履歴書とエントリーシートは何が違う?書き方のポイントまで詳しく解説!

就活で必ず提出する「履歴書」と「エントリーシート」ですが、何が違うかよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

それぞれの役割や目的を理解することで自分の魅力を効果的にアピールすることができます。

本記事では、履歴書とエントリーシートの違い、それぞれ書く際のポイントまで詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。

こんな人に読んでほしい

  • 履歴書とエントリーシートの違いがわからない
  • 履歴書とエントリーシートの書く時のポイントを知りたい
  • 履歴書とエントリーシートの注意点を知りたい

履歴書とエントリーシートの違いを比較

履歴書とエントリーシートの違いを比較

履歴書とエントリーシートの違いを比較していきます。

上の表からも分かるとおり、履歴書とエントリーシートはそもそもの作成目的から違うのです。

それぞれの違いを詳しく説明していきます。

作成目的

1つ目の違いは作成目的です。

履歴書は自分の基本情報を企業に伝えるためなのに対し、エントリーシートは志望動機や自分の強みをアピールするためのものです。

このように履歴書は「正しい情報を伝える」ことが目的です。一方エントリーシートは「自分の内面を知ってもらう」ことが目的だという違いを理解しておきましょう。

内容

2つ目の違いは記載する内容です。

履歴書は学歴や資格などを記載していきます。主観を入れず事実だけを記載するのがポイントです。

一方でエントリーシートは志望動機や自己PRなど自分の内面が分かるものを詳細に記載していきます。具体的なエピソードも交えて自分の強みをアピールすることがポイントです。

入手方法

3つ目の違いは入手方法です。

履歴書は市販のものや企業が指定した用紙を使用することが多いです。履歴書のフォーマットは企業によって大きな差がないのがほとんどです。

一方でエントリーシートは企業の指定したものや採用サイトからweb上で入力する形が多いです。ただ、企業によって異なるので、利用するデータを事前によく確認しましょう。

入手方法は企業によって異なるのでどちらも企業からの指示をよく確認しましょう。

必要な時期

4つ目の違いは必要になる時期です。

履歴書はエントリーシート提出後の本選考や最終面接の段階で求められることが多いです。

一方、エントリーシートは新卒選考が始まった段階、企業にエントリーする段階で求められることが多いです。

ただどちらも企業によってタイミングは異なるので企業ごとの指示をよく確認するようにしましょう。

履歴書とは?

履歴書とは?

ここからは履歴書とエントリーシートそれぞれに分けて詳しく解説してきます。

まずは履歴書についてです。履歴書というのは、自分の氏名・住所・学歴・資格などの基本情報を企業に伝えるための書類です。

履歴書について詳しく解説していきます。

企業が求めていること

履歴書の提出に企業が求めていることは、「応募条件を満たしているか」「経歴に問題がないか」などの就活生の基本的な情報です。

そのため、履歴書は学生の内面を深掘りするというより、学生のスキルや経歴がどれだけ企業側の求めていることに当てはまっているかを判断するものなのです。

履歴書は選考が終わった入社後も、データが保管される場合が多いです。

また、履歴書で虚偽の記載をすると、民事責任に問われる可能性があります。

間違いのないようにしっかりと確認しましょう。

記載する項目・内容

履歴書に記載する内容についてです。

以下のような基本情報を書きましょう。

  • 氏名や住所、電話番号など就活生の個人情報
  • 生年月日、年齢出身大学
  • 取得している資格やスキル
  • 趣味や特技
  • 大学で学んだこと
  • 本人希望欄(希望の勤務地など)

企業が指定する書式を使う場合や市販の履歴書を使う場合もあるので、企業からの指示をよく確認することが大切です。

履歴書を書く際のポイント

履歴書を書く際のポイント

次に履歴書を書く際のポイントを解説していきます。

情報に間違いがないようにする

1つ目は記載する情報に間違いがないようにすることです。

履歴書に記載する内容に間違いがあると、虚偽の内容を書いたと判断されてしまいます。

絶対にミスがないように確認するようにしましょう。

記入や提出における指示をよく確認する

2つ目は記入や提出における指示をよく確認することです。

履歴書を提出する際は企業から与えられた細かいルールを守ることが大切です。

  • 3カ月以内に撮影した写真のみを使う
  • 指定された背景の写真を貼る
  • 学校名は正式名称で記入する
  • 和暦or西暦は統一する

提出する前によく確認するようにしましょう。

消せるペンや修正液は使わない

3つ目は消せるペンや修正液を使わないということです。

履歴書は正式な書類のため、改ざんできないように消せるペンや修正液は使えません。

記載する内容を決めてから記入し、間違えたら新しい用紙を使いましょう。

履歴書の具体的な書き方について知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください!

エントリーシートとは?

エントリーシートとは?

エントリーシートというのは就活生の考え方や価値観、人柄を企業に伝えるための書類です。

内容は企業ごとに異なりますが、企業はエントリーシートも参考にして採用者の選考を行います。

エントリーシートについて詳しく解説していきます。

企業が求めていること

エントリーシートの提出に企業が求めていることは、自社に合った人材を見つけることです。

企業は数多くの就活生からエントリーを受けているため、すべての就活生と面接をして合否を決めるのは難しいです。

そこでエントリーシートを使って、企業の求めている人物像の学生のみ面接に進んでもらうためにエントリーシートで書類選考を行なっています。

  • ベンチャー企業→行動力や向上心がある人が合う
  • 大手企業→安定志向で協調性がある人の方が合う

記載する項目・内容

エントリーシートに記載する内容についてです。

記載する内容は企業によって異なりますが、よくある項目は以下の通りです。

  • 志望動機
  • 自己PR
  • ガクチカ
  • 将来のキャリアイメージ

企業ごとに質問内容が異なるので、よく確認するようにしましょう。

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エントリーシートを書く際のポイント

エントリーシートを書く際のポイント

エントリーシートを書く際のポイントを解説していきます。

自己分析をする

1つ目は自己分析をするということです。

自己分析をすることでアピールできる自分の強みを見つけることができます。さらに、自分の価値観がわかり志望する企業も見つけやすくなります。

ただ、自己分析をした方がいいと言われても何から始めればいいのかわからないですよね。そんな時はテンプレートに沿って自己分析をするのがおすすめです。

そのテンプレートとしておすすめなのが「自己分析の教科書」です!

自己分析の教科書というのは、無料で受け取れるシートの項目を埋めていくだけで、自分の強み・弱みを知ることができるツールのことです。

簡単に自己分析することができる「自己分析の教科書」を活用しながら自分の強みを見つけていきましょう!

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構造的に書く

2つ目は構造的に書くということです。

企業側にうまく伝わらないとどれだけ書いても意味がありません。うまく文章を書くために構造的に書くことを意識しましょう。

具体的には「結論→理由・具体的なエピソード→まとめ・入社後の展望」この構造で書くようにしましょう。

特に結論をはじめに書くことでまとまった文章になります。

エピソードは具体的にする

3つ目はエピソードを具体的に書くということです。

根拠となるエピソードを具体的に書くことで、説得力が上がり他の就活生と差別化されます。

  • NG例:サークルの新歓で工夫して参加者を増やしました。
  • OK例:サークルの新歓でSNSを活用し、参加者を前年比30%増の150人にしました。

特に具体的な数字や成果を書くことで説得力が上がります。

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企業カルチャーを調べる

4つ目は企業カルチャーをよく調べるということです。

エントリーシートで企業が求めていることはどれだけ自社に合った人材なのかということなので、志望する企業の企業カルチャーをよく調べておくことが大切です。

  • チームでのプロジェクト進行が多い企業→協調性が求められる
  • 個人での作業が多い企業→自己完結力が求められる

自分の志望する企業に合った強みをアピールすることが大切です。

エントリーシートの具体的な書き方を知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください!

履歴書とエントリーシートについてよくある質問

履歴書とエントリーシートについてよくある質問

Q.履歴書とエントリーシートの内容は同じでも大丈夫?

履歴書とエントリーシートの内容は同じでも問題ありません!

むしろ両者の内容が異なると一貫性がないと判断されてしまう可能性もあります。同じ強みをアピールすることが重要です。

また、志望動機や強みは一貫した上で、エピソードの内容を変えることでより説得力の上がるものになります。

Q.履歴書とエントリーシートにある質問記入欄は空欄でも大丈夫?

履歴書やエントリーシートに空欄は作らない方がいいです!

質問したいことがなく、空欄のまま提出してしまうと、企業に対する興味が薄いのだと捉えられてしまいます。企業に対する志望度合いが高いのであれば必ず記入しましょう!

  • 企業の魅力に関する質問
    「競合他社と比較して、貴社の製品の強みは何だと思われますか?」など
  • 研修についての質問
    「新入社員に対してどんな研修を行いますか?」など
  • 福利厚生に関する質問
    「貴社の労働環境で特に力を入れている点はどんなところですか?」など

質問が思い浮かばない場合は上記のような質問も参考にしてみてください!ポイントは、「企業に対する興味があること」「入社後のイメージを持っていること」を伝えられるような質問にすることです。

【体験談】履歴書とエントリーシートを書く際の悩み 

【体験談】履歴書とエントリーシートを書く際の悩み 

ここからは、学生が履歴書とエントリーシートを書く際の悩みについて、リアルな体験談をみていきましょう。

同じ悩みを持っている方はあなただけじゃないかもしれません!

体験談① 文系女子大生のAさん

Aさん
Aさん

初めてエントリーシートを書いたとき、「自己PR」と「学生時代に力を入れたこと」の違いが分からず、どちらにも同じような内容を書いてしまいました。面接で「他に頑張ったことは?」と聞かれて答えに詰まり、内容の重なりに気づいて反省しました。

Aさんはエントリーシートの中の「自己PR」と「ガクチカ」のそれぞれで、企業が求めていることの違いを理解していなかったため、同じような内容を書いてしまいました。

企業は自己PRで学生の強みや人柄をみて、自社と合っているかを確認しています。一方でガクチカでは学生が物事に取り組んだ過程をみて、入社後も力を発揮してくれるかどうかを確認しています。

そのため、自己PRでは「強み・人柄」を、ガクチカでは「物事に対する取り組み方」をアピールするように意識しましょう!

「もっと詳しく自己PRとガクチカの違いを知りたい!」という方はこちらの記事もぜひ参考にしてみてください!

体験談② 文系男子学生のBさん

Bさん
Bさん

アルバイト経験しかなかったので、履歴書の「特技」や「長所」をどう書けばいいか分からず、何度も書き直しました。ただ、友人に相談したところ「気配りができる」と指摘されました。自分では気づかなかった強みを書いたことで、面接官にも客観的にみれてると褒めてもらえました。

Bさんはアルバイトしかアピールできる経験がなく、自分の強みやスキルが何かわからず悩んでいました。

Bさんと同じように学生時代に経験してきたことが少なく、自分の強みがわからないと感じている方はたくさんいると思います。

そんな時はBさんのように周りの人に相談することも大切です!自分では気づかなかった自分の強みを見つけられるかもしれません。

さらに、「就活面談」を使って、プロのキャリアアドバイザーに相談することもおすすめです。学生の持っている経験やエピソードを元に的確なアドバイスをしてくれます!

就活で悩んでいることや不安に感じていることを相談することができるので積極的に活用して不安を一つずつなくしていきましょう!

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まとめ

この記事を要約すると以下のようになります。

まとめ
  • 履歴書は企業に自分の基本情報を伝えるためのもの
  • エントリーシートは自分の価値観、人柄を企業に伝えるためのもの
  • 履歴書とエントリーシートでは目的も内容も違う
  • 履歴書とエントリーシートの内容は重複しても問題ない

この記事では履歴書とエントリーシートの違いについて解説してきました。

履歴書とエントリーシートの役割を押さえて準備すれば、自分の魅力をより伝えやすくなります。万全の対策をしていきましょう!

この記事が最後まで読んでくださったあなたのお役に立てれば幸いです。

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