もう就活を意識し始める時期なのに、ガクチカに使える経験が無くて困っているという人は多いのでは無いでしょうか。実際こういう人は大変多く、たくさんの就活生がガクチカに頭を悩ませています。
今回は就活での面接におけるガクチカをどうやったら見つけ出せるか、どのように作っていくべきか、面接でどのように話したらいいか、について解説していこうと思います。
こんな人に読んで欲しい
- 就活でガクチカが無くて困っているという人
- ガクチカを作りたいけど、どうすればいいかわからないという人
- ガクチカはあるけど、どう伝えたらいいかがわからない人
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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就活でガクチカが無いと大手に受からないってホント?
単刀直入にいうと、就活においてガクチカがないと大手企業に受からないというのは本当です。
当たり前ですが、大手企業というのは倍率が高く、様々な人が面接を受けにきます。そして受かる人は基本的に高学歴で、さらに企業から見て学生の努力や人間性が伝わり面接でも有効に使えるガクチカもあるという場合がほとんどです。
ガクチカが無く、高学歴であるだけでも落ちてしまうことがあるので、大手企業に行こうとした場合、面接でしっかりとガクチカを自己アピールとして説明できるというのは必須でしょう。
就活でガクチカが無い時はどうすればいい?
さて、ガクチカの必要性はわかったと思いますので、まずは就活の面接に使えるガクチカが本当に無くて困っているという学生向けに、ガクチカに使える過去の経験の見つけ方から解説していきます。ガクチカが無いと思っていたけど、実は見つけられていないだけ、というのはよくあることです。
1. 自分の過去を洗い出す
まずは自分の過去を洗い出しましょう。洗い出す範囲は、中学生から今まで、という感じでOKです。面接でのガクチカというのは、大学生のみに限られているという先入観を持っているかもしれませんが必ずしもそうではありません。
というのも、なぜ面接官が学生にガクチカを聞くかというと、その学生が何をモチベーションとして動き、どのような人間性を持っているかについて知りたいからです。ですので、大学生の間に経験したことである必要はそこまで無く、自分のことを説明できる経験であったらどの時期の話をしても大丈夫です。
ということで、自分の過去について大学生の範囲だけでなく、中学生、高校生の間も含めて、一回洗い出してみましょう。ここでのポイントは、できるだけ細かく、そしてさまざまなことを思い出して書いてみるということです。多面的に過去を見ましょう。
例えば、中高での部活であったり、長く続いたちょっとした趣味であったりもうまく使えばガクチカになり得ます。旅行や学校行事に注目をしてもいいかもしれません。
特に達成感を感じたことに注目する
次に、洗い出した過去の中からガクチカに使えそうな経験をピックアップしていきます。キーワードは、「達成感」です。
先述した通り、面接官が求める情報は「学生がどのようなことをモチベーションに仕事をしそうか」です。その情報をうまく伝えるためにも達成感を感じた経験というのは説明しやすく、ガクチカのエピソードに使いやすいと言えます。
例えば自分は、特に達成感を感じたエピソードとして高校時代の文化祭実行委員としての活動を使おうと思います。
2. なぜ達成感を感じていたのかを丁寧に言語化する
達成感を感じたエピソードの選定が終わったところで、最後にその経験で何に達成感を感じていたのかについてなるべく細かく言語化していきましょう。
面接官の欲しい情報は結果では無く過程です。その過程について深掘りをしましょう。例えば次のようになります。
- (何をしていた?)文化祭で会計事務を任されていた。
- (どこで達成感を感じた?)文化祭の最後に仲間と労いあった時に特に感じた。
- (その過程で何があった?)エクセルでの会計管理などを、メンバーに割り振りながら自分も作業した。また、会計管理のマニュアルを自分で作成した。
- (困難はあった?)業務内容でのトラブルがあったが、なるべく穏和に終わらせることに注力して、事なきを得た。
- (嬉しかった事は?)周りから頼られるのは純粋に嬉しく、手助けはよくしていた。
こんな感じでしょうか。自問自答を繰り返して自分はこういう人間であるというのをうまく説明できるようなところまで深掘りをしていきましょう。
塾講師をやっていて、ガクチカとして使いたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
就活のガクチカが無いなら作ってしまおう!今からできることは?
さて、次はある程度時間に余裕のある2年生向けに、今から作れるガクチカについて解説をしていこうと思います。
長期インターン
作れるガクチカとして私が一番におすすめしたいのは、長期インターンです。
長期インターンでは、おおよそ半年以上の期間で一般企業にインターンをしに行きます。大きなメリットとして、一般企業で業務に携わる事でガクチカを得られるということと、就活後の実務で活かせるスキルや経験を積むことができることが挙げられます。
長期インターンのメリットについて次の記事で深掘りをしております。ぜひ参考にしてみてください。
また、長期インターンをするにあたって、おすすめしたいのは、ココシロインターンというサイトです。
実は長期インターンの内定率は7%とかなり低く、インターンをするまでに挫折をしてしまう人も少なくありません。
ココシロインターンでは、キャリアアドバイザーが学生が内定を得られるまで、無料でインターンの紹介から面接対策まで広くサポートをしてくれます。内定を得られるまで心配かもしれませんが、アドバイザーはきっと心強い味方になるでしょう。
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留学
金銭的に余裕がある場合は留学をしてみるというのもいいでしょう。海外経験があるというのは単純に強みになりますし、コミュニケーションとしての言語習得もできるというのは、就活においてもプラスに働く事でしょう。
しかしながら、自身の説明の仕方によっては何も考えずに行ってただ遊んだだけだと思われてしまう可能性もあるので、面接時は学んだことや得られたことにフォーカスを当てて臨むように気をつけましょう。
資格
資格を取るために勉強をしてみるというのも一ついいかもしれません。資格は「自分が努力をした」という客観的にみても認められる証明になります。それに加えて、自分の就職したい企業に沿った資格を取ることができれば、面接時に即戦力であると評価してもらえる可能性も広がるでしょう。
また、努力して落ちてしまってもある程度プラスに働きます。ガクチカに使えるかというと若干怪しいかもしれませんが、普通資格は就職後に取るというのが普通なので、ある程度その分野の知識があるとアピールするだけでも好印象を与えることでしょう。
就活のガクチカをうまく伝えるためには?
ガクチカがあったとしても、そこから学び得たことをうまく伝えられないことには意味がありません。ここでは自分のガクチカを最大限活かして伝えるにはどういうところを意識した方がいいかについて解説していきます。
要点をきれいにまとめる
要点がまとめられた簡潔な文章を心がけることは大変重要です。
面接において、学生がガクチカについてしっかり話せる時間は目安一分と言われています。その中で内容のぼやけた冗長な文章で話してしまうと、面接官に悪印象を与え、うまくまとめるのが下手な学生だと思われてしまいます。
伝えてアピールしたいことをある程度絞り、一分程度に収まるような200から300文字程度の文章を一度考えるのが良いでしょう。
過程を丁寧に説明する
面接官が求めているのは結果では無くそれに至るまでに何があったかという過程です。もちろん冗長になるのは好ましくありませんが、過程について丁寧に説明をするべきだと言えます。
自分の人間性についてわかるような文章を入れる
面接官に自分がどのような人間で、どういうところをモチベーションにして動けるかをアピールするのも重要です。
面接において「その人と働きたいか」もチェックポイントにあるということは忘れがちなことです。自分がどういう人間かを説明することも意識しましょう。
実際に書いてみるとこんな感じ!
ではこの3つを意識して実際に筆者が書いてみます。
自分が学生時代に特に力を入れたのは、高校生の頃文化祭実行委員で任された会計業務でした。資料作成や会計管理の中で様々なトラブルがありましたが、温和に済ませたいという信条のもと、できるだけ穏便に済む方法を模索しました。例えば色々な人から意見を集め問題点を洗い出すということや、人ごとの適性を推察してそれに沿った業務を割り振るということを意識的にやっていました。頼られたことに対してしっかり応えられるよう積極的に活動した結果、良い雰囲気で文化祭を終えることができ、最終日の達成感はかけがえのないものだと感じました。
他に書くとしたら例えばこのようになるでしょう。
自分が学生時代に特に力を入れていたのは、アルバイトとしてやっていた塾講師でした。生徒が第一志望校に合格するまでどんなことをすればいいか、というのを分析し戦略立てるというのは自分が高校生の頃から得意なことであったので、それを活かせるようただ授業をして必要な知識を教えるだけで無く、親身になって話を聞き友好的な関係を築いたうえで戦略を共に考えてみるというのは特に力を入れてやっていたことでした。教え子が続々と合格報告をしてくれた時には、特に達成感を感じましたし、何か目標に向かって動く人の応援をし手助けをするのが自分は好きなのだなと自覚したきっかけでもありました。
私がおすすめした長期インターンについて実際に書くとしたらこんな感じでしょうか。
自分が学生時代に特に力を入れていたのは長期インターンでした。具体的には企業にインターンをしたい学生を紹介したり、逆に学生に適した企業をおすすめしたりという業務をしておりました。その中でビジネスマナーを身につけることができましたし、顧客の要望に対して適したサービスを提供できるように日々考え続けたことで思考力も身につけることができました。共に働く他のインターン生と切磋琢磨することで自分も負けられないなと刺激を受けましたし、学ぶ姿勢を忘れずに自分より上手い営業をする学生からテクニックを聞き出したりも積極的にしていました。1年ほどのインターンでしたが、かけがえのない経験だったなと今は思っています。
以上3例挙げてみました。ぜひ参考にしてみてください!
また、「こういう文章が書けない……」となった場合、深堀りが足りていない可能性があります。自分が達成感を感じたこと、自分の性格を表す要素まで深掘りをするようにしましょう!
また、自分の作ったガクチカの文章をガクチカ30選のものと比べてみましょう!
ガクチカの例文を見たいなら、ガクチカ30選がおすすめです!
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「ガクチカを作るのに頭を悩ませている……」「他の人が作るうまい例文がどのようなものか知りたい!」という人はぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
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まとめ
この記事を簡単にまとめると以下のようになります。
- 就活に臨むにあたってガクチカはあるのが好ましい
- ガクチカが無いと思っていても、過去を洗い出すことでうまく作ることは可能
- ガクチカを作るなら、おすすめは長期インターン!
- ガクチカをうまく説明するのも大事
- 結果だけで無く過程をしっかり説明するのが好ましい
ガクチカが無くて今まさに困っているかもしれませんが、長期インターンに参加してみるであったり、この記事を参考にしてうまく過去の経験をガクチカにしてみたりすれば、自ずと自分の希望に沿った企業の内定を勝ち取れることでしょう!
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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この記事があなたの助けになれば幸いです。
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