MBTI診断で「起業家型」とも呼ばれるESTPと診断されたあなたは、自分のエネルギッシュで行動的な性格に合った仕事は何か、気になっているのではないでしょうか?
「今の仕事は単調でつまらない…」「もっとスリルや達成感を味わえる仕事はないか?」そんな風に感じているESTPの方も多いかもしれません。
ESTPは現実的で行動力があり、リスクを恐れず人と関わることを得意とする一方、計画性のなさや飽きっぽさに悩むこともあります。
この記事では、ESTPの性格的な強みと弱みを深掘りし、それらを活かせる具体的な向いてる仕事20選を「なぜ向いてるのか」という理由と共に詳しく解説します。
この記事を読めば、刺激的で満足のいく適職を見つけるための道筋が見えてくるはずです!
ぜひ最後までご覧くださいね。
こんな人に読んで欲しい!
- MBTIでESTPと診断されたけど、どんな仕事が向いてるか分からない人
- 自分の強みや性格を活かせる適職や職場環境を知りたい人
- ESTPが仕事でつまづきやすい点や、キャリアプランのヒントを知りたい人
そもそもESTP(起業家型)とは?

まず、向いてる仕事を説明する前にESTPは結局どんな性格なのかを説明します。
ESTPは、一言でいうと「現実世界で行動し、刺激と結果を求めるエネルギッシュ」なタイプです!
おもに以下のような特徴を持っています。
- とにかく行動が早い!思い立ったらすぐ動く
- 現実的で、目の前の問題を解決するのが得意
- 社交的で、人と話したり、関わったりするのが好き
- 変化や刺激が好きで、じっとしているのが苦手
- リーダーシップを発揮する場面も多い
- 細かいことより、全体像や結果を重視する
まさに「起業家」という名前がピッタリですよね!
その場の状況を素早く察知し、持ち前のエネルギーで周囲を巻き込みながら、現実的なアクションを起こしていく、それがESTPの基本的な姿なんです。
ESTPの仕事における強み
そんなESTPが仕事で活かせる強みは以下のとおりです。
これらの強みを活かせる向いてる仕事や環境を選べば、ESTPは活躍できるはずです!
- 抜群の行動力
「まずやってみる!」精神で、他の人がためらうような場面でも果敢に飛び込めます。 - 高い適応力
変化や予期せぬ出来事に強く、どんな状況でも臨機応変に対応できます。変化の激しい環境でこそ輝きます! - 現実的な問題解決能力
理想論より「今、何ができるか」を考え、具体的で効果的な解決策を素早く見つけ出します。 - 優れた交渉力・社交性
持ち前のコミュニケーション能力で、初対面の人ともすぐに打ち解け、交渉や説得も得意です。 - リスクを恐れないチャレンジ精神
失敗を恐れず、新しいことや困難なことに挑戦する意欲があります。
ESTPが注意すべき仕事における弱み
一方で、ESTPが注意すべき弱みもあります。でも大丈夫です。弱みも理解して対策すれば怖くありません!
弱みを自覚して、「自分はこういう時、こうなりやすいな」と知っておけば、適切な環境や向いてる仕事を見つけらます。
- 行動が衝動的すぎる
よく考えずに行動してしまい、後で後悔することがよくあります。「一旦立ち止まって考える」癖をつけておきましょう。 - 長期計画が苦手
未来のことより「今」に集中しがちです。長期的な目標は、短期的なステップに分解して管理するのがおすすめです。 - 単調さに飽きる
同じことの繰り返しは苦痛になりがちです。変化のある仕事や、複数のタスクを並行するような仕事が向いてる仕事が向いています。 - 感情表現がストレート
思ったことを正直に言いすぎて、相手を傷つけてしまうことがあります。伝える前に「相手はどう感じるか」を少し意識してみましょう。 - ルール遵守が苦手
規則や形式に縛られるのが嫌い。自由度の高い環境を選ぶか、ルールの必要性を理解する努力をしましょう。
ESTP-AとESTP-Tの違いは?自己主張型と慎重型
そもそも、MBTIは全てMBTI-A(自己主張派)とMBTI-T(慎重派)に分かれています。(参照:16Personalities)
では、ESTP-AとESTP-Tの違いはなんでしょうか?
- ESTP-A (Assertive: 自己主張型)
自分に自信があり、ストレスにも比較的強いタイプ。
リーダーシップを発揮しやすいですが、時に自信過剰に見えることもあります。
挑戦的な環境を好む傾向があります。 - ESTP-T (Turbulent: 慎重型)
周りの目を気にしやすく、感情の波もやや大きいタイプ。
共感性が高く慎重ですが、自己疑念に陥りやすい面もあります。
サポートのある環境や、安定性を求める傾向があります。
どちらが良い悪いではなく、個性の違いです。自分がどちらの傾向が強いかを知っておくと、向いてる仕事や環境を選ぶ際の参考になりますね。
ESTP(起業家)に向いてる仕事と環境の特徴

さて、ここからが本題!ESTPのあなたが輝ける向いてる仕事や環境には、どんな特徴があるのでしょうか?
結論から言うと、ESTPには、「仕事内容」としては変化と刺激があり、実践的で、結果がすぐに見えるものが向いています。
そして「環境」としては、スピード感があり、自由と裁量権が大きく、活気があり社交的で、挑戦が奨励される場所がピッタリです!
なぜなら、それがESTPの素晴らしい強みを最大限に引き出し、一方で苦手なことの影響を最小限にしてくれるからです。
具体的には、以下のようなポイントになります。
ESTPが仕事内容で重視するポイント
- 常に新しい挑戦がある?
マンネリ化せず、次々と新しい課題に取り組める仕事。 - 成果が目に見える?
自分の行動が具体的な結果に繋がることが実感できる仕事。 - 体を動かせる?現場に出られる?
デスクに縛られず、アクティブに動ける場面がある仕事。 - 問題解決がメイン?
現実的な課題に対して、自分のアイデアやスキルで解決していく仕事。
ESTPが職場環境で重視したいポイント
- 変化や意思決定は速い?
停滞感がなく、スピーディーに物事が進む環境。 - 自分の判断で動ける?
細かい指示が少なく、ある程度の裁量権を持って自由に動ける環境。 - 活気があって人と関われる?
チームで協力したり、多くの人とコミュニケーションを取ったりする環境。 - 挑戦を応援してくれる?
失敗を恐れずに新しいことにチャレンジできる文化のある環境。
これらの要素が多いほど、ESTPは「この仕事、楽しい!」「自分、めっちゃ活躍できてる!」と感じやすいはずです!
適職探しでは、仕事内容だけでなく、こうした環境面もしっかりチェックすることが重要です。
ESTPが輝く!向いてる業界
では、具体的にどんな業界がESTPに向いてる仕事を見つけやすいのでしょうか?
基本的には変化が速く、実力が試されるような業界との相性が良いと言われています。
以下にESTPが向いてる業界を紹介します。
- IT・テクノロジー業界
変化が速く、常に新しい技術やサービスが登場する刺激的な分野。 - 広告・メディア業界
トレンドを追いかけ、クリエイティブな発想と実行力が求められる。 - 金融・投資業界
市場を読みリスクを取り決断する。決断力と行動力が活きる。 - 不動産業界
交渉力や行動力が成果に直結しやすく、大きな案件を動かすやりがいも。 - エンターテイメント業界
人を楽しませるイベント企画やプロデュースなど、変化に富む分野。 - 小売・サービス業界
顧客と直接関わり、現場対応力とコミュニケーション力が活きる。 - 危機管理・公共サービス
警察・消防など、緊急時に冷静な判断と行動力が求められる。
もちろん、これらの業界の中でも職種や企業によって環境は様々です。あくまで「ESTPの強みが活かしやすい傾向がある」という参考にしてくださいね。
【厳選20選】ESTPに向いてる仕事と「向いてる理由」
ここでは、ESTPに特におすすめしたい具体的な向いてる仕事(職業)を20個紹介します。
「なぜ向いてるのか?」という理由も添えているので、向いてる仕事探しの参考にしてくださいね。
ビジネス / 営業系
- 営業職(新規開拓・法人)
行動力・交渉力・達成意欲がフルに活かせる。人と会うのが好きなESTPに最適。 - 起業家 / 経営者
リスクを恐れず挑戦し、自分の判断でビジネスを動かす。 - マーケター(実行部隊・デジタル)
トレンドを捉え施策を実行し成果を出す。スピード感が鍵。 - イベントプランナー
アイデアを形にし多くの人を巻き込み成功へ。変化に富み刺激的。 - プロジェクトマネージャー
目標達成へチームを率い、現実的な問題を解決するリーダーシップが活きる。 - 投資家 / トレーダー
市場を読み冷静に決断し利益を追求。スリルも味わえる。 - 不動産エージェント / 開発
交渉力と行動力が成果に直結。大きな取引の達成感も。 - 広報 / PR
企業の顔として情報発信。社交性と対応力が求められる。
現場 / 技術 / 専門職系
- 警察官
正義感・行動力・判断力で社会の安全を守る現場仕事。 - 消防士
緊急時に人命を救い、チームで迅速に行動。 - 救急救命士
緊迫した状況で冷静に処置し、人の役に立つ実感を得られる。 - 建設作業員 / 現場監督
体を動かしチームで協力し建造物を完成。目に見える成果が魅力。 - スポーツ選手 / トレーナー
身体能力や競争心を活かし、指導ならリーダーシップも発揮。 - 料理人 / シェフ
実践的スキルと創造性を発揮し、プレッシャー下で最高の料理を提供。 - パイロット
状況判断力と冷静さが求められ、空を飛ぶ魅力も。 - ジャーナリスト / レポーター
現場に飛び込み真実を伝える。好奇心と行動力が武器。 - カメラマン
決定的瞬間を捉える観察眼とフットワークが欠かせない。 - クリエイティブディレクター
チームを率いてアイデアを形に。全体を見渡す指示力が活きる。 - エンジニア(問題解決・実装)
技術で課題を解決し素早く実装。成果が見えやすい。 - セールスエンジニア
技術知識と営業力で最適なソリューションを提案。
どうでしょうか?ピンとくる向いてる仕事はありましたか?
もちろん、これはあくまで一例です。大切なのは、これらの職業の「どんなところがESTPに向いてるのか?」を理解し、自分の興味や価値観と照らし合わせてみることが重要です!
ESTP(起業家型)に向いていない仕事と環境の特徴

ESTPが感じやすい仕事や環境の特徴も知っておきましょう。ミスマッチを防ぐために重要です!
ESTPが仕事内容で向いていないと感じるポイント
- 毎日同じ作業の繰り返し
新しいことが好きなので、すぐ飽きてしまいます。 - マニュアル遵守が最優先
自分のやり方で効率的に進められず、融通が利かないのは苦痛。 - 抽象的な理論を扱う
すぐ行動に繋がらない議論は苦手。 - 成果が見えにくい
努力が何に繋がるか分からないとモチベーションが低下。
ESTPが環境で向いていないと感じるポイント
- 変化がほとんどない
刺激がなく、停滞感が息苦しい。 - 意思決定が遅い・階層的
スピード感がなく、お役所的な雰囲気はストレス。 - 細かい規則や管理が厳しい
自由に動けず窮屈に感じる。 - コミュニケーションが少ない・静かすぎる
人との関わりが少ない環境は寂しく感じる。 - 失敗が許されない
挑戦を恐れない ESTP にとって、過度に失敗を避ける文化は窮屈。
もし今いる環境や仕事がこれらに多く当てはまるなら、少し立ち止まって考え直してみるのも良いかもしれません。
ESTPに向いていない仕事
上記の「苦痛を感じやすい特徴」を踏まえると、以下のような職業はESTPにとってミスマッチになる可能性があります。
- 事務職(定型業務中心)
変化が少なく、ルーティンワークが多いため飽きやすい。 - 研究職(基礎研究など)
長期的・緻密な分析や地道な作業が中心で苦手に感じやすい。 - 図書館司書
静かな環境でルール重視の作業が多く、刺激が少ない。 - データ入力・工場ライン作業
単調な作業の繰り返しがストレスになりやすい。 - 心理カウンセラー
深く寄り添う対話が中心で、行動的なESTPには向きづらい。 - 秘書
細やかなサポートや計画性が求められる場面が多い。
ただし、これも絶対ではありません!
例えば同じ事務職でも、変化の多いベンチャー企業なら楽しめるかもしれませんし、カウンセラーでも経営者としてなら強みを活かせるかもしれません。
あくまで傾向として捉え、環境や具体的な仕事内容をよく見ることが大切です。
MBTIで向いてる仕事を考えるのはあり?
ここまで、ESTP(起業家)に向いてる仕事・向いてない仕事などについて解説してきました。MBTIは、自分の性格を知ることができるため、向いてる仕事を考える際にも一つの指針になるといえます。
しかし、注意して欲しいのが、MBTIを過信しすぎるのは自分の可能性を狭める危険があるということです。MBTIはあくまでもざっくりとした性格の傾向に過ぎません。人には、16タイプには分けられないそれぞれの個性や考え方、強み・弱みがありますよね。
そのため、自分に向いてる仕事を探す際には、自己分析をして「自分だけの特性」を理解する必要があります。しかし「自己分析ってどうやるの?」「めんどくさい…」と感じる方も多いですよね。そんな方には、こちらの自己分析シートがおすすめです。質問に答えていくだけで、簡単に自己分析をすることができる非常に便利なツールです。フォームに回答するだけで無料で受け取れるため、ぜひ利用してみてください。
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向いてる仕事は人それぞれで実際に働いてみて初めてその答え合わせはできます。
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まとめ
この記事ではESTPに向いてる仕事・業界、苦手になりやすい環境を紹介してきました。
- 刺激と変化が多い IT・広告・金融・危機管理などの業界は好相性。
- 仕事内容は「新しい挑戦」「成果が見える」「現場で動ける」ことがカギ。
- 自己分析+実践が適職発見の近道。長期インターンなどでまず飛び込もう。
MBTIを信じすぎると、自分の可能性を狭めてしまう危険があります。そのため、向いてる仕事を探す際は、プロの就活アドバイザーに自分を客観的みてもらうのが一番です。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
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