就活前や就活中に、「やりたい仕事なんてないんだよな……」であったり、「自分って結局何がしたいんだろう……」であったりというように思ったことはありませんか?
実はそんなどんな仕事をしたいかわからないというような悩みを抱える学生は多くいます。本記事では、一体なぜやりたい仕事がないと思ってしまうのか、そうなってしまった時に何をすればいいのかについて解説をしていきます。
こんな人に読んで欲しい
- 就活で何がしたいかわからなくなってしまった人
- やりたい仕事がなく就活をするのが億劫になっている人
- どんな仕事にも興味を持てないという人
この記事には広告を含む場合があります。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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興味のない適当に選んだ職に就いた時のリスクは?
おそらく今この記事を読んでいる人は何をしたいかわからない人が多いことでしょう。その悩みを抱えたまま適当な企業に就職してしまったらその先にどんなリスクがあるでしょうか?
仕事に受動的になり、やりがいが感じられなくなる
まず仕事に受動的になってしまうことがリスクとして挙げられます。
モチベーションもなく就職をしてしまうことで、上司から振られた仕事を熱意もなくただやるだけの社員となってしまい、そうなるとそのうちやりがいを感じられないまま仕事をするのが辛くなってしまうでしょう。その結果すぐ辞めてしまい、また就活をするという振り出しに戻ることになってしまいます。
社風と合わない企業に就職してしまい、居心地が悪くなってしまう
次に、自分と雰囲気の合ってない企業に就職してしまうことが挙げられます。
社風が自分と合っているかはかなり重要です。長ければ40年もの間働く企業を就活で決めるわけです。もし雰囲気の合っていない企業に就職してしまったら、その居心地の悪さから早期退職をしてしまう可能性はもちろんあるでしょう。
どうしてどんな仕事がしたいかわからなくなってしまうの?
リスクがわかったところで、なぜどんな仕事がしたいかわからなくなってしまうのかについて考えてみましょう。
自分がどのようなことに向いているかわかっていない
まず最初に挙げられるのは、自分がどんなことに向いているかわかっていない、ということです。自分の興味のある仕事を見極めるために自分のことを知るというのは大変重要です。
当たり前ですが、人によって得手不得手は全く違いますし、何を好きに思うかも違うわけです。何がしたいかわからないと思ってしまっている場合、そもそも自分がどのようなことが好きか、どんなことに適性があるかについてわかっていないということが多くあります。
自分の興味のある分野を決定するためにも、まずは自分の過去を丁寧に観察して自己分析をすることから始めていきましょう。
そもそもそれぞれの業界でどんなことをやっているのか知らない
次に多いのは、そもそもそれぞれの業界でどんな仕事をしているのかという情報が足りていないということです。
漠然と商社と言われて何をしているかわかっているでしょうか?金融系が向いている人はどのようなことが得意なのかわかりますか?興味ないかもしれないと思う以前に、まず業界の基本的な情報が足りておらず、雑な情報で判断をしてしまっているかもしれません。
どんな仕事がしたいかわからない時、どのように就活企業を決めるべき?
やりたいことがわからなくなってしまう原因がわかったところで、実際にそれを解決するために何をすればいいかについて解説していきます。
自己分析を丁寧にしてみる
まず、自分がどのようなことに向いているのか、何に興味を持てそうなのかを自己分析をすることで、自分はどんな企業に就職したいのかといういわゆる就活の軸を決めていきましょう。
まず自分の過去を振り返ってみましょう。自分の過去の中で好きだったこと、達成感を感じていたことを選び出して、それに対して「なぜ?」や「どこが?」という問いかけを何回もすることで自分のパーソナリティを見極めていきましょう。
実際に筆者がやってみるとこんな感じになります!
- (なにが好き?)教えることが好きだった
- (どう好き?)人の面倒をみる、相談に乗る、生徒のために戦略を考えることが好き
- (なんで好き?)ゴールに向けて頑張る人の後押しをするのが好きだから
- (なぜ?)自分の携わった人がなにか成功するのを見ると、自分も達成感を得られるから
塾講師のバイトといえど、筆者のように相談に乗るのが好きな人もいれば、わかりやすく説明して理解できた生徒の顔を見るのが好き、という人ももちろんいるでしょう。どんなことが好きか、だけではなくその好きだったことのどういう部分が好きであったのか、まで丁寧に深掘りを進めていきましょう。
自分が何が得意か、何に興味を持っているかがわかった上で業界の情報を照らし合わせながら企業選定を進めていくのがいいでしょう。
また、自己分析シートを利用してみるのも良いでしょう。
自己分析をするなら、自己分析シートがおすすめです!
自己分析シートでは手順に沿って自己分析を進めていくだけで、長期インターンや就活に必要な、ガクチカ、強み弱み、将来のビジョン、企業選定の軸を決めることができます。
「就活に向けての自己分析がうまくできておらず将来の見通しが立っていない……」「自分が長期インターンの採用面接でうまく行っていないのは自己分析が足りていないからかもしれない……」という人は是非自己分析シートを活用してみてはいかがでしょうか?
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リサーチをたくさんしてみる
そもそも業界に対する情報が少ない時は、できる限りの力を持って情報を集めていきましょう。私の考える集め方は3種類程あります。
ネットで情報を集める
まずオーソドックスなものはネットで情報を集めることでしょう。
まず大まかに就活でどれだけの業界があるかについて知るべきです。例えば簡単に集めると以下のものがあるでしょう。
- 商社(物を動かして利益を得る)
- メーカー(物を作る)
- 小売(物を消費者に売る)
- 金融(お金を動かして利益を得る)
- IT(情報に付加価値をつけて売る)
- サービス業(形のないものを売る)
- マスコミ(情報を大勢の人に流布して利益を得る)
- 官公庁(国、地方自治体の役所)
大まかにこのような感じです。少しでも「どんなことをやっているのか深く知りたい」と思ったら、ネットで深掘りをして情報をさらに集めていきましょう。
また、社会人の働き方やキャリアについて理解を深めたい方は『キャリアクラフト | 新しい働き方を創るメディア』の記事も参考にしてみてくださいね!
説明会に行ってみる
実は情報を集めるに際して、ネットだけで終わらせてしまうのはかなり危険なことです。特にネットの情報は必ずしも最新のことではないので、大まかな情報を掴んだ上でさらに解像度を深めるためにも、実際に企業説明会に足を運んで新鮮な情報を得に行きましょう。
そのような説明会やセミナーの情報は、「就活コミュニティ」から得るのが良いでしょう。「就活コミュニティ」では、企業の求人情報だけでなく説明会の情報もまとめてくれています。
実際に働いている人に聞いてみる
さらに深い情報が必要な場合は、実際に働いている人に聞いてみるのが得策でしょう。先輩であったり、説明会で社員の方に話しかけたりしていろいろ実際に聞いてみましょう。ネットや説明会で聞けないような、例えば社内の雰囲気を聞いてみると解像度は一段と上がります。
長期インターンに参加してみる
次に私がおすすめしたいのは、長期インターンへの参加です。
ある程度自己分析や情報収集で興味のあるなしがわかったとしても、働いてみたら思っていたのと違う、というのはよくあることです。それを事前に察知するのは難しいことなので、学生のうちにある程度インターンという形で働いてみるのが良いでしょう。
特に長期インターンでは、期間が長い分忠実に適性が判断できる上、就活で有利に働く「ガクチカ」にすることもできます。時間に余裕のある2年生であるならば、ぜひ参加してみましょう。
しかしながらすぐに長期インターンができるかというとそうとは限りません。実は長期インターンの採用率はおよそ7%と言われていて、挫折してしまう人も少なくありません。そんな中でおすすめしたいのは「ココシロインターン」です。
ココシロインターンではキャリアアドバイザーが学生の相談に乗り、長期インターンの内定まで企業の紹介や面接対策など幅広いサポートを無料でしてくれます。内定までの間不安に思ってしまうかもしれませんが、キャリアアドバイザーはあなたのことを支え続けることでしょう。
学生の面談申し込みはこちら
また、以下に数種類の業界の解説記事とその業界に行くのにおすすめの長期インターンを解説した記事を載せておくので、興味があればぜひ参考にしてみてください。
それでもどんな仕事にも興味が持てなかったら?
いくら自己分析しても、いくら情報を集めたとしても、結局興味が持てないとなってしまうかもしれません。そんな時どうすればいいでしょうか?
興味のあるなしではなく、向いてる向いてないで考える
もちろん興味のある自分のやりたいことで仕事ができるなら幸せですが、必ずしもそうできるわけではもちろんありません。そんな時は割り切って自分が向いているか向いていないかで考えてみましょう。
特に、自分の向いていることがわかれば、その業務はうまくこなすことができるわけで、精神的負担も小さくなる上、業務をする中で好きなところを見出せるかもしれません。もし本当にどうしようもなくなった場合は、やりたいやりたくないではなく、やりやすいやりにくいで考えていきましょう。
転職も視野に入れる
適性すらわからず路頭に迷っている場合は、転職するかもしれないと考えながら企業を選んでみるのも良いかもしれません。ここで重要なのは、転職する前の企業で何を学ぶか、です。
新卒採用と転職では後者のほうが不利であることは間違いありません。その中で転職を成功させるためにも、まず就職する企業で何かを学び得ないといけないわけです。なのでもし転職を前提とした就活をするのであれば、この企業に就職すればこんなことが学べる、身につくという点を重視しなければなりません。その点で、情報収集は更に重要なものとなるでしょう。
まとめ
本記事を簡単にまとめると以下のようになります。
- 就活に行き詰まった状態で適当に企業を選ぶのは危険!
- 自分の興味のある分野を確定するためにも、自己分析、情報収集、実際に経験してみることが大事!
- それでも興味が持てない場合は、適正あるなしで判断したり、転職も視野に入れて就活をすると吉!
就活中に行き詰まるというのは本当によくありますし、多くの就活生が抱える悩みでもあります。そんな逆境を乗り越えるためにこの記事をうまく利用していただけると幸いです。ここまで読んでくださったあなたの成功を心から願っております!
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