就活の履歴書ってどうやって書くの?学歴や職歴の具体的な書き方は?

就活における履歴書は、あなたの第一印象を作る重要な書類です。しかし、多くの就活生がその重要性を理解していません。

志望動機や自己PRの欄だけではなく、それぞれの項目の細かい書き方によって、あなたの第一印象は変わります。この差が内定を分ける要因になるかもしれません。

この記事では就活における履歴書の書き方を細かく解説していきます!正しい履歴書の書き方を理解し、あなたの強みを最大限にアピールしましょう!

こんな人に読んでほしい

  • 就活の履歴書の書き方を知りたい人
  • 就活の履歴書で良い印象を与えたい人
  • 就活の履歴書を書くときのポイントが知りたい人
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就活の履歴書では企業は何を見てるの?

就活をしていると、ほとんどの方が一度は履歴書を書くことになると思います。

就活で企業に送る履歴書はあなたの第一印象となり、あなたのスキルや経験が一目で分かる重要な書類です。

ここからは、そんな履歴書で企業は何を見ているのかについて解説していきます!

履歴書の読みやすさ

企業が履歴書を見た時に一番重要となるのが、履歴書の読みやすさです。

企業の採用担当者は多くの履歴書を短時間で確認しなくてはならないため、文字の大きさやレイアウトが整っているかどうかで、大きくあなたの印象が変わってしまいます。

例えば、文字が小さすぎたり、行間が狭すぎたりすると、どれだけ内容が優れていても印象が悪くなってしまう可能性があります。

一方で、適切な文字の大きさや余白、整然と並んでいる文字で書かれた履歴書は、あなたの丁寧さや誠実さ、書類作成能力をアピールすることができるでしょう。

履歴書を手書きで書く場合は、普段よりも綺麗な文字で書くように心がけましょう。

企業に必要なスキル

企業は履歴書を通して、その企業で活躍するために必要なスキルがあるかどうかを見ています。

企業で活躍するために必要なスキルには2種類あります。それは専門的な知識や技術のようなスキルと、コミュニケーション能力や問題解決能力のような基本的なスキルです。

専門的な知識や技術は、履歴書にある学歴や職歴、資格などを通して読み取ることができます。例えば 応募条件にTOEIC 800点以上などのスキルが必須となっている場合があるため、履歴書を書く前に募集要項などをしっかりと確認しておきましょう。

一方でコミュニケーション能力などの基本的なスキルは、履歴書の自己PRや志望動機の欄から読み取ることができます。自己PRや志望動機を書く際は、企業が求める人材を意識しつつ、社会人として基本的に必要なスキルがあることが伝わるような文章の構成や言葉遣いを意識するようにしましょう。

企業との相性

企業はESや面接だけではなく、履歴書からも企業との相性を見ています。

特に志望動機や自己PRの欄は、企業との相性をアピールするために重要な箇所となっています。志望動機や自己PRを書く際は、企業研究をしっかりと行った上で、社風や企業が求める人材とあなたがマッチしていることが伝わるような文章を心がけましょう。

他にも、学歴や職歴、資格の欄からもあなたの人柄が伝わる場合があります。例えば、職歴の欄では、極端に短い期間で退職をしていると継続力がないと考えられてしまいます。

履歴書を書くときは、常に企業にどのような印象を与える可能性があるのかを考えておくと良いでしょう。

就活の履歴書ってどれを使えば良いの?

履歴書には多くのテンプレートがあるため、どれを使うべきか迷ってしまいますよね。就活ではどの履歴書のテンプレートを使えば良いのでしょうか?

就活の履歴書は、企業からの指定がない場合、どのテンプレートを使っても問題ありません。

基本的に書くべき項目はどれも同じですが、志望理由や自己PRの欄が大きいものもあります。自分のことをアピールしやすい履歴書のテンプレートを選びましょう。

この記事では一番基本となる厚生労働省の履歴書のテンプレートを使って説明していきます。

どれを使うか迷った時は、このテンプレートを使うと無難でしょう。

就活の履歴書に書く内容

就活で提出する履歴書に書く内容は基本的に以下の7つです。

  • 日付
  • 基本情報
  • 写真
  • 学歴
  • 職歴
  • 免許/資格
  • 自己PR/志望動機
  • 本人希望記入欄

①日付

日付を書く際は、応募先に提出する日付を記入します。

直接渡す場合は「面接日」、郵送する場合は「投函日」、PDFで送る場合は「送信日」を記入しましょう。「履歴書を書いた日」ではないので注意しましょう。

年号を書く際は、西暦と和暦のどちらを使っても問題ありませんが、履歴書全体で統一するようにしましょう。

②基本情報

就活の履歴書の基本情報には以下の項目があります。

  • 氏名
  • 印鑑
  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 連絡先

ここからはそれぞれの項目の書き方を解説していきます。

氏名

「ふりがな」の場合は平仮名、「フリガナ」の場合は片仮名で書きましょう。また、姓と名の間はスペースを開けましょう。

印鑑

履歴書に押印箇所がある場合は、印鑑を押す必要があります。印鑑の押し忘れで無効になってしまうことを避けるためにも、印鑑は最初に押しておくと良いでしょう。

印鑑はインクが内蔵されているスタンプ式のものではなく、朱肉を使うタイプのものを使用しましょう。スタンプ式の印鑑はビジネス文書に相応しくないため、「正式な文書という意識が足りていない」とマイナスな評価をされてしまう可能性があります。

生年月日

年齢の欄には、履歴書を提出する時点での年齢を書きましょう。生年月日も、日付記入欄と同じように西暦と和暦で形式を統一させましょう。

住所

住所記入欄には、都道府県名、アパートやマンションなどの建物名、部屋番号、郵便番号まで略さずに書きましょう。

番地を書く際には、「1-2-3」のようなハイフンではなく「1丁目2番地3号」が正式な書き方です。ハイフンで繋ぐ表記でも問題はありませんが、正式な書き方をすることでより丁寧な印象を与えることができるでしょう。

電話番号

就活の履歴書に書く電話番号は、応募者本人に最も連絡がつきやすいものを使用しましょう。固定電話ではなく、常に持ち歩く携帯電話の番号が良いでしょう。

メールアドレス

履歴書に書くメールアドレスは企業とのやりとりに使用するため、メールアドレス名がビジネスで使用するものとして適切なものであるか、改めて確認しておきましょう。

また、企業からの連絡が受信箱の中で埋もれてしまわないよう、プライベート用と就活用でメールアドレスを分けることをおすすめします。

連絡先

連絡先の欄は、現住所以外の場所に連絡してほしい場合や、別の人に連絡してほしい場合のみ記入します。

連絡先が現住所と同じ場合は「同上」と書きましょう。

③写真

就活の履歴書に使用する写真は、履歴書に記載されているサイズに合わせましょう。履歴書の写真のサイズは基本的に4cm×3cmです。

写真を貼る際は、剥がれないよう丁寧に貼りましょう。水のりやスティックのりは剥がれやすいため、両面テープがおすすめです。

写真の裏側には、剥がれてしまった時のために氏名と学校名を書いておきましょう。

また、履歴書を書き直す場合があるため写真は最後に貼るようにしましょう。

④学歴

学歴を書く際は、まず1行目の中央に「学歴」と記入し、その次の行から書き始めます。

一般的には中学校卒業からの学歴を書きます。高校から義務教育ではなくなるので、高校からの学歴は必ず書くようにしましょう。

学校名は、「〇〇高校」ではなく「〇〇高等学校」などの正式名称で書きましょう。また、現在通っている大学は「在学中」ではなく「卒業見込み」と書きます。

学歴の欄で使う年の表記もこれまでと同様、和暦と西暦で統一しましょう。

⑤職歴

職歴を書く際は、学歴の欄から1行開けて、同じように中央に「職歴」と書きます。

職歴にはアルバイトや短期インターンは含まず、正式に契約した長期インターンなどを書きましょう。

しかし、勤務日数が極端に少ないものはマイナスイメージを与えてしまう可能性があるため記入しない方が良いでしょう。長期インターンであれば、最低3ヶ月は勤務していることが望ましいと言われています。

職歴がない場合は「なし」と書きます。

職歴を書き終えたら、最後に右下に「以上」と書きましょう。

⑥免許/資格

就活の履歴書の免許/資格の欄は、あなたが持っているスキルや知識を公式に証明されていることを示す重要な箇所です。

免許/資格は正式名称で書きましょう。意外と間違えやすいものもあるため、取得した免許や資格の正式名称を改めて確認しておきましょう。

また、「合格」と「取得」も書き間違えないように調べてから書くようにしましょう。

スコアや取得している級が低いものはマイナスイメージを持たれてしまう可能性があるため記入しない方が良い場合もあります。

例えばTOEICのスコアをアピールの材料として書くのであれば、600点以上が評価の目安になります。

取得している免許や資格が多い場合は、企業との関連度が高いものを選んで書きましょう。

免許/資格の正式名称の例
英検実用英語技能検定〇級 合格
TOEICTOEIC Listening & Reading Test 〇〇点 取得
簿記日商簿記検定〇級 合格
秘書検定秘書技能検定〇級 合格
宅建宅地建物取引士試験 合格
普通自動車免許普通自動車第一種運転免許 取得
小学校教員免許小学校教諭一種免許状 取得

⑦志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイント

就活の履歴書の「志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイント」の欄は、あなたが企業に対してどのような価値を提供できるかを伝える重要な箇所です。

ここからはこの欄を魅力的なものにする書き方について、例文と一緒に紹介していきます!

「志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイント」の欄を書くときは、以下の書き方を意識して書きましょう。

  • 企業の独自性に触れる

企業の魅力や独自性に触れ、それがあなたの価値観や目標とどのようにマッチしているのかを具体的に示しましょう。

特に志望動機を書く場合は、他の企業ではなく、この企業を選んだ理由を明確に伝えなくてはなりません。

  • 企業が求める人材を意識する

企業が求める人材と自分の共通点を意識して書きましょう。

求人情報や企業理念から読み取れる「求める人材」と自分がどのように合致しているのかを具体的に説明しましょう。

  • 具体的なエピソードを混ぜる

自分の強みをアピールする際は、ただの主張ではなく、具体的なエピソードを混ぜることで説得力を持たせることができます。

過去の成功体験や挑戦した経験を通じて、あなたの強みをより具体的に伝えましょう。

  • 200〜300文字を目安に、最低でも記入欄の7割程度は埋める

自己PR/志望動機の欄は、一般的に200〜300文字で書きます。記入欄を綺麗に埋めるために、文字数が多すぎたり少なすぎたりしないように気をつけましょう。

また、記入欄に空白が多いと意欲が伝わりにくくなってしまうため、最低でも7割程度は埋めるようにしましょう。

  • 「御社」ではなく「貴社」

「御社」という言葉は会話で使われる表現なので、文章で応募先の企業を表す場合は「貴社」と書くようにしましょう。

では実際にポイントを意識した「志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイント」の例を見てみましょう。

貴社の企業理念である「高品質な食品を通じて社会貢献を行う」という考え方に共感し、志望しました。私は、長期インターンシップを通じて食品業界の知識を深め、特に食材の品質管理に関する課題解決のプロジェクトに携わりました。この経験から、社会に役立つ仕事に従事したいという想いが強まりました。また、貴社が求める「自ら考え行動し、挑戦を恐れない人材」という点においても、私がこれまでに培った分析力と企画力、そして柔軟な対応力を駆使して貢献できると確信しています。品質管理の業務を通して、貴社の更なる成長に貢献したいと考えております。

このような書き方を意識することで、あなたの強みをより魅力的に伝えることができます。

しかし、200〜300文字という少ない文字数の中で具体例を混ぜて自己PRや志望動機を書くのは難しいですよね。

「自分で作った自己PRや志望動機に自信がない」「ちゃんと自分の強みが伝わっているのか不安」と考えている方もいらっしゃると思います。

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⑧本人記入欄

就活の履歴書の本人記入欄には、勤務地や希望職種など、規定の記入欄の他に企業に伝えるべきことがある場合のみ記入します。

特にない場合は「貴社の規定に従います」と書きましょう。

「特になし」はあまりマナーが良くないので書かないようにしましょう。

就活の履歴書を書くときの注意点

就活の履歴書を書くときには注意すべき重要な点がいくつかあります。

履歴書全体を通して正しい書き方ができているかどうか確認してみましょう!

ESや面接と一貫性を持たせる

企業の選考では、履歴書だけではなくESの提出や面接があると思います。

履歴書で書いたあなたの強みや志望動機は、ESや面接と一貫性を持たせましょう。矛盾点や異なる点があると信憑性がなくなってしまいます。

後で参考にできるように、履歴書はコピーを取っておきましょう。

修正したいときは新しい紙に書き直す

手書きで履歴書を作成する場合、修正したいときは新しい紙に書き直しましょう。基本的に、履歴書では二重線や修正テープ、フリクションなどの消えるペンは使用しません。

就活の履歴書は、企業に提出する正式な書類です。修正箇所がある状態で提出すると、履歴書全体の信憑性が下がってしまうだけではなく、悪い印象を持たれてしまう可能性があります。

必ず最終チェックをする

最後に記入漏れや誤字がないか、必ずチェックをしてから提出しましょう。

以下のチェック項目を確認してみてください!

  • 埋め忘れている項目はないか
  • 「御社」ではなく「貴社」と表記しているか
  • 企業名や商品名は合っているか
  • 氏名や住所のふりがなの記入漏れはないか
  • 西暦と和暦は統一しているか
  • 学歴/職歴、免許/資格は正式名称で表記しているか
  • 手書きの場合、楷書で丁寧に書いているか
  • パソコンの場合、フォントや文字の大きさを統一しているか
  • 履歴書のコピーは取っているか

就活の履歴書は、小さなミスが企業からの印象を変えてしまう可能性があります。全ての項目にチェックがつけられる状態にしておきましょう!

履歴書作成の注意点についてはこちらの記事を参考にしました。ぜひ以下の記事も合わせてご覧ください。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事を要約すると以下の通りになります。

この記事のまとめ
  • 就活の履歴書は企業からの第一印象を作る重要な書類
  • 就活の履歴書は、全ての項目の細かいところまで正しい書き方を理解しておく必要がある
  • 就活の履歴書は小さなミスが企業からの印象を変えてしまう可能性がある

就活における履歴書はあなたの今までの経験や努力を表す重要な存在です。

細かいところまで手を抜かず、あなたの魅力が最大限に伝わるような履歴書を作りましょう!

この記事があなたの参考になれば幸いです。

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しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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