【完全版】就活の志望動機の書き方!例文と合わせて解説!

就活面接で、自己PRとともに就活生が頭を悩ませる志望動機。「企業のことも書かないといけない……」「自分のアピールも含めないといけない……」というように、考えなければいけないことが多く、苦手としている就活生が多くいます。

面接で周りの就活生に劣らない、更には差をつけられるような志望動機を作ることができたら、就活は有利に進められることでしょう。

今回は、そんな就活生のお悩みに答えるべく、就活における志望動機について、書き方のコツから例文まで丁寧に解説をしていきたいと思います。

この記事を読んで周りの就活生に差をつけていきましょう!

こんな人に読んでほしい
  • 就活の志望動機でどんなことを見られるのか知りたい人
  • 就活の志望動機の書き方を知りたい人
  • 就活の志望動機を作るうえで注意したいポイントを知りたい人
  • 就活の志望動機の例文を見たい人
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就活の志望動機では何が見られる?

就活の志望動機では何が見られる?

まずは、就活において企業がなぜ志望動機を聞くのか、志望動機のどんな部分に注目しているのかについて解説していきます。主に5つほどあります!

  • 企業への理解と興味
  • 学生の強みが企業で活かせるか
  • 将来のビジョン
  • 文化や価値観とフィットしているかどうか
  • 自主性と意欲

企業への理解と興味

1つ目に企業が学生の志望動機で見るポイントに、「会社への理解と興味がどの程度あるのか」が挙げられます。

企業から見て採用したい学生の特徴の1つに、まず「企業に対して興味がある人」があります。企業からすると長く勤務してくれるような人材を欲しているので、「すごい興味を持っている=企業のことを気に入ってくれる=長く働き続けてくれる」というように、企業に興味のある新人というのは良い評価を得られます。

そのうえで、企業に対しての理解がどの程度で、どれくらいの興味を持ってこの面接に臨んでくれているのかを、学生を見極める重要なファクターの一個として企業は持っているということになります。

学生の強みが企業で活かせるか

2つ目に企業が学生の志望動機で見るポイントに、「学生の強みが企業で活かせるか」が挙げられます。

どれだけ意欲的な学生でも、企業内で成果を出してくれないことには意味がありません。各学生が様々な強みを持っているわけですが、その強みがこの企業の環境下で存分に発揮できそうか、企業に利益貢献をしてくれるかどうかもよく見られるポイントの1つになってきます。

そのため、志望動機を書くときには、自分の強みが分かっていて、かつ企業がどのようなことををしていて、その上でどこで力を発揮できるかという3つのポイントを抑えるのが重要になってきます。

将来のビジョン

3つ目に企業が学生の志望動機で見るポイントに、「将来のビジョン」が挙げられます。

先ほどいった通り、企業は「長く働いてくれる人材」を欲しています。その中で、将来に対してどのようなビジョンを持っているのか、例えば「安定的に長く働いて貢献していきたい」や「スキルアップの場として成長したい」といったものが見られます。

前者は企業目線では良い人材として受け止められやすく、後者は場合によっては「すぐ辞められてしまいそう……」というようにマイナスイメージを持たれてしまいますね。

どうしても「そのうち辞めて自分でなにか色々なことをしたい」というような本心を持っている場合は、そんな人でも受け入れてくれるような企業を選ぶか、少しごまかすかのどちらかの手法を取らないと行けません。

文化や価値観とフィットしているかどうか

4つ目に企業が学生の志望動機で見るポイントに、「文化や価値観とフィットしているかどうか」が挙げられます。

企業によって本当に文化や価値観は様々です。「社風」とも呼ばれますが、企業が何を目的としているのかを理解し、共通した目標を持って働けるような人材を企業は求めています。

面接においてはその企業理念に対して共感しているということをしっかり伝えることが重要になってきます。

自主性と意欲

5つ目に企業が学生の志望動機で見るポイントに、「学生の自主性と意欲」が挙げられます。

業務に対するモチベーションが高そうかどうかというのは、企業内でよく働いてくれるかどうかに直結します。「こういうことを学びたい」「こんなプロジェクトに挑戦したい」というように具体的に意欲を示すと、前向きな印象を与えることができ、企業からの評価は良くなることでしょう。

就活の志望動機を作るときに気をつけたほうが良いことは?

就活の志望動機を作るときに気をつけたほうが良いことは?

次に、就活の志望動機を作るときに気をつけたほうが良いことについて4つほど解説していきます。

  • まず自己分析を丁寧に!
  • 業界・会社のリサーチを徹底する
  • 個別性を重視する
  • 自己PRとの一貫性をもたせる

まず自己分析を丁寧に!

まず最初に大前提として自己分析は丁寧に行いましょう。

自身の強みはどこなのか、どんな考えを持って今まで生きていたのかを明文化することによって、志望動機もよりパーソナルなより深みのあるものに仕上がります。

企業研究をしっかりとしたうえで、その企業の経営理念と通ずるところはどこなのか、自分のなりたい像に対してどんな部分に企業としての魅力を感じるのか、というように企業を選ぶ個別性を突き詰めていきましょう。

詳しいやり方や活用法は次の記事で丁寧に解説していますので、是非参考にしてみてください!

業界・会社のリサーチを徹底する

次に、業界とその企業のリサーチは徹底して行ってください。

業界としてどのようなことをして利益を得ているのか、その企業が何を目標としているのか、特に競合他社と何が違うのかといったリサーチは、面接のためにも徹底して行いましょう。

企業研究についても、詳しいやり方やコツについて解説している記事がございます。是非こちらの記事を参考にしてみて下さい。

個別性を重視する

「なぜこの企業じゃないといけないのか?」というような企業の個別性は徹底的に突き詰めて考えるようにしましょう。

コツは競合他社と比較することです。「他の企業にはなくて、この企業にはあるもの」を手がかりに、「この企業だから良い!」という部分を探し出してあげましょう。

また、そのためにも業界研究や、その企業以外の企業研究も重要になってきます。

自己PRとの一貫性をもたせる

自己PRと一貫性をもたせるとよいでしょう。

企業で活かしていきたい「強み」はなるべく自己PRの部分で説明した強みから考えてあげましょう。

そうすることによって、自己PRから志望動機までの流れを生むことができ、面接中に説得力を企業に対して生むことができます。

就活の志望動機の書き方!

就活の志望動機の書き方!

ここからは実際に志望動機の書き方について説明していきます。以下の流れに沿って書いてみましょう!

  • 企業のどこが気に入ったのか書く
  • 自分の強みとマッチした点を書く
  • 将来のビジョンと会社との関係を書く

企業のどこが気に入ったのか書く

まずは企業分析を経て企業のどの部分が気に入ったのか書いてみましょう。

福利厚生、企業理念、海外展開などなど人によってそれぞれの企業で良いなと思う部分は違うと思いますが、それらを具体的説明していきましょう。

  • 〇〇業界でのリーダーシップに惹かれました
  • 〇〇の製品が好きで、自分もその開発に携わりたいと思いました
  • 〇〇業界の企業の中でも海外展開が著しいところに惹かれました
  • 〇〇業界の企業の中でも福利厚生が充実しており、長期的に働ける制度が多いところに魅力を感じました

自分の強みとマッチした点を書く

次に、自分の強みをどのように企業で活かせそうかについて書いていきましょう。

過去どのような経験をしてきて、どのようなことを学んで、それをどのような形で活かせるかと言うような順序です。

  • 留学経験を通じて、語学やコミュニケーションスキルには自信があります。御社のグローバル展開をサポートするために、この語学力と国際経験を活かして、海外市場での事業拡大に貢献したいと考えています。
  • サークル活動において、プロジェクトリーダーを務め、20人以上のまとめイベントを企画・実施した経験から、限られた時間・予算の中で最大限の価値を生み出せるよう、御社の〇〇プロジェクトでチームを牽引し、目標達成に向けて尽力したいと考えています。
  • 大学での経済学専攻を通じて、データ分析力を培ってきました。分析力を活かし、御社のマーケティング部門でデータに基づいた戦略立案に貢献できると考えています。

将来のビジョンと会社との関係を書く

最後に、自分の将来のビジョンとその企業との関係性を書いて締めましょう。

ここをいかに解像度が高く具体的にできるかが鍵です。具体的に書くことによって、面接官もそのビジョンにはじめて納得ができるようになり、信頼に値すれば是非働いてもらいたいという思考に繋がります。

  • まず、エンジニアとして現場での経験を積み、技術力を高めたいと考えています。その後、プロジェクトリーダーとして新しい技術の導入や開発を推進し、将来的には技術戦略の立案に携わるポジションを目指したいと考えています。
  • 将来的に、グローバル市場でのビジネス展開をリードする役割を担いたいと考えています。まずは国内での営業経験を積み、3年後には海外拠点での駐在員として、現地市場の開拓に取り組みたいと考えています。最終的には、御社の海外事業全体を統括するポジションを目指し、グローバルな視点で戦略を描けるリーダーを目指します。
  • 将来的に、新規事業の立ち上げに携わり、企業の成長を支えるプロジェクトリーダーになりたいと考えています。まずはマーケティング部門で消費者ニーズを深く理解し、次のステップとして新規事業開発チームに参画し、リーダーシップを発揮してプロジェクトを推進したいと考えています。

就活の志望動機の例文10個!

就活の志望動機の例文10個!

ここからはフォーマットに沿った例文をいくつか掲載します!自分の境遇にあったものを適宜ピックアップして参考にしてみると良いでしょう!

IT業界 – 情報工学専攻 での志望動機

国内のIT業界でリーダーシップを発揮しつつ、AI技術の開発に注力している〇〇社に強く惹かれました。

大学での情報工学の研究を通じて培ったプログラミングとデータ解析のスキルを活かし、最先端のAIシステム開発に貢献したいと考えています。

将来的には、AI分野のスペシャリストとして新しい技術の研究開発をリードし、企業の技術戦略を支える存在を目指しています。

IT業界 – 長期インターン での志望動機

〇〇社が、国内IT業界でリーダーシップを持ちながら、次世代の広告技術をリードしている点に強く惹かれました。

長期インターンでウェブ開発を担当し、ユーザーインターフェースの改善によりクライアントのコンバージョン率を30%向上させた経験があります。この技術的な経験を活かし、御社の新しい広告プラットフォームの開発に貢献したいと考えています。

将来的には、広告技術のプロジェクトリーダーとして、次世代の広告ソリューションを開発し、御社の技術戦略を牽引する存在になりたいと考えています。

広告業界 – 長期インターン での志望動機

〇〇社が、国内最大手の広告代理店として、多くの企業のブランディングを支えている点に非常に魅力を感じました。

長期インターンでスタートアップ企業のマーケティング戦略を担当し、SNSを活用したキャンペーンでフォロワー数を2倍に増やした経験があります。この経験を活かし、御社のデジタルマーケティング部門で、新しいブランドの価値を最大化するキャンペーンを手がけたいと考えています。

将来的には、デジタルマーケティングのスペシャリストとして、企業の成長を支える広告キャンペーンをリードし、御社の広告事業をさらに進化させる役割を担いたいと考えています。

小売業界 – アルバイト での志望動機

〇〇社が、日本全国に広がる店舗ネットワークと、多様な商品ラインナップで、多くの消費者に支持されている点に共感しました。

アルバイトでスーパーマーケットの販売促進を担当し、地元の特産品を活用したキャンペーンを企画して売上を20%向上させた経験があります。この経験を活かし、御社の店舗で地域に密着したプロモーション活動を展開し、売上拡大に貢献したいと考えています。

将来的には、地域社会との繋がりを深める店舗運営をリードし、御社の全国的な展開を支える重要な役割を担いたいと考えています。

金融業界 – ファイナンス専攻 での志望動機

国内外に広がるネットワークを活用し、多様な金融サービスを提供する〇〇社に魅力を感じました。

大学でファイナンスを専攻し、金融市場の分析とリスク管理のスキルを磨いてきた経験を活かし、資産運用の戦略立案に貢献したいと考えています。

将来的には、グローバル市場での投資戦略をリードし、企業の国際的な成長に寄与する役割を担いたいと考えています。

コンサルティング業界 – 経営学専攻 での志望動機

世界中の企業に戦略的なコンサルティングを提供し、ビジネスの成長をサポートする〇〇社に大きな魅力を感じました。

大学での経営学研究を通じて培ったビジネス戦略の立案と実行に関する知識を活かし、クライアント企業の成長戦略を支援したいと考えています。

将来的には、経営戦略をリードするコンサルタントとしてグローバルなビジネス改革を支援し、企業の成功に貢献したいと考えています。

ゲーム業界 – サークル運営 での志望動機

〇〇社が、世界中で愛されるゲームを生み出し、エンターテインメント業界をリードしている点に強く惹かれました。

大学時代にゲーム制作のサークルでリーダーを務め、チームでオリジナルゲームを制作し、コンテストで入賞した経験があります。このリーダーシップとゲーム開発のスキルを活かし、御社の新しいプロジェクトで魅力的なゲームを生み出すことに貢献したいと考えています。

将来的には、ゲームディレクターとして、新しいIPの創出に携わり、御社の世界的なゲーム開発力をさらに高める役割を担いたいと考えています。

商社業界 – 留学経験 での志望動機

幅広い事業領域でグローバルな展開を行い、新たなビジネスチャンスを創出する〇〇社に強く惹かれました。

留学経験を通じて培った語学力と異文化コミュニケーション力を活かし、新興市場でのビジネス開拓に貢献したいと考えています。

将来的には、グローバルな事業展開をリードし、世界中のビジネスを繋ぐ架け橋として企業の国際成長を支えたいと考えています。

不動産業界 – 長期インターン での志望動機

〇〇社が、都市開発と持続可能な街づくりにおいて、先進的な取り組みを行っている点に共感しました。

不動産業界での長期インターンシップで、物件のリサーチとマーケティング分析を担当し、賃貸契約の成約率を向上させる施策を提案した経験があります。この分析力と提案力を活かし、御社の新しいプロジェクトにおいて、付加価値の高い物件開発をサポートしたいと考えています。

将来的には、大規模な都市開発プロジェクトをリードする役割を担い、御社の街づくり戦略に貢献し、持続可能な社会の実現に寄与したいと考えています。

自動車業界 – エネルギー工学専攻 での志望動機

環境に配慮したハイブリッド技術を先駆けて開発し、持続可能な未来を目指す〇〇社に感銘を受けました。

大学でエネルギー工学を専攻し、再生可能エネルギー技術に関する知識を深めてきた経験を活かし、次世代のクリーンエネルギー車の開発に携わりたいと考えています。

将来的には、クリーンエネルギー技術のリーダーとして新たなエコカーの開発プロジェクトを牽引し、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。

まとめ

まとめ

最後に、就活の志望動機についてまとめた今記事を簡単にまとめようと思います!

  • 就活の志望動機で見られるポイントは以下の5つ!
    • 企業への理解と興味
    • 学生の強みが企業で活かせるか
    • 将来のビジョン
    • 文化や価値観とフィットしているかどうか
    • 自主性と意欲
  • 就活の志望動機を作るときに気をつけたいポイントは以下の3つ!
    • まず自己分析を丁寧に!
    • 業界・会社のリサーチを徹底する
    • 個別性を重視する
    • 自己PRとの一貫性をもたせる
  • 就活の志望動機の書き方は次のフォーマットに沿った形で!
    • 企業のどこが気に入ったのか書く
    • 自分の強みとマッチした点を書く
    • 将来のビジョンと会社との関係を書く

周りの学生と差をつけるためにも、独自性があり解像度の高い志望動機を目指していきましょう!

また、どうしても難しいという場合は就活の専門家に相談してみるというのも1つの手かもしれません!

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