2024年度も9月を迎え、残り半年になりました。25卒の皆さんは自分の納得できる就活ができているでしょうか。
「25卒だけどまだ内定がもらえていない」「まだ全然手を付けていない」「納得が出来なくて就活をやり直したい」そのように感じている学生は少なくはないでしょう。また、そのように思っている学生の多くがこれから就活を始めて間に合うか心配していることでしょう。
この記事では、25卒の就活生の皆さんが今から内定を勝ち取るためにできる解決策をご紹介します!25卒ならではの就活状況の変化もご紹介しますので、是非参考にしてください。
こんな人に読んでほしい
- まだ内定が貰えていない25卒の人
- これから就活を始める25卒の人
- 就活をこれからやり直したい25卒の人
この記事には広告を含む場合があります。
25卒で8月に内定決まってないけどやばい?
結論から申し上げますと、『内定が取れないわけでないが、出遅れている状況』です。
内定率に関して、就職みらい研究所が公開している「就職プロセス調査」の2024年9月1日時点・内定状況によると、94.2%の就活生が内定を貰っているそうです。
多くの学生が夏休み前や夏休み中に内定を貰っていることを考えると『遅い』といえるでしょう。
しかし、2024年9月現在で内定がなくても、就活は厳しくなりますがまだ間に合います。
まずは必ず就活を成功させるためにも、25卒における就活状況を確認しましょう。
【ポイント】25卒の就活での変更点は?
最初に、従来の就活から25卒の就活で変わった点をご紹介します。25卒での就活では様々な点が変わったといわれており、しっかりとポイントを抑えることが大切です。
① 就活の早期化
これまでの就活は、大学3年生の3月にスタートするのが一般的とされていました。しかし、近年ではその開始時期が年々早まり、25卒も例外ではありません。
かつては、大学3年生の8月に就活を始めると「早い」とされていましたが、今日では大学3年生が始まる頃からすでに活動を開始する学生が増えています。
就職みらい研究所が公開している「就職プロセス調査」によると、2024年9月1日時点の内定率は94.2%であり、2023年9月1日時点の91.5%や2022年9月1日時点の90.8%と比べても、その差は明らかです。
企業側では、優秀な学生を早期に確保しようとする動きが強まっており、これが選考の早期化につながっています。また、就活生側でも、より良い就職先を確保するために、早期から就活に取り組む学生が増えていると考えられます。
② インターンシップの方針
25卒の就活では、インターンシップの方針が大きな変更になります。
結論から申し上げますと、インターンシップが採用評価の対象になり、インターンシップに参加することで採用の際に有利になる可能性があります。
これまでのインターンシップはあくまでキャリア育成が目的とされており、そこで得た情報を就活の場で使うことは禁止されていました。
しかし、25卒の就活からインターンシップのルールが変わり、学生のキャリア探しを支援する取り組みが4つのタイプに分類され、一定の条件を満たせばインターンシップで得た情報を就活の場で活用できるようになりました。
以下がその条件です。
タイプ | 主な対象 | 実施期間 | 就業体験 | 活用 |
1,オープン・カンパニー | 学部生・大学院生(学年問わず) | 超短期(1日) | なし | × |
2,キャリア教育 | 学部生(学年問わず) | プログラムによって異なる | 任意 | × |
3,汎用的能力・ 専門活用型インターンシップ | 大学3年生・修士1年生 | 短期:5日間以上長期:2週間以上 | 必須 | 〇 |
4,高度専門型インターンシップ | 修士課程・博士課程の学生 | 2か月以上 | 必須 | 〇 |
新しいルールでは、3の「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」において、インターンシップで得た情報を採用に活用できるようになりました。
③ 就活の多様化
これまでの就活と比べて、25卒の就職活動ではスタイルの多様化が顕著です。
従来は、対面での企業説明会や面接が主流でしたが、ITの進化や社会の変化により、デジタルツールの使用が大幅に増えました。オンラインでの企業説明会やウェブ面接、ビデオプレゼンテーションの提出など、これまでとは異なる形式の就活が一般的になっています。
25卒の就活では、これまで以上に多様なツールや方法を理解し、効果的に活用できるかどうかが、就活の成功に大きく影響するでしょう。例えば、オンライン面接でのプレゼンテーションスキルや、SNSを通じた企業研究など、デジタル時代に求められる新しいスキルが重要となっています。
④ 求人倍率・内定率がともに上昇傾向
25卒に嬉しい変化として、求人倍率と内定率がともに上昇傾向にあることが挙げられます。
その背景には、経済の回復が進んでいることがあり、多くの企業が新しい人材を積極的に求めているためです。これは、市場の雇用状況が改善していることを示しています。
この好機を活かし、25卒の就活生は自身のスキルや資格を存分にアピールして、有利に就職活動を進めましょう。
25卒の就活生が今すぐ行いたい準備
就活をするにあたり、自己分析や選考対策等の準備が必要です。まだ実施できていない方は今すぐ確認しましょう。
① 自己分析
自己分析とは、自分の特徴や性格、強みや弱み、価値観などを把握することで、自分への理解を深める作業のことです。
自己分析することで、客観的に自分自身を分析でき、分析結果はESや面接での自己PRや質問に役立てることができます。また、自分の価値観を整理することで、就活の軸を決める際にも役立てることができます。
自己分析する際には以下の点を主軸に考えると企業選びに役立ちます。
- どのような職種につきたいのか
- どのような職種が自分に向いていそうか
- どのような条件が良いのか
- どのように働きたいのか
- 将来どのように活躍したいのか
自己分析は、企業を選ぶためにも選考でアピールするためにも重要です。多くの学生が最初に自己分析をしてそれきりにしてしまいがちですが、納得のいく就活をするためにも定期的に自己分析をするといいでしょう。
自己分析の方法については以下の記事でより詳しく紹介しています。参考にしてみてください。
② 業界研究
就活を始める際には、業界研究を行い、目指す業界について理解を深めるのが良いでしょう。業界は大きく分けて8つあります。業界の分類は以下の通りです。
- メーカー
- 商社
- 流通・小売
- 金融
- サービス・インフラ
- ソフトウェア・通信
- 広告・出版・マスコミ
- 官公庁・公社・団体
志望する業界は、最初は4〜6個の業界を幅広く見て、最終的に2〜3個に絞るのがよいでしょう。複数の業界を見ておくことで、各業界の比較が可能になります。
業界研究の方法については以下の記事でさらに詳しく紹介しています。こちらも参考にしてみてください。
③ 企業研究
業界研究をして志望する業界が決まったら、次は個別の企業についても調べましょう。同じ業界内でも仕事内容や扱う商品、企業方針などは異なります。
また、企業研究にはどの企業の選考を受けるべきかの判断材料を得られたり、入社後の働き方を具体的に想像出来たりする、というメリットもあります。
企業研究については以下の記事でより詳しく解説しています。「企業研究って何?」「何から始めたらいいの?」という就活生の皆さんは参考にしてみてください。
④ インターンへの参加
先ほど、25卒の就活状況の変化で、インターンへの参加が採用評価の対象になったとご紹介しました。
しかし、「今からインターンを始めても時間がないし、間に合うか心配」と感じる学生も多いでしょう。そんな時には、就活エージェントの「ココシロインターン」をぜひご活用ください。
ココシロインターンでは、幅広いジャンルのインターンシップを豊富に取り扱っています。キャリアアドバイザーが一人ひとりのニーズに合ったインターンシップをご紹介し、サポートしますので、お気軽にご相談ください。
⑤ 履歴書・エントリーシートの対策・作成
履歴書、エントリーシートの対策もしっかり行いましょう。
以下の記事ではエントリーシートの書き方について、より詳しく紹介しています。
また、履歴書の場合は以下を参考にしてください。
履歴書・エントリーシート対策は書類選考を突破する上でとても大切なものになってきます。添削などは、友人や家族、学校のキャリアセンター、就職エージェントなどにお願いすると良いでしょう。
ES生成AIでは質問とそれに対する簡単な回答を打ち込むだけでAIが自動でES、ガクチカ、志望動機を生成してくれます!
「ESやガクチカでどんな文章を作ればいいかわからない……」「作れたけどちゃんと良いものになってるか不安……」という人はES生成AIを使ってみてはいかがでしょうか?
ES生成AIを利用するにはこちらをクリック
⑥ 適性検査対策
就活の場では、かなりの確率でSPIや玉手箱などの適性検査を実施します。適性検査に落ちると次の選考に参加できなくなってしまうので、対策をする必要があります。
対策は主に、SPIや玉手箱の問題集を解くのがおすすめです。試験ごとに問題の傾向があるため、あらかじめ予習しておけば本番でも焦ることなく解けるようになるでしょう。
出題される適性検査は企業ごとに種類が異なります。出題内容が大きく変わるので、事前に確認するようにしましょう。
⑦ グループディスカッション対策
グループディスカッションとは、与えられたテーマについて議論し、結論を出す選考方式です。
グループディスカッションでは発言することはもちろんですが、どう立ち回るかも大切な選考基準になります。
以下の記事ではグループディスカッションについてより詳しく解説しています。グループディスカッションの内容だけでも知っておくと、いざというときに焦らなくて済みます。確認しておくとよいでしょう。
⑧ 面接対策
「就活といえば面接」のように就活と面接は切り離せない関係にあります。しかし、緊張などから、多くの学生が面接で上手くいかず悩んでいると思います。
だからこそ、面接は対策が肝心になります。対策をすることで人前で緊張しなくなったり、どのように回答するのが正解かなどの、論理的な思考を養えたりします。
また、面接ではマナーも評価の対象になります。受け答えだけではなく、立ち振る舞いもしっかり対策しましょう。
以下の記事は就活の面接におけるマナーについて、より詳しく解説しています。是非参考にしてください。
⑨ 就活サイトに登録する
就活サイトは企業へのエントリーをする際に必要になります。就活サイトへの登録がまだ済んでいない場合は、登録しておきましょう。
近年の就活では、就活サイトからエントリーし、説明会や選考へ参加する場合がほとんどです。就活サイトは、多くの企業が登録しており、就活を楽に進めるには便利なツールになります。
就活サイトによって記載されている企業が異なるので、複数の就活サイトに登録することをおすすめします。
➉ 就活エージェントに登録する
就活を成功させるために、就活エージェントに登録することもおすすめです。
就活エージェントとは、自己分析や履歴書・エントリーシート対策、面接対策などを、完全無料で選考突破までサポートしてくれるサービスのことです。
自分では気づけなかった、自分に合う企業なども教えて貰うことができます。また、就活に対する悩みや不安をすぐに解決してくれるというメリットもあります。
就活エージェントに登録することで、経験豊富な就活のプロを味方につけて就活に臨むことができるので、就活に対して不安や悩みがある方は利用してみると良いでしょう。
今一番すべきことは?
結論から申し上げますと、就活エージェントへの登録を強くおすすめします。
ここまで、25卒の就活生が今すぐ取り組むべき準備についてご紹介してきましたが、「やることが多すぎて手が回らない」「一人では難しそう」と感じる方も多いのではないでしょうか。
ココシロインターンでは、学生一人ひとりに専属のキャリアアドバイザーが付き、自己分析から履歴書・エントリーシートの対策、さらには面接対策に至るまで、就職活動のすべてをサポートします。そして、学生を内定獲得まで導きます。
2024年8月現在でも、25卒の就活生を多数内定までサポートしています。ココシロインターンのサービスはすべて無料です。少しでも興味がある、あるいは就活に不安を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
今回は25卒の就活生のこれからの就活の仕方についてご紹介いたしました。
- 25卒で今内定が出ていない場合は、今すぐ就活を進めよう!
- 25卒の就職状況をしっかり認識しよう!
- 今から行動に移すなら転職エージェントを利用しよう!
です。
最初にも述べましたが、25卒の就活生で2024年9月現在内定がなくても、まだ間に合います。それぞれ最適だと思う方法で最善を尽くし、最後まで頑張りましょう!!
人気記事