就活は大学何年生から始めたらいい?やるべきこととスケジュールを紹介!

もうすぐ就職に向けて動き出さないといけないな……と思いながらも、具体的にはどんなことをすればいいのか、いつ頃に何をすればいいのかわからない。そんな状況に陥ってはいませんか?

実は筆者の周りの就活を終えた方に「後悔していることはなんですか?」と聞いてみたところ、「動き出しが遅かった」というような、スケジュール管理における後悔を話す方が多くいました。今回は就活では大学何年生に何をすべきかというスケジュール感について、解説していこうと思います。

こんな人に読んで欲しい

  • 就活で具体的にどのようなことをすればいいのかわからない人
  • 大学何年生頃に何をすればいいのか知りたい人
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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就活は大学何年生から始めたらいいの?

就活は大学何年生から始めたらいいの?

就活を始めるにあたって多くの人が関心を寄せるのは「就活は大学何年生から始めた方が良いの?」という問いですが、端的に言うと大学三年生の頭から動き出すのが良いでしょう。

大まかな流れとして、大学三年生のおよそ一年間で、「自己分析」「業界・企業研究」「インターン参加」をします。その中でも特に替えが効かないのが最後の「インターン参加」で、どのインターンに参加するかを考えるためにも、「自己分析」と「業界・企業研究」は軽く済ませたほうがいいと言えます。

結局何が言いたいのかというと、就活においては早め早めに情報に出遅れないように動くのが何よりも肝要ということです。「インターンに参加してないのに気づいたら4年生になっていた……」とならないように注意しましょう。

就活では具体的に何を大学何年生からすればいいの?

就活では具体的に何をすればいいの?

それでは、具体的に就活はどのようなスケジュール感で進めていくか、について解説していきます。まず簡単にまとめると以下のようになります。

企業エントリー開始前にやるべきこと3選!

大学三年生の初めにやるべきこととして、「自己分析」「業界・企業研究」「インターン参加」の3つがあります。それぞれについて、具体的にどう進めていくかについて解説していきます。

自己分析

自己分析をすべき主な理由は2つあります。

  • 自分がどの業界に行きたいかという就活の軸を決めるため

自分のやりたいことが明確とならないまま不明瞭に就活を続けてもそのうち心が折れてしまい、「どの企業でもいいから早く内定を決めてしまいたい」というように逃げの思考を持ってしまいます。

そんなことを防ぐためにも何を目標とするのかといういわゆる「就活の軸」を持ちながら就活を進めるのはとても重要です。

  • 面接で自己PRをする際に、自分の人となりを企業にうまくプレゼンするため

企業側にとって就活での面接の目的というのは、この学生はどのような人で、どんなことをモチベーションに仕事を頑張っていくのか、という情報を得ることです。

そのようなトピックが面接で聞かれることが多いので、自分とはこのような人間であるというのをしっかり深堀りして説明できるようになっておくことはもちろん必要ですし、簡潔にまとめられたら面接官に好印象を与えられます。

では具体的にどのように自己分析を進めていくか、ですが、「自分が好きだった or 達成感を感じた出来事」について、なぜ達成感を感じたのか、具体的にどういうところが好きだったのか、というところに焦点を当て続けて過程に自問自答を繰り返していくのが良いでしょう。

たとえば、筆者が深掘りをすると次のようになります。

【好きだった】“塾講師のバイトが好きだった”
  • (なにが好き?)教えることが好きだった
  • (どう好き?)人の面倒をみる、相談に乗る、生徒のために戦略を考えることが好き
  • (なんで好き?)ゴールに向けて頑張る人の後押しをするのが好きだから
  • (なぜ?)自分の携わった人がなにか成功するのを見ると、自分も達成感を得られるから
【達成感を感じた】“文化祭実行委員として活動をしていた”
  • (何をしていた?)文化祭で会計事務を任されていた。
  • (どこで達成感を感じた?)文化祭の最後に仲間と労いあった時に特に感じた。
  • (その過程で何があった?)エクセルでの会計管理などを、メンバーに割り振りながら自分も作業した。また、会計管理のマニュアルを自分で作成した。
  • (困難はあった?)業務内容でのトラブルがあったが、なるべく穏和に終わらせることに注力して、事なきを得た。
  • (嬉しかった事は?)周りから頼られるのは純粋に嬉しく、手助けはよくしていた。

ひとえに「塾講師が楽しかった」や「文化祭実行委員で達成感を感じた」といっても、なぜそう感じたのかやその過程で何があったかというのは人それぞれです。自分のエピソードを深堀りする中で「自分はこういう人間である」ということを説明できるほどに深堀りを進められるとより良いものになりますね!

また、ここで自分のことを深く自己分析し「どんなことに興味を持てそうか」まで踏み込むことができると、業界研究をした上で自分の就活の軸をも決めることができます。

また、自己分析シートを利用してみるというのも1つの手でしょう。

自己分析をするなら、自己分析シートがおすすめです!

自己分析シートでは手順に沿って自己分析を進めていくだけで、長期インターンや就活に必要な、ガクチカ、強み弱み、将来のビジョン、企業選定の軸を決めることができます。

「就活に向けての自己分析がうまくできておらず将来の見通しが立っていない……」「自分が長期インターンの採用面接でうまく行っていないのは自己分析が足りていないからかもしれない……」という人は是非自己分析シートを活用してみてはいかがでしょうか?

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また、自己分析の際には以下のような性格診断を使ってみるのもよいでしょう。

業界・企業研究

次に大まかに自己分析ができたらどんどん業界研究をしていきましょう。大まかに各業界についてまとめてみると次のようになります。

商社(物を動かして利益を得る)

幅広い商品、サービスを扱う総合商社と特定分野に特化した専門商社に分けられます。国籍を問わず様々な人とともに働くことになるので、協調性があり、コミュニケーション能力のある人が向いています。

メーカー(物を作る)

食品、日用品、アパレル、化学製品、自動車など範囲はかなり幅広いです。真面目に作業に取り組め、一人での作業に苦を感じない人が向いています。

小売(物を消費者に売る)

スーパーマーケットやコンビニエンスストアで働く人、と言われるとイメージを持ちやすいかと思います。消費者になにを求められているかについて考える職種なので、コミュニケーション能力が高く、気配りができるような人が向いています。

金融(お金を動かして利益を得る)

個人や法人に交渉して販売をします。コミュニケーション能力が高く、論理的思考ができる人が向いています。また、簿記や会計士といった資格をもっていると評価されやすいです。

IT(情報に付加価値をつけて売る)

プログラムやシステムを販売します。パソコンでのプログラミングに強い人が向いています。

サービス業(形のないものを売る)

飲食だけでなく、医療、教育などもサービス業に当たります。毎日様々な人と接するので、接客が好きなだけでなく、コミュニケーション能力がある人が向いています。

マスコミ(情報を大勢の人に流布して利益を得る)

新聞社、出版社、テレビなどの放送局などがこれに当たります。流行を追うのが好きであり、その変化に機敏に対応できる人が向いています。

官公庁(国、地方自治体の役所)

治安維持、福祉の整備、産業の振興などを請け負います。性格に業務をこなす集中力があり、同じような作業が苦にならないような人が向いています。

この8つが基本的に全てです。興味のある分野があればそれについて深堀りをしてみたり、なかったとしたらそれぞれについてどのようなことをやっているのかについて調べたりしてみましょう。

大まかに行きたい業界に狙いを定められたら、その業界の企業を洗い出して研究をしていきましょう。具体的にどのような業務をやっているのか、社内の雰囲気はどのようなものなのか、いつからエントリーが始まるのか、説明会はいつ開催されるのか、などでしょうか。

特に説明会やエントリーがいつ開催されるかをしっかり把握しておくことは重要で、「もう少し情報が知りたい……」「応募してみたい……」となったときにもう終わっていたとなると後悔しか残りません。

再三重ねますが、素早く情報を集めて早く動き出すのが就活では何よりも大事です。

いつ何が開催されるかという情報を追うのにおすすめなのは「就活コミュニティ」と呼ばれるものです。就活コミュニティに所属しておくと企業の最新情報を得やすくなるだけでなく、企業ごとの面接対策を請け負ってくれるものもあります。

インターン参加

自己分析をして、行きたい業界が決まったとしても、実際働いてみたら「思ってたのと違う……」となるかもしれません。そんなことを防ぐためにも、ぜひインターンに参加してみましょう。

長期インターンでは、企業のもとで業務に携わることで、具体的にどのような仕事をするのかわかる上に、社会常識を学ぶ事ができ、更にはその経験が就活で「ガクチカ」として評価されます。就活で有利になることを多くもたらすので参加してみるべきでしょう。

長期インターンに参加するにあたっておすすめしたいのは、「ココシロインターン」です。

実は長期インターンは内定率が7%ほどで、実際に参加する前に心が折れてしまう人が多くいます。ココシロインターンではキャリアアドバイザーが企業選定から面接対策まで様々なサポートを内定まで無料でさせていただきます。

途中躓いて折れそうになるかもしれませんが、キャリアアドバイザーは必ず強い心の味方になることでしょう。

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また、各業界でのおすすめの長期インターンについて以下の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!

また、長期インターンよりも企業比較のしやすい「夏インターン」というものも存在します。夏インターンの開催時期は三年生の7〜8月、応募時期は三年生の6月ごろです。

夏インターンは、大学生の夏休みの時期に行われるため、多くの企業が参加し、学生自身による業界や企業の比較検討ができます。次の記事で具体的な夏インターンの事例などをまとめていますので、ぜひ読んでみてください。

企業エントリーが始まってからやること6つ!

大学三年生の3月になると、いよいよエントリーと面接が始まっていきます。ここでは、そこからの流れでやることについて解説していきます。

また、ここからのそれぞれについては期限や面接日がしっかり決まっているので、スマホのリマインダー機能などを使いながら次に何があるかを把握することを怠らないようにしてください。「忘れてた……」とならないように気をつけてください。

エントリー

まずは企業にエントリーをしないことには始まりません。

エントリーする企業数ですが、例年の就活生の平均はおおよそ10社から20社と言われています。 これくらいを目安に応募をしましょう。

就活で浪人をしたくないのであれば、様々な企業に応募するのをおすすめします。プライドの高さ故に大手しか応募しないようなことをして、全部落ちてしまったという例があとを絶ちません。あまり甘く見ないほうが良いでしょう。

企業説明会

本格的に選考が始まる前にも企業説明会があります。最後に企業について話を聞き、自分の志望したい企業かを確認しておきましょう。

ES(エントリーシート)提出

エントリーシートは企業が採用選考に使う書類です。自分の経歴だけでなく、自己PRや志望動機なども記入します。

自己PR作成

自己分析がちゃんとできているのであれば、それをもととした一分で話せるようなおよそ300字程度の自己PRを作ってみましょう。例えばこんな感じです。

自分が学生時代に特に力を入れていたのは、アルバイトとしてやっていた塾講師でした。生徒が第一志望校に合格するまでどんなことをすればいいか、というのを分析し戦略立てるというのは自分が高校生の頃から得意なことであったので、それを活かせるようただ授業をして必要な知識を教えるだけで無く、親身になって話を聞き友好的な関係を築いたうえで戦略を共に考えてみるというのは特に力を入れてやっていたことでした。教え子が続々と合格報告をしてくれた時には、特に達成感を感じましたし、何か目標に向かって動く人の応援をし手助けをするのが自分は好きなのだなと自覚したきっかけでもありました。

長期インターンで作ってみるとこんな感じでしょうか。

自分が学生時代に特に力を入れていたのは長期インターンでした。具体的には企業にインターンをしたい学生を紹介したり、逆に学生に適した企業をおすすめしたりという業務をしておりました。その中でビジネスマナーを身につけることができましたし、顧客の要望に対して適したサービスを提供できるように日々考え続けたことで思考力も身につけることができました。共に働く他のインターン生と切磋琢磨することで自分も負けられないなと刺激を受けましたし、学ぶ姿勢を忘れずに自分より上手い営業をする学生からテクニックを聞き出したりも積極的にしていました。1年ほどのインターンでしたが、かけがえのない経験だったなと今は思っています。

300字程度に収めるというのも重要で、あまり長すぎると面接官に端的にまとめられない学生なのかなと思われてしまいます。

志望動機作成

企業分析ができているのであれば、企業の求める人物像や、社風がわかると思います。自分がそれに沿っていて、企業が欲する人材であるとアピールできるような文章を作ってみましょう。例えばこんな感じです。

さまざまな企業様の手助けのできる仕事がしたいと考え、貴社を志望いたしました。学生時代アルバイトとして大学受験塾の講師をやらせてもらっていたのですが、その中で生徒の話に耳を傾け合格までの戦略を練るということが好きで、生徒から合格報告をもらったときには自分のことのように嬉しく、そして達成感を得られました。貴社はこのコンサルタント業界の中でも特に海外志向で、日本国内にとどまらない多くのプロジェクトに携わっていると存じております。私も貴社で働くことで、自分の強みを活かしつつ、さまざまな経験を通して成長をしたいと考えております。

自己PRと似たような感じですが、なぜこの企業を志望するのか?という問いに答えられるような文章を書きましょう。

また、ES作成に是非利用してもらいたいのがES生成AIです。

[PR]ESやガクチカで困っているならES生成AIであるSmartESがおすすめです!

ES生成AIとは就活や長期インターンのサポートに特化した生成AIのことです。

ES生成AIであるSmartESに質問とそれに対する簡単な回答を打ち込むと、自動でES、ガクチカ、志望動機を生成してくれます!

SmartESの強みは以下の4つです!

  • 数々の選考を勝ち抜いてきた10万本以上の良質なESをもとに生成しているため、就活に最適化されたESを出力できる!
  • 入力するべきことがフォーマット化されていて簡単なので、複雑な指示は必要ない!
  • 企業のURLを入力するだけで、その企業に合った志望動機を出力することが可能!
  • 自分一人ではやりづらい添削もAIがやってくれる!

「ESやガクチカでどんな文章を作ればいいかわからない……」「作れたけどちゃんと良いものになってるか不安……」という人はES生成AIを使ってみてはいかがでしょうか?

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試験

エントリーすると面接の前に試験を受けさせられることがあります。様々な種類がありますが、主にSPIや玉手箱というように呼ばれています。それぞれ系統が少し違う試験となっているので、心配であればそれぞれ対策をするとよいでしょう。

基本的に論理的思考力や言語力を測るために実施されます。問題数が多く、時間も短く実施されることが特徴です。面接に望む前に一度解いておくべきでしょう。

面接

ES、試験と終わったら、面接に移っていきます。

面接は大きく3つに分けられます。

  • 個人面接(学生一人に対し時間をかける)
  • 集団面接(学生複数人が同時に受ける)
  • Web面接(Zoom等のオンラインツールを使う)

個人面接では学生個人について特によく聞かれます。作成した自己PRや深堀りした自己分析をもとに企業に自分を売り込みましょう。

集団面接では協調性が特に見られます。大事なのは、企業はただ有能な人間を求めているのではなく、一緒に働きたいと思うような人を求めているということです。集団面接であまりに自己中心的でいると悪印象を与えてしまいます。

内々定

何回かの面接を経て内々定となります。内々定とはなにかというと、「あなたには10月に内定を出しますよ」というような口約束です。実は正式な内定日は卒業・修了年度の10/1と決まっており、それ以前に選考結果を伝えるのは内々定に当たります。実質的な内定ですね。こうなると晴れて就活終了ということになります。

まとめ

この記事を簡単にまとめると以下のようになります。

記事のまとめ
  • 就活は大学三年生の4月から動き出すべき!
  • 前半は自己分析、企業研究、長期インターンをする!
  • 後半はエントリー、試験、面接をする!
  • 出遅れることがないように時間を意識するのが大事!

大まかに就活のスケジュールについてまとめてみました。何回も重ねて言いますが、後悔しないためにもイベントがいつあるのかという時間は常に把握するようにしてください。

この記事があなたの助けになれば幸いです。

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  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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