【例文付き】アルバイトを長く続けたことを活かして、人事から良い評価がもらえるガクチカの書き方を解説!

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略称で、就活では、面接官に対する自己アピールの一環として非常に重要なものです。アルバイトを長く続けたことのある人は、その経験をガクチカに書こうと考えている人も多いのではないでしょうか?

この記事では、アルバイトを長く続けた経験を人事に刺さるガクチカのエピソードにするポイントやガクチカの書き方を紹介します!また、記事の最後にアルバイトを長く続けたガクチカの例文を載せているので、ガクチカを書き始める前にぜひ参考にしてみてください!

こんな人に読んでほしい

  • 長く続けたアルバイトのことをガクチカにしようと思っている人
  • ガクチカの書き方がわからない人
  • アルバイトを長く続けたことをアピールしたいこと

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​​​​アルバイトを長く続けたことはガクチカに有利?

結論から言うと、アルバイトを長く続けたことだけではガクチカとして有利になることありません。ガクチカで一番重視されるのは「過程」の部分です。

アルバイトの経験の中でうまくいかなかったことや、大変だったことを解決するために、どんなことを意識して行動したのかを人事は見ています。アルバイトを長く続けたことに加えて、「アルバイトを通してどのようにスキルを身につけたのか」や「アルバイトで今後の糧になった経験」を具体的に伝えるようにしましょう。

人事はアルバイトのガクチカのどんな所を見る?

人事がアルバイトのガクチカを見る時、しっかりと企業に貢献してくれる学生を見極めるために様々なことを意識してガクチカを見ています。人事がどのようにガクチカを見ているか事前に把握した上で、人事に刺さるガクチカを作りましょう!

① 学生がその企業の社風と合うか

人事がアルバイトのガクチカを見るポイントの1つ目は、学生がその企業の社風と合うかです。人事は、ガクチカでの経験からその学生が企業の社風と合うかどうかを見極めようとします。

学生がガクチカを通して身につけた経験やスキルがその企業との社風と合うならば、その企業で活躍してくれることが見込めるからです。

そのため、ガクチカを書く時は事前に受ける企業の社風を把握してから書くとアピールしやすいガクチカを作ることができるでしょう。

② 問題解決能力があるか

人事がアルバイトのガクチカを見るポイントの2つ目は、問題解決力があるかどうかです。

問題解決力がある学生は困難な状況でも、主体的に行動することができます。またうまくいかないときも、諦めずに常に考えながら改善しようとします。このような姿勢を持つ学生は企業に良い影響を与えるため、企業にとっては喉から手が出るほど欲しい人材なのです。

だからこそ、アルバイトのガクチカを書く時は、どのような課題に直面して、その課題をどのように解決したかをガクチカの中でアピールするようにしましょう。

③ 自社に貢献してくれる人材かどうか

人事がアルバイトのガクチカを見るポイントの3つ目は、自社に貢献してくれる人材かどうかです。

ガクチカの中で身につけたスキルやリーダーシップを発揮した経験は入社した後にも活きるので、このようなスキルや経験を使ってどのように企業に貢献できるかしっかりとアピールしましょう。

どのように企業に貢献するのかという将来ビジョンをしっかりと言語化できると、人事もポテンシャルがある学生だと認識してくれます。

責任感があるか

人事がアルバイトのガクチカを見るポイントの4つ目は、責任感があるかどうかです。今後社会に出るとプロジェクトを任されたり、マネージャーになって部下を持つなど、責任を背負わなければならないことがあります。

うまくいかないことがあっても諦めずに頑張る姿勢があることをアルバイトのガクチカの中で書くことができれば、責任感があることを人事にアピールすることができるでしょう。

学生のモチベーション

人事がアルバイトのガクチカを見るポイントの5つ目は、学生のモチベーションです。先程、企業はできる限り長く勤めてくれる学生を求めているとお伝えしました。そのような学生を見極めるために人事がもう一つ意識して学生を見ていることがあります。それは「学生のモチベーションの源泉は何か」です。

社会人になったら、平日、時には土日も仕事をやらなければならないため、モチベーションや仕事に対するやりがいがないと続けることができません。入社前は仕事に対してやる気があっても入社後に実際の業務と理想にギャップが生じて、モチベーションがなくなる人は非常に多いです。

厚生労働省の調査によると、大卒者は31%もの人が早期退社をしています。だからこそ、人事は、早期退社を防ぐためにも自分がどんな時にモチベーションを維持できるかしっかりとアピールできる学生を求めているのです。

人事に刺さるアルバイトのエピソード

ではアルバイトの経験を話す時、具体的にどんなエピソードが人事に刺さりやすいのでしょうか?アルバイトを長く続けていると、いろんなエピソードがあってどの話を使おうか迷う人も少なくないと思います。

ここからは、実際に人事の方からきいたおすすめのエピソードを二つ紹介します!

① リーダーやマネージャーのエピソード

人事に刺さるアルバイのエピソードの1つ目は、リーダーやマネージャーの経験をしたエピソードです。

このような経験が人事から良い評価を得られる理由は以下の通りです。

  • 責任感の強さのアピールになるから
  • チームワーク、コミュニケーション能力のアピールになるから

実際にバイトで責任者として働いた経験はそれだけで責任感が強いことのアピールになります。新卒入社一年目でいきなり責任者のポジションを任されることはなかなかありませんが、責任者としてのポテンシャルがあると人事は評価するので、他の学生と差別化を図ることができます。

また、アルバイトでリーダーポジションを務めていると部下など他のバイトの人とコミュニケーションを取る機会が多いと思います。個人の業務指導やメンタルケア、組織の管理や人に対するアプローチのやり方など、具体的に人事にアピールできると企業に貢献してくれるいい人材だと評価してもらいやすくなるでしょう。

② 自分で解決策を打ち出し、課題を解決したエピソード

人事に刺さるエピソードの2つ目は、困難にぶつかった時どのように試行錯誤して解決したかというエピソードです。仕事をしていると何かしらの課題やうまくいかないことにぶつかることがあります。

その際、答えがない課題を努力して自分なりに解決しようとする問題解決力が非常に重要になっていきます。アルバイトをしていたときに直面した課題をどのように試行錯誤して解決に至ったかアピールしましょう。

そうすることで人事は、学生がうまくいかない時、諦めずに色々と試して、さらに成長しようとする前向きな学生だと評価してくれるはずです。

長く続けたアルバイトをガクチカとして使う時の書き方

ここまで、長く続けたアルバイトを魅力的なガクチカにするコツや人事受けするエピソードをお伝えしました。ここからは、ガクチカをより具体的かつ簡潔にわかりやすい文章にするためのコツを紹介します。

ガクチカを書く際は今から紹介する書き方を参考にしてみてください!

① 結論

ガクチカの書き始めは結論から書くようにしましょう。

結論を見ただけで人事はガクチカの本質をすぐに理解することができ、それによって後に続く補足の説明も理解しやすくなります。

また結論から書くと論理的な構成で書きやすくなるので、全体で見てもわかりやすくなります。

② 困難・課題、状況

結論を書いたら、次は結論に対する補足の部分に入ります。結論の次は「課題や困難、状況」を具体的に書きます課題と困難は先ほど紹介した、自分で解決策を打ち出したエピソードにあたります状況はリーダーやマネージャーを経験したエピソードに該当します

人事にわかりやすく伝えるためにも具体的かつ簡潔に書くように心がけましょう!

③ 経緯

次は困難や課題を解決した経緯や状況の詳しい説明を書きましょう。

これは何度もこの記事でお伝えしてますが、うまくいかないことに対して諦めずに、色々な手段を試して解決しようとする姿勢は人事にとても刺さります。

うまくいかない時の感情をしっかりと言葉にして、それでもなぜ諦めずに頑張れたのか、そのモチベーションになったものを一緒に書けると良いでしょう。

④ 結果

最後はアルバイトを長く続けた結果、どのようになったかを書きましょう。様々な経験をしてきた中でどのように成長したか、またその中で学んだことを人事が第三者目線でもわかるように書きましょう。

相手にわかりやすく伝える時は定量的に結果を表現すると良いでしょう。定量的に表現するとは、数字を使って結果を書くということを言います。

「改善しました」や「成功しました」など、曖昧な表現を使うよりも「OO%回復しました」O件改善しました」という表現の方が人事にわかりやすくアピールすることができます。

魅力的なガクチカを持っていても、伝え方が悪いと、人事にガクチカの本当の良さを伝えることができません。そのためガクチカを作るときはしっかりと人事に伝わる内容かどうか、第三者に何度もフィードバックをもらうことがおすすめです。

その際、特に就活に詳しいプロからみてもらうと安心です。しかし就活のプロなんて身近にはいないですよね…

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【例文付き】長く続けたアルバイトのガクチカ例文3選

ここまで紹介したことを踏まえて、長く続けたアルバイトのガクチカの例文を三つ用意しました!

ガクチカを書く際に参考にしてください!

①マネージャー経験①(352文字)

三年間務めたレストランでのバイト経験の中で私はマネージャーとして業務フローの改善に注力した。当時のレストランは作業効率が低く、スタッフ間のコミュニケーションも不足していたため、サービスに支障をきたしていた。私は業務プロセスを分析し、作業手順の最適化とスタッフ教育プログラムを導入することで、全体の業務効率を20%向上させた。また、幹部陣で定期的なミーティングを設け、スタッフのモチベーション管理にも力を入れた結果、チーム全体の責任感が高まり、顧客からの満足度が約10%改善された。この経験から、問題を洗い出し改善策を実行に移す「問題解決能力」と、スタッフを効果的に指導し結束力を高める「マネジメント能力」、さらには円滑なコミュニケーションを取る能力を身につけることができた。

②マネージャー経験②(248文字)

私はコンビニエンスストアでマネージャーを務めました。スタッフの入れ替わりが激しく、業務の効率がよくない時期がありました。その状況に対応するために私は2つの施策を行いました。それは新人スタッフ向けのトレーニングプログラムの導入とコミュニケーションと役割分担の見直しです。特に数字を使った成果の可視化に注力し、スタッフの責任感を高めることを意識しました。その結果、スタッフの定着率が前年比20%向上し、顧客満足度も10%改善しました。この経験から、課題解決力とコミュニケーション能力が身につきました。

③課題を解決した経験(319文字)

私は三年間続けた飲食店のバイトで、ランチタイムの混雑解消に取り組みました。私はスタッフの一員でしたが、お店のサービス向上に貢献し、顧客満足度を高めたいという想いがありました。ランチタイムは客数が急増し、注文が殺到するため、従来の紙ベースのオーダーシステムでは提供までの時間が長くなり、クレームが多発していました。そこで私は、オーダーをタブレットで取るシステムへの切り替えとスタッフの配置変更を提案し、実行に移しました。その結果、注文処理の迅速化が図られ、以前に比べてクレームが50%減少し、顧客満足度調査でも20%の向上が見られました。この改善により、店舗のサービス品質が顕著に改善され、店全体での協力体制が確立されたことを実感することができました。

ガクチカ作成を効率的に行うには、生成AIを活用しましょう!

実は今回紹介した3つの例文は全て生成AIを活用して作成しました!生成AIサービスの中でオススメなのが「SmartES」です。

SmartESとは、10万件の選考に通過したESのみを学習している「就活に特化した」生成AIサービスです。ガクチカだけでなく、ES・志望動機の生成や添削をAIが行ってくれるので、効率的にES作成が行えます。

またSmartESは、ガクチカなら150字〜500字、志望動機・ESなら100字〜800字の中から希望する字数で作成することができます!

ガクチカを書くときはぜひSmartESを使ってみてください!

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SmartESの強みは以下の4つです!

  • 数々の選考を勝ち抜いてきた10万本以上の良質なESをもとに生成しているため、就活に最適化されたESを出力できる!
  • 入力するべきことがフォーマット化されていて簡単なので、複雑な指示は必要ない!
  • 企業のURLを入力するだけで、その企業に合った志望動機を出力することが可能!
  • 自分一人ではやりづらい添削もAIがやってくれる!

「ESやガクチカでどんな文章を作ればいいかわからない……」「作れたけどちゃんと良いものになってるか不安……」という人はES生成AIを使ってみてはいかがでしょうか?

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まとめ

この記事を要約すると以下の通りになります。

この記事のまとめ
  • アルバイトを長く続けたことだけでは、ガクチカに使えない。
  • ガクチカを通して何を学んだのか、そして何を成し遂げたのかが重要。
  • アルバイトのガクチカは、リーダーシップを発揮した経験と、課題を解決するために試行錯誤した経験を書くとアピールしやすい。
  • ガクチカは、結論→困難・課題・状況→経緯→結果の流れで書くといい。
  • ガクチカを書く時はSmartESを使って書くと良い。

この記事では、アルバイトを長く続けた経験を活かして、人事にアピールできるガクチカを作るためのコツを紹介しました!

アルバイトをガクチカに使う人はかなり多いので、アルバイトのガクチカを書く時は今回紹介したコツを意識して周りと差別化できる内容を書くようにしましょう!

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

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