みなさんはweb面接を経験したことはありますか?web面接は今では、一般的な面接の方法であり、面接官とZoomやGoogle Meetなどのオンライン会議ツールを使って面接を行います。そのため、就活生は会社に行くことなく面接を行うことができます。
しかし、web面接は対面での面接とは実施方法が大きく異なるため、対面での面接とはルールやマナーが少し異なるのではないかと不安に思う就活生もいるでしょう。しかし、本当に異なるのでしょうか?また、web面接の特有のマナーやルールなどは存在するのでしょうか?
そこで今回は、web面接についてを徹底解説したいと思います。web面接の基本的な進み方から注意が必要なポイントなど、就活生が疑問に思うポイントや守らなければいけないマナー、準備方法などについて紹介します。ぜひ参考にし、web面接の成功に繋げていきましょう!
こんな人に読んでほしい
- web面接を控えている人
- web面接について詳しく知りたい人
- web面接での注意点やコツを参考にしたい人
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そもそもweb面接ってどんな面接?
web面接とは、zoomやGoogle meetなどのビデオ通話アプリ用いて、web上(オンライン上)で行う面談のことを表します。コロナ禍によって、対面での面接が困難になった際に登場しましたが、利便性や企業への負担の削減の観点から現在も引き続き活用されています。
私も就活を経験した身でありますが、8割以上の企業がweb面接で面接の選考を行っていました。コロナもほとんど終息していたため、多くの企業の面接がweb面接であることがわかるでしょう。もはや対面での面接の方が珍しいと感じるほどです。
web面接と対面での面接の違い
web面接と対面での面接は、実施する形式が異なることは当然でしょう。対面では、実際に企業のオフィスの中で面接が実施されます。一方でweb面接は、アプリやブラウザがあればどこでも参加できるため、パソコンやスマホ1台で参加をすることができます。
企業にとってもオフィスの一部を使ったり、社員を別室に集めなくて良いため、面接にかかるコストや時間も対面に比べて、大幅に削減をすることができます。そのため、企業にとってもwebで実施することは様々なメリットがあるでしょう。
web面接当日の流れはこんな感じ!
- 企業側から指示されたリンクやアプリが事前に指定される
- web面接の5分前には入室をする
- 挨拶や自己紹介から面接がスタート!
- web面接終了後は退出して終了!
では、具体的にweb面接がどのように進んでいくのかを紹介したいと思います。web面接を体験したことのない人は、当日の流れを参考にし、web面接がどのように行われているのかをシミュレーションしてみましょう!
企業側から指示されたリンクやアプリが事前に指定される
まず、企業側からweb面接に使用するアプリやブラウザ上のリンクが指定されます。これは、面接に関するメールの案内に記載されることが多いです。web面接に使用するアプリも様々な種類があるため、注意することが必要です。例えば、zoomやGoogle meet、Skypeなどが使われることが多いでしょう。
web面接の5分前には入室をする
そして、面接当日はこれらのアプリやブラウザのリンクにまずはアクセスをしましょう。アプリを使用する場合は、面接が行われるルーム番号とそのパスワードが記載されているため、そこに入室しましょう。リンクの場合は、そのリンクをクリックしましょう。
また、必ずweb面接開始5分前までに入室をするようにしましょう。万が一指定されたリンクが開けないなどの直前のトラブルが起きることも考えられます。また、面接官を待たせてしまったり、面接自体に遅れてしまうことも避けなければなりません。そのためにも最低5分前に入室をするようにしましょう。
挨拶や自己紹介から面接がスタート!
そして、web面接の開始時間になったら、いよいよ面接が始まります。面接が始まったら、自分と面接官がお互いに挨拶をしたり、自己紹介を始めます。だいたい1〜2分程度で行われ、自己紹介が終わればいよいよ面接官からの質問が始まります。
web面接終了後は退出して終了!
web面接の終了時間や面接官によって面接が終了となったら、アプリ内のルームから退室をすることで面接が終了します。必ず退室をする際には、挨拶を忘れないようにしましょう。挨拶1つで、面接官のあなたに対する印象が大きく変わってしまいます。
web面接には事前準備が必須
web面接の当日の流れは理解することができたでしょうか?次にweb面接に臨むにあたって事前に行わなければいけない準備を4つ紹介したいと思います。
準備①:web面接を受ける場所を決めよう!
1つ目は、web面接を受ける場所を決める必要があります。web面接では、基本的には周りにも誰もおらず、他のノイズや邪魔が入らないような場所で行いましょう。自宅やレンタル会議室が場所として最適です。また、大学の空き教室などでも周りに人がいなければ実施できるでしょう。
一方で、カフェなど周りにたくさんの人がいるような場所は必ず避けなければいけません。周りの人の声が入ってしまったり、自分の声がうまく聞こえなくなってしまうためです。また、大きな声が出せないような場所や狭い空間も避けましょう。相手に自分の声が届かなかったり、相手に自分の声が反響して聞こえてしまう恐れがあります。
準備②:パソコンの設定を確認しよう!(マイク・スピーカー)
2つ目絵は、パソコンの設定を確認する必要があります。特に、マイクやカメラ、スピーカーが正しく設定できているかを重点的に確認しましょう。マイクが設定できていないと声が相手に聞こえず、カメラが設定できていないと自分の顔が相手に見えなくなってしいます。
面接の当日になって焦ってしまっては、面接官を待たせることになってしまい、迷惑になりかねません。そのため、事前にブラウザの設定やアプリの設定が正しくできているのかを確認しておきましょう。
準備③:通信環境を確認しよう!
3つ目は、通信環境を確認する必要があります。特に通信速度が遅い場合、カメラが途中途中で止まってしまったり、声も途切れ途切れで聞こえるようになってしまいます。そのため、スムーズに面接を行うためにも通信速度を確認しておいたり。通信速度の速い環境で面接を行うようにしましょう。
通信速度はGoogleで「通信速度テスト」と検索をすることで確認することができます。web面接を快適に行う上での通信速度の目安は、下り・上りともに「10Mbps以上」とされているため、自身の通信環境が目安を上回っているかを事前に確認しておきましょう。
準備④:web面接用のリンクやアプリを一度起動しよう!
4つ目は、web面接用のリンクやアプリを一度起動してみる必要があります。指定されたリンクやダウンロードをしたアプリが本当に適切なものか、一度開いて確認をしてみましょう。web面接が始まる直前で間違っていたことに気づいてしまっては、手遅れとなってしまうため注意しましょう。
【確認必須】web面接を受ける前に必ずチェックしよう!
web面接に向けて以上の準備をすることができたら、いよいよweb面接の本番を迎えます。web面接の本番前に以下のチェックを最後に行いましょう。どれもスムーズにweb面接を行うため必要な項目のため、これらのチェック項目が1つでも抜けてしまっている場合には、準備ができるのであれば早急に準備しましょう。
web面接のパソコン内のチェック項目
- web面接の背景設定は正しく設定できているか?
- web面接のハンドルネームは正しく設定されているか?
- web面接でイヤホンの設定は正しくできているか?
- web面接でマイクの設定は正しくできているか?
- web面接のリンクやアプリは正常化?
- タブを開きすぎてないか?
特にweb面接の背景や参加時のハンドルネームの設定などは忘れがちであるため注意をしましょう。背景はバーチャル背景は極力使わないいようにしましょう。万が一気になってしまう場合には、ボカシなどを使用することで、違和感なく面接に臨むことができるでしょう。
また、タブも気をつけるようにしましょう。タブが多すぎるとブラウザが重くなってしまったり、強制終了してしまう可能性があります。また、目的のタブを探すことに苦労してしまうことも考えられるため、必ず開くタブは必要最低限にしておきましょう。
web面接の周りの環境用チェック項目
- メモや筆記用具は準備できているか?
- 緊急連絡先はすぐにわかるようになっているか?
- スケジュールがわかるものは準備できているか?
- スマホやタブレットは準備できているか?
メモや筆記用具は必ず準備をしておくことをおすすめします。web面接で質問された内容や逆質問の内容についてメモとして残しておくことで、今後の面接対策にもつながるでしょう。また、万が一トラブルが発生した際にも迅速に対応ができるように、緊急連絡先のメモやスマホなどは近くに置いておくようにしましょう。
また、スケジュール帳やスマホなど、自身のスケジュールがすぐに確認できるものも必要でしょう。web面接後に次の面接の日程を決める場合があります。その場合、すぐに自身のスケジュールに照らし合わせることができ、スムーズに日程調整を行えます。
web面接の基本的なマナーを抑えよう
では次に、web面接での基本的なマナーについて確認していきましょう!マナーを守ることで、相手を不快にさせなかったり、悪い印象をなくすことができます。web面接では特に以下の4つのマナーは必ず押さえておく必要があるでしょう。
服装はスーツかビジネスカジュアル
1つ目は、服装です。web面接では基本的には肩より上しか見えません。そのため、服装に気を使う必要がないと考える人もたくさんいますが、その考えはNGです。仮に肩から上しか見えていなかったとしても、面接に適切な服装で望む必要があります。相手に対する敬意や面接に臨む自分の姿勢を表すことができるためです。
しかし、web面接は対面の面接とは異なり、そこまで服装を固くする必要はありません。スーツで望むことが無難ではあるものの、ビジネスカジュアルでも問題は全くありません。しかし、襟付きでないものやワイシャツだけのような中途半端な不空想は避けるようにしましょう。
面接に臨むのに適切な服装は次の記事で詳しく解説しています。また、ビジネスカジュアルについても別の記事で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください!
面接時間の5〜10分前までには入室しよう
2つ目は、入室時間です。基本的にweb面接は、面接時間の5〜10分前にはアプリやリンクを開いて、入室をしておくようにしましょう。オンラインでの面接のため、トラブルに陥る可能性もあります。また、面接官を待たせたり、面接に遅れてしまうことはあってはなりません。これらを避けるためにも必ず余裕を持った入室を心がけましょう。
自身のマイクやカメラが正しく起動できているか確認をしよう
3つ目は、自身のマイクやカメラが正しく起動できているか面接官に確認を取ることです。web面接では対面の面接と違い、相手から見てしっかりとカメラに写っているのか、声が聞こえているのかなどは自分で確認をすることができません。そのため、必ず面接を始める前に確認をするようにしましょう。
また、相手がそうなっている場合も同様に確認をしましょう。相手の顔が見えなかったり、声が聞こえない場合にはすぐに確認を取りましょう。より円滑に面接を行う上で、これらの確認は欠かせません。
退室時は必ず挨拶を忘れないようにしよう
4つ目は、退室時に挨拶を忘れないようにすることです。web面接で退室する際に、「ありがとうございました」と必ず挨拶をするようにしましょう。あいさつをすることは社会人として当然のマナーとなるため、常識がないと捉えられてしまう可能性が高く、印象を悪くしてしまうでしょう。
企業がweb面接で見ているポイントは対面と変わらないの?
では次に企業がweb面接で見ているポイントを紹介したいと思います。web面接では、基本的に対面の面接と見られているポイントが大きく変わることはありません。web面接で見られているポイントには、以下の3つの代表的なポイントがあります。
企業と学生のマッチ度
1つ目は、企業と学生のマッチ度です。企業は優秀な人はもちろんのこと、その企業の文化や働き方、求める人物像にあった学生を採用したいと考えています。そのため、web面接を通して企業と学生がどれほどマッチしているのかを見ています。
いくら優秀な学生だったとしても、その企業の求める人物像や企業の働き方に合わなければ、十分に力を発揮することができません。そうなってしまうと、学生にとっても企業にとってもマイナスとなってしまうでしょう。
そのため、企業はweb面接で学生の人柄や考え方だけではなく、過去の経験や将来ビジョン、自身の強みなど幅広い質問を行います。そして、企業と学生のマッチ度をさまざまな観点から照らし合わせた上で採用をするか決めることになります。
学生の人柄や考え方
2つ目は、学生の人柄や人間性です。就活生は企業から見て十分な実務経験がないため、その人の持っているスキルなどで優秀さや企業とのマッチ度を図ることができません。そのため、学生の人柄や人間性などを過去の経験やその具体的なエピソードをもとに測っています。
その人がどんな考え方をしているのかや、チーム内での役割など、その就活生が仕事を進めていく中でどんな力を発揮できるかを企業が理解することができるでしょう。
志望動機と経験の一貫性
3つ目は、志望動機とその一貫性です。企業は、就活生がその企業に入りたい理由を選考の1つの基準に設定します。より企業について興味を持っていて、その企業に絶対に入りたいと思っている就活生を企業はなるべく採用したいと考えるでしょう。
しかし、いくら志望動機が魅力的であっても過去の経験が伴っていなければ、その志望理由が本当かどうか疑わしく見えるでしょう。例えば、IT業界を志望している就活生がいた際、志望理由を饒舌に話していても在学中に昆虫の研究に熱中しているとなれば、本当にITに興味があるのかわからないと企業は感じるでしょう。
一方で、在学中にITに関する資格試験やゼミの研究を行っていたり、その企業のイベントなどに参加しているとなれば、志望動機にも納得することができるでしょう。そのため、web面接の中で企業は志望動機と過去の経験の一貫性を重視しています。
【FAQ】web面接についての疑問を解決しよう!
web面接にカンペはあり?
結論、メモ程度であればありです。一方で、文章がガッツリ書いてあるようなものは避けるべきでしょう。
この質問が来たら、この方向性で回答するといった簡単なメモをカンペとして利用することは問題ないでしょう。面接では、企業は完璧な話を聞くことが目的ではなく、学生の本音を引き出したいと考えています。
そのため、回答の内容を暗記したり、事前に用意したスクリプトを読み上げることは逆効果となってしまいます。一方で、簡単なメモを参考にする程度であれば、話を少し忘れてしまったり、飛んでしまっても、自然に話しているように見えるでしょう。
web面接中は目線はどこに向ければいいの?
基本的には、パソコンについているカメラに向かって話すことを意識すると良いでしょう。
カメラに向かって喋ることで、面接官の立場からみた際、web面接であっても相手の目を見てしゃべっているように見えます。また、面接を続けていると自然と、画面上の面接官に目線が下がってしまうでしょう。しかし、これはさほど大きな問題ではないため、目線が下がってると感じたら、目線をカメラに戻せば問題ありません。
トラブルが起きた時はどうすればいいの?
トラブルが起きた際には、必ず面接前に案内された緊急連絡先に連絡をするようにしましょう。
面接では、アプリが強制終了したり、カメラが全く映らないなどさまざまなトラブルに見舞われることがあるかもしれません。そんな時は焦らず、落ち着いて対処をするようにしましょう。また、企業もトラブルであれば、再度面接を実施してくれるなどの対応をすることができるため、トラブルであると企業に伝えることを1番最初に行う必要があります。
まとめ
- web面接を受ける前の準備は、「web面接を受ける場所の決定」「パソコンの設定の確認」「通信環境の確認」「web面接用のリンクやアプリを一度起動する」ことを忘れないようにしよう!
- web面接では、「服装」「入室時間」「マイクやカメラの確認」「あいさつ」といった基本的なマナーを押さえるようにしよう!
- 企業がweb面接で見ているポイントは、「企業と学生のマッチ度」「学生の人柄や考え方」「志望動機と経験の一貫性」の3つが挙げられる
この記事を読んでいる人の中には、web面接の対策が十分でないと焦っている人や他の選考の対策が十分にできているのか心配に思っている人が多いのではないでしょうか?
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