就活の面接ではマナーが大事!受付から退室までのマナーを細かく解説!

就職活動の面接は、あなたのスキルや経験をアピールするチャンスです。面接でのマナーは、入社後にビジネスの場でふさわしい振る舞い方ができるかどうかを見極める重要なポイントにもなります。

面接官が見ているのはガクチカやコミュニケーション能力だけではありません。面接の準備やマナーが不十分だと、せっかくのチャンスを逃しかねません。

しかし、「面接のマナーと言われても具体的に何をすればいいか分からない。」「この行動はマナー違反なのかな…」と不安に感じている方もいらっしゃると思います。

この記事では、面接で成功を収めるための基本的なマナーから、他の学生と差をつけるためのポイントまで、徹底的に解説します。

就活生の皆さんが自信を持って面接に臨むために、面接のマナーに関する役立つ情報をお届けします!

こんな人に読んでほしい

  • 就活の面接を控えている人
  • 就活の面接のマナーを細かく知りたい人
  • 就活の面接のマナーで他の就活生と差をつけたい人
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対面での就活の面接マナーって何?

就活の面接が対面で行われる場合、一つ一つの行動を見られているため、とても緊張しますよね。「面接のマナーがよく分からず、面接官に悪い印象を持たれてしまったらどうしよう…」と不安に思っている方もいらっしゃると思います。

しかし、事前にマナーを知っておけば、緊張せずに自信を持って面接に臨むことができます。

ここからは対面での就活の面接マナーについて細かく解説していきます!

【対面】就活面接の流れ

対面での就活の面接はどのような流れで行われるのでしょうか?

基本的に対面で行われる就活の面接の流れは以下の通りになります。

【対面】面接の流れ

受付

待機

入室

面接

退室

このように面接をする会場に着いてから、面接を終えるまでに、面接の流れはいくつかの場面に分けることができます。

ここからはそれぞれの場面で必要となるマナーについて解説していきます!

【対面】面接前のマナー

対面での就活の面接が始まる前には、「受付」「待機時間」「入室」の3つの場面があります。

それぞれ細かいマナーが必要となるため、事前に確認しておきましょう!

受付

受付は早すぎても迷惑になってしまう可能性があるため、約束の時間の5〜10分前にしましょう。

コートはこの時点で脱いでおき、畳んで腕にかけておきます。面接までにお手洗いに行く時間は用意されていない可能性があるため、事前に済ませておきましょう。

受付場所に着いたら、大学名、自分の名前、担当者の名前、約束の時間を伝えます。

例えば、「こんにちは。本日〇時からの面接で参りました、〇〇大学の〇〇と申します。〇〇部の〇〇様にお取次ぎいただけますでしょうか。」とスムーズに言えるように担当者の部署や名前などを確認しておきましょう。

待機時間

企業によっては受付の後に待機時間があります。

待機中は姿勢を正して静かに待ちましょう。

スマホを触ったり、足を組んだり、周りの学生と大きな声で喋るなどの行為は、悪い印象を持たれてしまう可能性があります。

待機時間も面接の一部だと思って、しっかりとマナーを守りましょう。

入室

入室から椅子に座るまでのマナーは以下の通りです。

  1. ドアを3回ノックする。
  2. ドアの前で「失礼致します。」と一言。
  3. 入室後はまずお辞儀をして、「本日はよろしくお願いいたします。」と伝える。
  4. 面接官に「お座りください。」と言われたら、「失礼致します。」と一言言って座る。
  5. カバンを椅子の横に置き、コートは畳んでカバンの上に置く。(床に置いても問題ない)
  6. 男性は膝の上に軽く手を置き、女性は右手を下にして手を揃える。

たった数分の間にも意識するべきマナーがたくさんありますね。

最初から上手く行動するのは難しいため、一度練習してみると良いでしょう。

【対面】面接中のマナー

対面での就活の面接中は、面接官の目を見て話すように心がけましょう。

下を向いていたり、目線が違うところに向いていると、自信がないように見えてしまうだけではなく、面接官の話を聞く態度として失礼になってしまいます。

また、「結論ファースト」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。面接官からの質問には必ず結論から答えるようにしましょう。

そして、面接では早口にならないように注意しましょう。面接中は緊張しているため、普段よりも早口になりがちです。いつも以上にゆっくりと話すように意識しましょう。

それから、面接中は疲れて姿勢が崩れてしまいがちですが、最後まで足を揃え、背筋を伸ばすように意識しましょう。

【対面】面接終了後のマナー

面接が終了し、退室するまでのマナーは以下の通りです。

  1. 「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました」と感謝を伝え、椅子に座ったままお辞儀をする。
  2. 立ってからカバンとコートを持ち、「ありがとうございました。失礼致します。」と伝え、お辞儀をする。
  3. ドアの前で「失礼致します」と言い、再度お辞儀をする。
  4. 面接官に背を向けずにドアを閉める。

最後まで面接のマナーを守り、礼儀正しい姿を見せることで、面接官からの印象は大きくプラスになります。

オンラインでの就活の面接マナーって何?

オンラインでの就活の面接マナーはどのようなものがあるのでしょうか?

特に、一次・二次面接はオンラインで行う企業が増えてきているみたいですね。

ここからはオンライン面接ならではのマナーについて解説していきます!

【オンライン】就活面接の流れ

オンラインでの就活の面接はどのような流れで行われるのでしょうか?

基本的にオンラインで行われる就活の面接の流れは以下の通りになります。

【オンライン】面接の流れ

準備

入室(ログイン)

面接

退室(ログアウト)

対面の面接に比べると面接前から退室までの流れが少ないですね。

ここからはそれぞれの場面に分けて、意識するべきマナーについて解説していきます!

【オンライン】面接前のマナー

オンラインでの面接の場合、面接が始まる前に準備するべきことがいくつかあります。

面接前の準備と入室の2つに分けて、マナーを確認していきましょう。

面接前の準備

オンラインでの面接が始まる前に準備しておくべきことは、インターネット環境、カメラの確認、音声の確認の3つです。

  • インターネット環境

面接中にインターネット環境の不具合が起きてしまうと、準備してきたものが台無しになってしまいます。面接が始まる30分前までには使用するデバイスのインターネット環境が整っているか確認しておきましょう。

面接中に不具合が生じてしまった時のために、もうひとつデバイスを用意しておくと安心です。

  • カメラの確認

カメラには肩から上が収まる位置で座るようにしましょう。

背景は白い壁が無難ですが、用意するのが難しい場合は生活感が出ないように気をつけましょう。

白い無地のバーチャル背景を使用したり、大学のレンタルスペースなどを利用するのもおすすめです。

また、自分が写った時に逆光になっていないか、表情が分かるように写っているかなども確認しておきましょう。

自宅で面接を行う場合は、照明の明るさにも注意しましょう。部屋の照明が暗いと、印象も暗くなってしまいます。

  • 音声の確認

オンライン面接ではマイク付きのイヤホンの使用がおすすめです。

イヤホンではなくスピーカーを使用する場合は、声がハウリングしてしまう可能性があります。

また、同居人がいる場合は事前に面接があることを知らせておきましょう。

面接前の準備ができたら、面接が始まる5分前には入室をして待機しておきましょう。

入室(ログイン)

入室を許可されたら、まずは「初めまして。〇〇大学の〇〇と申します。お忙しい中お時間をいただきありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします。」と挨拶をし、座ったままお辞儀をします。

初めの挨拶は第一印象に繋がるので、自信を持ってハキハキと挨拶をしましょう。

【オンライン】面接中のマナー

オンラインでの面接中は、カメラを見て話すようにしましょう。また、カメラには上半身しか写っていないため、身振り手振りは胸の前で行うようにしましょう。

そして、オンラインでの面接はタイムラグが生じてしまう可能性があるため、面接官の話に被らないように注意してください。

また、オンライン面接中にメモを見ながら話すのはNGです。

オンラインであっても、話している時の目線で気づかれてしまうでしょう。メモを見ながら話していると、準備不足な印象を与えてしまいます。

【オンライン】面接終了後のマナー

オンラインでの面接終了後は、「退室してください」などの指示がない場合は、面接官が退室してから退室します。

退室する際は、「本日はありがとうございました。失礼致します。」などと感謝を伝えるようにしましょう。

最後まで気を抜かずに、礼儀正しい印象を持ってもらえるよう意識しましょう。

就活の面接の言葉遣いのマナーは?

就活の面接では特に正しい言葉遣いができているかどうかが気になりますよね。「この言葉遣いあってるのかな?」と不安になりながら話してしまうこともあると思います。

後述の通り、多くの就活生が間違えて使ってしまっている言葉遣いも少なくありません。正しい言葉遣いのマナーを身につけて、ビジネスシーンで十分に活躍できることをアピールしましょう!

ここからは就活の面接で気をつけるべき言葉遣いのマナーについて解説していきます!

一人称

皆さんは普段自分のことを何と呼んでいますか?一人称は「俺」や自分の名前など、人によって様々だと思います。

一見丁寧に感じられる「自分」や「僕」は面接で使う一人称としてはマナー的にあまり良くありません。

面接では、「わたし」または「わたくし」を使うようにしましょう

普段違う一人称を使っている方は、慣れるまで話しにくく感じるかもしれません。スムーズに話せるように練習しておくと良いでしょう。

間違えやすい言葉遣い

皆さんが普段何気なく使っている言葉にも間違いがあるかもしれません。

面接で間違った言葉遣いをしていると、せっかくの内容が台無しになってしまいます。

では、就活生が使いがちな間違えやすい言葉遣いをいくつか確認してみましょう。

NG例OK例
大丈夫です問題ありません
〇〇になります〇〇です
させていただいておりますしております
すみません申し訳ございません
了解です承知いたしました
〇〇みたいな、〇〇な感じ〇〇のような、〇〇な様子
なるほど、確かにおっしゃる通りです
参考になります勉強になります
よろしかったでしょうかよろしいでしょうか
貴社御社

アルバイトなどで使っている言葉が正しいとは限りません。目上の相手に正しい言葉遣いをすることは、就活で意識するべきマナーです。

普段使っている言葉が、面接において使うものとして適切であるか、二重敬語になっていないかなどを改めて確認しておきましょう。

口癖に気をつける

就活の面接では特に口癖に気をつけましょう。

就活生が面接でよく言ってしまいがちな口癖には、「えー」「あのー」「えっと」「まあ」などがあります。

このような口癖は無意識に出てしまっているものなので、自分では気づけないこともあるため、誰かに面接練習をお願いすると良いでしょう。

面接練習をしたい就活生は、「ココシロインターン」のキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。

「ココシロインターン」のキャリアアドバイザーは、一人一人に合った就活の進め方から就活に関する悩みの相談まで聞くことができます。

面接練習に限らず、「ガクチカがなくて就活が不安…」「今何をしたらいいのか分からない。」という方も、ぜひ一度相談してみてください!

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就活の面接の身だしなみのマナーは?

就活の面談では、行動や言葉遣いだけではなく、身だしなみも見られています。

身だしなみを整えることで、面接官にあなたの働いているイメージを持ってもらうことができます。

ここからは就活の面接で意識するべき身だしなみのマナーについて解説していきます!

服装

身だしなみと言えば、まず気になるのは服装のマナーですよね。

就活の面接は、「スーツ指定」または「服装自由」で行われることが多いです。

スーツ指定の場合

面接がスーツ指定で行われる場合は、男女ともに紺か黒のリクルートスーツを着用するようにしましょう。

しかし、医療関係の就活の面接では、黒いスーツは喪服を連想させてしまうため、紺またはチャコールグレーなどのスーツを着用するのがマナーとされています。

スーツは、シワや汚れのないようにしておきましょう。また、サイズが大きすぎたり小さすぎたりすると、だらしなく見えてしまうので気をつけましょう。

スーツのボタンは、男性は一番下のボタンを外し、女性は全てのボタンを留めておくのがマナーです。

ベルトやカバン、腕時計などを着用する時は、ブランド物であることが分かりやすいものは避けましょう。

服装自由の場合

面接が服装自由で行われる場合は、スーツまたはオフィスカジュアルを着用すると良いでしょう。

オフィスカジュアルとは、ビジネスシーンにふさわしいけれど、スーツほど堅苦しくない服装を指します。

男性の場合は、シャツやポロシャツにスラックス、革靴が一般的です。ネクタイは不要ですが、必要に応じて着用することもあります。

女性の場合は、ブラウスやカーディガンにスカートやパンツを合わせ、シンプルなパンプスやローファーを履くスタイルが主流です。

派手な色やカジュアルすぎるアイテムは避け、清潔感ときちんとした印象を心がけることがマナーです。

アパレル業界などのファッションセンスも選考基準となるような企業の面接や、あえて私服を指定されている場合以外は、スーツを着用していても問題ありません。

事前に社風を調べ、企業が服装自由で面接を行う意図を理解しておきましょう。

髪型

就活で好印象を与える髪型は、清潔感と自然さが重要です。

男性は短髪が基本で、前髪は眉毛が見える程度に整え、顔がよく見えるようにしましょう。

パーマや長い髪は清潔感がない印象を持たれてしまう可能性があるため、避けた方が良いでしょう。

女性は髪の長さに関わらず、顔周りがスッキリとしているスタイルが理想的です。髪が長い場合は、後毛などは出さず、ポニーテールなどのように1つにまとめましょう。

男女ともに髪色は地毛か地毛に近い自然な髪色にしましょう。

しかし、あくまで清潔感と自然さを意識することが重要であり、天然パーマや明るい地毛を無理やり変える必要はありません。

メイク

就活の面接では、女性の場合すっぴんや濃すぎるメイクはNGです。清潔感のある、ビジネスシーンにふさわしいメイクを意識しましょう。

ベースメイクやアイメイク、リップなどはナチュラルな仕上がりになるようにします。つけまつげや派手すぎるラメなどは避けましょう。

目元に印象がいくように意識するとキリッとした印象を持たせることができます。社風に合わせてメイクの仕方を変えると良いでしょう。

適切なメイクのマナーを理解することは、面接での自信に繋がります。

就活の面接の持ち物は?

就活の面接に落ち着いて臨むためには、忘れ物をしないことが大切です。

就活の面接に必要な持ち物には何があるのでしょうか?

面接に向かう前に、以下の持ち物チェックリストを確認してみましょう!

  • 鞄(A4サイズが入るもの)
  • 携帯電話
  • 現金やICカード
  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • 提出書類(エントリーシートや履歴書)
  • 印鑑
  • 筆記用具
  • メモ帳
  • 腕時計
  • 身分証

他にも、メイク直し道具やストッキングの予備、薬など、自分に必要なものをリストアップしておくと忘れ物を防ぐことができます。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を要約すると以下の通りになります。

この記事のまとめ
  • 就活の面接ではマナーも見られている
  • 対面での就活の面接ではお礼の言葉やお辞儀のタイミングが大切
  • オンラインでの就活の面接では、面接前の準備を念入りに行うのがマナー
  • 就活の面接では間違えやすい言葉遣いや口癖に気をつける
  • 就活の面接では身だしなみを整えるのがマナー
  • 就活の面接では忘れ物をしないように必要な物をリストアップしておくと良い

就活の面接では正しいマナーを理解しておくことで、更に面接官に好印象を与えることができます。

しっかりと準備し、あなたの魅力を最大限に伝えましょう!

この記事があなたの参考になれば幸いです。

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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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