【SPI】代金精算の出題パターンや速く解くコツを徹底解説!

SPIの代金精算で時間がかかってしまって、最後まで解き終わらなかった経験はありませんか?

実は、代金精算の問題には誰でも簡単に、そして速く解ける方法があります。

この記事では、SPIの代金精算が苦手な方でも、問題のパターンを理解し、どんな問題でも落ち着いて解けるようになるためのコツを、例題を交えながら徹底的に解説します。

こんな人に読んでほしい

  • SPIの代金精算に強い苦手意識がある方
  • SPIの代金精算の出題パターンが知りたい人
  • SPIの代金精算を速く解くコツが知りたい人

SPIの代金精算とは?

SPIの代金精算は、複数人のお金のやり取りを公平に解決する計算問題です。

日常生活でよくある「割り勘」や「立て替え」がテーマになっており、情報を正確に整理する能力と基本的な計算力が試されるからです。

「友人との旅行での支払い」や「飲み会の割り勘」などをイメージすると分かりやすいかもしれません。

SPIの代金精算では、下記のような問題が出題されます。

例題

合計15000円の会計をAが5,000円、Bが7,000円、Cが3,000円支払いました。この場合、Cは誰にいくら支払う必要があるでしょうか?

こうした問題を解くにはどうすれば良いのか、この記事では詳しく解説していきます。

SPIの対策を始める前に、まずは自分の実力を把握することが大切です。

そこでおすすめなのが、「SPI体験模試」です。

基本的にSPIは結果が確認することのできないですが、SPI体験模試では各分野の結果を確認することができます!

「SPIの模試を受けたい」「SPIの結果を確認したい」と感じた方は、「SPI体験模試」に挑戦してみることをおすすめします!

SPI体験模試では、

  • 本番同様の時間制限下で解ける
  • 適性検査の結果から自分の実力がわかる
  • 各問題の解説がじっくり見られる

など、結果を確認できるからこそ、あなたの就活を効率的に進めることができます。

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spiの代金精算の3つの出題パターン

spiの代金精算の3つの出題パターン

SPIの代金精算における出題パターンは、主に「割り勘」「立て替え」「不均等な支払い」の3つに分類できます。

ここでは代金精算のそれぞれのパターンについて解説していきます。

割り勘

合計金額を参加人数で割るだけで解ける、最も簡単なパターンです。

これは全ての代金精算問題の基礎となる考え方なので、ここを確実に理解することが、応用問題を解くための第一歩になります。

例題

3人で食事をし、会計は合計7,200円でした。一人いくら払いますか?

<解答>

2400円

<解説>

この場合、7200÷3=2400円という簡単な計算で解くことができます。

立て替え

一人の立て替えパターンでは、立て替えた人以外が、自分の一人当たりの負担額を、立て替えた人に直接支払います。

このパターンでは、「誰が」「誰に」払うのかを明確にすることが重要です。

例題

A,B,Cの3人で6,600円のタクシー代をAが全額支払いました。BとCはAにいくら払うべきですか?

<解答>

BとCがそれぞれ2200円ずつ払う

<解説>

①合計6,600円 ②一人当たり6600÷3=2200円

③BとCは支払っていないので、それぞれ2,200円をAに払う、という流れで考えると解くことができます。

不均等な支払い

このパターンでは、全員の支払額から一人当たりの負担額を引き、プラスの人とマイナスの人で過不足を精算します。

このパターンが最も複雑に見えますが、後に紹介する「整理表」を使えばミスなく解くことが可能です。

例題

合計12,000円の会計をAが4,000円、Bが5,000円、Cが3,000円支払いました。この場合、Cは誰にいくら支払う必要があるでしょうか?

<解答>

CがBに1000円支払う

<解説>

①合計12,000円 ②一人当たり12000÷3=4000円

③Aは±0、Bは+1,000円、Cは-1,000円。よってCがBに1,000円支払うと正しく精算することができます。

SPIの代金精算を速く解く3つのコツ

SPIの代金精算を速く解く3つのコツ

ここでは、SPIの代金精算を速く解くコツを紹介していきます。

これから紹介するコツを使えば、どんな複雑な問題も時間をかけずに解けるようになります。

一つずつマスターしていきましょう。

一人当たりの金額から考える

まず「一人当たりの負担額」を計算し、そこからの差額を考えることで速く解くことができます。

これは、全ての精算問題は「全員が最終的に同じ額を負担する」という基準点から考えられているからです。

この基準さえ最初に計算すれば、あとは足し算と引き算だけで答えにたどり着けます。

実際に先ほど紹介した3つの出題パターン全てが、このルールに基づいているのです。

整理表で情報をまとめる

名前支払額負担額差額
A
B
C
D

代金精算の問題は、整理表を使うことても効果的です

複雑な問題は「名前」「実際に支払った額」「割り勘の時の負担額」「差額」の表にまとめると一瞬で解けます。

特に人数が増える問題ほど、この「整理表」の効果は絶大です。

例題を使って、実際に表を埋めていく練習をしてみると良いでしょう。

文章の情報に印をつける

問題文を読んだら「誰が」「いくら」「何人で」という3つの情報に印をつけましょう。

時間制限があるSPIでは、問題文を何度も読み返す時間はありません

最初に必要な情報だけを素早く抜き出す練習が、解答スピードを上げるために必要です。

実際のSPI問題のような長めの文章で、「登場人物の名前に丸」「金額に下線」「人数を四角で囲む」といった練習をしてみてください。

SPIの対策をするときは、コツを押さえることも大切ですが、演習をこなすことも大切です。

SPIの代金精算の練習問題

ここまでSPIの代金精算を速く解くコツについて解説しました。

ここからは、実際に紹介したコツを使って、代金精算の練習問題を解いていきましょう。

練習問題①(基本レベル)

まずは、基本レベルの問題です!

例題

A, B, Cの3人で食事をし、合計9,000円でした。Aが全額を立て替えた場合、BはAにいくら支払う必要があるでしょうか?

<解答>

BはAに3000円支払う必要がある。

<解説>

一人当たりの負担額は 9000÷3=3000円です。

Bはまだ支払っていないため、Aに3,000円支払う必要があります。

練習問題②(標準レベル)

次に標準レベルの問題を見ていきましょう。

例題

4人で旅行に行き、合計費用は20,000円でした。Aが10,000円、Bが5,000円、Cが5,000円、Dが0円支払った場合、Dは誰にいくら支払う必要があるでしょうか?

<解答>

DはAに5000円支払う必要がある

<解説>

一人当たりの負担額は 20000÷4=5000円です。

Aは5,000円多く、BとCはちょうど、Dは5,000円不足しています。したがって、DはAに5,000円支払う必要があります。

練習問題③(応用レベル)

最後に応用レベルの問題を解いていきましょう。

例題

男性2人、女性1人の計3人で食事をし、合計18,000円でした。女性の料金は男性の半額である場合、男性1人あたりの料金はいくらになるでしょうか?

<解答>

男性は一人当たり7200円支払う

<解説>

男性の料金をx円とすると、女性は0.5x円です。

方程式 2x + 0.5x = 18000 を立て、これを解くと x=7200円となります。

もっと代金精算の問題が解きたい人は、こちらで経験を積んでくださいね!

【まだ間に合う】SPIの対策方法

【まだ間にあう】spiの対策方法

SPIの対策が全然できておらず、焦っている人も多いと思います。

ここでは、SPIの効率的な対策方法を解説していきます。

自分の苦手分野を把握する

SPI対策を素早く終わらせるためには、自分の苦手分野を把握し、そこを重点的に対策することが近道です。

SPIで自分が苦手な分野を把握するのに役立つのが、SPI体験模試です。

SPI体験模試では、本番さながらの時間配分で、SPIの問題を解くことができます。

また、自分の結果が見れるため、自信が苦手な分野を把握することもできます。

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1冊の参考書を繰り返し解く

SPI対策で多くの就活生がやりがちなのが、多くの参考書に手を出してしまうことです。

しかし、それでは理解が中途半端になってしまう恐れがあります。

1冊の参考書を完璧にすることがもっとも効果的であることを覚えておきましょう。

こちらの記事は、SPI対策におすすめの参考書を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

まとめ

本記事では、以下の内容をお伝えしました。

まとめ
  • 代金精算とは、複数人のお金のやり取りを公平にする計算問題のこと
  • 代金精算は「合計→一人当たり→差額」の手順で解く
  • 複雑な問題は、整理表を使うと簡単に解くことができる
  • SPIの対策は、一冊の問題集を繰り返し解くことが効果的

SPIの代金精算は、正しい手順とコツさえ掴めば、誰でも確実に得点できるサービス問題です。

本記事で紹介した「3つの手順」と「整理表」をマスターすれば、もうSPIの代金精算問題で焦ることはありません。

繰り返し練習して、自信を持って本番に臨んでくださいね。