みなさんは現状の就活に満足しているでしょうか?就活が進んでいくにつれ、周りの就活生が次々にインターンに通ったり、企業からの内定をもらうようになります。一方で、自分の就活がうまく進んでいない人にとっては、それらが焦りにつながってきてしまうでしょう。
また、このまま内定がないまま進んでしまうとどうなってしまうのだろうと不安を抱える就活生も少なくないでしょう。私も就活を経験する中で、全落ちしてしまうのではないかと心配になってしまうことが数多くありました。
では一体、就活で全落ちしてしまった場合、その後はどうなってしまうのでしょうか?今回は、就活全落ちとその後についてを紹介したいと思います。また、就活生がそうならないようにすべき対策や原因についても徹底解説したいと思います。ぜひ、不安に思っている人はこの記事を参考に就活の成功に繋げていきましょう!
こんな人に読んでほしい
- 就活に対して不安を抱えている人
- まだ就活で内定が出ていない人
- 就活で全落ちしてしまいそうと悩んでいる人
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
学生の面談申し込みはこちら
就活で最強のガクチカになる長期インターンを職種別で探してみましょう!
就活で全落ちすることってあるの?
結論、就活で全落ちしてしまうことは多くはないものの可能性はあります。
就活で全落ちしてしまう人は毎年必ず存在しており、内定した企業が1つもないまま4年の3月を迎えることとなってしまいます。これは、非常にまずい状況であり、内定がないまま社会人となってしまったり、就職浪人をする必要も出てきてしまうでしょう。
全落ちしてしまう人はどれくらいいるの?
では、全落ちをしてしまう人はどれほどいるのでしょうか?
株式会社リクルートの就職未来研究所が2022年10月に実施した「就職プロセス調査(2023年卒)」では、4年の3月(卒業間近)になっても就職活動を依然行っている就活生は、22卒が全体の3.5%、21卒が全体の2.6%も存在することが明らかになっています。
そもそも就活で全落ちするとはどういうこと?
就活で全落ちをするということは、大学3年の夏から大学卒業までの間に経験する就職活動の中で、内定を一個ももらえないことを示します。内定が1つもないということは、当然就職先がないことと同義であるため、卒業後の進路で社会人という選択肢を取ることが難しいでしょう。
就活での「内定なし」は2パターンある
就活で内定を取ることができていない状況は、2つのパターンに分けることができるでしょう。これは就活のフェーズによって分けたものであり、そのフェーズごとに抱く危機感が大きく異なるでしょう。
就活序盤から中盤(大学4年の夏)までに内定がない場合
1つ目は、就活序盤から中盤(大学4年の夏)までに内定がない場合です。就活の大まかな流れを説明すると、大学3年の夏からインターンの選考が始まり、早い企業ではその年の秋から本選考が始まります。そして、最後に大手企業が大学4年の3月以降募集を開始します。
つまりこの場合、その大手企業の選考の間までに全く内定がない状況を表しています。しかし、これは多くの就活生が同じ状況に陥ることがあるでしょう。特に4年から就活を始めたり、大手しか志望していないような就活生に見られる傾向です。
しかし、これ以降も中小企業やベンチャー企業などでのエントリーは可能であり、募集している企業も3年次よりは少なくなるものの、一定数あるでしょう。また、就活エージェントや大学の就活支援センターにも企業の選考枠が残っていることが大半であり、依然内定をもらえる可能性は残っています。
就活終盤(大学4年の3月)までに内定がない場合
2つ目は、就活終盤(大学4年の3月)までに内定がない場合です。これが「全落ち」の状況を表しています。卒業時点で内定を持っていない学生は、それ以降の新卒募集もほとんど行われないため、本当にまずい状況と言えるでしょう。
1つ目の状況のように周りの支援があるわけでもなく、未だ募集を行っている企業が本当に1つか2つあるかどうかの状況となってしまいます。そのため、就職浪人をしたり、既卒や第二新卒として改めて就活を始める選択を迫られるでしょう。
就活で全落ちしてしまったその後の進路とは?
では、就活に全落ちしてしまった後の進路にはどのようなものがあるのでしょうか?以下の4つに分かれるでしょう。
大学院進学・留学
1つ目は、大学院進学や留学です。大学院進学では、大学を卒業し大学院に進学を行います。また、留学では日本の大学を休学するなどして海外の大学に進学します。この場合、就活のタイミングを延期させることができます。
しかし、これらはあらかじめ早い段階で決めておく必要があります。大学院進学も大学院入試の期間が決まっていたり、留学もそんなにすぐに海外の大学に行けるわけではありません。そのため、大学4年の卒業時に決めることができないことに注意しましょう。
留年・就活浪人
2つ目は、留年です。主に就活浪人をするために留年を行います。就活浪人とは、大学を留年することで、もう一度就活を行うことを表します。そのため、内定が出ていなかったり、納得する就活の結果にならなかった場合に就活浪人を選択する人も一定数存在するでしょう。
一方で、就活浪人を行う場合には必ず留年をしなければならないことに注意が必要です。そのため、単位をあえて取らなかったり、卒業要綱に達していないことが1つの条件となります。これも、単位を落とせるようにしなければならず、卒業直前に決めることはほとんど不可能であることに注意しましょう。
第二新卒・既卒就活
3つ目は、第二新卒や既卒就活を行うことです。第二新卒とは学校を卒業して就職をした人が数年のうちに転職を行うことを表し、既卒就活とはすでに卒業している人として就活を行うことを表します。
しかし、第二新卒や既卒就活は実施している企業が限られていたり、選考の枠が非常に少ないというデメリットがあります。また、社会人経験があることが前提になっていることが多いため、社会人生活のない人にとってはより厳しい選考になり得るでしょう。
無職(ニート)
4つ目は、無職(ニート)です。内定がないまま、そのまま大学を卒業し、無職になる可能性もないわけではないことに注意しましょう。
就活に失敗してしまった場合についてはこちらの記事でも具体的に紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください!
就活に全落ちしてしまう人の特徴
では、一体どんな人たちが内定がもらえず、全落ちしてしまうのでしょうか?代表的な6つの特徴を紹介したいと思います。これに当てはまってしまう人は、すぐに改善できるように努めることで、内定に近づくでしょう。
企業や業界を絞りすぎている
1つ目は、企業や業界を絞りすぎていることです。企業や業界を絞りすぎてしまっては、そもそも受験をする企業の数が圧倒的に少なくなってしまいます。いくら就活が売り手市場であっても、選考に落ちてしまう人は落ちてしまう上に、確実に内定が取れるわけではありません。そのため、全落ちしてしまう可能性は大いに高くなってしまうでしょう。
人気企業ばかりを受けすぎている
2つ目は、人気企業ばかりを受けすぎていることです。一般的に誰でも知っているような企業やCMなどをたくさん売っている企業などは任期になる傾向が高くなります。そのため、認知度の高い人気企業ばかりを受けていても全落ちしてしまう可能性が高くなってしまうでしょう。
特に人気企業は、学歴や優秀さに関係なく、さまざまな人がエントリーを行います。そのため、倍率も高くなってしまう上に、選考の難易度もより高くなる傾向があるでしょう。
自己分析ができていない
3つ目は、自己分析ができていないことです。自己分析は、自分の性格や経験を知ることで自分に合った企業や職種を決定することにつながります。そのため、自己分析ができていないことで、自分に合った企業などを知ることができなかったり、志望理由などの説得力が薄くなり選考でも落とされる可能性が大きくなってしまうでしょう。
いくら優秀な人でも、自分に合っていない企業だけを受けることで、落ち続けてしまう可能性は大いにあるでしょう。そのため、自己分析は欠かせません。自己分析についてより知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。
また、自己分析の方法がわからないと悩んでいる人は、この自己分析シートを活用することをおすすめします。自己分析を活用することで、自己分析を簡単に完成させることができ、自分に合った企業選びや志望理由の完成にも繋げていくことができるでしょう。無料のサービスなのでぜひ使ってみてください!
自己分析シートを利用するにはこちらをクリック
選考対策が十分にできていない
4つ目は、選考対策が十分にできていなことです。就活では、自分に合った企業選びも非常に重要ですが、その企業を選んだ後には、選考が待っています。そのため、その選考の対策ができていなければ、選考に突破をすることができずに内定を獲得することができないでしょう。
就活の選考についてはこちらの記事でより詳しく触れているため、選考についての不安や悩みがある人はこちらの記事を参考にしてみてください!
コミュニケーション能力がない
5つ目は、コミュニケーション能力がないことです。就活の選考の中の1つに面接が必ず含まれるでしょう。特に面接は、さまざまな選考を突破した最後の選考として用意されていることがほとんどで、面接を突破できなければ内定がもらえないと言っても過言ではありません。
そのため、コミュニケーション能力がなければ面接を突破することは非常に難しくなるでしょう。面接を突破するためにも、コミュニケーション能力は必須であり、練習を重ねる必要があるでしょう。
企業の求める人物像にマッチしていない
6つ目は、企業の求める人物像にマッチしていないことです。いくら優秀な人でも、企業にとっては企業にマッチしていることが1番に求める条件となっています。その企業が求める人物像や働く環境が合っていることが重視されており、それに合わなければ内定をもらうことは極めて難しくなってしまうでしょう。
仮に就活生が優秀だとしても、企業の求める人物像や環境にマッチしていなければ、企業で力を発揮することができません。また就活生にとっても自分の想像と違うことからモチベーションが上がらなくなり、早期退職してしまうことも考えられます。
就活に全落ちしないための対策をしよう!
では、就活で内定を最後までもらえず、全落ちしてしまわないためにはどうすれば良いのでしょうか?3つの対策方法を紹介したいと思います。
エントリー数を増やそう!
1つ目は、エントリー数を増やすことです。エントリー数を増やすことは必ず必要であり、内定をもらえる確率をどんどん増やしていくことにつながります。自分の志望する業界や自分の就活軸に合うような企業にとりあえずエントリーをすることを心がけると良いでしょう。
就活エージェントを使おう!
2つ目は、就活エージェントを活用することです。就活エージェントとは、就活生に企業紹介を行ってくれるサービスで、エージェントが就活生1人につき、企業紹介からその選考対策まで内定獲得のサポートを行ってくれます。また、自分に合った企業選びなどもサポートしてくれるため、内定獲得により近づくことができます。
実は、ココシロインターンでも就活エージェントによる就活のサポートを行なっています。キャリアアドバイザーによって就活のサポートを行い、内定までの道を徹底的にサポートしてくれるでしょう。無料のサービスなので、ぜひ活用してみてください!
就活相談申し込みはこちらをクリック
自己分析、業界分析を欠かさないようにしよう!
3つ目は、自己分岐や業界分析を欠かさないことです。自己分析や業界分析は自分に合った企業や業界を見つける上で絶対に欠かせません。特にエントリー数を増やす上で企業分析や自己分析は欠かせないでしょう。
自分に合った企業や業界は企業や業界分析を通して見つけることができます。企業分析についてはこちらの記事で詳しく説明しているため、ぜひ参考にしてみてください!
また、自己分析についてもこちらの記事で詳しく解説をしているため、ぜひ参考にしてみてください!これらを通して内定獲得に近づけていきましょう!
選考のフェーズごとの対策方法とは?
では次に、企業の選考のフェーズごとの対策方法について紹介したいと思います。エントリー数を上げたり、就活エージェントを活用することで内定獲得を近づけることができるものの、就活では必ず選考を突破しなければ内定獲得には至りません。そのため、それぞれの選考に落ちても対策が必要になります。
書類選考で落ちてしまう場合
書類選考で落ちてしまう場合には、企業研究や業界研究をより深く行うことが求められるでしょう。書類選考は、企業側から直接面接をして話してみたいと思わせる必要があります。そのため、自分がどれだけ企業とマッチしているか、自分がどんな人なのかを書類選考で見せる必要があります。
それらを理解し、説得力あるものにしていくには自己分析や企業分析は絶対に欠かせないでしょう。必ず、分析を行った上で、エントリーシートなどの書類選考に臨み用にしましょう。
書類選考についてはこちらの記事でも詳しく触れているため、ぜひ参考にしてみてください!
グループディスカッションで落ちてしまう場合
グループディスカッションで落ちてしまう場合は、グループディスカッションの対策や練習を行う必要があります。グループディスカッションは、企業での日々の仕事を進める中での役割や発揮できる力を図っています。そのため、それらをより向上させたり、自分の適役を見つけるためには、グループディスカッションをより経験するしかないでしょう。
グループディスカッションの練習は、マイナビやリクナビなど就活サイトでも行うことができたり、大学によってはキャリアセンターで対策会を行なっている場合もあるため、ぜひ一度探してみると良いでしょう。
グループディスカッションについてはこちらの記事でも詳しく触れているため、ぜひ参考にしてみてください!
面接で落ちてしまう場合
面接で落ちてしまう場合は、企業分析や自己分析をより深めることと面接の練習を行う必要があるでしょう。自己分析や企業分析は書類選考の場合と同じ理由であり、同じように進めていく必要があります。
また、面接練習も欠かせません。面接では面接官と話すため、人と話す際の姿勢や口調などを練習する必要があります。他にも、面接で聞かれそうな質問も対策をすることで、より魅力的な就活生に見られることができるようになるでしょう。
面接についてはこちらの記事でも詳しく触れているため、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
本記事では、就活でについて、以下の内容をお伝えしました。
- 全落ちしてしまう可能性は引くものの、就活で全落ちすることはある
- 就活を全落ちしてしまう人には、「企業や業界を絞りすぎている」「人気企業ばかりを受けすぎている」「自己分析ができていない」などの特徴がある
- 就活に全落ちしないためには、「エントリー数を増やす」「就活エージェントを使う」「自己分析、業界分析を欠かさない」を心がける必要がある
この記事を読んでいる人の中には、全落ちしてしまうそうと悩んでいる人や、就活に対する漠然とした不安を抱えている人もいるのではないでしょうか?
そんな人に、ココシロインターンのキャリアアドバイザーによる面談をおすすめしたいと思います。キャリアアドバイザーは、就活に関する不安や辛さを解消してくれることに加え、自分に合った企業紹介や選考対策も行ってくれます。
キャリアアドバイザーへの面談は、無料のサービスとなっておりおすすめです!ぜひ、活用して就活のつらさを減らし、就活を成功へ導きましょう!
就活相談申し込みはこちらをクリック
人気記事