そろそろESの準備をしなくてはならないのに、「ガクチカになりそうな経験が無い!どうしよう…。」と困っている方は多いのではないでしょうか?
筆者自身も、ガクチカ作りには「どの経験をガクチカにしよう」「どう文章化していけば良いのだろう」と、沢山頭を悩ませてきました。
そこで今回は、ガクチカが全く無いところから魅力的なガクチカを作る方法として、ガクチカにおすすめのエピソードを作る方法や6つの基本構成で魅力的なガクチカを作る方法について解説していきます。
「今から魅力的なガクチカを作りたい!」と思っている方は是非参考にしてください!
こんな人に読んでほしい
- 魅力的なガクチカを作る方法を知りたい人
- ガクチカにぴったりなエピソードを作る方法を知りたい人
- ガクチカの基本構成を知りたい人
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「ガクチカがない…。」今から魅力的なガクチカを作るにはどうすればいい?
就活について本格的に考え出した時に「ガクチカがない…。」と悩む学生は、実際多くいらっしゃいます。そんな方は、この記事を参考にして今から周囲と差別化できるガクチカを作っていきましょう!
まず最初に、比較的時間に余裕のある大学1,2年生と、就活が目前と迫っている大学3,4年生に分けて、今から魅力的なガクチカを作る方法を簡単に解説していきます。
【大学1,2年生】ガクチカになるエピソードを今から作る
比較的時間に余裕のある大学1,2年生の方は、ガクチカにしやすいエピソードを今から作ることで、魅力的なガクチカを完成させていきましょう。
一度に何千、何万枚ものガクチカに目を通している採用担当者の目を引くガクチカを作りたい時は、ガクチカの題材にするエピソードにこだわることが1番の近道です。
この記事では、ガクチカの題材としておすすめのエピソードを4つほどご紹介しています。大学1,2年生の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【大学3,4年生】過去のエピソードを使い、構成を意識してガクチカを作る
就活が目前と迫り時間に余裕がない大学3,4年生は、過去のエピソードを使い、構成を意識してガクチカを書くことで、魅力的なガクチカを完成させていきましょう。
具体的な手順としては、以下の通りです。
①自己分析を行い、過去の経験の中からガクチカになるエピソードを探す ↓ ②6つの構成に分けてガクチカを作成していく |
「自己分析で見つけた過去のエピソードに自信がない…。」と感じた場合も、不安に思う必要はありません!
万が一、自分のエピソードが弱いと感じた場合でも、企業がガクチカを評価する際に重要視するポイントをしっかりと押さえることで、魅力的なガクチカにすることができます。
この記事の後半では、「企業が学生のガクチカを評価する際に重要視しているポイント」や「6つの構成要素からガクチカを作る方法」を解説しています。早急にガクチカを完成させたい大学3,4年生の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【大学1,2年生必見】ガクチカになるエピソードを作る方法4選
比較的時間に余裕のある大学1,2年生は、周囲と差別化しやすいエピソードを作ることで、魅力的なガクチカを作っていきましょう。
ここからは、ガクチカにおすすめな4つのエピソードとそれぞれの作り方を解説していきます。
① 長期インターンに参加する
ガクチカのエピソードを今から作る時に最もおすすめなのが、長期インターンに参加することです。
長期インターンとは、数か月以上の長期間で行われるインターンのことです。実務経験を通して、より実践的なスキルや経験を積むことができるという特徴があります。
長期インターンの経験をガクチカのエピソードにする最大のメリットは、再現性の高いガクチカを作れることです。
再現性の高いガクチカとは、情報の信頼性が高く、企業側が「採用後にも我が社で同じように成果を出してくれるだろう」、「その経験で得たスキルを応用して活躍してくれるだろう」と思えるガクチカを指します。
しかし、通常の大学生活を送っている中で、このように思わせられるようなガクチカを作るのは簡単ではありませんよね…。
長期インターンでは、実務経験を通して、入社後の業務に直結するようなスキルや人間性を得ることができます。
したがって、長期インターンのエピソードは入社後に活躍する姿を想像してもらいやすく、企業から好印象を得られる可能性が高いのです。
また、長期インターンの経験は他の学生と差別化しやすいというメリットも存在します。
現状、長期インターンに参加している学生はわずか5%しかいないことをご存知でしょうか?長期インターンを経験している就活生は希少性が高く、周囲の学生と差別化しやすいのです。
以下の記事では、長期インターンに参加している大学生の割合や、みんなが長期インターンを始めたきっかけなどを紹介しています。あわせてご覧ください!
ただ、長期インターンの内定率は約10%と難易度が高いため、長期インターンに合格するためには事前準備をしっかりと行う必要があります。
ココシロインターンでは、キャリアアドバイザーが無料の面談を通して、学生1人1人にあった長期インターンの選定や選考対策を一緒に行ってくれます。
「ガクチカのエピソードを作るために長期インターンに参加してみたいかも…。」と感じた方は、ぜひキャリアアドバイザーとの無料面談をご活用ください。
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② サークルやボランティアなどの課外活動に参加する
ガクチカのエピソードを作る際は、サークルやボランティアなどの課外活動に参加することもおすすめです。
課外活動に関するエピソードは、「他の学生と被りやすくて差別化が難しそう…。」と感じるかもしれません。
しかしながら、周囲との関わり方やチーム内での立ち位置などの人間性を含めることで個性を際立たせることできるため、書き方次第で十分に周囲と差別化できるのです。
また、サークルやボランティアなどの課外活動は、ほとんどの場合学生が自主的に参加することが多いと思われます。
そのため、企業からは「主体性がある」「チャレンジ精神がある」「行動力がある」といった評価を受けやすいというメリットもあります。
課外活動の経験をガクチカにする際は、あまり頻繁に活動していなかったり、規模感が小さすぎると企業の印象に残りづらくなる可能性がありますので注意が必要です。
③ 裁量権が大きいアルバイトを始める
裁量権の大きいアルバイトを始めて、ガクチカのエピソードを作ることもおすすめです。
一般的なアルバイト経験は、多くの学生がガクチカに用いるため差別化が非常に困難です。バイトリーダーの経験でさえ、就活生の中では珍しくありません。
それに加え、経験できる仕事に限りがあるため、社会経験をしてきたとアピールするには難しいところがあります。
ですが、例えば個人経営の飲食店のような場所では、アルバイト生でも業務上の改善点を自分なりに考えたり、様々なことを任されることになります。その中で、学生は社会経験を積むことができ、その経験を選考時にアピールすることができるのです。
そのため、「周囲と差別化したうえで仕事経験をアピールしたい」という方は、色々な仕事を任せてくれそうな裁量権が大きいアルバイトに参加しましょう。
「今のうちに社会経験を積んで、誰よりも再現性の高いガクチカを作りたい。」と考えている方は、実際に企業に入って社員と同等の仕事を経験する長期インターンに参加することをおすすめします!
④ 志望先で必要な資格を取得する
志望先が専門性の高い職業である場合、志望先で必要になる資格を取得したエピソードのガクチカを作ることもおすすめです。
志望先で必要な資格を取得したエピソードは、志望度の高さや、志望先で必要な知識を持っていることのアピールに使用することができます。
また、資格取得の経験は努力できる証明にもなるため、「仕事でも地道に努力できそうだ」といった評価を受けやすい傾向があります。
したがって、専門性の高い職業を志望している方や志望先に取得が推奨されている資格がある方は、資格取得に専念し、合格までの過程をガクチカのエピソードにすることもおすすめです。
資格取得についてのエピソードをガクチカにする場合は、目標や成果を数字で定量的に表したり、取得までの過程を具体的に書くことで、自分の努力や成長具合をしっかりとアピールしましょう。
【大学3,4年生必見】過去のエピソードを使い、構成を意識してガクチカを書く方法
就活が目前と迫り、「今からガクチカのエピソードを作る時間は無い」という大学3,4年生は、自己分析で見つけた過去のエピソードを使い、ガクチカを構成立てて書くことで、魅力的なガクチカを作っていきましょう。
まず最初に、自己分析を行って、ガクチカのエピソードになる経験を探してみましょう。
「いくら思い出しても、ガクチカになりそうなエピソードが見つからない…。」という方は、「何を頑張ったか」ではなく、「何を経験してきたか」という観点で過去を見つめ直すことをおすすめします。
そうすることで、成果の大小に限らず、小さなことでも過去の自分の頑張りに気づくことができます。
これからガクチカのエピソードになる経験を探す方は、自己分析シートを活用して、迅速かつ正確に自己分析を行いましょう!
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自己分析シートでは手順に沿って自己分析を進めていくだけで、長期インターンや就活に必要な、ガクチカ、強み弱み、将来のビジョン、企業選定の軸を決めることができます。
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自己分析でガクチカのエピソードを探すことができたら、次は、そのエピソードを6つの構成要素に分けて書くことで、しっかりと言語化していきましょう。
ガクチカを6つの構成要素に分けて書くメリットは、文字数制限内で、企業がガクチカで重要視している4つのポイントをしっかりと含めることができる点です。
企業が学生のガクチカで重要視しているポイントとしては、以下の4点が挙げられます。
- どんなことに熱心に打ち込んできたか
- どうしてそれを始めたのか(モチベーション)
- 課題が生じたときにどのように解決したか
- その経験で得たものを、入社後どう活かしたいのか
上記のポイントを含めたガクチカを作る際は、そのエピソードを始めた動機や生じた課題、課題に対する解決方法、経験で得た学びなどを含める必要があります。
ここからは、上記の内容を全て含むことができるガクチカの6つの構成要素を順に解説していきます。
① 結論: どんなことを頑張ったのかを書く
まず最初に、ガクチカの主軸となる「どんなことを頑張ったのか」を取り上げ、その成果を簡潔に示しましょう。
最初の一文を結論から始めることで、誰もが読みやすいガクチカを作ることができます。ガクチカのみならず、志望理由や自己PRでも結論から書き始めることを意識しましょう。
② 動機: その「頑張ったこと」を始めた理由や目的を書く
次に、その「頑張ったこと」を始めた理由や目的を書きましょう。行動の動機の部分を伝えることで、明確な根拠をもって行動していることをアピールすることができます。
ここでは、その「頑張ったこと」を始めた目的を明確に伝えることで、あなたの主体性と行動力の高さをしっかりとアピールしていきましょう。
③ 課題: 経験の中で出た課題を書く
次に、その経験の中でどのような課題が出てきたかを明確にします。
この部分では、「その学生が課題をしっかりと捉えられているか」、「目標を適切に設定できるか」が判断されることになります。
また、その経験が自分にとってどれくらいの試練であったかも表れるため、課題や目標はできるだけ具体的に書いていきましょう。
④ 解決方法: 課題に対する取り組み方を書く
次に、課題を乗り越えるために具体的にどのようなことを行ったのか、どのように熱量やモチベーションを保っていけたのかを書きます。
ここでは、課題に対して適切な解決方法を思いつくことができる思考力や観察力などをアピールすることができます。
また、あなたの忍耐力の高さや責任感の強さ、問題解決能力の高さなどが垣間見える部分でもあるので、特に力を入れて書きましょう。
⑤ 結果: 成果を数字で書く
次に、その行動によって得た成果を示しましょう。ここでは、できるだけ数値や数量で表すことができる定量的な成果を書きましょう。
⑥ 学び: 経験の中で得た学びや、得たものを就職後にどう活かせるかを書く
最後に、経験の中で得た学びと、それを入社後の将来どのように活かすことができるのかを示しましょう。
ここでは、その経験を通して得た志望先で求められるスキルや人間性を書くと良いでしょう。
ぜひ入社後の将来をイメージしながら書いてみてください。
ここまで、6つの構成要素を意識したガクチカの書き方を解説してきましたが、実際自分が書くとなると、どのように書けばいいのかわからないという方もいらっしゃると思います。
そんな学生さんは、就活に特化した、就活生のためのES生成AI「SmartES」を使ってガクチカを作成してみてはいかがでしょうか?
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ガクチカを作る時の注意点は?
最後に、ガクチカを作る際の注意点を3つ解説していきます。
① 固有名詞は含めない
ガクチカを作る際の1つ目の注意点は、企業名や人の名前などの固有名詞は含めないようにすることです。
その理由は、志望先の競合他社や関係者の名前をガクチカに含めた場合、あなたの評価が下がる可能性があるからです。
図らずも、何らかの関係がある企業や人物の名前をガクチカに含めてしまった場合、そのことがどのように学生の評価に関わるかわからないため、固有名詞は含めないようにすることが妥当だと言えるでしょう。
また、今あなたが所属する長期インターンやアルバイトなどの組織の守秘義務を考慮するという観点からも、業務で関わった企業や人物の名前を伏せる必要があります。
以上の2点の理由から、ガクチカを作る際は、企業名や人物名などの固有名詞は含めないで書くことをおすすめします。
② 専門用語を使いすぎない
ガクチカを作る際の2つ目の注意点は、専門用語を含めすぎないようにすることです。
その理由は、伝えたいことが正確に伝わらない可能性や、あなたの人柄が伝わるエピソードの分量が少なくなる危険性があるためです。
とくに、長期インターンや学業についてのガクチカを作る方は、実務上で使用する専門用語や学んだ専門知識を多用して、「専門性の高さをアピールしたい!」と思っている方が多いと思います。
そんな方は、専門的な内容に偏りすぎず、自分自身の人間性が伝わるエピソードもしっかりと含めるように注意しながらガクチカを作るようにしましょう。
③ 企業側が求める人物像から離れすぎないようにする
ガクチカを作る際の3つ目の注意点は、企業側が求める人物像から離れすぎないようにすることです。
その理由は、ガクチカの内容が企業が求める人物像からあまりにもかけ離れていると、企業研究が甘いと思われる可能性があるからです。
したがって、志望企業の求める人物像に無理やり寄せる必要はありませんが、離れすぎないよう十分に注意してガクチカを作るようにしましょう。
「志望先の企業が求める人物像がわからない」という方は、志望先のHPを確認したり企業説明会に参加するなどして、まずは志望先の企業研究を深めましょう。
魅力的なガクチカを作ることで、就活を有利に進めよう!
今回は、ガクチカにおすすめのエピソードの作り方と構成を意識したガクチカの書き方という2つの要点で、魅力的なガクチカを今から作る方法をご紹介しました。
大学1,2年生の方は、周囲の学生と差別化しやすいエピソードを今から作ることで、魅力的なガクチカを作っていきましょう。
なかでも、ガクチカの題材としておすすめなエピソードは、大学生活ではなかなか得ることができないスキルや実務経験を得られる、長期インターンです。
長期インターンは周囲の学生と差別化できるガクチカを作れる絶好の場であり、スキルアップの場としても大変おすすめです!長期インターンに参加する他のメリットについて知りたい方は、合わせて下記の記事も参考にしてみてください。
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大学3,4年生の方は、6つの構成要素を押さえてガクチカを作ることで、魅力的なガクチカを作っていきましょう。
「結論→動機→課題→解決方法→結果→学び」の6つの構成要素を押さえてガクチカを書くことで、簡潔かつ情報量の多いガクチカを完成させることができます。
この方法で、読みやすく、かつ熱意が伝わるガクチカを書いて、他の学生さんよりも頭一つ抜けた魅力的なガクチカを作っていきましょう!
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FAQ(よくある質問)
最後に、今からガクチカを作ろうと考えている方が抱きやすい2つの疑問とそれに対する答えを2つほど用意しましたので、ぜひ参考にしてください。
Q.ガクチカを作る時は、エピソードをいくつ用意すればいい?
A.ガクチカのエピソードは、2~3個ほど作るのが理想的です。
ESでは基本的に1つ分のエピソードしか記入する必要がありませんが、面接選考ではESで書いたガクチカ以外のエピソードを求められる場合が非常に多いです。
例えば、「その経験を別の場所で活かしたことはありますか?」「あなたの○○な人間性が表れている別のエピソードはありますか?」などの質問から、別のエピソードを話すよう促される可能性が高いです。
そのため、就活の際はガクチカのエピソードは2〜3個用意しておくのが理想的だと言えるでしょう。
Q.おすすめのガクチカ作成ツールは?
A.ガクチカの作成や添削を無料で行うES生成AI「smartES」がおすすめです!
「smartES」は、ガクチカと志望動機の作成や添削を行う、就活に特化した生成AIです。
「smartES」は、無事就活を終えられた先輩方10万枚分のESを学習元とし、合格するガクチカの特徴を熟知しているため、限りなく合格に近いガクチカを作成することができる生成AIです。
また、入力フォーマットが形式化されているため、それに従って「質問」「業界」「文字数」「質問に対する回答(箇条書き)」を入力するだけで、誰でも簡単にガクチカを作ることができるという特徴を持っています。
これからガクチカを作る方の中で「短時間で良質なガクチカを作りたい!」と感じている方は、ぜひご活用ください!
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まとめ
この記事を要約すると以下の通りになります。
- 今からでも、魅力的なガクチカは作れる!
- 大学1,2年生の方は、ガクチカのエピソード作りから始めよう
- 大学3,4年生の方は、自己分析でガクチカになる経験を探し、構成に沿ってガクチカを作ろう
- 再現性の高いガクチカを作る時は、長期インターンに参加するのがおすすめ
この記事では、ガクチカのおすすめエピソードや、6つの構成要素からガクチカを書く方法、ガクチカを書く際の注意点について解説していきました。
超頻出質問のガクチカ。ガクチカは学生が平等に与えられるアピールの機会であり、ここで差別化を図ることができれば頭一つ抜けた就活生になれるでしょう。
そのため、ぜひ今回の記事を参考にすることで、他の学生よりも印象に残るような魅力的なガクチカを今から作っていきましょう!
この記事があなたの参考になれば幸いです。
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