【体験談つき】自分に向いてる仕事の見つけ方|メリットや注意点も解説!

就職活動で「自分に向いている仕事って何だろう?」と悩むのは、とても自然なことです。

なんとなくで仕事を選んでしまうと、入社後に「思っていたのと違う…」とミスマッチを感じてしまうこともあります。

この記事では、あなたの「やりたいこと(WANT)」と「できること(CAN)」を整理して、本当に自分に合った仕事を見つけるためのステップを分かりやすく紹介します。

納得感を持って就活を進めるためのロードマップを、一緒に確認していきましょう。

こんな人に読んでほしい

  • 自己分析をしても、結局何がしたいのか分からない人
  • 適職診断の結果がバラバラで、選択肢が多すぎて迷っている人
  • 「せっかく働くなら、ちゃんとやりがいを感じたい」と思っている人

「向いてる仕事が分からない」と悩んでしまう4つの原因

悩んでしまう原因

まずは、多くの学生が「向いてる仕事が分からない」と感じてしまう理由を整理してみましょう。

原因が見えると、今のモヤモヤにどう向き合えばいいかも分かりやすくなります。

仕事に情熱を見出せない

「なんのために働くのか?」という根本的な問いに、自分なりの答えを持てていないと、仕事にワクワク感を持ちにくくなります。

なんとなく情報を集めているだけだと、どの業界・職種を見てもピンと来ず、「やりたいことがない」と感じてしまいがちです。

まずは、あなたの価値観や大事にしたいことを言葉にして、心の底から「いいな」と思えるテーマを探していくことが大切です。

仕事で成果を出せていない

アルバイトやインターンで、思うように成果が出ない経験が続くと、

「自分は仕事ができないタイプなんだ」と思い込んでしまうことがあります。

でも、それはあなたの能力が低いのではなく、たまたま環境や仕事内容と合っていなかっただけかもしれません。

自分の得意なことと、求められている仕事の内容がずれていると、頑張っても評価されにくく、自己肯定感も下がりやすいです。

だからこそ、「できること(CAN)」を整理し直して、それが活かせる環境を探すことが大事になります。

そもそも自分の好きなことがわからない

受験勉強や課題、アルバイトなどで忙しいと、「純粋に好きなこと」に向き合う時間を取れないまま大学生になっている人も多いです。

子どもの頃から「〇〇しなきゃ」と義務感で動くことが多かった人ほど、自分の興味や好奇心がどこに向いているのか分からなくなりやすいです。

その結果、「何が好きなのか分からないから、仕事も選べない」という状態に陥ってしまいます。

まずは、日常の中で「つい見てしまうこと」「話し出すと止まらないこと」などをメモしていくところから始めてみましょう。

自分の能力を最大限発揮できていない気がする

「自分にはもっとできるはず」と感じているのに、今の環境ではそれが発揮できていないと、モヤモヤがたまりやすくなります。

これは、あなたの潜在的な強みと、今置かれている環境がマッチしていないサインかもしれません。

能力を活かせない環境に長くいると、自己成長のチャンスを逃してしまいます。

自分の力をしっかり発揮できる場所を見つけることが、仕事のやりがいにも直結していきます。

向いてる仕事の見つけ方

重なるところ

WANTとCANをなんとなくでも言葉にできたら、次は「行動」のステップです。

ここで紹介する4ステップを順番にやっていくと、自分に合う仕事のイメージがかなりクリアになります。

①WANT (やりたいこと)を見つける

まずは「世の中にどんな仕事があるのか」を知るところからスタートです。

知らない仕事は、そもそも「やりたい」と思えません。少し広めに情報収集してみましょう。

業界・企業分析

最初は、興味がありそうな業界をざっくり眺めるイメージでOKです。

たとえば、「広告・IT・メーカー・金融・人材」など大きな分類から調べてみて、「なんとなく惹かれる/あまりピンとこない」を感覚で仕分けしてみましょう。

企業の採用サイトや就活サイトの特集ページを読んでいくと、「この仕事のここが面白そうかも」というヒントが見つかります。

説明会

オンライン説明会や対面の会社説明会は、「その会社で働く人の生の声」を聞けるチャンスです。

実際に社員の話を聞くと、「サイトで見た印象」と「リアルな雰囲気」のギャップが分かります。

気になった会社があれば、とりあえず1社でも参加してみると、業界研究のスイッチが入りやすくなります。

短期インターン

短期インターンは、仕事の内容を体験できる「お試し版」のようなものです。

グループワークやワークショップを通して、「この業界の仕事はこんな思考を使うんだ」「自分はこの作業好きかも」といった感覚をつかめます。

インターンで「合わない」と感じたとしても、それは立派な学びです。WANTの候補を絞り込む材料になります。

②CAN (できること)を見つける

次に、「自分は何が得意で、どんな場面で力を発揮しやすいのか」を整理していきます。

感覚だけで考えるのではなく、ツールや過去の経験を使って客観的に見ていきましょう。

無料の適職診断

無料で使える適職診断は、性格や思考傾向をデータとして見られる便利なツールです。

結果をそのまま信じ切るというよりは、「自分って、こういう傾向あるかも?」と気づくきっかけとして使いましょう。

複数の診断を試してみて、共通して出てくる特徴があれば、それはあなたのCANのヒントになります。

自己分析

これまでの生活を振り返って、「うまくいった経験」「夢中になれた経験」を書き出してみましょう。

たとえば、「文化祭で企画をまとめた」「バイトで売上アップに貢献した」など、具体的なエピソードがポイントです。

その中から、「どんな役割のときに力を発揮しやすいのか」「どんなときに周りに褒められたか」を見ると、CANが見えてきます。

長期インターン

長期インターンは、「自分のCANが実際の仕事でも通用するか」を試せる最高の場です。

アルバイトよりも裁量のある仕事を任されることも多く、社会人と一緒に働くことで、リアルな成長を感じやすくなります。

最初はうまくいかなくてもOK。トライ&エラーを通じて、「自分はこういう仕事のときに力を出しやすい」という感覚がはっきりしてきます。

③WANTとCANが重なる業界・企業を調べる

WANTとCANの候補を書き出したら、その二つが重なりそうな業界・職種・企業を探していきます。

たとえば、「人と話すのが好き(WANT)」「提案型のアルバイトで成果を出した(CAN)」なら、営業職やコンサル、キャリアアドバイザーなどが候補になります。

この「重なるゾーン」にある仕事こそが、あなたの適職候補の中心です。

④短期インターンやOB面談で実態を確認する

「ここが良さそう」と思う企業や仕事が見つかったら、最後はリアルな情報でチェックしましょう。

短期インターンやOB・OG訪問を通じて、働き方や職場の雰囲気、1日のスケジュールなどを具体的に聞いてみます。

採用サイトだけでは分からない、「人」の雰囲気やカルチャーは、実際に話してみないと伝わりません。

こうした実地の確認をしておくと、「入社してからギャップを感じる」リスクをかなり減らせます。

向いてる仕事を見つける4つのメリット

自分に向いている仕事を見つけることは、内定がゴールではなく、

その後のキャリアや人生全体をラクにしてくれる大きな投資でもあります。

キャリアアップにつながる

向いている仕事では、強みを活かしやすく、成果が出やすくなります。

結果として、早い段階から責任ある仕事を任されたり、昇進やキャリアチェンジのチャンスをつかみやすくなります。

得意な分野で経験を積むことで、専門性も自然と高まり、将来の選択肢も広がります。

人間関係が良好になる

自分の価値観や目標と合う職場を選ぶと、一緒に働く人との相性も良くなりやすいです。

お互いの強みを認め合える環境では、コミュニケーションもスムーズです。

職場のストレスの多くは人間関係から来ると言われるからこそ、価値観の近い人たちと働けるのは大きなメリットです。

仕事に集中できる

興味のある分野や、自分が得意な仕事に取り組んでいるとき、人は「フロー状態」に入りやすくなります。

余計なストレスや不安が少なくなり、目の前の仕事に自然と集中できます。

やらされている仕事から、自分で選んだ仕事になることで、仕事への向き合い方も大きく変わります。

人生が充実する

社会人になると、起きている時間の多くを仕事に使うことになります。

その時間が「ただ消費されるだけ」なのか、「充実した時間」と感じられるかで、人生の満足度は大きく変わります。

自分に合う仕事を選べると、「役に立てている実感」や「成長している手応え」を感じやすくなり、プライベートの時間も前向きに楽しめるようになります。

向いてる仕事を見つける時の注意点

注意点

適職を探すうえで、意外とハマりがちな落とし穴もあります。

特に、「診断結果」や「他人の意見」だけで決めないことが大事です。

適職診断に囚われすぎない

適職診断は、自分を客観的に見るための便利なツールです。

ただし、診断結果はあくまで「今のあなたの傾向」を示しているだけで、「将来の可能性」まで決めてしまうものではありません。

診断と少し違うからといって、興味のある仕事を諦める必要はありません。

むしろ、「この結果と、自分の感覚はどこが違うんだろう?」と考えてみることで、自己理解が深まります。

自分の「好き」を優先すべき

「安定しているから」「親が勧めるから」といった理由だけで仕事を選ぶと、どこかで違和感が出てきやすいです。

長く働き続けることを考えると、あなた自身の「好き」や「やりがい」をちゃんと軸に置くことがとても大切です。

CANは、あとから勉強や経験で伸ばしていけます。

だからこそ、まずはWANTをはっきりさせて、「それを叶えるためにCANを磨く」という順番で考えてみましょう。

WANT/CAN別の向いてる仕事

最後に、性格や得意分野ごとに「向いている仕事の例」をざっくり見てみましょう。

「これは自分に近いかも」と感じるタイプがあれば、そこから業界・職種を深掘りしてみてください。

人と関わることが好きな人に向いてる仕事

人と話すのが好きで、誰かの役に立つと嬉しくなるタイプです。

顧客やチームと関わりながら、課題を一緒に解決していく仕事が向いています。

営業職、コンサルタント、カスタマーサポート、キャリアアドバイザーなどが代表的です。

接客業や教育関係など、「ありがとう」と言ってもらえる場面が多い仕事も相性が良いです。

人とのつながりそのものが、やりがいにつながるタイプと言えます。

分析が得意な人に向いてる仕事

数字やデータを見るのが苦にならず、理由を論理的に説明するのが得意なタイプです。

「なぜそうなるのか?」と考えるクセがある人は、分析系の仕事で力を発揮できます。

マーケティングリサーチャー、データサイエンティスト、経営企画、金融のアナリスト職などが向いています。

細かいチェックが得意な人は、監査や経理などの仕事でも活躍しやすいです。

成長志向がある人に向いてる仕事

新しいことを学ぶのが好きで、「もっと成長したい」と強く思うタイプです。

変化の速い業界や、挑戦する機会が多い環境だと、力を発揮しやすくなります。

スタートアップやベンチャー企業の総合職、新規事業開発、コンサルティングファームなどが代表例です。

ITエンジニアのように、常に技術がアップデートされる分野も、成長志向のある人に向いています。

クリエイティブな人に向いてる仕事

アイデアを考えたり、何かをつくったりするのが好きなタイプです。

ゼロから企画したり、表現したりする仕事で力を発揮できます。

Webデザイナー、コンテンツプランナー、広告・PR職、商品企画、編集者などが代表例です。

デザインや文章、映像など、「形にする表現」が好きな人にも向いています。

人を気にしすぎてしまう人に向いてる仕事

周りの反応や評価に敏感で、大勢の前に立つと疲れてしまいやすいタイプです。

一方で、その敏感さは共感力や気配りの細かさという強みでもあります。

一人で集中して取り組める研究職、プログラマー、ライターなど、自分のペースで専門性を高められる仕事は相性が良いです。

また、人の気持ちに寄り添えるので、カウンセラーや看護師、福祉系の仕事なども選択肢になります。

向いてる仕事を見つけることができた人の就活体験談

ここでは、「自己分析シート」を利用したことで、実際に自分に向いてる仕事を見つけることができた就活生の就活成功体験談を紹介します。

Aさん:文系から経理職へ内定

K大学 Mさん
K大学 Mさん

私が就活を始めたとき、自分に向いている仕事がわからず、とにかく不安でした。どの業界も同じに見えて、「本当にここでいいのかな?」という気持ちがずっとありました。

そんなときに出会ったのが、無料の「自己分析の教科書」です。空き時間に項目を埋めていくだけで、自分の強み・弱み・価値観を整理できるシンプルで使いやすいツールでした。

実際に書き込んでいく中で、「計画性がある」「責任感が強い」といった強みや、「ノルマや競争が苦手」といった弱みが見えてきました。

さらに、「仕事をするときは、速さよりも正確さを大事にしたい」という価値観もはっきりしてきて、正確さが求められる仕事が自分に向いていると気づきました。そこから経理の仕事に興味を持つようになりました。

自己分析シートで整理した内容をもとに、志望動機や自己PRもスムーズに作れるようになり、面接でも自信を持って話せました。その結果、経理職として内定をもらうことができました。

Aさんは、自己分析シートを使って自分の強みや価値観を言語化したことで、「自分に向いている仕事」をはっきりさせることができました。

自己分析を進めるときに、おすすめのツールが「自己分析の教科書」です。

自己分析の教科書を使えば、手順に従ってフォームに回答していくだけで簡単に自分史やモチベーショングラフを作成することができます!

自己分析がまだできていない人や、時間がなくて自己分析が進んでいない人には、ぜひ使ってみてほしいツールです。

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まとめ

まとめ
  • 適職はWANT(やりたいこと)とCAN(できること)が重なる場所にある。
  • 業界・企業分析や自己分析だけでなく、短期・長期インターンで「実際に試してみる」ことが大事。
  • 適職診断や他人の意見に振り回されすぎず、最終的には自分の「好き」を軸に決めることが重要。

向いている仕事を見つけるプロセスは、「自分がどんな人間なのか」を知るプロセスでもあります。

一気に答えを出そうとせず、できることから少しずつ試していけば大丈夫です。

もし、自己分析や適職探しに行き詰まったと感じたら、ココシロインターンのの適職診断も、無料なので気軽に活用してみてください。

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