インターンや本選考に参加する際に、エントリーシートの提出を求められた学生さんがいるのではないでしょうか?その中で「書き方がわからない。」「何を書けばいいのかわからない。」と悩んでいる方がいるかもしれません。
エントリーシートを提出するからには、選考を通過したいと思うのが当然です。そのために、今回はいい評価が得られるエントリーシートの書き方について解説していきましょう!
最後には、AIを使った質の高いエントリーシートの書き方についてもご紹介しているので是非ご覧ください。
こんな人に読んでほしい
- エントリーシートで何を書けばいいのかわからないという方
- エントリーシートの書き方がわからないという方
- いい評価が得られるエントリーシートが知りたい方
- エントリーシートのいい書き方と悪い書き方をみたい方
- AIを使って効率よくエントリーシートを書きたいという方
エントリーシートって何を書くの?

エントリーシートは、企業によって様々な質問があります。よくある質問は、主に以下の通りです。1つずつ解説していきましょう!
- 基本情報
- ガクチカ
- 志望動機
- 自己PR
- 挫折経験
- 将来ビジョン
- 強み・弱み
- 長所・短所
- 趣味
基本情報
エントリーシートにおいて、基本情報は必ず記入するため、書き方は覚えておきましょう。基本情報とは主に、名前・住所・生年月日・性別・メールアドレス・電話番号・学歴のことを指します。
基本情報で注意すべきなのは、住所を書く際都道府県やマンション・建物名を省略せずに記入するということです。
また、学歴の書き方も気をつけましょう。新卒の就活の場合は「中学卒業」から書き始めなければいけません。また、学校名を書く際も省略せずに記入するようにしましょう!
【書き方】

ガクチカ
ガクチカとは、学生時代に力を入れた経験のことを言います。基本的に、中学や高校時代ではなく、大学時代の経験を書いた方が良いです。
また、ここで重要視されているのは「課題に対してどのように対処するのか」です。特にここに注力して書くようにしましょう!
【書き方】
- 私が学生時代に力を入れたのは〜です。
- そこでは〜という課題がありました。
- それに対して、〜のように対処し解決することができました。
- この経験では私の〜という強みが発揮されたと考えています。/この経験で私は、〜ということを学ぶことが出来ました。
以下の記事では、ガクチカの書き方についてより詳しく解説されているので、合わせて参照してみてください!
志望動機
エントリーシートで志望動機を求められた時は、自分の就活の軸をもとに作成しましょう!
【書き方】
- 私が貴社を志望する理由は、自分の就活の軸にとても当てはまっていたからです。
- 私の就活の軸として、〜があります。
- この私の軸の〜という点が、貴社の〜に当てはまっていると考えたからこそ志望させていただいています。
- 貴社に入社したら、私の強みである〜を活かして貢献していきたいと思います。
志望動機は、入社意欲を余すことなく伝えたり企業に自分の活躍イメージを沸かせたりするための非常に重要な項目です。しっかりと対策して、挑みましょう!
自己PR
自己PRは、自分の強みを企業にアピールするための項目です。この時に重要なのは、強みを裏付ける根拠です。「どういう時に自分の強みが発揮されたのか」「それを入社後どのように活かせるのか」を明確に書くことで、企業に自分の良さをアピールしましょう!
【書き方】
- 私の強みは、〜です。
- これが発揮された経験として、〜が挙げられます。
- 具体的には、〜です。
- この強みを活かして、貴社でも〜をして貢献していきたいです。
自己PRの質問の仕方は、「弊社があなたを雇うメリットとは?」や「誰にも負けないと思える点とは?」など様々ですが、よく聞かれる項目の一つなので考えておきましょう!
自己PRの書き方については以下の記事もあわせてご覧ください。基礎的な部分から面接対策にも繋がる応用部分まで詳しく解説しています。
挫折経験
挫折経験とは、人生において目標達成を目指していたもののなんらかの原因により達成できなかった経験のことを言います。
そしてその達成できなかった原因は、なるべく外的要因がいいでしょう。例えば、「サッカーのレギュラーになることを目指していたが、事故による怪我により選ばれなかった。」などです。
このように、自分ではコントロールすることの難しいことを、達成できなかった要因として書くようにしましょう!
【書き方】
- 私の挫折経験は、〜です。
- その時〜という目標を持って活動していました。
- しかし、〜により達成することができず悔しい思いをしました。
- ただそのままでは終われないと思い、〜することでこの挫折を乗り越えることが出来ました。
挫折経験は、ただ挫折した経験だけでなくそこからの立ち直り方も見られています。どのようにその挫折を乗り越えたのかについても書くようにしましょう!
将来ビジョン
将来ビジョンとは、「将来どのような人になりたいのか。」「将来どういうことがしたいのか。」などの目標のことを言います。
この将来ビジョンを企業が学生に聞く理由は、「その企業でどのようなことを成し遂げてくれそうなのか」や「その企業に対する志望度」を見極めるためです。
そのため、将来ビジョンを聞かれた時はその企業だからこそ達成できそうなことを言うようにしましょう。
【書き方】
- 私は将来、〜のような人になりたいです。/私は将来、〜をしたいと考えています。
- その理由としては、〜です。
- この将来ビジョンを達成するために、〜が必要だと考えています。
- そのため、貴社に入社できたら〜することでこのビジョンを達成したいです。
将来ビジョンでは、どうしてそのように考えているのかの理由も重要視されています。自分の過去の原体験を、理由に持ってくることで根拠のあるものになるのでそのように考えたきっかけを過去の経験から探してみましょう!
強み・弱み
強み・弱みとは、その名の通りビジネスにおいて活かせる自分の「強みや弱み」をアピールする場です。
【書き方】
- 私の強みは、〜です。
- これが発揮された経験として、〜があります。
- この強みを活かして、貴社でも〜することで貢献したいと考えています。
- ただ、その一方で私の弱みは〜と言えます。
- しかし、この弱みは日々〜することで改善しようとしています。
弱みは、弱みをただ書くだけではマイナスのイメージになってしまいます。よって、それをどのように改善しようとしているのかについても書くようにしましょう!
また、強み弱みの書き方や見つけ方については以下の記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください!
長所・短所
長所・短所とは、自分の性格のいい点と悪い点をアピールする場です。
強み・弱みとの違いとしては、「強み弱み」はビジネスという場で発揮することができる自分のいい点や悪い点のことを言います。その一方で、「長所短所」は生まれ持った人柄や性格で併せ持っている自分のいい点や悪い点のことです。
【書き方】
- 私の長所は、〜です。
- これが発揮された経験として、〜があります。
- この長所を活かして、貴社でも〜することで貢献したいと考えています。
- ただ、その一方で私の短所は〜と言えます。
- しかし、この短所は日々〜することで改善しようとしています。
基本的に書き方は、強み弱みと一緒なので書く内容の違いをきちんと理解しておきましょう!
趣味
趣味を聞かれたら、そのまま趣味を答えましょう。企業が趣味を聞く理由としては、人柄や企業の雰囲気とマッチしているのかを見極めるためです。そのため、エントリーシートに書いてマイナスな印象を与えるNGな趣味以外は基本的に素直に記入するようにしましょう!
エントリーシートに書くにあたってNGな趣味は以下の通りです。
- パチンコや麻雀などのギャンブル要素のある趣味
- 嘘の趣味
- 「特になし」
【書き方】
- 私の趣味は、〜です。
- (趣味の説明)
- この趣味を好きなのは、〜だからです。
基本的に趣味は選考に大きく関わるわけではないので、書くのがNGな趣味以外は正直に書くようにしましょう!
今まで紹介してきたよくある質問はエントリーシートや面接で聞かれることが多いので、答える内容は考えておくようにしましょう!
エントリーシートの書き方とは?

エントリーシートで書くべき内容がわかったと思います。それでは次に実際に書くとなった時、エントリーシートの書き方として押さえておくべきポイントについて解説していきましょう!
基本的にエントリーシートの書き方は以下の3ステップです。
- エントリーシートを書く前に自己分析をする
- 企業の求める人物像を把握する
- 1・2を踏まえた上でPREP法を用いてエントリーシートを書く
1つずつ解説していきましょう!
①エントリーシートを書く前に自己分析をする
エントリーシートを書き始める前に、まずは自己分析をしましょう!自己分析をすることで、自分の強みや弱み・過去の経験などを振り返ることができます。
これは、エントリーシートだけでなく面接でも活かすことができるので、まずは自己分析を進めるようにしましょう!
とはいっても、自己分析って何を進めればいいのかわからないという学生さんもいると思います。そんな学生さんは、以下の自己分析シートを用いて、自分のことについて深く知りましょう!
自己分析シートを利用するにはこちらをクリック
②企業の求める人物像を把握する
自己分析を進めた次には、企業のことについても知る必要があります。というのも、エントリーシートを書く際は、的確に企業に自分のことをアピールした方がいいからです。そのためにも、あらかじめ企業の求める人物像について調べておきましょう!
これを調べた上で、自分の複数ある強みやエピソードのうち一番その人物像に近いものを選んで書くことができたらいい評価を得ることができるでしょう。
③1・2を踏まえた上でPREP法を用いてエントリーシートを書く
自分のことと企業のことについて調べることが出来たら、早速それを元にエントリーシートを書き始めましょう!その時に重要視すべきなのは、PREP法を用いて結論ファーストで書くことです。
そもそもPREP法とは、以下の4つの構成で成り立った文章のことを言います。
- Point:結論・主張
- Reason:理由
- Example:具体例・根拠
- Point:結論・主張
PREP法で書くことで、企業に対してわかりやすく伝わりやすい文章の書き方をすることが出来ます。この書き方は、面接での伝え方でも活かすことができるので今のうちに習得しておきましょう!
いい評価が得られるエントリーシートとは?

それでは、企業からいい評価が得られるエントリーシートの特徴とは何があるのでしょうか?今回は大き3つ解説しましょう!
他の学生と差別化できている
他の学生と上手く差別化できているエントリーシートは、企業からいい評価を得ることができます。
というのも多くのエントリーシートを見ている企業にとって、同じような内容が書かれているよりも、何か突出した内容が書かれているエントリーシートには目を引かれるからです。
エントリーシートは、エピソードや書き方によって他の学生と差別化することができるでしょう。特に、数値で定量的に表されているエントリーシートの書き方は高い評価を得ることができるので、なるべく数値を用いるようにしましょう!
結論の根拠や理由が明確に書かれている
結論の根拠や理由が明確に書かれていることも、評価の高いエントリーシートを作る上で必要です。というのも、そういった根拠や理由があることで結論の説得力が増す書き方ができるからです。そのため、結論や根拠を明確に書くようにしましょう!
そして、この「根拠」には過去の原体験を持ってくるとより良いでしょう。「過去にこういう経験をして、このように感じたからこそ」と理由づけすることで、より説得力のあるエントリーシートにすることが出来ます。
期限に余裕を持って早めに提出されている
エントリーシートを提出する際には、期限が設けられていると思います。その中で、期限内にエントリーシートを提出することは当然ですが、期限に余裕をもって提出することが高い評価につながることがあります。
というのも、早めに提出することでその企業に対する熱意を伝えることができるからです。そのため、志望度の高い企業のエントリーシートは内容の質も担保しつつ、なるべく早く提出するように心がけましょう!
エントリーシートを書く上で注意すべきポイントとは?
エントリーシートを書き終えることができたら、最後にエントリーシート提出前に確認すべきポイントを解説していきましょう!注意すべきポイントは大きく4つあります。
誤字脱字がないか。文体は統一できているか。
誤字脱字や文体は、最後に不備がないか必ず確認しましょう!というのも誤字脱字があったり、文体が統一されていない場合は、企業がエントリーシートを見る上で大きく評価が下がるからです。
特にやりがちな間違いとして、「貴社」と「御社」の間違いです。どちらも相手の企業を指す言葉ですが、「御社」は話し言葉なので、エントリーシートを書く際は「貴社」と書きましょう。
また、文体とはである調やですます調のことを言います。基本的にエントリーシートを書く際はどちらでも構いませんが、統一することを心がけましょう。
適切な文字数かどうか。
文字数が指定されている場合は、その文字数に対して適切な分量を書けているか確認しましょう!そもそも適切な文字数とは、指定された文字数の8割以上です。よって400字と指定された場合は、320字以上は書くようにしましょう。
企業が文字数を指定している理由はきちんとあるので、文字数は守ってエントリーシートを書きましょう。一番理想的なのは、9割以上書くことです。ギリギリまで書くことで志望度の高さを企業に対してアピールするようにしましょう!
一文を短く簡潔な書き方にできているか。
きちんとエントリーシートを読んでもらうためには、読み手にとって読みやすい文章を心がけなければいけません。そのために、一文一文をなるべく短くするように心がけましょう。
例えば、
学生時代に力を入れた経験として、アルバイトと学業を両立に苦労しながらも、責任感を持ってアルバイト業務に取り組み、忙しいスケジュールの中でも自己管理能力を向上させることで、チームメンバーとの協力や効率的なタスク管理を実践し、結果的には学業とアルバイトの両方で成功を収めることができました。
と書かれた文章は読みにくいと感じる人が多いと思います。しかし一文を細かく分割してみると、
学生時代に力を入れた経験として、アルバイトと学業を両立したことが挙げられます。当時は苦労しながらも、責任感を持ってアルバイト業務に取り組み、忙しいスケジュールの中でも自己管理能力を向上させることができました。その中でチームメンバーとの協力や効率的なタスク管理を実践し、結果的には学業とアルバイトの両方で成功を収めることができました。
となります。このように一文が長すぎる文章だとわかりにくくなってしまうので、読みやすく文章を切るように心がけましょう。
提出したものは手元に持っておく。
エントリーシートを提出した後は、今後の選考のために手元にエントリーシートのコピーを取っておきましょう!
というのも、書類選考が終わった後の面接ではそのエントリーシートを元に質問されることが多いからです。その時に、提出したエントリーシートの内容と面接で答えた内容が一致していなかった場合、それが不信感につながり評価が下がる可能性があります。
そのため、自分がどのような回答をしたのかいつでも確認できるように提出したエントリーシートのコピーを手元に持っておきましょう!
エントリーシートのいい書き方と悪い書き方

これまで、エントリーシートの書き方や注意すべきポイントなどを解説してきました!そこで、次はそれを踏まえたエントリーシートのOKな書き方とNGな書き方を「ガクチカ」を例にご紹介しましょう!
悪い書き方
私が学生時代に力を入れたことは、新卒の就活支援を行なっている企業での長期インターンで、インサイドセールスの役割に従事し、学生のキャリア支援に貢献したことです。しかし私は、単に予約を取るだけでは、学生の真のニーズに応え、予約後のキャンセル率を減らすことはできないと感じました。その結果、60回の面談実施を達成し、昇格することができました。この経験から、顧客と直接関わりながらPDCAサイクルを回し、量的な目標達成だけでなく、質の高いサービスを提供する力を身につける重要性を学ぶことが出来ました。
上記の書き方は、長期インターンにおいてどのようなことをしていたのかの説明が十分になくわかりづらい書き方となっています。また、60回の面談実施がどのようなものなのかが伝わりづらいため改善する余地はあるでしょう。
いい書き方
私が学生時代に力を入れたことは、新卒の就活支援を行なっている企業での長期インターンで、インサイドセールスの役割に従事し、学生のキャリア支援に貢献したことです。そこでは学生に電話をかけ、キャリアアドバイザーの面談予約を取る業務を担っていました。しかし私は、単に予約を取るだけでは、学生の真のニーズに応え、予約後のキャンセル率を減らすことはできないと感じました。そこで、一人ひとりの学生に対して徹底したヒアリングを行い、それぞれに合わせた面談訴求を心掛けることで、予約率の向上とキャンセル率の低下を目指しました。その結果、大体15人中2人程しか達成することが出来ない、60回の面談実施を達成し、昇格することができました。この経験から、顧客と直接関わりながらPDCAサイクルを回し、量的な目標達成だけでなく、質の高いサービスを提供する力を身につける重要性を学ぶことが出来ました。
上記の書き方は、PREP法に基づいて簡潔に書かれています。また昇格したエピソードでその昇格の難しさを書くことで、より達成することができたレベルの高さを伝えることが出来ているので、いいエントリーシートの書き方と言えるでしょう。
AIを使った効率よく質の高いエントリーシートの書き方
エントリーシートの書き方を今まで学んできたと思いますが、「自分で書くのは難しい」「締め切りが近く自分で考える時間がない」と考える学生さんもいると思います。そんな方におすすめなのが、AIを使ったエントリーシートの書き方です。
皆さんは、SmartESというサービスをご存知ですか?SmartESとは以下のように、箇条書きで書きたい内容を書くことで、質の高いエントリーシートを出力してくれるサービスです。
このサービスは、10万以上の高難易度企業内定者が書いたエントリーシートをデータベースとして持つため、それを元に高品質なエントリーシートを生成できます。
AIを使って効率よくエントリーシートを書きたいという学生さんは、ぜひSmartESを利用してみましょう!

ESやガクチカで困っているならES生成AIがおすすめです!
ES生成AIでは質問とそれに対する簡単な回答を打ち込むだけでAIが自動でES、ガクチカ、志望動機を生成してくれます!
「ESやガクチカでどんな文章を作ればいいかわからない……」「作れたけどちゃんと良いものになってるか不安……」という人はES生成AIを使ってみてはいかがでしょうか?
ES生成AIを利用するにはこちらをクリック
エントリーシートでの上手なAIの活用方法は以下の記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください!
エントリーシート書き方例9選!
ガクチカの書き方例
サークルのガクチカ
100人規模の演劇サークルのサークル長として、メンバーを結束させることに尽力しました。私たちのサークルでは、メンバーが一丸となり大学祭に挑むことが目標でしたが、規模が大きいため個々に合わせたリーダーが必要でした。サークル長として、メンバー全員が活躍できる環境を整えることを最優先に考え、サークル内の連帯感を高めるための取り組みに力を注ぎました。例えば、練習の合間にメンバーとのコミュニケーションを活発に行い、また、チームビルディングのためのイベントを企画しました。それぞれのメンバーが抱える課題に対応するため、柔軟に練習スケジュールを設計し、それぞれの成長を支える個別のフィードバックも提供しました。これらの取り組みにより、メンバーからの信頼を獲得し、結束力のあるチーム作りに成功しました。今後、貴社でのチームマネジメントにおいても、この経験を活かし、信頼されるリーダーシップを発揮していきたいと考えています。(405字)
アルバイトのガクチカ
大学に入学した頃から、地元のコンビニでアルバイトをしています。人と接することが得意であり、コミュニケーションを大切にする職場を求めていたため、この仕事を選びました。最初はレジをはじめとする基本的な業務に集中していましたが、次第に店舗運営に関わる提案を行うようになり、現在では売場のレイアウト変更なども任せてもらっています。売れ筋商品の配置を工夫したり、季節感のある商品展開を提案したりすることで、お客様にとって買い物がしやすい環境を作り出し、店舗の売り上げ向上に寄与しています。また、常連客とのコミュニケーションを重視し、接客の質の向上に努めた結果、店長からも高い評価を受け、前年同月比での売上増加に大きく貢献しました。お客様が笑顔で帰られるコンビニを目指し、日々の業務に取り組んでいます。この経験を通して、どのような場面でも自ら考え行動し、柔軟に対応する力の大切さを学びました。今後もこの姿勢を活かし、貢献できるよう努力していきたいと考えています。(425字)
長期インターンのガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたことは、マーケティングの長期インターンです。インターンでは、グルメメディアの運営を行っており、トップページが検索結果に上位表示されるように試行錯誤を重ねてコラム記事を書いていました。その中で、自身の記事の質はどんどん高まっていったものの、サイト全体に関しては上位表示はおろか、検索結果にすら表示されないという状況が2か月間続きました。そこで、私は自分で得た執筆のノウハウや失敗談をメンバーに積極的に共有することで、チーム全体の技術の引き上げを試みました。すると、それもあってか検索結果で上位を取れる記事が増え、その結果1か月後、トップページも検索結果に表示されるようになりました。この経験から私は、自分で得た情報を周りに積極的に発信していくことが、チーム全体のみならず成果にも大きな影響を与えると学びました。積極的な事業展開を行っている貴社においても、この発信力を武器に活躍することができるのではないかと考えています。(423字)
自己PR書き方例
課題解決能力をアピールする自己PR
私の強みは、複雑な問題に直面した際の課題解決能力です。アルバイトでは、売上が伸び悩んでいる時期に、自主的にデータ分析を行い、売上向上に向けた改善策を提案しました。具体的には、顧客の購買傾向や時間帯ごとの来店数を詳細に把握し、人気商品の陳列場所の見直しや、ピークタイムに合わせたプロモーションの実施を提案しました。これにより、売上を前年同期比で15%向上させることに成功しました。この成果は、状況を客観的に分析し、データに基づいた実行可能な戦略を立てる力が評価されたものと自負しています。私のこの課題解決能力を、貴社のインターンプログラムでも活かし、グループのメンバーと協力しながら、直面する課題に対して効果的な解決策を導き出したいと考えています。これまでの経験で培った分析力と実行力を持って、貴社のプロジェクトに貢献したいと強く思っています。(456字)
忍耐力をアピールする自己PR
私の強みは忍耐力です。この私の粘り強さが発揮されたエピソードとして、大学時代の部活動が挙げられます。私がキャプテンを務めるチアダンスチームでは、大会直前に急遽メンバーが怪我をしてしまい減ってしまったことがありました。しかし、私はキャプテンとしてその減ってしまったメンバーの穴を埋めるために団結するよう声かけをしました。そして毎日朝から夜まで練習し、筋トレや柔軟などの努力も惜しまず試合に向けて準備を進めました。結果として、我々はその大会で見事なパフォーマンスを披露し、準優勝を果たすことができました。この経験を通じて、チームワークの重要性や困難に立ち向かう意志の強さを学びました。そして私は粘り強さとリーダーシップ能力を身につけ、チームや組織の目標達成に向けて貢献できる自信を持つことができました。貴社に入社したら、この粘り強さとリーダーシップを活かし、新たな課題に立ち向かっていきたいです。(396字)
柔軟性をアピールする自己PR
私の強みは柔軟性です。長期インターン先で急なプロジェクト変更があった時には、素早く新しい課題に取り組み、柔軟に対応することができました。そしてその結果、プロジェクト成功に貢献することができました。さらに、急な方向性の変更により他のメンバーが困っていたときも、他メンバーにも協力の手を差し伸べ、円滑なチームワークを築き上げることもできました。柔軟性の高さが業務の変化に対応し、ポジティブな雰囲気を醸成する一因となることができました。この経験を通じて、課題を解決するための柔軟な考え方とそれを実現するために協力し合うことの大切さを学ぶことができました。成長し変化し続けている御社において、私の柔軟性を活かして適応し貢献していきたいと考えております。(322字)
志望動機の書き方例
食品メーカー業界の志望動機
私は、人々の食生活に豊かさと安全をもたらすため、業界を牽引して持続可能な食品開発に力を入れる貴社を志望します。私は、大学時代に添加物の安全性と実用性を実証する研究に取り組みました。天然志向の高まりによって「食品添加物=危険」という印象が先行していますが、この研究を通じて、食品添加物は保存性や外観を向上する機能の他、食品に高付加価値を与える機能があることに気づき、その可能性を実証したいと感じるようになりました。貴社は、添加物や健康成分を含有した介護食の開発を行い、高齢化社会に持続可能な食品作りに先進的に取り組んでいます。そんな貴社の食の持続可能性を第一とする理念のもと、私の栄養学への探求心と知識を活かして、入社後は貴社の食品開発に貢献したいと考えています。(331字)
IT業界の志望動機
私は、ITで社会を豊かにするという目標を実現するため、貴社を志望します。私はコロナ禍の大学時代、文化祭実行委員として文化祭をオンライン開催するという初の試みを行いました。この経験では、インターネット上の問題に専門的に対応する新しい局の局長として、ライブ配信の管理やネット接続周りの問題対処を行い、安定的な環境作りに徹しました。この経験の中で、インフラ整備に尽力してくださったエンジニアの方に憧れを抱いたとともに、ITがもたらす恩恵を誰もが受けられる環境作りがしたいと考えるようになりました。貴社は官庁をはじめとし、消費者の生活を支える多くの組織にイノベーションを提供していることから、誰にとってもITが身近になる社会作りを牽引できる唯一の会社だと感じています。入社後は、私の課題解決力をもって、顧客の課題に対して最適な提案を施し、豊かな未来を共創できる人材として貴社に貢献したいと思っています。(397字)
広告業界の志望動機
私は、広告を通して人の心と社会を動かすことを目指し、生活密着型で人々に新常識を提案し続ける貴社を志望します。私は大学時代、学内にてデジタルメディアを活用した広告の企画や施行、効果測定に取り組みました。この経験で、何かを買いたい、どこかに行きたい、という思いは経済を動かす原動力であり、広告には誰かにこういったきっかけを与える力があると考えるようになりました。貴社は貴社グループで生活の全てを網羅できる程に我々の生活に密着しており、自分の関わった広告が多くの人に影響を与えていることを肌で感じることができる環境であると思っています。入社後は、貴社の先進的なデジタルマーケティング手法を学びつつ、創造力を活かして革新的な広告キャンペーンを提案する人材として貴社に貢献したいと考えています。(342字)
まとめ
この記事を要約すると以下の通りになります。
- エントリーシートは以下の3ステップで書こう
- ①エントリーシートを書く前に自己分析をする
- ②企業の求める人物像を把握する
- ③1・2を踏まえた上でPREP法を用いてエントリーシートを書く
- エントリーシートでいい評価を得るために、他の学生との差別化を図ろう!
- 質の高いエントリーシートはAIを使って効率よく書こう!
これまでエントリーシートで書く項目から、書き方・注意すべきポイントまで解説してきました。エントリーシートは、インターンや本選考を受けるにあたってほとんどの場合あると言えます。
そのため、書類選考を通過して面接まで進むためにも質の高いエントリーシートを書くことは重要だとわかったでしょう。そのためにも、大手内定者のエントリーシートを学習しているSmartESを使って選考通過を目指しましょう!
この記事があなたのためになれば幸いです。
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しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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