懇親会の体験談を読みたい人
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1週間程度のインターン後には懇親会が開かれることが多い
そもそもインターンの懇親会とはなんでしょうか？
「インターンの懇親会とはインターンが終了した後にある社員や他の参加者たちとの食事会」のことを言います。ほとんどの場合、食事や飲み物（お酒を含む）が出され、座談会のような形式になります。
インターンが終わったタイミングやインターンとは別日に懇親会が設定されている場合が多く、参加も必須ではない場合がほとんどです。また、食事代なども会社が負担してくれるため、費用を気にすることなく参加をすることができます。
インターン後の懇親会に参加することの3つのメリット
インターン後の懇親会には必ず参加をするようにしましょう。インターンの懇親会には大きく分け3つのメリットが存在します。参加をしない限りこれらのメリットは懇親会以外で受けることができません。
社員との交流
1つ目に社員との交流です。現場の社員と話す数少ないチャンスとなります。そのため、積極的に話すようにしましょう。また、単に社員と交流ができるだけではなく、社員一人一人とより具体的な内容について話すことのできる機会となります。
さらに、懇親会はよりカジュアルな雰囲気であるため、個人的な相談事をすることができたり、社員の名刺をもらえる可能性が高いです。その場合には後日メールでの質問や、OBOG訪問などより幅の広いつながりに発展する可能性があります。
就活の情報が得られる
2つ目に就活の情報が得られるということです。インターンの懇親会は選考会ではないため、社員も周りの就活生もインターンの時よりもカジュアルな関係性で参加をします。そのため社員の就活時代の経験談や周りの就活生の現状の就活体験談を聞くことができます。
社員さんの学生時代の就活軸や自己PRや志望理由の書き方なども聞くことができれば、今後就活をする上で大きな強みとなるでしょう。また、自分の友達以外の就活生とも自身の就活軸や就活で悩んでいることについて相談することができるため、悩み解決のヒントになるかもしれません。
企業について触れられる
3つ目は企業についてより知ることができることです。その企業や社内での雰囲気を感じることができます。多くの場合、懇親会はオフィスで行われます。そのため、その企業のオフィス内での働き方や風習などを直接体験することができます。
また、社員同士の関係性や社員の考える会社像などについても質問することが可能です。各社員、年齢やキャリアごとに持っている考えや将来像は異なるため、様々な社員に話を聞くことをお勧めします。
特に若手の社員はより就活生に近い視点からの話を聞くことができます。一方でベテラン社員には社内でのより効果的なキャリア形成や会社の将来像について聞いてみることをおすすめします。
インターン後の懇親会を開催する企業の目的
インターンの懇親会は多くの企業が選考には含みません。では一体企業はどんな目的で開催しているのでしょうか？企業が懇親会を開催する目的は3つあります。
学生の素を見るため
1つ目は学生の素をみるため。インターンの参加時には学生は緊張から素を出せずに参加することがほとんどです。またインターンに参加していることもあり、少しでも評価を上げようと真面目に参加をしています。
それに対して、懇親会では、より素に近い姿の学生と話し合うことが可能です。カジュアルな雰囲気で、普段の考え方や悩みについてを話し合うことで、就活に対する姿勢やコミュニケーションスキルを測りたいと考えている企業の方も多いでしょう。
学生との意見交換
2つ目は学生と意見交換をするためです。企業はインターンが学生にとってどんな機会になり、どんな学びがあったのかを知りたいと思っています。インターンの感想や、学生からの評価を学生の口から直接聞くことで、より学生のニーズにあったプログラム内容に改善したいと考えているのです。
企業への印象を高める
３つ目に企業の印象を高めるためです。企業は、インターンに参加した優秀な学生を本選考で採用したいと考えています。そのため、懇親会を通して企業の雰囲気や社員の関係性に直接触れてもらうことで、自社への志望度を高めてもらいたいと思っています。
インターンの懇親会で好印象を与えるために意識すべきこと
インターンの懇親会では以上のようなところが見られています。評価に直接つながらないとはいえ、こう言った細かなところでも好印象を残すことは大事になります。評価を上げるのではなく、下げないことが必要になるためです。では学生はどんなことを意識して懇親会に参加をすれば良いのでしょうか？
質問を用意しておく
1つ目に質問したいことをまとめておくとスムーズに質問をすることができます。
即興で質問を考えることはあまり得策ではありません。表面をなぞるような質問や整理されていない状態での質問となってしまうからです。
企業について知りたい点をいくつか事前に用意しておきましょう。自身の質問から話題に発展することや周りの就活生との会話をよりスムーズにすることができるため、話題として用意しておくことをお勧めします。
社員に話しに行く
2つ目は積極的に社員に話しに行くことです。社員に話をしに行くことで積極性やより企業のことについて知ろうとしている姿勢が評価をされる場合があります。ここで学生同士で固まってしまうと、その評価を取る機会を失ってしまいます。
最低限のマナーを心がける
最後に、マナーに注意することです。ビジネスにおいてマナーはたくさん存在し、1つでも守れないと失礼と考えられてしまいます。
1. 立食形式でのマナー
多くの懇親会が立食形式になります。そのため、立食形式では以下の２つを最低限守るようにしましょう。
- 片手は必ず開ける（握手を求められた場合は利き手で握手するため）
- 使えるお皿は一枚のみ（片手に持つため）
2. 服装や食事最中のマナー
服装の規定などがある場合は必ず守るようにしましょう。ほとんどの場合、オフィスカジュアルやスーツでの参加になります。また、着替えなどは必要がありません。インターン直後の場合の懇親会はそのままの服装で参加をしても問題はないです。
食事のマナーも守るようにしましょう。過度に音を立てたり、食べながら喋ることは絶対にNGです。就活生としてではなく、人としての評価を落としてしまう可能性があります。
特にお酒が提供される場合は、お酒の失敗には注意をしましょう。悪い印象だけではなく、迷惑になってしまいます。
【実体験】インターンの懇親会の体験談
実際に私も短期インターンと長期インターンの両方の懇親会に参加をした経験があります。
短期インターンの懇親会の体験談
私が参加した時は、インターンの終了後に時間がある人は参加をしてくださいとアナウンスがありました。チームでの活動だったため、チームごとに社員が一人づつ参加し、1時間ほど雑談や相談などを行いました。食事は軽食（ピザ）お酒とソフトドリンクが一人一本ずつ提供されました。
話した内容は特に真面目な内容などはなく、それぞれのアルバイト経験やサークルの参加など学生生活に関するものや、趣味など多様な話題でした。就活生同士で就活の悩みなども共有できたため、非常に学びのある時間となりました。
長期インターンの懇親会の体験談
株式会社SHiROでも懇親会があります。決起会や忘年会のように節目での開催が多く、ほとんどがインターン生や社員での飲み会となります。短期インターンよりももっとカジュアルであり、普通の飲み会とさほど変わりがありません。
社員さんや他のインターン生と仕事以外の普段の生活について話をすることができました。同年代の就活生と情報交換をすることもでき、とても有意義な時間となりました。
宴会の場が嫌いな人は参加しなくても大丈夫
参加が必須ではないため、宴会の場が苦手と考える人は無理をしてまで参加をする必要はありません。ただ、社員や周りの就活生とお互いの意見を交換する貴重な場であるため、参加した方が就活を有利に進められる可能性は大きいでしょう。
まとめ
- そもそも懇親会とは学生と社員での食事会であり、選考やインターンの評価には関係ないことがほとんどである
- インターンの懇親会は「社員との交流」「就活の情報交換」「企業を知る」の3つのメリットがある
- 企業が懇親会を開催する目的は「学生の素」「学生の意見」「企業への印象を高める」の3つ
- インターンの懇親会で意識すべきポイントは「質問の用意」「社員へ話しかける」「マナーを守る」の3つ
インターンの懇親会では社員と交流をする上で質問や自己PRができるが、何について喋るのかわからない方もいると思います。そう言った方達は、自己分析や業界理解がより必要となります。
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