長期インターンはどのくらいの期間働くべき？ガクチカにできる期間など筆者の実体験をもとに徹底解説

近年、長期インターンが就活に有利だと言われていることもあり、長期インターンをしている学生が増えています。長期インターンをして、自分の行きたい企業に行ける可能性が高まるのなら、ぜひ長期インターンを始めたいですよね。

ですが、長期インターンってどのくらい働かないといけないのか分からない方や忙しくて長期インターンを続けられる自信がなくなかなか始めることが出来ないという方がいるかもしれません。

そんな学生さんに向けて、今回は長期インターンの期間やどのくらいの期間続ければガクチカになるのか解説していきます！長期インターンを1年続けている筆者が実体験も交えながら解説していきますので、是非ご覧ください。

こんな人に読んでほしい

長期インターンってどのくらいの期間働くのか知りたい
長期インターンってどのくらいの期間続けたらガクチカになるのか知りたい
長期インターンを始めたいが、忙しくて長期間続けられるか不安

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そもそも長期インターンとは？
- 長期インターンと短期インターンとの違い
いつからが「長期」？長期インターンの平均的な期間とは？
長期インターンはどのくらいの期間やればガクチカになる？
- 長期インターンをガクチカにしたいなら…
- 長期インターンを半年以上続けてきたガクチカ
長期インターンの期間別メリット＆デメリット
【就活との両立】長期インターンは週何日から働ける？
忙しい大学生が長期インターンに参加する期間を確保するコツ
長期インターンの期間に関するQ&A
まとめ

長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

学生時に社会人として必要な経験が身につけられる！
実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる！
自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい！

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう！

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そもそも長期インターンとは？

長期インターンとは、学生が企業で長期間実務経験を積む就業体験のことです。

1日から1週間くらいの短い期間で実施される短期インターンとちがい、長期インターンは名前の通り長い期間で行われます。

短期インターンは企業の雰囲気や業務内容を理解したり体験するくらいで終わりですが、長期インターンは企業の雰囲気や業務内容を理解して、その上、自己成長や実践的なスキルの獲得まで出来ます。

長期インターンは大学1年生からいつでも参加でき、有給であることも特徴です。

実際に社員さんと同様の実務経験ができるので、業界や企業について深く理解することができ、実践的なスキルの習得もできることから就活で強いガクチカになると言われています。

長期インターンと短期インターンとの違い

長期インターンと短期インターンの違いを簡単にまとめたのでぜひ参考にしてください。

	長期インターン	短期インターン
学年	大学1年生〜4年生	大学3年生・4年生
期間	規定なし	1日〜1週間
給与	有給	無給
内容	社員と同様の責任ある業務	セミナー・ワークショッププロジェクトの体験
目的	業界や企業の理解・スキル獲得	業界や企業の理解

いつからが「長期」？長期インターンの平均的な期間とは？

長期インターンは、半年以上働くことがメジャーです。

なぜかと言うと、長期インターンの仕事や環境に慣れ、スキルを身につけ始めるのが半年くらいだからです。

長期インターンでは、社員と同様の業務を行います。そのため、基礎的なビジネススキルに加え、職種によって異なる専門的なスキルを身につける必要があります。

期間が短いと、必要なスキルをしっかりと習得できないかもしれません。

以下は、長期インターンでのスキル取得の目安です。

3ヶ月以上	基礎的なビジネススキルを身につける
半年以上	専門的な知識やスキルを身につけ、他の学生と差別化できるようになる
1年以上	専門的な知識やスキルを身につけて自分にしかできない仕事ややりたい仕事をする

長期インターンだけでなく、何にでも言えますが、最初は難しくて当たり前です！長期インターンをする時には半年以上働いてみましょう。

長期インターンはどのくらいの期間やればガクチカになる？

長期インターンを始める人は「ガクチカを作りたい！」「就活で話せるエピソードがほしい」などと就活を見据えている人が多いと思います。

長期インターンはどのくらいの期間やるべきなのでしょうか。

長期インターンを1年続ける私の実体験や実際に長期インターンをガクチカにして就活を終えた先輩方の体験談も合わせて解説します。

長期インターンをガクチカにしたいなら…

結論から言うと、長期インターンをガクチカにしたいなら半年以上続けるべきです！

なぜなら、先ほども言った通り長期インターンは半年以上が他の学生と差別化できる時期だからです。
基本的なスキルに加えて、実践的かつ専門的なスキルを身につけ始める「半年」は成果も伴っていることが多く、ガクチカとして話すことができるでしょう。

確かに、私も長期インターンを始めて最初の3ヶ月は研修期間で、半年ほどで新たな仕事に挑戦したり、自分だけのポジションができたりしました。

他にも長期インターンをガクチカにした先輩の体験談をご紹介します。

東京電機大学 H.Kさん

私が長期インターンを始めたきっかけは、他の就活生と差別化を図れるガクチカを作りたかったからです。

長期インターンでは、これからに活かせる実践的で重要な学びを得たと感じます。
具体的には、結論から話す力やヒアリング能力、提案力、引き出す能力、相手の要望を言語化する能力など、社会で必要なコミュニケーション能力を身につけられていると思います。

長期インターンの最大のメリットは、業務で必要なスキル以外の、座学で得られない「精神力」や「暗黙知的なノウハウ」を身につけられる点です。
自分自身長く続けたからこそ得られたことが多いので、「就活やその後のキャリアに活きる経験がしたい！」という方は、できるだけ早く始めて様々なことを経験するとよいでしょう。

長期インターンをガクチカにするならなるべく早くから挑戦し、半年以上続けるべきです！
ただ、営業など短期間で成果を出せる長期インターンもあるので、「就活まで時間がない…」といった方も大丈夫です。仕事を選び一生懸命取り組めば短期間でガクチカを作ることもできます。

「就活までに他の学生とは違うガクチカを作りたい。」「最短で最強のガクチカを作りたい。」などと考えている方はぜひ長期インターンに挑戦してみましょう。

長期インターンを始める際には自分一人で探すよりも、就活のプロであるキャリアアドバイザーと一緒に探すのがおすすめです。

キャリアアドバイザーは学生一人ひとりに合った長期インターンの企業選びやガクチカ作りなどを無料でオンラインでサポートしてくれる就活のプロです！

以下から無料のオンライン面談に申し込めるので、ぜひ申し込んで就活のプロとお話ししてみてください。

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長期インターンを半年以上続けてきたガクチカ

ここからは実際に長期インターンを半年以上続けた先輩のガクチカを2つ紹介します。

1人目は、営業の長期インターンをガクチカにして不動産に内定した先輩のガクチカです。

2人目は、マーケティングの長期インターンをガクチカにして大手の食品メーカに内定した先輩のガクチカです。

営業の長期インターン

私が学生時代に最も力を入れたことは、IT企業での営業の長期インターンです。

営業の長期インターンは半年間行い、初めはテレアポを担当しました。

マニュアルや先輩のノウハウやアドバイスのおかげで、短期間で成果を出し昇格条件を達成することができました。

その後、既存顧客に対する業務を担当しました。

既存顧客のフォローなどさまざまな業務がありましたが、中でも既存顧客への新たな事業提案は難しく、なかなか受け入れてもらえませんでした。

そこで、これまで変わっていなかったマニュアルを見直しました。

また、自分自身が自社サービスを実際に使ってみることで、提案時に実体験を交えた説明を行うことができるようになりました。

その結果、新たな事業提案を受け入れてもらえることが増え、会社でインターン生として過去最高の成果を達成することができました。

この経験から、「ユーザー目線で考えること」の重要性を学びました。御社に入社した際には、この学びを活かし、相手に寄り添った考え方を忘れずに貢献したいと思っております。

マーケティングの長期インターン

私が学生時代に最も力を入れたことは、マーケティングの長期インターンです。

マーケティングの長期インターンはおよそ2年間行いました。

長期インターンでは、グルメメディアの運営を行っており、トップページが検索結果に上位表示されるように試行錯誤を重ねてコラム記事を書いていました。

その中で、自身の記事の質はどんどん高まっていったものの、サイト全体に関しては上位表示はおろか、検索結果にすら表示されないという状況が2か月間続きました。

そこで、私は自分で得た執筆のノウハウや失敗談をメンバーに積極的に共有することで、チーム全体の技術の引き上げを試みました。

すると、それもあってか検索結果で上位を取れる記事が増え、その結果1か月後、トップページも検索結果に表示されるようになりました。

この経験から私は、自分で得た情報を周りに積極的に発信していくことが、チーム全体のみならず成果にも大きな影響を与えると学びました。

積極的な事業展開を行っている貴社においても、この発信力を武器に活躍することができるのではないかと考えています。

長期インターンの期間別メリット＆デメリット

長期インターンの期間は半年以上がスキルを身につけられておすすめだとお話ししました。
ここでは、働く期間別にどのようなメリット・デメリットがあるのかを詳しくお伝えします！

長期インターンの期間が3ヶ月

長期インターンを始めて「3ヶ月」は、研修が終わり、基本的な業務を理解したタイミングです。

長期インターンを3ヶ月するメリットやデメリットは以下の通りです。

メリット

基礎的なビジネススキルを身につけることができる
社会での働き方を知ることができる

デメリット

自分だけの経験・エピソードがない
ガクチカには不十分

長期インターンの期間が半年

長期インターンを始めて「半年」は、専門的な知識やスキルを身につけ、他の学生と差別化できるようになる時期です。

長期インターンを半年するメリットやデメリットは以下の通りです。

メリット

専門的な知識やスキルを身につけられる
他の学生と差別化できるようになる
ガクチカとして話せるようになる

デメリット

自分だけの経験・エピソードがない

長期インターンの期間が1年以上

長期インターンを始めて「1年」は、専門的な知識やスキルを身につけ、他の学生と差別化できるようになる時期です。

長期インターンを1年するメリットやデメリットは以下の通りです。

メリット

ガクチカとして話せるようになる
自分だけの経験やエピソードができる

デメリット

就活までに時間がないと難しい

【就活との両立】長期インターンは週何日から働ける？

長期インターンを始めたいけど、就活との両立やアルバイトなど他にもやりたいことがあるから続けられるか不安という方もいますよね。

結論、長期インターンは週1日からでも大丈夫です！

ただ、働く日数の決まりは企業によってバラバラなので、必ず企業を選ぶときに出勤日数を確かめて応募しましょう。

と言っても、自分で出勤日数の少ない長期インターンを探すのはなかなか大変ですよね。それなら、就活のプロであるキャリアアドバイザーに長期インターン探しをおまかせしちゃいましょう！

キャリアアドバイザーに相談すれば、無料のオンライン面談で、学生さんに合った企業選びを行ってくれます。

どのくらい出勤できるのか、どのエリアが良いのかと言う条件だけでなく、どういう雰囲気の企業が合いそうかなど学生一人ひとりに合った企業選びをしてくれるので、自分で探す必要がないんです！

長期インターンの企業選びについて相談してみたい方は以下のボタンからオンライン面談を申し込んでみてくださいね。

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忙しい大学生が長期インターンに参加する期間を確保するコツ

長期インターンを始めたいけど、本当に他のことと両立できるか不安な方も多いと思います。

そこで、忙しいみなさんでも長期インターンに参加する期間を確保するコツを5つ解説していきます。

バイトを長期インターンに置き換える

長期インターンに参加する期間を確保するコツ1つ目は、バイトをインターンに置き換えることです。

これは長期インターンをやってる私からすると最もおすすめです。

長期インターンはバイトと同じく給料が支払われます。なので、バイトの時間を長期インターンに割くようにすれば、給料が減ることなく長期インターンの時間を確保できます。

私も実際に長期インターンを始めるタイミングでバイトを退職しましたが、
時間をしっかりと確保できるのでバイトから長期インターンに換えてよかったなと思っています。

学業・バイト・長期インターンの優先順位を決める

長期インターンに参加する期間を確保するコツ2つ目は、学業・バイト・長期インターンの優先順位を決めることです。

コツ1つ目でバイトの代わりに長期インターンをするのがおすすめとお話ししました。ですが、バイトも楽しいし続けたいという方もいると思います。

バイトも長期インターンもしたい方には優先順位を決めるのがおすすめです。

「テストがある期間には学業に専念するから学業が第一優先、長期休みの期間は長期インターンの時間が確保できそうだから長期インターンが第一優先」などと自分の中で何を第一優先にするのか決めて行動するのがおすすめです！

長期インターン先と相談し、フレキシブルな働き方を交渉する

長期インターンに参加する期間を確保するコツ3つ目は、長期インターン先と相談し、フレキシブルな働き方を交渉することです。

長期インターン先の企業も学生に長期インターンを無理やりやらせたいなどということはありません。

学生生活を楽しみながらも、良い経験を積んでほしいと思っています。

「今は資格の勉強に専念したいので、仕事量を減らしてほしい。」「留学に行くので、オンラインでできる業務にしてほしい。」などと正直に相談しましょう！私も試験期間で忙しく出勤が難しい時などはオンラインで仕事をしたいと上司に相談していました。

きっとあなたに合ったフレキシブルな働き方を提案してくれるはずです。

大学の授業の選び方を工夫する

長期インターンに参加する期間を確保するコツ4つ目は、大学の授業の選び方を工夫することです。

「長期インターンに専念したいけど、大学の授業があって長い時間働けない。」
こう思っている学生さんもきっと多いでしょう。そんな学生さんは履修の際にオンラインの授業を多く取ったり、出席点の少ない授業を取るなど授業の取り方を工夫することも1つの手です。

大学の授業が原因で長期インターンの時間が確保できない方は授業の選び方を工夫してみましょう。

タスク管理を徹底する

長期インターンに参加する期間を確保するコツ5つ目は、タスク管理を徹底することです。

「長期インターンに参加する期間が確保できない…」と悩んでいる学生さん！本当にそうでしょうか？

自分が普段行っているタスクを一度整理してみましょう。意外と時間に余裕があったりするかもしれません。

タスク管理を徹底することで自由時間が増えることもあるので、一度タスク管理を徹底してみましょう。

長期インターンの期間に関するQ&A

最後に長期インターンの期間に関する質問にお答えしていきます！

長期インターンの期間は盛っても大丈夫？

就活の面接などで長期インターンの期間について尋ねられることがあると思います。

この時に、長期インターンの期間は盛ってはいけません。

理由はシンプルで長期インターンの期間を盛るとバレるからです。

面接でガクチカとして長期インターンについて話せば、確実に長期インターンについて深ぼられます。人事はこれまで何百、何千との学生と面接をしてきています。学生が本当の話をしているかどうかはすぐに分かります。

また、人事が重視しているのは長期インターンをどのくらいの期間行ったかよりも長期インターンで何をしたかです。

長期インターンの期間については正直に話すようにしましょう。

長期インターンはいつから始められる？

長期インターンを始めたいけど、いつから始めればいいのかなと思っている人も多いのではないでしょうか。

長期インターンはいつからでも始められます。

始めたいと思った時にいち早く始めましょう！早く始めれば始めるほどガクチカを作るまでの時間が確保できます。

大学1・2年で長期インターンを始めるのは早い？

いつからでも始めましょうと言いましたが、大学1・2年で長期インターンを始めるのは早いのではと思う方もいますよね。

大学1・2年で長期インターンを始めるのは早くありません！

これまで言ってきたように、長期インターンは半年以上続けるのがおすすめです。

就活をする3年生までに半年以上の経験を積むならむしろ大学1・2年生のうちに始めるべきです。

長期インターンを大学3・4年で始めるのは遅い？

大学1・2年生のうちに始めるべきと上の質問でお答えしましたが、大学3・4年生で始めるのが遅いわけではありません。

長期インターンをガクチカにするなら半年以上続けるのがおすすめですが、営業など短期で結果を出せるインターンもあります。

少しでも長期インターンをやってみたい気持ちがあるなら、いつでも始めて問題ありません。

長期インターンの期間は土日でも働ける？

「長期インターンをしたいけど、平日はバイトをしたい！」「遊びと長期インターンを両立したいけどできるのかな。」と思っている方もいるのではないでしょうか。

長期インターンは土日でも働くことができます！

企業をちゃんと選べば、土日でも働くことのできる企業はたくさんあるのでぜひ探してみましょう。

ここでは、土日に働ける企業を2社紹介します。

「平日も土日も長期インターンをしてたくさん頑張りたい！」という方にもおすすめです。

株式会社エスコシステムズ

株式会社エスコシステムズは生活インフラに関する業界の会社です。その中でもエスコ事業と言われる電気の領域において、省エネ生活に関わる商品を展開しています。エスコとはEnergy Service Companyの略で、主に公共設備や企業向けに省エネルギー設備の導入にかかる全ての経費を光熱費の削減分で賄う事業のことを指します。エスコ事業からインスピレーションを受け、家庭での光熱費の削減に繋がる最新の「省・創・蓄」設備の導入などを進めています。

この企業のインターンでは、インターン生は主に訪問での営業を行います。初めは、チームで担当エリアに伺い、アポイントの獲得業務をします。その後は、経験や成果に応じ、マネージャーや人事を担当することもできます。

座学研修や現場での実地研修など独り立ちまで充実した研修制度があるので、未経験の学生さんも安心して始めることが出来ます。