長期インターンを始めると、「長期インターンでの業務や環境についていけない。どうしよう…。」と感じることがあるでしょう。
そう感じるのはとても当たり前のことです。ほとんどの学生は長期インターンに参加して初めて社会人と同等の業務を任されるからです。
今回は「最近長期インターンについていけない、どうしよう。」「何をすればこの現状から打開できる?」と感じている学生さんに向けて、長期インターンについていけないと感じてしまう原因別の対処法を解説していきます。
記事の後半には、実際に同じような状況に陥ったことがある現役長期インターン生の体験談も載せています。先輩長期インターン生の乗り越え方を参考にすることで、長期インターンについていけない現状を打破していきましょう!
このような人に読んでほしい
- 長期インターンがつらい、自分はついていけていないと思っている人
- 長期インターンについていけないと感じた時の対処法を知りたい人
- 長期インターン生の実際の声を聞いて、長期インターンの内情を知りたい人
この記事には広告を含む場合があります。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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「長期インターンについていけない」と感じてしまうのは自分だけ?
長期インターンに参加する中で、「長期インターンについていけない…」と感じることは決しておかしいことではありません。実はほとんどの長期インターン生がそのように感じた経験があります。
そのため、万が一今「長期インターンについていけない…、どうしよう。」と感じていても、あまり思いつめすぎないでくださいね。
この状況に陥った学生さんにとって最も大切なことは、この現状を自ら積極的に変えていくことです。現在長期インターンについていけなくて悩んでいる学生さんは、この記事を通して自分なりの対処法を見つけてみましょう!
「長期インターンについていけない」と感じる原因は?
学生が長期インターンについていけないと感じた時、具体的に何をすればいいのでしょうか?
具体的な対策を探すため、まずは自分が今長期インターンについていけないと感じてしまう原因を解明しましょう。
長期インターンについていけないと感じる原因を明確にすべき理由としては、より効果的な対処法を発見できたり、今後また同じ気持ちに陥ることを防止できるからです。ここで簡単に、自分が長期インターンについていけないと感じる原因を分析してみましょう。
【ついていけない原因を簡単に分析する方法】
1.業務内容を整理する
↓
2.自分が今できている部分とできていない部分を評価する
↓
3.できていない部分に着目し、何がネックとなってできていないのかを書き出す
この3点をノートやパソコンなどに順序立ててまとめて頭の中を整理することで、何が原因で上手くいっていないのかを明確にしてみましょう。ちなみに、学生さんが長期インターンについていけないと感じてしまう原因は、一般的に以下の5つが考えられます。
- 業務に慣れない
- 長期インターンや業務へのモチベーションが下がっている
- 人間関係や職場の雰囲気に溶け込めない
- 周りと比べて自分の能力が足りないと感じる
- 長期インターン先との相性が悪い
長期インターンについていけない時の原因別の5つの対処法
自分が長期インターンについていけないと感じる原因を見つけられたでしょうか?ここからは、長期インターンについていけない原因別の対処法を5つほどご紹介します。自分に該当する原因に対する対処法を、ぜひ参考にしてみてください。
1.業務についていけない場合
いつまでたっても業務に慣れないことがついていけない原因だと感じる学生さんは、その旨を上司や先輩に相談してみましょう。
なぜならば、学生は上司や先輩に相談することで、長期インターンについていけない現状を解決するための適切な支援やアドバイスを受けることができるからです。
どう相談したらいいか迷っている学生さんは、
- 業務の進め方や自分に求められている成果などをもう一度確認したい
- なぜ自分が業務についていけないのか、課題がどこにあるのかを教えてもらうことで、自己成長に繋げたい
- 自分も今任されている業務で成果を出したいので、成果を出すノウハウや今自分に足りない動きを知りたい
といった相談内容でアプローチしてみると良いでしょう。
上司や先輩に相談した中でいただいたフィードバックはしっかりと受け入れ、作業効率やパフォーマンスの向上につなげていきましょう。
また、上司や先輩はあなたが積極的に行動して頑張っている姿や人に相談して様々なことを吸収しようとしている姿勢を見ています。ぜひ積極的に行動量と質問量を増やしてみてください。
2.モチベーションが下がり業務についていけなくなっている場合
業務や長期インターンに参加していること自体へのモチベーションが下がっていることがついていけない原因だと感じる学生さんは、長期インターンに参加した目的を今一度明確にしましょう。
そうすることで、長期インターンの中でどんな経験やスキルを得たいのかが明確になり、努力の方向性がはっきりすることによって再度モチベーションを高めることができます。
ちなみに、学生が長期インターンへ参加する目的としては以下のものがよく挙げられます。
- 志望先の業界や企業で必要となる特定のスキルを得たいから
- 社会に出る前に、一足早く実務経験を積んでおきたいと思ったから
- 他の人と差別化できるスキルや経験を得て、就活を有利に進めたいから
- 起業のノウハウを学びたいから
数ある目的の中でも、特に「就活を有利に進めたいから」という目的で長期インターンに参加している学生さんは多いと思います。そんな方の中には、長期インターンに参加しただけで満足してしまっている方もいるのではないでしょうか?
そんな方は、「印象強いガクチカを作るために成功&失敗体験を得る」「他者との差別化のために志望業界で必要なスキルを得る」などのように、就活を有利に進めるために自分が長期インターンで得るべきものを明確にしましょう。具体的な目標が見えることで、長期インターンへのモチベーションを取り戻しつつ就活で活かせる経験を確実に積むことができるでしょう。
3.長期インターン先の人間関係についていけない場合
職場の人間関係についていけないと感じる学生さんは、コミュニケーションを積極的に取ることを意識してみましょう。
会社での人間関係は、学校やバイトでの人間関係とは全く異なると感じるかもしれません。しかし、どのコミュニティでも結局会話量などの接触回数の多さが円滑な人間関係に繋がることに変わりはありません。そのため、勇気を出して積極的にコミュニケーションをとってみましょう。
また、会社を起業した方々や会社の「上司」という今までに関わったことのない層の大人達との会話の仕方がわからず、なかなか円滑に話すことができないと感じることもあるでしょう。
しかし、学生のうちからそういった大人達と話す練習ができるのが長期インターンの魅力です。とにかく会話量を増やして、就職後にも役立つ話し方や礼儀などのビジネスマナーを身につけていきましょう。
4.周りと比べて自分の能力が足りないからついていけないと感じている場合
周りと比べて自分は能力が足りないと感じる学生さんは、一度「最初からできる人はめったにいない、できないのは当たり前」とポジティブに考えてみましょう。
ポジティブに考えることで、あなたの前向きな姿勢がチームの雰囲気にいい影響を与えたり、コミュニケーションの機会が増えて人間関係の輪が広がったり、失敗に対する抵抗がなくなることで成長につながる仕事にどんどん挑戦できたりと、様々な良い効果が生まれます。
大切なのは困難や失敗にもめげず、解決方法を探したり、必要な知識を自ら学習することです。実際、成果を出す長期インターン生は先輩に本をおすすめしてもらったり、練習を頼んだりして常に自分をアップデートしています。
明るく前向きに、ここから一緒に成長していきましょう!
5.そもそも長期インターン先と相性が良くなくてついていけない場合
「しばらく考えていみたけれど、今の業務内容や職場環境が自分に合っている気がしない…」と感じた学生さんは、思い切って違う長期インターン先を見つけてみるという選択肢もあります。
新たな長期インターン先を探そうか迷っている学生さんは、一度「ココシロインターン」のキャリアアドバイザーに相談してみるとよいでしょう。
キャリアアドバイザーとの会話の中で、もしかしたら今の長期インターン先で自分がやれそうなことがまだあることに気づけるかもしれません。
また、「本当は理想の働き方があるのに、今はぼんやりとしか想像できない」と感じている場合でも、自分の理想とする働き方や職場環境をわかりやすく言語化してもらえることで、今より自分に合った長期インターン先に出会えるかもしれません。ぜひ活用してみてくださいね。
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【体験談】長期インターンについていけないと感じていたけれど…
ここからは、実際に「長期インターンについていけない…」と感じたことがある現役長期インターン生3人の体験談をご紹介します。先輩が長期インターンについていけないと感じていた状況からどのように立ち直ったのかを知ることで、現状を打破するためのヒントを得られるかもしれません。ぜひ目を通してみてください!
M大学3年 長期インターン歴1年 Aさんの体験談
私は、社会で広く通用する営業スキルを身に着けたいと感じ、営業職の長期インターンへの参加を決めました。長期インターン先では、顧客のヒアリングや提案書作成などの不動産賃貸仲介営業を行っていました。私は入社から3か月が経っても月間の目標値に達することができず、数字が出せない焦りの中で、「自分はこの業務に向いていない、ついていけない…。」と感じるようになっていきました。その時は長期インターンを辞めることも考えましたが、ここで頑張れば就活や就職後にも役立つ営業スキルや困難に対してもあきらめないメンタルを身につけられると思い、この現状を変えるために行動しようと決心しました。具体的に行ったこととしては、先輩に面談を頼んで、ヒアリングのコツや賃貸提案を円滑に行う方法を教わったり、実践型トレーニングとしてお客様案内の練習に協力していただき、顧客の心情に寄り添った営業を行うための改善に尽くしました。その結果として、無事月間目標値を達成することができたと同時に、厳しい環境下で努力を続けられたことに自分の成長を感じ、自分に自信がもてるようになりました。周囲の方から沢山のサポートをいただきとても感謝しています。
A大学4年 長期インターン歴1年3か月 Bさんの体験談
私は、大学の友人の多くが長期インターンに参加していたからという理由で、志望していた広告業界(広告代理店)での長期インターンに参加することに決めました。業務内容としては、入社時から現在に至るまでクリエイティブの企画・制作などの広告運用業務を行っています。クリエイティブなアイデアを出してクライアントの期待に応える必要がある中で、私はなかなか斬新なアイデアを思いつくことができず、最初の1,2ヵ月は高い貢献度を出しているほかの長期インターン生と比較すると自分はクリエイティブ力が低いと感じ、徐々に自信が無くなっていったことで長期インターンについていけないと感じていました。それでも、なんとかこの状況から抜け出したいと思い、最初からできないことは当たり前とポジティブに考えるようにし、わからないことを素直に色々な人に相談したり、アドバイスを前向きに受け入れるような考え方に変えました。結果として、様々な方からアドバイスをもらう中で人間関係の輪を広がり、職場に慣れたことで自分のペースでのびのびと創造力を働かせることができるようになり、徐々に自信をもって業務を行えるようになりました。また、積極的に学びを得ようとする姿勢を評価していただき、新たなプロジェクトを任せていただけるまでに貢献できるようになりました。
T大学2年 長期インターン歴6か月 Cさんの体験談
私は、趣味であるイラストのデザインやSNSの運用を行う中で、SNSマーケティングのスキルを専門的に学んで就職や転職に活かせる強みを得たいと感じるようになり、長期インターンへに参加することを決めました。業務内容としては、SNS運用や広告作成などのデジタルマーケティング業務を行っています。参加当初は高いモチベーションの中で業務を行えていましたが、成果が出にくいのに加え、1人でもできるような業務を行う中で徐々にパフォーマンスが落ちていき、「最近モチベーションが落ちているな…。」「周りの人間関係についていけてないかも…。」と感じていた時期がありました。その時に、「この業務を続けるためには、モチベーションを取り戻しつつ、業務の取り組み方を変えなければいけない。」と感じ、意識的に他の長期インターン生とコミュニケーションを取るように心がけました。結果として、意識の高い長期インターン生たちと長期インターンを始めた動機や就活後のキャリアビジョンなどを語っていくうちに、この業務をやりたいと思った理由や長期インターンに参加した目的を思い出し、業務や長期インターン自体に対する熱意を取り戻すことができました。また、業務の特色上成果がすぐに出にくい環境下でも、みんなでアイデア出しをしながらクリエイティブ力を磨くことでより良いコンテンツを作成できるようになり、以前よりも楽しみながら仕事できています。
長期インターンについていけない時は成長のチャンス!
長期インターンについていけない時は、今のあなたが自己成長に繋がることに挑戦できている証であり、必ずしも自分にとってマイナスな状況であるとは言い切れません。
逆の視点から考えてみると、長期インターン先で何の困難も無い方が、自己成長のための目標設定を十分にできておらず、もったいない時間を過ごしてしまっているのではないでしょうか?
そのため、長期インターンについていけない時は「今が成長の機会だ!」「この経験は必ず就活に活きる!」と前向きに捉えて、何が原因なのかを明確にしてから対処することで、積極的に現状を打開していきましょう!
FAQ(よくある質問)
最後に、「長期インターンについていけない」と感じる学生さんが抱きやすい疑問と、それに対する答えを2つ程まとめましたのでぜひご覧ください。
Q.長期インターンに参加するメリットって本当にある?
A.長期インターンに参加するメリットはたくさん存在します!
長期インターンに参加するメリットは、具体的には以下のようなものが挙げられます。
- 志望先業界分析や自己適性理解が深まり、より自分に合った就職先を見つけることができる
- 実務経験を経ているため、企業側が就職後に活躍する姿を想像しやすくなり、就活を有利に進められる
- 専門知識や社会人としてのマナーなど、就職後に役立つスキルを身につけられる
インターンシップに参加するメリットについてもっと知りたい学生さんは、以下の記事もあわせてご覧ください!
Q.新しい長期インターンに変えるべきかの判断基準はどこ?
A.長期インターン先を変えるかどうか決心がつかない場合は、以下の3つの判断基準で、本当に自分が新しい長期インターン先に行くべきかを検討してみてください。
①自分の努力量が不足していないか
②仕事内容が自分のキャパシティを超過しすぎていないか
③長期インターン先で自分が得たい経験やスキルが本当に身につけられるか
長期インターン先を変えるのは学生にとって大きな決断となるので、なかなか決心がつかないと思います。
しかし、上記の3つの観点で考えても今の長期インターン先とは合っていないと判断した場合は、新たな長期インターン先を探すことをおすすめします。
Q.より自分に合った新しい長期インターン先ってどう探すの?
A.新しい長期インターン先は長期インターン求人サイトを活用して探すのがおすすめです。
「今の長期インターンにどうしてもついていけないから、新しい長期インターン先を探したい。」と感じたら、長期インターン求人サイトを活用してより自分に合った長期インターン先を探しましょう。
数ある求人の中から自分に合いそうな長期インターンを探してみてください!
まとめ
この記事を要約すると以下の通りになります。
- 誰でも最初は長期インターンについていけないと感じている…!
- 現状から打開するための対処法を見つけるには、まず最初についていけない原因を明確にしてから対処しよう
- 長期インターンについていけない時は成長のチャンスであり、この経験は就活でも大きなアピールになる
- より自分に合った長期インターン先を探してみたい学生は、長期インターン求人サイトココシロインターンを利用するのがおすすめ
この記事では、「最近長期インターンについていけていなくてどうしよう。」「長期インターンについていけなくなったらどうすればいい?」と感じている学生さんに向けて、長期インターンについていけないと感じた時の対処法や、実際にそう感じたことがある長期インターン生の体験談などをご紹介しました。
今は長期インターン先で困難を感じていても、乗り越えた先にさらなる成長や明るいキャリアが待っていると思えば、ついていけない今の状況をなるべく早く乗り越えていきたいですよね。
そのためにも、今回ご紹介したついていけないと感じる原因別の対処法を実践することで長期インターンでの経験をさらなる自己成長に繋げてくださいね。
より自分にあった長期インターン先を探す際は、ぜひ長期インターン求人サイトココシロインターンをご利用ください!
この記事を読んでくださった学生さんが、より有意義で充実した大学生活を送れる事を願っております。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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