就活を進めて行く中で、ポートフォリオの提出を求められ「そもそもポートフォリオって何?」「ポートフォリオってどうやって作ればいいの?」と困っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、就活におけるポートフォリオについて解説していきます。どのようにポートフォリオを作れば良いのか、ポートフォリオを作成する際の注意点についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!
この記事でわかること
- 就活で使うポートフォリオとは何か知りたい方
- ポートフォリオの作り方を知りたい方
- ポートフォリオを作る際に注意するべきことを知りたい方
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就活で使用するポートフォリオとは?
ポートフォリオとは、直訳すると「紙ばさみ」や「折かばん」「書類を運ぶケース」となります。しかしポートフォリオには、それ以外にも意味があり、さまざまな分野で使われる用語です。
例えば、金融・投資用語としてのポートフォリオがあり、投資家が保有している金融商品の一覧や、その組み合わせを指す用語として使われています。
では、就活で使用するポートフォリオとはどういったものなのでしょうか。
就活で使用するポートフォリオとは「自分の実績やスキルなど企業にアピールとなる書類をまとめたもの」という意味になります。就活が進むと企業から「ポートフォリオを提出してください」と求められることがあります。
ポートフォリオの提出を求められる職種
就活でポートフォリオの提出を求められることが多いのは、どういった職種なのでしょうか。主に以下のような職種に応募する場合、ポートフォリオの提出を求められることが多いでしょう。
- エンジニア
- プログラマー
- デザイナー
- イラストレーター
- 動画クリエイターなど
上記を見て分かるように、自分のスキルや実績を成果物として表せる職種でポートフォリオの提出を求められることが多いようです。
企業が就活生にポートフォリオの提出を求める理由
では、なぜ企業がポートフォリオの提出を求めるのでしょうか。ここからは、企業がなぜ就活生にポートフォリオの提出を求めているのかについて解説していきます。
就活生のスキルを確認するため
企業が就活生にポートフォリオの提出を求めるのは、就活生のスキルを確認するためです。
例えばエントリーシートや面接などで、エンジニア職志望の就活生にプログラミングスキルを持っているとアピールされても企業の採用担当者は、その真偽を確かめることができません。仮に就活生が本当にプログラミングスキルを持っていても、どの程度出来るのか見極めることは困難です。
しかし、ポートフォリオを提出してもらうことで、就活生がどれくらいのスキルを持っているのか詳しく理解することができます。それにより、企業は自社で活躍できるレベルのスキルを持っているか判断が容易になり、企業の求める人物を採用することができます。
自分の持っているスキルをより磨きたいという方は、ぜひ次の記事を参考にしてみてください。
就活生の性格を判断するため
企業が就活生にポートフォリオの提出を求める理由の2つ目は、就活生の性格を判断するためです。
ポートフォリオから作成者の人柄や性格・仕事に対するスタンスを感じ取ることができます。例えば、ポートフォリオの細部にまでこだわっている場合、ポートフォリオの作成者は几帳面や完璧主義者といったことを読み取ることができます。
特に、作成者の人柄や性格が顕著に表れるのが、ポートフォリオの自己紹介の部分です。実績や経歴を伝える自己紹介の部分では、作成者の自信過剰な傾向や控えめな性格など、学生の考え方や性格が大きく反映されます。
企業は、このポートフォリオから「自社の雰囲気とマッチしているか」「採用するならどの部署が一番活躍できそうか」といったことを判断しています。
こうすることで、入社した後にギャップを感じたり、能力を十分に発揮できない環境だったりすることから起こる離職を防ぐことにもつながります。
ポートフォリオの基本構成
ポートフォリオは以下の5つから構成されます。
- 表紙
- 目次
- 自己紹介
- 成果物
- 連絡先
ここからは、ポートフォリオの基本構成についてそれぞれ解説していきます。実際にポートフォリオの提出が必要で作成しなければならないという方はぜひ参考にしてみてください。
表紙
ポートフォリオの表紙は、「あなた自身の仕事と向き合う姿勢」や「成果物の世界観を表現」する役割があります。
エントリーシートと同様に、企業の採用担当者は多数のポートフォリオに目を通すことになります。少しでも採用担当者の印象に残るためにも、表紙はとても重要です。
また、デザイナーやクリエイターを志望する方は、表紙からもスキルやセンスをアピールすることができます。そのため、採用担当者の興味を惹くデザインにすると良いでしょう。
なお、表紙には名前や大学名、タイトル、作成時期などを記載しましょう。
目次
目次は、ポートフォリオに何が入っているのか、ポートフォリオの作成者が何を伝えたいのかを一目で分かるようにすることを目的としています。
目次があることにより、採用担当者の手間を省けます。特に、成果物の掲載数が多い場合は、必ず目次をつけるようにしましょう。
自己紹介
ポートフォリオの自己紹介は、あなたのスキルや魅力を企業にアピールするための重要な項目です。そのため、デザインや内容をよく考えたうえで作成をしましょう。
ポートフォリオの自己紹介には、以下の内容を記載します。
- 基本情報
- 経歴
- スキルセット
- 自己PRなど
基本情報
基本情報では、主に氏名・生年月日・顔写真・大学名・希望職種を書きます。履歴書の内容とほぼ同じと考えて良いです。ただし、履歴書に比べポートフォリオの自己紹介ページは自由度が高いため、自分をどのように表現したいかを考えてデザインを決めるといいでしょう。
経歴
ここで言う経歴は履歴書とは違い、これまでの学歴を細かく書く必要はありません。ポートフォリオの自己紹介に載せる経歴とは、クリエイターやエンジニアとしての経歴のことを指します。今までに誰とどのようなものを制作したのか、受賞歴がある場合はそれも盛り込むと良いでしょう。
この項目のポイントは、成果物そのものではなく「成果物作りに影響を及ぼした自分の経験」や「成果物制作にどのような役割を果たしたか」などに焦点を当てることです。
スキルセット
スキルセットでは、あなた自身が保有するスキルについて詳しく記述します。
例えば、デザイナー志望であればPhotoshopやIllustratorといったツールの利用スキル、エンジニア志望であればPython、Go、Typescriptといったプログラミング言語のスキルなどを挙げましょう。
ここでのポイントは、ただスキルセットを記載するのではなく「どの程度のスキルを有しているか」を伝えることです。
スキルの習熟度を星の数やレーダーチャートで表現したり、資格があればスキルの習熟度の裏付けにもなるのでそれを明記したりすると良いでしょう。
自己PR
自己PRでは、自身の強みや入社後に実現したいこと、目標などについてアピールしましょう。この際、企業が求める人物像や仕事の特徴に焦点を当てると良いです。
志望企業の求める人物像に合っていたり、仕事で活かせる強みをアピールすることができれば、採用担当者は即戦力としてあなた自身に魅力を感じ、採用したいと感じることでしょう。
採用担当者に採用の決め手となる要素をしっかりとアピールすることが肝要です。
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成果物
ポートフォリオの最重要項目といえるのが「成果物」です。ポートフォリオの成果物ページでは以下の項目を伝えます。
- 成果物タイトル
- 成果物の写真・画像
- 成果物の説明
- 成果物の実績など
ポートフォリオに載せる成果物は、これまであなた自身が制作してきたものの中で特に自信のあるものにしましょう。
また、ただ成果物を並べるのではなく、自分が制作した成果物の魅力が伝わるように補足を入れると良いです。
成果物の数に厳密な決まりはないですが、一般的には10〜20個程度が適切な範囲とされています。成果物が少なすぎるとアピールポイントが減り、多すぎると採用側に負担となってしまいます。
連絡先
最後に連絡先を記載しましょう。運営しているWebサイトやSNSがある場合は、サイトのURLやSNSのアカウント名を記載すると良いです。
ポートフォリオだけでは伝わらない、あなたの人柄やセンスをWebサイトやSNSを通して伝えることができるかもしれません。また、ポートフォリオに載せきれなかった成果物を見てもらえるチャンスにもなります。
ポートフォリオ作成時の注意点
ここからは、ポートフォリオ作成時の注意点について解説していきます。多くの就活生が陥りがちな失敗例をあらかじめ知っておくことで、同じミスを防ぎやすくなります。
企業に合わせてアピールの仕方を変える
企業によって事業内容が違えば、仕事内容も違います。仕事内容が違えば当然、企業が求める能力や性格は異なります。そのため、企業の求めるスキルや人物像に沿ったポートフォリオを作成しなければなりません。
企業が求めるスキルや人物像などの情報は、企業のホームページを読んだりOB・OG訪問をしたりして手に入れることができます。
複数の成果物を紹介する際は、企業の求めるスキルや人物像に沿って適した順番で成果物を配置するようにしましょう。
簡潔に内容をまとめる
ポートフォリオは、簡潔に内容をまとめることが大切です。文章量が多くなると、アピールしたいポイントが埋もれてしまい、採用担当者の目に留まりにくくなってしまいます。
採用担当者は限られた時間で、多くのポートフォリオを確認しなければなりません。長文で内容をつかみにくいポートフォリオは、じっくり見てもらえないでしょう。
読み手が「この学生はこういう感じなんだ」と簡単に把握できるように要点を絞り、余計な情報は取り除きましょう。箇条書きでポートフォリオを作成すると、簡潔に内容がまとまり見やすくなります。
まとめ
この記事を要約すると以下の通りになります。
- 自分のスキルや実績を成果物として表せる職種でポートフォリオの提出を求められることが多い!
- ポートフォリオで自分の魅力をしっかりアピールすることが重要!
- ポートフォリオは簡潔に内容をまとめると良い!
今回の記事では、就活におけるポートフォリオについて解説してきました。
企業はポートフォリオを通じて、応募者のスキルや性格、自社との相性を確認します。そのため、企業ごとにアピールポイントを変え、内容は簡潔にまとめるとより良いポートフォリオを作成することができるでしょう。
この記事が、ポートフォリオの構成や作成する上での注意点を知りたい方の役に立つと幸いです。
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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