インターンを応募する際に必ずと言っていいほど求められるエントリーシート。多くの学生は「どう書けば企業に印象の良いエントリーシートをかけるのか」や「エントリーシートで落とされたけどどこがいいのか分からない」などの悩みを抱えていると思います。
エントリーシートの書き方をマスターするだけで就活が一気に自分の物になります。今回はエントリーシートを書くための準備の仕方から、内容チェックの仕方まで詳しく解説していきます！
このような人に読んでほしい
- 書類選考でよく落ちてしまう学生
- エントリーシートをどう書けばいいのか分からない学生
- 受かるためにはどんなポイントに注意してエントリーシート書けばいいのか不安な人
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる！
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる！
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい！
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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インターン先の企業がエントリーシートを求めること
まず、エントリーシートを書くためには相手が求めていることが何かを知る必要があります。実際何を見て判断しているのか理解することでより注力した方がいい点を知ることができます。
結論、企業が見ているポイントは大きく2つあります。
- 学生が学びたいこと/やりたいことが自社のインターンで実現できるかどうか
- 学生のやる気がどのくらいなのか
1. 学生が学びたいこと/やりたいことが自社のインターンで実現できるかどうか
企業は学生がインターンで学びたいことややりたいことが自社で実現できるのか判断しています。
企業としては学生にインターンでやっていただきたい業務はある程度決まっています。そのため学生がやりたいこととインターンでできることが異なっていると学生のモチベーションを保つことは難しいですし、次につながる可能性が小さいです。
そのため、その企業のインターンでは何ができるのかをしっかり調べ、自分がやりたいことができるところにエントリーシートを出すといいでしょう。
2. 学生のやる気がどのくらいなのか
2つ目に、企業は学生がインターンに対してどのくらいのやる気があるのか見ています。長期インターンは5%しか合格することができない狭き門であるため、企業はできるだけやる気や熱意のある学生を採用しようとしています。
そのため、「自社についてどのくらい調べられているのか」や「自分のやりたいことや学びたいことがその企業でなければならないのか」など学生のやる気が読み取れる内容だと、合格率も高くなるでしょう。
エントリーシートでは何が聞かれるの？
自己PR
まず自己PRを聞かれることが多いです。
自己PRを書く際には、自身のスキルや能力、人物像を適切にアピールすることが重要です。以下のような順序で書くと良いでしょう。
- 自身の持つスキルや経験、強みや特徴、これまでの成果などを整理する。
- 企業が求める人物像や業務内容に合わせて、自己PRを作成する。
自己PRを記載する際には、以下のポイントに注意して記載することが大切です。
自己PRでは、自身が持つスキルや能力、人物像を具体的な事例を挙げてアピールすることが重要です。
プロジェクトでのリーダーシップ経験や、問題解決のために行った具体的なアプローチなど、具体的な事例を挙げることで、自身の能力を説得力を持ってアピールすることができるでしょう。
企業が求める人物像や業務内容に合わせて、自己PRを作成することが重要です。
例えば、企業が求めるのがチームワーク力であれば、自身がチームで働いた経験や、コミュニケーション能力をアピールしましょう。
志望動機
二つ目に志望動機が聞かれる場合が多いです。志望動機を聞くことで主に企業とのマッチ度を図ることができます。
志望動機を書く際には、企業の求める人物像や業務内容に合わせて適切に記載することが重要です。書く準備は以下の通りです。
- 企業のウェブサイトや求人情報などから、企業が掲げるビジョンやミッション、事業内容、業界動向などを調べる。
- 自身が持つスキルや経験、興味や関心事、将来のキャリアプランなどを結びつけ、企業で働くことによって実現したいことを記載する。
志望動機は、エントリーシートの中でも特に重要な項目です。
企業側は、応募者がなぜその企業で働きたいと思っているのかを知りたがっています。企業のビジョンやミッション、業界動向などについて十分に調べ、自身のスキルや経験を結びつけた志望動機を記載することで、企業側にアピールしましょう。
志望動機の記載にあたっては、具体的で説得力のある内容を記載することが大切です。また、丁寧かつ分かりやすく記載することが重要です。志望動機をしっかりと記載することで、企業側に自身の熱意や興味を伝え、選考の通過率を上げることができます。
また、以下の記事でインターンの志望動機の書き方についてまとめています！合わせて読んでみてください！
学生時代に頑張ったこと「ガクチカ」
学生時代に頑張ったこと、略して「ガクチカ」は一番聞かれる質問であり、企業が学生を知る上で一番手っ取り早い質問となっています。そのため、ガクチカを完璧にしておくことは必須事項とも言えます。
ガクチカは、
- 「どのような経験をしたのか」
- 「どのような役割を担ったのか」
- 「難しい部分はどこだったのか」
- 「何を学んだのか」
- 「どのような成果を出したのか」
の順番でを細かく記述する必要があります。
どんな細かい体験談でもいいので細かく細分化し日常的に考えられているということがアピールできるだけでも魅力的です。
就活でもガクチカはよく聞かれます。「そんなに学生時代何もしてこなかったよ」「他の人より秀でているガクチカなんて無いよ」と悩んでいる学生も少なからずいると思います。
就活で一番使えるガクチカは長期インターンの体験となっています。業務を実際に行った経験や成果を追うため具体的な数字を出しながら説得力のあるガクチカを作成することができます。また、期間が1ヶ月〜3ヶ月といった長期インターンもあるため就活直前の学生にもおすすめです。
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる！
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる！
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい！
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう！
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ビジョン / 夢
最後に将来どうなりたいのか、どのような職につきたいのかなどのビジョンや夢を聞かれる場合が多いです。将来を見据えて行動ができているのか、そのためには何が必要なのか考えられているのかなどを見られています。
書く順序としては
- 自分のビジョンや夢を考えてみる
- 自分がそのビジョンや夢を叶えるために足りないことを上げる
- 足りないことを補うためにやることをまとめる
- それがどの企業でできるか企業分析を行う
となっており、自己分析、企業分析がきちんとできていないと説得力や納得の行く文章にならないことが難しいポイントです。
今までの自己分析と企業分析の応用となっているため悩む学生も多いと思います。友達や先輩と話しながら考えたり、就活エージェントを使いながらビジョンについて考えてみると良いでしょう！
エントリーシートを書くときのポイント3選
エントリーシートを書くポイントは大きく3つあります。このポイントを抑えるだけで企業受けの良い回答を書くことができるようになります。
1. 結論から書く
まず、結論から書くことを心がけましょう。結論を最初に提示することで、読み手にとって重要なポイントが明確になり、文章の理解が容易になるからです。
企業の方から「結局何が言いたいの？」と思われる文章にならないことが、一番のポイントになります。
また、このように結論から文章を書いていく方法をPREP法と言います。
結論（Point）/ 理由（Reason）/ 具体例（Example）/ 結論（Point）このような順序で書くと伝えたいこととその理由、その理由に至った経緯が伝わりやすくなります。
2. 結論の根拠となるエピソードを書く
結論の根拠となるエピソードを具体的に書きましょう。数字が入っているとより説得力を増します。
例えば、
「インターンで架電業務に励みました」
という文章も以下のように数字を入れながら説明することで説得力を持った文章にすることができます。
「私はインターンシップで、架電業務に積極的に参加しました。2ヶ月でtoCの学生向けの商材について100件アポイントを取ることが目標でした。目標達成のためにやらなければいけないことをリストにまとめて毎日かかさず業務を行いました。その結果、1ヶ月半で100件アポイントを取ることができ、お客様とのコミュニケーションを通じて、自分に〇〇が足りないことも理解することができました。」
※架電業務：電話で訪問や面談のアポイントを取る仕事。顧客リストをもとに電話をかけ、自社のサービスを紹介して商談の約束を取り、次の営業活動につなげるきっかけを作ります。
長期インターンの経験のエピソードは数字を元にして具体的に話しやすいため、長期インターンのエントリーシートのみならず、就活にも使うことができます！
3. 企業が求める人物像にマッチしていることをアピールする
企業が求める人物像にマッチしていなければインターンで受かることも難しくなってしまいます。しかし、「私が企業の求める人物像にマッチしているかわからない、、、」と落胆していてはいけません。
まず、企業の価値観とミッションを理解しましょう。その後、新卒採用を行っているのであれば、新卒採用専用ページにある程度どういう学生を採用するのか書いてあります。
自分が企業に求める人物像を理解し、その人物像になるようなエピソードを書くとより受かりやすくなります。自分だけのことを考えるのではなく、企業のこともしっかり調べ、適応していくことも大切です。
インターンのエントリーシート回答例文
私の強みは大学で学んできたマーケティングの基礎知識や分析手法だと考えています。企業の商品やサービスの魅力を上手く伝えるプロモーション力を磨きたいです。また、これまでのアルバイト先で培ったお客様対応の経験も強みだと自負しています。コミュニケーション能力に定評があることから、将来的に営業職やプロモーターとして企業の市場獲得と売上拡大に尽力したいという思いがあります。インターンシップでは実務を通じて自身の適性を確かめたいです。(212文字)
貴社の提供するサービスが社会課題解決に資する点に共感を覚えました。特に女性の社会進出と就業継続の支援に注力されている姿勢が印象的でした。私も将来的には女性のキャリア形成を後押しする立場で働きたいと考えており、インターンを通じて貴社の取り組みを学びたいです。併せて経営戦略、ブランド構築の実務を間近で見聞きし、自身のスキル向上に活かしたいです。(171文字)
大学2年次から服飾系のアルバイトで接客業務を経験しました。来店者への商品説明や購入促進、レジ操作を担当する中で、コミュニケーション能力とお客様対応力が身に付きました。また、学業とアルバイトの両立に努めることで時間管理能力も養うことができました。
在学中は国際交流サークルに所属し、留学生との交流イベントを企画運営することで、外国人とのコミュニケーションノウハウを学べたのでこれらの経験をインターンシップでも生かしていきたいです。(213文字)
長所は、明るい性格でどんな人とでも気軽にコミュニケーションが取れる点です。学生時代のアルバイト先では、お客様との対面業務を通じて接客スキルを身に付けることができました。短所は、人任せの性格がある点かと思います。グループワークの際には自発的にリーダーシップを取ることが苦手で、先回りできるよう意識しています。インターンシップでは、自身の短所改善にも取り組みたいです。(182文字)
長期的なビジョンとして、女性が働きやすい環境を整備することで、女性のエンパワーメントと社会進出を後押しする立場に就きたいと考えています。夢はコンサルティング会社での勤務を通じて、様々な業種・企業の女性活躍推進についてアドバイスできる専門家になることです。インターンシップで学んだ事業戦略やブランド力の向上施策が、その実現へ向けた入り口になると信じています。(178文字)
インターンのエントリーシートの注意点
証明写真は3ヶ月以内に撮ったものを使用する
証明写真は3ヶ月以内のものを使用しましょう。証明写真については以下の記事で詳しくまとめてあるので合わせてみてみましょう。
締め切りに間に合うように提出する
締め切りに間に合わなくては元も子もありません。応募したいインターンのエントリー締め切り日をスケジュール帳にまとめるなどしましょう。
エントリーボタンを押すだけだと考えている学生もいますが、エントリーシートも同時に提出しなければ、応募が認められない場合がほとんどですので、一度確認しておくと良いです。
この記事まとめ
- 回答は結論から！
- エントリーシートを書く前に企業について自分についてよく理解しておく
- 企業はエントリーシートで学生とのマッチ度をみている
ぜひ、今回ご紹介したポイントを押さえてインターンのエントリーシートを書いてみてください。エントリーシートに対してまだ疑問点や不安があれば、ココシロインターンにご相談ください。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる！
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