「小さい頃から本によく触れてきて、出版社に就職して本の出版に携わりたい」
そのような志を持って就職に臨む人は多くいます。しかし残念ながら出版社への就職は倍率が高く、難易度も高いと言われています。
そんな難易度の高い出版社に就職するためにも「ぜひ長期インターンに参加をして周りに差をつけたい!」というように思っていませんか?
今回はそんな出版社での長期インターン、特に”株式会社KADOKAWA”で長期インターンをするために必要な知識やメリットについて解説をしていきます!
- 角川など出版社に就職したい人!
- 角川での長期インターンで出来ることを知りたい人
- 角川で長期インターンをするメリットを知りたい人
- 角川での長期インターンに受かるために何をすれば良いのか知りたい人
この記事には広告を含む場合があります。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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角川に就職するために長期インターンは必須?
株式会社KADOKAWAと言えば、出版社の中でも大手と言われている4社のうちの1つです。
- KADOKAWA
- 講談社
- 集英社
- 小学館
そんな日本の出版業界のトップに君臨する角川ですが、就職をするために長期インターンは必須なのでしょうか?
結論、角川に就職したいのであれば長期インターンへの参加は必須です。
大手出版社は軒並み倍率が高い
大手の出版社は全て就職難易度が高いです。
東洋経済が出している「入社が難しい有名企業ランキング」では大手4出版社では小学館が21位、集英社が23位、角川が30位、講談社が65位となっており、出版業界はトップレベルに就職難易度が高いということがわかると思います。
また、こちらの講談社のWebPageでは、応募から採用までの流れを見ることができます。
このサイトを見ると、応募総数3747人に対し、一次面接に行くのが1870人とESの時点で半分が落とされていることがわかります。もし突出した熱意やコミュニケーション力を持っていたとしても、経歴が不十分だと判断されESの時点で不合格となってしまったらお話になりません。
そのため、経歴の時点で周りと差をつけている必要があります。
「じゃあ学歴がなかったら就職できないの?」というように思われるかもしれませんが、学歴が低くても実際採用されている人はいます。もちろん高学歴な大学からの就職は多いのですが、それ以外の大学や、高専からの就職者も実はいるんですよね。
では学歴以外の経歴では何が重要かというと、「出版業界の長期インターンの参加」です。
長期インターンに参加することで得られる効果として重要なのは「会社側から即戦力であると見られやすいこと」です。
長期インターンに参加することによって、ある程度その業界の実務に携わることができ、業界理解が深まるだけでなく、その業界で必要となるスキルも身につけることができます。
例えば、出版業界で働くにあたってかなり重要になるAdobeのPhotoshopやIllustrator、OfficeのExcelやWordといったパソコンのソフトのスキルは長期インターンに参加することで身につけることができるというわけです。
先に出版業界の企業の長期インターンに参加して経験を積んでおくことで、倍率の高い出版社での就活において、並の学生から抜きん出た経歴を得ることが出来るというのが大きな強みとなります。
角川で長期インターンをしよう!
出版社に就職するために長期インターンが重要であることは理解できたと思うので、ここからは角川での長期インターンについて解説していきます。
大手4出版社の中で長期インターンが出来るのは角川だけ!
まず、大手4出版社で長期インターンが出来るのは角川だけです。
(講談社についても学生アルバイトを募集していた期間がありますが、今は募集を停止しています。)
主要4出版社のみならず出版社に就職をしたいのであればぜひ角川の長期インターンに参加しておきたいところです。そして、大手4出版社でインターンが出来るのは角川だけだからこそ、長期インターンの内定難易度も高くなってしまいます。
角川での長期インターンでは何をやるの?
では、角川の長期インターンではどのようなことをするのでしょうか?
2024年7月現在の角川の長期インターン募集ページを見ると次のようになっています。
- WEBメディアを活用した書籍編集部でのサポート業務
- 角川編集サポート部での編集者サポート業務
- 海外ライツ(翻訳出版)部門の営業サポート
- YouTubeクリエイターのサポートを行う部署での企画・営業業務
- ウォーカープロデュース フードフェス事業のサポート
- esports企画室での企画サポート
- コミックエッセイ編集部での編集サポート業務
- MD営業部での営業アシスタント業務
- ビジネス編集部での編集サポート
- キトラ編集部でのコミックス等の編集サポート
基本的にはサポート業務が中心となっているわけですが、角川の最前線での業務をサポートできるということもあって、参加できるとかなり知見が広がります!
しかしながら、注意が必要です。というのも、長期インターンに参加するにあたって準備が不十分だと高確率で落とされてしまうからです。
記事後方にてどうすれば受かるのかについて解説します。
角川での長期インターンの勤務条件は?
ここからは角川での長期インターンの勤務条件について見ていきます。
一例として、「WEBメディアを活用した書籍編集部でのサポート業務」についてまとめます。
勤務条件は次のようになっています。
業務内容 | 平日7時間、週に2回勤務となる、編集部のサポート業務 編集者の指示のもと、WEB記事の作成や書籍のゲラ読みなどを行う |
求める人材 | 本・コミックが好きな方。 出版業界、エンタテインメント業界での仕事にチャレンジしたい方。 WEBメディアの知識も身に付けたい方。 |
応募資格 | 平日に週2日、10時~18時に働ける方(お昼休み1時間あり)限定 |
給与 | 時給1,500円 |
勤務地 | 基本はリモートでの業務対応 出社の場合は五番町グランドビル(最寄り駅:市ヶ谷) 〒102-8077 東京都千代田区五番町3-1 6F ※完全リモートワーク:可 |
勤務時間 | 10:00~18:00 ※1日あたり7時間×週2日のシフト制勤務。 ※繁忙期のみ30分〜1時間程度の残業をお願いする場合があります。 ※所定労働時間外の有無:有 |
リモートワークも可能というところで、立地的に出社が難しいという場合でも働けるのは嬉しいですね!
また、部署によって勤務条件は変わることが多いので、色々調べてみてください!
詳しくはこちらのページを確認しましょう!
角川での長期インターンに参加するメリットは?
では次に、角川での長期インターンに参加するメリットについて解説していきます。
主に4つほどあります。
- 選考で優遇される
- その他出版社に就職したいときも有利になる
- 自分の業務適性を実際に働くことで見極めることが出来る
- 実際に働いている人たちとコミュニケーションを取れる
選考で優遇される
1つ目のメリットとして、選考で優遇されることが挙げられます。
過去角川の長期インターン参加者には選考フローをある程度カットする優遇措置がありました。
今ではその優遇措置は無いようなのですが、それでも角川での長期インターンに参加することで倍率の高い本選考を突破するのに有利になるのには変わりありません。
角川の長期インターンに参加すると、角川社内での評価が生まれます。そこで好成績を収めていると、もちろん面接官はその成績を鑑みながら選考をしてくれます。
情報のない学生よりも、過去社内で長期インターン生として実際に働いていた学生の方が取りやすいでしょう。
その他出版社に就職したいときも有利になる
2つ目のメリットとして、出版社に就職する時に有利になることが挙げられます。
先述しましたが、角川での長期インターンに参加することによって、出版業界で実際に働くのに必要なスキルを学ぶことができます。
加えて、出版業界の中でもトップを走っている角川で長期インターンをしていたという経歴は、他の出版社での就活面接でも輝く経歴になります。
「角川に就職するか迷っている……」「全然他の出版社に就職する可能性がある……」という人も、角川で長期インターンをするメリットは大いにあります。
自分の業務適性を実際に働くことで見極めることが出来る
3つ目のメリットとして、自分の業務適性を実際に働くことで見極めることが出来る点が挙げられます。
この記事では、角川採用担当公式が実際に長期インターンから就職した人にインタビューをしています。
この記事の中で、A.Sさんは角川での長期インターンに参加した理由を、次のように語っています。
「あとは自己分析として、本はすごく好きだけど作る側には向いているのかなと、長期インターンシップを通して適性を見極めたかったというのもありました。」
そして、長期インターンを経て角川に入社という形に至っています。
確かに最前線で出版業界の業務に触れることができれば、就職した際に自分がどの程度業務を全うできるかについても深く考えることができますよね。
角川採用担当公式のnoteにはこのような就職に関する記事が多くあるのでぜひ確認しておきましょう!
自分の業務適性を自分ひとりで見極めることはなかなか難しいですよね。そんな時は就活のプロに客観的にみてもらうことが良いかもしれません。
弊社では今なら無料で就活の相談をお受けしているので、ぜひ以下から詳細をご覧ください。
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実際に働いている人たちとコミュニケーションを取れる
4つ目のメリットとして実際に働いている人たちとコミュニケーションを取れることが挙げられます。
ネットで企業分析をして得られる情報には限りがあります。特に社風や、企業内部の雰囲気というのは、自分の肌でもって体感しないとわからないことでしょう。
また、既に出版社で働いている人との人脈を得ることが出来るというのも大きいです。話を聞いてみるなりして生の情報を得ることができます。
実際に働いてみることでしか得られない情報というのは本当に多くあります。そのため、角川の長期インターンには是非参加しておきたいです!
角川での長期インターンの選考フローは?
ここからは、角川での長期インターンに参加するために何をすればよいかという点に、焦点を当てて解説していきます。
まず気になるのは選考フローです。選考フローは以下のようになっています。
ES → Webテスト(SPI) → 面接
ES
まずESについて説明します。角川で長期インターンを始めようと思ったら、まずESを提出する必要があります。
ESで聞かれる内容は主に次のようになっています。
- 履歴書
- 大学でのGPA
- 学外活動経験
- 趣味
- 応募のきっかけ、動機を教えてください。(300字以内)
- あなたが夢中になっている、全力を尽くしているモノ•コトは何ですか?
あなたなりに感じているその魅力とあなたのはまり度をアピールしてください。(400文字以内) - あなたの今までの人生における最大の挫折を教えてください。(400文字以内)
- 角川に入社した場合、当社でやりたいこと・実現したい企画やアイデアはありますか?(400文字以内)
- あなたの心に残っている、深く刺さった、揺さぶられたエンタテインメントについてジャンルと、タイトルをできるだけご記入ください。
また作品と作品の間に「/」を必ず入れてください。
(ジャンル例:書籍•コミック・映画・アニメ・演劇・音楽・ゲーム・スポーツ 等)
角川の長期インターンのESは、長期インターンのESの中では分量が多い方だと言えます。
出版社なだけあってESは量が多く様々なことを聞いている印象を受けます。丁寧に練らないと通らないと言ってもいいでしょう。
ES作成の際には以下の生成AIがおすすめです。無料で使えるので、ぜひ利用してみてください。
Webテスト(SPI)
ESの次にWeb上でテストを受けさせられます。使われるのはSPIです。
SPIとはWebテストの一種で、日本語や英語の語彙力を問われる言語型や、数学や論理的思考力を問われる非言語型があります。しっかりとした対策をして臨むべきでしょう。
面接
ESとWebテストが通ればそこから面接へと続いていきます。
面接では、基本的にESの深掘りや角川で働きたい理由に焦点が当てられます。
面接練習をするなら先ほどもご紹介した弊社の無料面談がおすすめです!
就活のプロが面談を通して、就活対策を行なってくれます。以下から詳細をご覧いただけます。
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角川での長期インターンに受かるには何をすれば良い?
では、そのような角川での長期インターンの選考を突破するために何をすればよいのでしょうか?
その方法は大きく3つあります。
- 角川でどのようなことをやっているのか深く知っておく
- 長期インターンに参加したい理由をしっかり言語化する
- 読む人が出版社の人であることを意識したうえでESを丁寧に書く
角川でどのようなことをやっているのか深く知っておく
まず1つ目に、角川でやっていることについてはちゃんと知っておきましょう。
業界理解の助けになり、何を学ぶのか、これからどんな事ができるのかを明確化したうえで業務に臨むことができます。
少なくとも角川のHPを見て、参加したい長期インターンの部署でどのようなことをやっているのかについて把握しましょう。
こちらのWebサイトを参考にしてください。
長期インターンに参加したい理由をしっかり言語化する
2つ目に、角川の長期インターンに参加したい理由をしっかり言語化しておきましょう。
まず理由として面接で必ず聞かれることであるというのが言えます。もしこの質問に対してうまく答えられないのであれば、角川という名前にただ惹きつけられた意欲のない学生だとみなされてしまいます。
加えて、ここで参加理由を明らかにしておくことで目的意識を持って業務に取り組むことができます。目的意識を持って業務に参加できれば、「自身の成長のために何をしよう」というように成長を促進させる手順が明確にできます。
そのために自己分析をすることが重要になってきます。
角川に自分が合っていることや自分にとって成長できる場所が角川であることを効果的にアピールするために
以下の自己分析シートを利用してみてください!
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読む人が出版社の人であることを意識したうえでESを丁寧に書く
3つ目に、ESは増して丁寧に書きましょう。
ESは角川では特に丁寧に書くことが求められます。面接官も文章を読むのに慣れた出版社勤務の社員さんなわけですから、生半可なESで臨むと即座に切り捨てられてしまうでしょう。
特に、内容面だけではなく日本語の言葉遣いや、言い回しに注意するようにしましょう!
次の記事ではそんなESの書き方のポイントについて解説しています。是非参考にしてください!
FAQ
ここからはよくある質問についてまとめていきます。
Q.長期インターンと短期インターンって何が違うの?
A.短期インターンと長期インターンは給料の有無や、行う業務内容が違います!
主に短期インターンは無給でグループワークや説明会が行われるのに対し、長期インターンは有給で実際の実務に携わることができます。
このような違いは次の記事で深く解説をしていますので、確認してみてください!
Q.出版社に有利な長期インターンって大手以外にもある?
A.ベンチャー系でもおすすめはあります!
電子書籍の企画・編集や漫画の編集を特にあつかう仕事が出来る長期インターンを紹介できます!
以下の記事で詳しく解説しています。出版業界のトピックについてもまとめているので参考にしてくださいね!
「自分で長期インターン先を探すのは難しい!」という方は直接プロに相談するのがおすすめです。
弊社の無料面談では、長期インターンのご紹介もしています。ぜひ以下からお申し込みください。
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まとめ
最後に、株式会社KADOKAWAでの長期インターンについてまとめた今記事について軽くまとめます。
- 角川に就職するためには長期インターンは必須!
- 角川での長期インターンはサポート業務が中心で、出版業界での最前線に携わることが出来る!
- 角川での長期インターンではリモートで勤務できる部署もあり、幅広い!
- 角川での長期インターンに参加するメリットは次の4つ!
- 選考で優遇される
- その他出版社に就職する場合も有利に
- 自分の業務適正を実際に働くことで見極めることが出来る
- 実際に働いている人たちとコミュニケーションを取れる
- 角川での長期インターンに参加するための選考フローは次の通り
- ES
- Webテスト(SPI)
- 面接
- 角川での長期インターンに応募する前にやるべきことは次の3つ
- 角川でどのようなことをやっているのか深く知っておく
- 長期インターンに参加したい理由をしっかり言語化する
- ESを丁寧に書く
出版業界は倍率が高く難易度も高いです。その中で角川での長期インターンに参加することができれば、角川での就活で優遇されるだけでなく、出版社業界の就職でも優位に立てることでしょう。
次の記事では面接においてどのようなことに気をつければいいかについて解説しています。これを機に是非チェックしておいてください!
この記事が皆様のためになれば幸いです。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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