『公務員志望だった私が、長期インターンで営業の魅力を知り、本当にやりたいことに気づけた』ー長期インターン体験談

インタビューした長期インターン生

名前:船山大輔さん

大学:城西大学 現代政策学部 社会経済システム学科

入社企業:株式会社Funrix

卒業年次:2025年

在籍期間:2023年8月~

今回は、城西大学現代政策学部社会経済システム学科に在籍されている船山大輔さんにお話を伺いました。

船山さんは株式会社Funrixさんへ長期インターン生として入社され、営業を担当されています。

今回は、船山さんが長期インターンに挑戦された経緯と実際の業務について伺っていきます。

長期インターンを始める前について

ー長期インターンを始める前の大学生活について教えてください。

船山さん
船山さん

長期インターンを始める前は、大学とアルバイトを往復する生活でした。大学では3年の11月まで文化祭実行委員に所属していましたが、「なんとなく熱を注げるものがないな」と感じながら生活する日々でした。

ー長期インターンを始めたきっかけは何ですか?

船山さん
船山さん

就活関連の面談で長期インターンをおすすめされたのがきっかけです。そこで、長期インターンに参加すれば強力なガクチカが作れること、自己成長を図れることを知り、得られるものが多そうだと感じたため長期インターンに参加することにしました。

ー周りで長期インターンに参加している人はいましたか

船山さん
船山さん

大学2年の時に長期インターンをしている友人がいました。実はその時に一緒に長期インターンをしないかと誘われていたのですが、自分が実務に携わるのは無理だろうと思い、断っていました。しかし、3年になり就活が目前と迫る中で、自分も周囲と差別化できる経験を身につけなければと感じ、長期インターンに参加することにしました。

ーキャリアアドバイザーとの面談はどうでしたか?

船山さん
船山さん

対策面で沢山サポートしていただけたことが良かったなと思います。面接を行う上での前提知識や志望先の企業についてしっかりと教えていただき助かりました。

長期インターンについて

ー現在行われている業務内容を教えてください。

船山さん
船山さん

固定回線を商材に、個人住宅向けの訪問販売をしています。具体的な業務内容としては、顧客のもとを訪れ、商談・交渉を行い、実際に契約を締結するまでの一連の業務を任されています。

ー業務の中で目標値などはありますか?

船山さん
船山さん

月に13件の契約を獲得することを目標値に掲げています。最初は13件という目標値を掲げられるほどの成績を出せていなかったので、この目標値に自分の成長を感じています。

ーどのようなスケジュールでインターンをしていますか?

船山さん
船山さん

週5回、大学終わりにインターンをしていました。もともと公務員志望だったので、インターンを始めて最初の方は公務員試験の勉強と両立しながら働いていました。

ー業務の中でやりがいを感じる瞬間はどのような時ですか?

船山さん
船山さん

契約を取れた時に一番やりがいを感じます。最初はなかなか契約が取れなかった状況から、徐々に安定して契約が取れるようになっていきました。そのため、契約を獲得する度に自分の成長を実感することができ、とてもやりがいを感じています。

ー業務を行う中で意識していることはありますか?

船山さん
船山さん

主観でものを考えるのではなく、常に相手の気持ちを考えることを意識しています。一時期、契約が取れそうだったのに取れなかったという状況が続いたことがありました。その時に自分なりに失敗の要因を分析してみた結果、自分は相手が欲している言葉を投げかけられていない、相手のニーズを捉え切れていない、ということに気が付きました。そこからは、相手の気持ちに徹底的に寄り添うようにして、相手がどんなことに悩んでいるのか、どんな解決策があれば行動変容を起こしたくなるかなどを考えるようにしています。

ーつらいと感じたり、上手くいかなかったことはありますか?

船山さん
船山さん

周りのインターン生が次々と契約を獲得している中、自分だけ結果が出なかった時はつらかったです。インターン生の中で自分が一番契約が取れなかった時もありました。

ーその状況をどう乗り越えたのですか?

船山さん
船山さん

とにかく空いている時間に営業の勉強をしました。あとは、上司にロープレを頼み、得た知識をひたすらアウトプットして自分になじませていました。自分1人で悩んでも負のループに陥るだけだと気が付いたので、とにかく周りに頼り、色々と教えていただきました。結果として、徐々に成果が出るようになったのに加え、出来るようになるまでひたすら努力を重ねる胆力も身についたと感じます。

ー長期インターンを経験してみて、何かご自身に変化はありましたか?

船山さん
船山さん

やりきる力がついたと思います。必ずやりきるため、「何のためにこれをやるのか」「どこを目標値に設定するか」という部分を考えながら物事に取り組むようになりました。また、なかなか成果が出なくて「成長しなきゃ」と感じだした時期から、周りの人達を積極的に頼る癖がついたと思います。

ー業務内で獲得したスキルはありますか?

船山さん
船山さん

ヒアリング能力が身についたと思います。長期インターンで場数を踏んでいくうちに、単に自分が話すより、相手に話してもらう方が心を開いてくれることに気が付きました。そこからは相手を主体として会話をするよう意識しています。そのおかげで話の深掘りもできるようになり、契約も取りやすくなりました。

ー就活やキャリア面で考え方に変化はありましたか?

船山さん
船山さん

私はもともと公務員志望だったのですが、営業の魅力に気づき、営業ができる企業に就職を決めました。長期インターンに参加する前はとても安定志向で、その理由から公務員を志望していました。しかし、営業職の長期インターンをしていくうちに、辛く大変な中で自分の成長を実感できる楽しさを知り、長期的に続けていくのなら自分には営業職が向いていると気が付くことができました。

ー長期インターンを経験して、「仕事」に対する捉え方に変化はありましたか?

船山さん
船山さん

そうですね。以前は仕事は楽しみを見いだせないものだと思っていました。ですが、長期インターンで営業をしていく中で、成長実感を得たり、ゲーム感覚で仕事ができるようになっていき、仕事に楽しみを見いだせるようになりました。仕事に対して感じていた漠然とした義務感もなくなったと思います。

今後について

ー今後挑戦していきたいことはありますか?

船山さん
船山さん

私が就職する企業では、年の終わりに新卒社員の中で好成績を収めた人が表彰を受ける機会があります。今の目標は、そこで営業成績1位を取って表彰を受けることです。そのため、今は圧倒的な営業力を磨くために長期インターン先で日々頑張っています!

ー長期インターンをしていない人や後輩に向けてメッセージをお願いします!

船山さん
船山さん

私は、長期インターンに参加したことで本当にやりたいことに気づくことが出来ました。これは、長期インターンで熱意を注げ、自己成長を感じながら楽しめる「営業」という仕事に出会えたからです。今現在、長期インターンに参加しようか迷っている方は、まず行動してみてください。少し表現は悪いですが、長期インターンは新卒入社とは異なり、違うなと思ったら何度でもやり直すことが出来ます。長期インターンの特性である「挑戦のしやすさ」に甘えて、どんどん挑戦して自分が本当にやりたいことを見つけてみてください!

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