『”親の期待に応えること”を一番に考えていた僕が、”自分のやりたいこと”を優先するようになった理由』 — 長期インターン体験談

インタビューした長期インターン生

名前:福田岳飛

大学:東京農工大学 工学部 知能情報システム工学科

入社企業:株式会社SHiRO

卒業年次:2024年

在籍期間:2021年4月~2022年9月(1社目)

2022年9月~現在(※2023年8月時点)(2社目)

今回は東京農工大学 工学部 知能情報システム工学科に在籍されている福田岳飛さんにお話を伺いました。

株式会社SHiROへ長期インターン生として入社されていて社内SEを中心とした管理業務を担当されています。

今回は福田さんが長期インターンに挑戦された経緯と実際の業務について伺っていきます。

長期インターンを始める前について

長期インターンを始める前の生活を教えてください。

福田さん
福田さん

学業に専念していました。特に、大学で成績をとれば社会人になったときに活躍できると思っていたので、好成績を取れるように努力していました。ただ、コロナ禍でオンライン授業が増えてからはなかなかモチベーションが上がらず、成績が下がっていく一方でした。

長期インターンという言葉は以前から知っていましたか?

福田さん
福田さん

始める前は全く知りませんでした。長期インターンを始める前は、大学院に進学をすることを考えていたため、就活について全く無関心でインターンという言葉すらも知らなかったです。

長期インターンを始めるきっかけは何でしたか?

福田さん
福田さん

大学で勉強できたからといって、将来活躍できるとは限らないと気づき、実務経験を積む必要があると感じたことがきっかけでした。高校の時の同級生が長期インターンをやっていて、その会社の人事の方とお話しする機会をいただきました。その時に、大学で成績取れば将来が安泰だと思っている旨を話したときに、それは間違っていると伝えられ、成果を出せない人間は求められないことを知りました。それから、大学生のうちに実務経験を積むために、その会社で営業の長期インターンを始めました。

長期インターンについて

インターンをされている会社でどのような業務をされていますか

福田さん
福田さん

1社目では、通信商材の営業と在庫管理や他の人の成果の可視化、事務的作業などの管理業務をしていました。株式会社SHiROでは、社内SE(※1)とマーケティング業務を任されています。社内SEの業務はSFAツール(※2)の導入からその運用、保守であったり、チャットツールでの業務改善などをしています。マーケティング業務ではSEO(※3)対策を目的としたココシロインターンのコラムサイトの運営やSFAで蓄積したデータの分析をもとに営業方針の改善施策の提案などをしています。

※1 SE:システムエンジニアの略。開発の現場においてシステム設計やプログラミングなどの業務を担当する。

※2 SFAツール:「Sales Force Automation」の略。営業支援システムとも呼ばれ、案件管理や顧客管理などを効率化・自動化することのできるツールのこと。

※3 SEO業務:Search Engine Optimizationの略。検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させる施策のこと。

業務の中でどのようなところにやりがいを感じますか?

福田さん
福田さん

色々な人から感謝されたときにやりがいを感じます。

例えば、現場のメンバーのタスク漏れを減らすために、次の日の商談や面談をチャットツールに通知する機能を提案して実装した結果、タスク漏れが減り、機会損失を減らせたことがありました。このときに、副社長からお礼を言われたときはとてもうれしく、やっていて良かったと感じました。

逆にきつかったことや大変だったことはありますか?

福田さん
福田さん

自分が時間をかけて実装した業務改善のためのシステムが使われず、ボツになったときはつらかったです。特に、依頼されて作ったものだったので、尚更辛かったです。この経験を経てからは、依頼されたものを何も考えずに作るのではなく、本当にそれは必要なのか、その方法が最適なのかを考えたうえで実装するようになりました。

長期インターンを経験して、ご自身の中で気持ちの変化はありましたか?

福田さん
福田さん

ありました。自分で考えて、自分で行動した方が楽しいと思えるようになりました。長期インターンを始める前は親が示してくれた道に従っていくことが多かったです。現在通っている大学も親から提案されたものを特に考えず正解だと思い、受験して入学しました。おそらく長期インターンを始めていなかったら、なんとなく大学院に進学して、なんとなく親が勧めてきた企業に就職していたと思います。

現在では、進学するよりも実務を早く経験した方が良いと考え、進学を取りやめ、大手ではなくベンチャー企業に入社することにしました。親の期待に応えるのではなく、自分がやりたいことをやれるようになれたのは、間違いなく長期インターンの恩恵だと思っています。

今後挑戦していきたいことはありますか?

福田さん
福田さん

現在自分に属人化されたシステムを誰でも管理できるようにして、業務の引継ぎをする必要があると思っています。現在、僕の付け焼刃でなんとかシステム運用を保てている部分があるので、そこを改善して管理できる人材を育てていかないとと思っています。何かを引き継ぐという経験は今までしてこなかったので、自分の中では一つの挑戦だと思っています。

長期インターンをしていない人や後輩へ向けてメッセージをお願いします!

福田さん
福田さん

全大学生が一度は長期インターンに挑戦すべきだと僕は思っています。ふわっとしている社会やビジネスの世界のイメージが明確になり、社会から見た自分の得意不得意があらわになります。この知見を新卒として就職する前に知っておくことで、入社時のミスマッチなどが避けられます。人生の夏休みと呼ばれるくらいの時間が大学生にはあるはずなので、その時間を無駄にしないように一度でいいので挑戦してみてください!

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