コンサルティング業界の「BIG4」というのをご存知ですか?BIG4とはコンサルに就職したいという人であれば知っておきたい会計事務所・総合コンサルティングの企業群のことで、
- PwCコンサルティング合同会社(PwC)
- EYストラテジーアンドコンサルティング
- KPMGコンサルティング
- デロイト・トーマツ・コンサルティング(DTC)
の4つです。
そして、実はそのBIG4のうちの1つであるPwCで長期インターンをすることが出来るというのは知っていますか?コンサル系で就活を考えているのであればぜひ参加したいところですよね!
今記事ではPwCでどんな長期インターンが出来るのか、PwCとはそもそもどんなことをやっている企業なのか、そしてPwCでの長期インターンに参加するためには一体何をすれば良いのかについて詳しく解説をしていきます。
- PwCが一体何をしているのか知りたい人
- PwCでの長期インターンで出来ることを知りたい人
- PwCで長期インターンをするメリットを知りたい人
- PwCでの長期インターンに受かるために何をすれば良いのか知りたい人
この記事には広告を含む場合があります。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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PwCってどんな業務をしてる企業なの?
PwCについてコンサルをしている企業と認知している人は多いと思いますが、他にも様々なことをしています。
PwCの主な業務内容を2つご紹介します。
コンサルティング
PwCでは様々なコンサルティング業務を行っています。
戦略コンサルティング(strategy&等)
PwCの戦略コンサルティングでは、企業が市場競争に勝つための長期的な戦略を立案、支援します。企業のビジョンやミッションに基づいて、成長戦略、新規市場参入、事業拡大などを計画することが業務です。
strategy&という部署がこれに当たります。
コンサルティングの中でも特に頭が良く、論理的思考が出来るような人材が集まっています。採用者も東京一工や早慶出身の人が多いです。
オペレーションコンサルティング
PwCのオペレーションコンサルティングは、業務プロセスの最適化、サプライチェーンの改善、コスト削減などを通じて、ビジネス分野における企業の効率性と生産性を向上させる支援を行います。
テクノロジー&デジタルコンサルティング
PwCのテクノロジー&デジタルコンサルティングは、デジタルトランスフォーメーション、IT戦略の策定、サイバーセキュリティ対策などを通じて、企業の技術的競争力を強化し、デジタル分野での業務効率を向上させる支援を行います。
監査およびブローダーアシュアランスサービス(BAS)
監査というのは、企業の財務諸表が不正なく適切になっているかを確認する業務です。収益や支出の報告が正しいものであるかを確認したり、取引が正確に、安全に行われているかについて評価をしたりします。
ブローダーアシュアランスサービスは財務以外の分野にも広げて企業を支援する業務です。財務以外の分野というのは、企業の環境配慮の側面であったり、ITの側面であったり、ビジネスリスクの側面であったりと様々です。
PwCはコンサルだけをする企業だと思われがちですが、実はこちらの監査業務も主としています。そしてそれは他のBIG4の企業も同様で、そもそもBIG4というのは、「4つの巨大な会計事務所グループ」という意味で使われています。
PwCでの長期インターンではどんなことをする?
PwCでは長期インターンの募集をしています。
他のBIG4の企業では長期インターンを募集はしておらず、PwC独自の物となっているので、参加する価値は大いにあります。
では、PwCの長期インターンではどのようなことをするのでしょう?
PwCの長期インターン募集ページを見ると、「サステナビリティストラテジスト」での募集をしていました。
サステナビリティストラテジスト
今や社会人の中で一般常識となりつつあるSDGsという取り組みはみなさんも知っていることかと思います。サステナビリティストラテジストとは、そのような環境に配慮することを軸として戦略を設計することを主な業務としています。
また、PwCのサステナビリティストラテジストのサイトでは、
「2030年、そして2050年という中長期的な時間軸で環境・社会を含む企業の外部環境を分析し、サステナビリティやSDGsを企業の経営に組み込む最適な方法をリサーチおよび分析に基づくファクト、PwCが培ってきた専門的知見、お客様との丁寧な対話に基づいて導き出し、提言・実行につなげていきます。」
と説明があります。
具体的にサステナビリティストラテジストでどのようなことを業務としているのかについては以下のPwCの記事を参考にするとわかりやすいと思います。
こちらの記事を書いている野口さんは、PwCでの長期インターンを経てPwCのサステナビリティストラテジストとして就職をされています。
長期インターン生はそのサステナビリティストラテジストの業務を補助する形で資料作成やリサーチを行います。
【現在募集停止】税務コンサルタント
また、PwCでは過去税務コンサルタントの長期インターン募集もしていました。
今は募集停止しており、応募することはできないのですが、もしかしたら募集を再開するかもしれないので、税理士会計士として経験を積んでおきたいという人はアンテナを張っておくことをお勧めします。
PwCでのインターンの情報については公式のInstagramをフォローすると良いでしょう。
こちらのPwC公式アカウントでは、長期インターンだけでなく短期インターンや企業説明会の情報発信も行っています。
PwCの長期インターンの勤務条件は?
PwCの長期インターンの勤務条件についてまとめていきます。次のようになっています。
勤務期間 | 3カ月以上(長期優遇、要相談) |
勤務頻度 | 週3日以上 各日 |
勤務時間 | 9:15-17:15(学業などやむを得ない事情による勤務時間の調整は可能) |
業務内容 | リサーチ、資料作成など |
対象者 | 大学生、大学院生、既卒の方 |
業務報酬 | 時給1,150円から(役割や能力を考慮した昇給あり) |
勤務場所 | PwC大手町オフィス(リモートワーク中心ですが、業務によっては出社いただく可能性もあります) |
基本的にリモートワークで行われ、必ずしも大手町に向かわなくてもいいという点は人によっては嬉しいことなんではないでしょうか?
PwCの長期インターンに参加するメリットは?
PwCの長期インターンに参加するメリットは次のようになっています!
- 就活に直結する
- 実際に働いている人たちとコミュニケーションを取れる
- 自分の業務適性を実際
就活に直結する
PwCの長期インターンに参加するメリットとしてまず言えるのは、就活に直結することがあるということです。
先程の記事にあったサステナビリティストラテジストとして就職された野口さんですが、もともと長期インターン生として働いていたということもあって、ある程度優遇はされます。
実際働きたい分野はまた違うという場合も長期インターンでの働きを鑑みた面接はするでしょう。
面接官からしても、もともとPwCで働いていて、人となりを知っている学生の方が採用をし易いです。
実際に働いている人たちとコミュニケーションを取れる
実際にPwCで働いているひととコミュニケーションを取ることが出来るという点もメリットの一つに数えられます。
直属の上司はもちろんのこと、出社すればそこら中にPwCの社員さんがいるという環境下に身を置くことによりいろいろな話を伺うことができます。
長期インターンに参加するのであれば恵まれた環境下で人脈を広げていきたいものです。
自分の業務適性を実際に働くことで見極めることが出来る
コンサルティングを将来的にやりたいのであればサステナビリティストラテジストの長期インターンはかなりメリットのある業務になります。
将来やるかも知れない業務が自分にあっているものなのか不安に思う学生は多くいます。そんな人におすすめしたいのは実際に長期インターンに参加して働いてみることです。
長期インターンは就活のためのガクチカづくりとしての側面が多いように感じる人が多いかもしれませんが、自身の希望する職種のインターンに参加することで将来的にやるかも知れない業務に参加して適性を見極めることが出来るという点に私は一番魅力を感じます。
PwCの長期インターンの応募フローと注意点は?
PwCの長期インターンに申し込みをする際の応募フローは次のようになっています。
「PwCマイページ登録」→「書類選考」→「1次面接」→「2次面接」
PwCマイページ登録
まず長期インターンに申し込むためにPwCのマイページで会員登録をする必要があります。
こちらのマイページはPwCの新卒採用面接に応募をする際にも登録をする必要があるので、もしPwCに就職する可能性があるという人は登録するのをおすすめします。
というのも、こちらのマイページではPwCの説明会がいつあるのかであったり、どのようなイベントをしているのかであったりという情報を受け取ることができます。
コンサル志望である筆者ももちろんマイページを登録しており、説明会をGoogleMeetで受けるなどしています。物によってはすぐに定員に達してしまい、キャンセル待ちをしないといけなくなりますので注意しておきましょう!
書類選考
マイページに登録した後、案内を通じて書類選考が始まります。
書類選考については申し込みの際にエントリーシートを提出します。特にそのエントリーシートでは次のことを聞かれます。
- 課外活動での特筆すべき実績がある方は詳細を記入ください。
例:○○部にて全国大会入賞、○○という活動にて○○という実績を残した、アルバイトの○○にて○○という非凡な取り組みをした - 長期インターンでの経験がある方は詳細を記入ください。
例:
企業名:株式会社○○○
期間:2023/08/01~2023/12/31
業務内容:調査、分析、資料作成 等 (400文字以内)
いままでやってきた課外活動の実績や長期インターン経験を聞かれます。綿密に練って回答をしたいものです。
1次面接/2次面接
書類選考が通れば面接へと進んでいきます。
エントリーシートに書いたことの深堀りであったり、なぜ長期インターンをしたいのかなどを聞かれます。
基本的に長期インターンではスキルのない、未経験の学生を採用することを前提としているので、不安になることなく、熱意を全面に出して面接に臨むのが重要になります。
PwCの長期インターンに参加するためには何をするべき?
PwCの長期インターンに参加するためにやっておいたほうが良いことについてまとめます。次のようになります!
PwCの長期インターンで注意しておきたいこと!
- PwCでどのようなことをやっているのか深く知っておく
- 長期インターンに参加したい理由をしっかり言語化する
- エントリーシートを丁寧に書く
PwCでどのようなことをやっているのか深く知っておく
まず、PwCのサステナビリティストラテジストの部署でどのようなことをしているのかをしっかりリサーチして情報を得ましょう。
そのために公式のサイトを読み込んでおいたり、マイページから情報収集をしておいたりというのは必須になってきます。
また、インタビュー記事もあるのでよく読んでおきましょう!
長期インターンに参加したい理由をしっかり言語化する
面接ではなぜこの学生は長期インターンに申込みをしたかという点は必ず聞かれます。長期インターンに参加したい理由を言語化しておかないと面接官にただPwCのブランドに目をつけた意欲のない学生であると思われてしまうでしょう。
なぜ自分がPwCで働いてみたいのか、ということをうまく言語化するには「自己分析」が必要になって来ます。
自己分析をするなら、自己分析シートがおすすめです!
自己分析シートでは手順に沿って自己分析を進めていくだけで、長期インターンや就活に必要な、ガクチカ、強み弱み、将来のビジョン、企業選定の軸を決めることができます。
「就活に向けての自己分析がうまくできておらず将来の見通しが立っていない……」「自分が長期インターンの採用面接でうまく行っていないのは自己分析が足りていないからかもしれない……」という人は是非自己分析シートを活用してみてはいかがでしょうか?
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良いエントリーシートを書く
エントリーシートをうまく書くというのは書類選考を突破する際に重要になってきます。
たとえすごい経験を持っていたとしてもそれをうまく文章にして「すごい」と思わせなければ意味がありません。
一方で、経験が少し弱いものであったとしても、文章次第ではよく見せることができもします。
「ただ、自分には文章力がない……」「最強のESを作りたい……!」という人にはES生成AIがおすすめです!
ES生成AIとは就活や長期インターンのサポートに特化した生成AIのことです。
ES生成AIであるSmartESに質問とそれに対する簡単な回答を打ち込むと、自動でES、ガクチカ、志望動機を生成してくれます!
SmartESの強みは以下の4つです!
- 数々の選考を勝ち抜いてきた10万本以上の良質なESをもとに生成しているため、就活に最適化されたESを出力できる!
- 入力するべきことがフォーマット化されていて簡単なので、複雑な指示は必要ない!
- 企業のURLを入力するだけで、その企業に合った志望動機を出力することが可能!
- 自分一人ではやりづらい添削もAIがやってくれる!
「ESやガクチカでどんな文章を作ればいいかわからない……」「作れたけどちゃんと良いものになってるか不安……」という人はES生成AIを使ってみてはいかがでしょうか?
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FAQ
次によくある質問についてまとめました!
短期インターンと長期インターンって何が違うの?
短期インターンと長期インターンは給料の有無や、行う業務内容が違います!
主に短期インターンは無給でグループワークや説明会が行われるのに対し、長期インターンは有給で実際の実務に携わることができます。
このような違いは次の記事で深く解説をしていますので、確認してみてください!
他にコンサル志望におすすめの長期インターンってある?
筆者は個人的に船井総研での長期インターンをおすすめします!
船井総研は中小企業向けのコンサルティングを行っている企業です。船井総研ではかなり実用的なまさにコンサルティングといえるような業務を体験させてもらえるため、ここでの経験は必ず将来の役に立つでしょう!
次の記事でより深く解説しています!
また、その他のおすすめのコンサル向けのインターンは次の記事で紹介しています!
まとめ
最後にPwCでの長期インターンについて解説した今回の記事を簡単にまとめます!
- PwCはコンサルティングや会計監査やコンサルティングを主にやっている企業!
- PwCでの長期インターンではサステナビリティストラテジストの業務に触れることが出来る!
- 応募フローは、「PwCマイページ登録」→「書類選考」→「1次面接」→「2次面接」の流れ!
- PwCの長期インターンに参加するメリットは、就活に直結すること、実際に働いている人とコミュニケーションが取れること、自分の業務適性を実際に働いて確かめられることの3つ!
- PwCでの長期インターンに参加するために、企業情報を知っておくこと、なぜ参加したいか明確にしておくこと、エントリーシートを丁寧に書くことの3つが大事!
もしコンサルタントとして就職をしたいのであればPwCでの長期インターンにぜひとも参加したいですね!今記事を読めばどうすれば受かることが出来るかわかったと思います。
ただちゃんとうまくできているか不安という人もいることでしょう。そんな人はココシロインターンのキャリアアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか?
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不安であればぜひ面談をしてみてはいかがでしょうか?
今回の記事が皆様のためになれば幸いです!
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
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しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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