就活を進めていく中で、身だしなみに関する悩みは尽きません。特に鞄はいざ買おうとするとなかなか値段がするものです。普段はリュックを使っており、ビジネス用の鞄を持っていないという学生さんも多いでしょう。就活に臨むにあたって新しく買い換えるべきなのか、それとも今あるリュックを使っても大丈夫なのか、迷ってしまうところですよね。
本記事ではそんな方に向けて、就活で使えるリュックの特徴や、就活でリュックを使う場合の注意点を解説していきます。就活を経験した筆者の体験談を踏まえつつ、就活でリュックを使うことは一般的なのかもお伝えします。
こんな人に読んでほしい
- 就活でリュックを使っても良いのか知りたい方
- 就活でOKなリュックとNGなリュックの違いを知りたい方
- 実際、リュックを使う就活生は多いのか知りたい方
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就活でリュックはOK?
就活ではリュックを使っても良いのか、迷う方も多いでしょう。結論としては、適切なリュックを選べば問題ありません。
近年はビジネスリュックも普及しているため、「リュックで来たから」といった理由だけで面接に落とされることはないでしょう。重要なのは、きちんとして見える適切なリュックを選ぶこと、そして正しく身につけることです。
就活で使えるリュックとは?
就活で使えるリュックは、ずばり「ビジネスリュック」です。「ビジネスリュック」とは、ビジネスシーンでの利用を想定して作られたシンプルなデザインのリュックを指します。
どのようなリュックが「ビジネスリュック」に当たるか分からない場合は、電車の中などで通勤中のビジネスパーソンが持っているリュックを参考にしてみましょう。
【チェックリスト】就活で使えるリュックの条件
では、実際にどんなリュックならば「ビジネスの場にふさわしいリュック」と判断されるのでしょうか?ここからは、就活で使えるリュックの特徴について解説していきます。普段使っているリュックを就活に使っていいか分からない人も、次の5つの特徴に当てはまるかチェックしてみてください。
- 黒で無地
- ロゴが目立たない
- アウトドア用ではない
- A4サイズが入る
- 自立する
1. 黒で無地か
就活で使うリュックは黒で無地のものを選びましょう。派手な色合いを避けることはもちろんですが、茶色やベージュなどもスーツにはあまり合いません。
柄や模様が入っているリュックも就活では避けるべきです。派手なデザインはカジュアルすぎる印象を与えてしまう可能性があります。
2. ロゴは目立たないか
ロゴが大きく前面に出ているものは避けましょう。「adidas」や「The North Face」などカジュアルなイメージのあるブランドは、フォーマルな面接の場にはふさわしくないと見なされてしまうかもしれません。
小さくブラントのロゴが入っている場合は、そのロゴの色合いなどに気を配り、派手すぎるものは使用を避けましょう。例えば、黒の下地に金でロゴが入っているような場合は目立ってしまいます。
3. アウトドア用ではないか
アウトドア用リュックは、就活で使うにはデザインがカジュアルすぎます。また、アウトドアリュックの特徴である派手なストラップやバックルは、ビジネスシーンには不適切です。就活では避けるようにしましょう。
4. A4サイズが入るか
就活で使うなら見た目だけではなく、サイズや機能性も大切です。就活では、履歴書や企業資料などのA4サイズの書類を折らずに収納する必要があります。そのため、A4サイズが余裕を持って入るリュックが望ましいです。
さらに、リュックの背面に硬めの仕切りがあるものだと、書類が曲がるのを防げます。ノートPCも収納できる専用スリーブがあるとインターンの時などに便利です。
5. 自立するか
自立型のリュックは、面接会場や説明会で置いたときもスマートに見えます。倒れて中身が散らばるのを防ぐためにも、底面が平らで安定感のあるリュックを選びましょう。
ビジネス用リュックの多くは自立設計になっているので、それを基準に選ぶのがおすすめです。
就活でリュックを使う場合の注意点
リュックは身につけ方によっては、だらしなく見えたり、カジュアルに見えてしまう場合があります。就活でリュックを使う場合は、次の4点に気をつけましょう。
- 肩ベルトを短くする
- 中身を減らす
- 会場前で降ろす
- 荷物は取り出しやすいように入れる
1. 肩ベルトを短くする
肩ベルトが長すぎると、リュックが背中から垂れ下がり、だらしない印象を与えることがあります。リュックの位置は、背中に密着し、腰の上あたりに来るのが理想的です。肩ベルトを短く調整することで、スーツスタイルにも馴染み、見た目がスッキリとします。
また、肩ベルトが短いことで重心が安定し、歩行中にリュックが揺れにくくなるため、移動中に中身が潰れるのを避けることができます。調整が難しい場合は、事前に鏡の前でスーツ姿と合わせてバランスを確認すると良いでしょう。
2. 中身を減らす
リュックの中に荷物を詰め込みすぎると、リュックが膨らみ、だらしない印象になってしまいます。就活で必要なアイテムを事前にリストアップし、それ以外はできるだけ省くのがポイントです。
例えば、履歴書や企業資料は必須ですが、ノートPCは必要な場合に限定して持参しましょう。また、荷物が少ないほどリュック自体が軽くなり、移動中の疲れも軽減されます。内部の整理も重要で、書類はA4サイズのファイルにまとめ、小物はポーチや内ポケットを使って収納することで、取り出しやすくなります。
3. 会場前で降ろす
リュックを背負ったままでは、面接官や受付スタッフに失礼な場合があります。面接会場や説明会の建物に入る前に、リュックを肩から降ろし、手に持つのが基本的なマナーです。
降ろすタイミングとしては、建物の入り口や受付の直前が適切です。リュックを手に持つ際は、肩紐をしっかりとまとめ、スマートに持つよう心がけましょう。会場内では、リュックを椅子の横や足元に置きます。この際、リュックが自立するタイプであれば、置いたときにきちんと見えるので安心です。
4. 荷物は取り出しやすいように入れる
就活中に書類やペンを取り出す際、ゴソゴソと探していると時間がかかり、面接官に準備不足な印象を与えてしまうことがあります。事前に荷物の配置を整理し、必要なものをすぐに取り出せるようにしておくことが大切です。
具体的には、A4書類やファイルはリュックの背面ポケットに収納し、筆記用具やメモ帳はサイドポケットに入れておくと便利です。内部の整理に役立つポーチや仕切りを活用するのも効果的です。
【体験談】実際、就活でリュックを使う人っているの?
本記事の冒頭では「就活でリュックを使っても大丈夫!」と説明しました。しかし、みなさんの中には「実際、就活でリュックを使う人は少数派なんじゃないの?」と不安に感じている方もいるでしょう。そこで、ここでは2024年に就活をしていた筆者の経験も踏まえて、みなさんの不安にお答えしていきます。
まず結論からいうと、就活でリュックを使う人は少数派です。インターンシップや会社説明会では3〜4割程度の人がリュックを持っていましたが、面接でリュックを使っている人は1割もいなかった印象があります。
とはいえ、ビジネスリュックであれば選考において減点になることはないでしょう。実は、筆者は面接前日にビジネス用バックを汚してしまい、やむを得ず普段のリュックで面接に臨んだことがあります。幸い、いつも使っているリュックは黒で無地のシンプルなデザインでした。当日、「リュックでの参加となってしまい申し訳ありません」と謝ったところ、面接官の方は「そんなの気にすることないよ」と笑って言ってくださりました。
全ての企業において当てはまる事例ではないかもしれませんが、リュックしかない場合でもナーバスになりすぎないことが大切です。
就活におけるリュック以外の選択肢
「就活でリュックを使うのはやはり少数派」と聞いて不安になってしまった方もいるかもしれません。そんな方は、リュック以外の選択肢も検討してみましょう。
ビジネス用の鞄は就活だけでなく、社会人になってからも使えるものです。これを機に購入を考えている方は、リュック以外の選択肢も知っておきましょう。
手提げ鞄
ビジネス用の鞄であれば、手提げ鞄(トートバック)がベストです。手提げ鞄はフォーマルなアイテムと見なされ、昔からビジネスに使われてきました。
ビジネスリュックの相場が大体5000〜8000円であるのに対して、手提げ鞄は3000〜5000円程度で購入できます。比較的安価で、どんなビジネスシーンにおいても使えるため、1つ持っておいて損はありません。
- 素材:革やフェイクレザーのものが上品でおすすめです。キャンバス地はカジュアルに見えるため避けましょう。
- サイズ:A4サイズの書類がしっかり入るものを選びます。また、マチが広めで、収納力があるものが便利です。
- 色:黒やダークブラウンなど、落ち着いた色合いが就活には最適です。派手な装飾や明るい色は避けましょう。
メリット:
- フォーマルな印象を与える。
- 書類や筆記用具をきれいに整理しやすい。
- 荷物が少ない場合でも形が崩れにくい。
デメリット:
- 長時間の移動では持ち運びが疲れる。
- 片手がふさがるため、荷物の出し入れが不便な場合がある。
2WAYバッグ
2WAYバッグは、手提げとショルダーバッグの両方で使えるデザインのバッグです。状況に応じて持ち方を変えられるため、使い勝手が良いのが魅力です。値段は5000〜8000円程度であり、ビジネスリュックとあまり差はありません。
- 機能性:ショルダーストラップが取り外し可能なものを選びましょう。ショルダーストラップの幅が広いと、長時間の使用でも肩への負担が軽減されます。
- 見た目:ショルダーモードでもカジュアルすぎず、フォーマル感が損なわれないデザインにしましょう。
- 収納力:リュック同様、A4サイズの書類が入るか、PC用スリーブがあるかをチェックしましょう。
メリット:
- ショルダーとして使えば、荷物が多いときに持ち運びが楽。
- 手提げとして使えば、フォーマルな印象をキープできる。
- 両手を使いたいときに便利。
デメリット:
- ショルダー使用時、重い荷物だと肩への負担が大きい。
- ショルダーストラップのデザインが不適切だと、全体的にカジュアルに見える可能性がある。
3WAYバッグ
3WAYバッグは、手提げ・ショルダー・リュックとして使えるバッグで、機能性に優れています。荷物の量や場面に応じて持ち方を変えられるため、非常に便利です。
- 切り替えのしやすさ:リュックモードから手提げモードへの切り替えが簡単なものを選ぶと、移動中でもスムーズです。
- デザイン:リュックモードでもカジュアルに見えすぎない、スーツに合うシンプルなデザインが理想です。
- 耐久性:頻繁な切り替えに耐えられるしっかりした縫製のものを選びましょう。
メリット:
- フォーマルな場でも、リュックモードで長時間の移動に対応できる。
- 一つのバッグで多様なシチュエーションに対応可能。
- 荷物が多い日でも収納力が十分。
デメリット:
- リュックモードでは形状によってはスーツのシルエットが崩れる。
- 機能が多い分、デザインが複雑になることがある。
【結論】就活の鞄はこうしよう!
ここまでビジネスリュックや手提げ鞄、2WAY・3WAYバックの特徴を紹介してきました。では結局、就活の鞄は何を選べば良いのでしょうか。
結論としては、今持っているリュックが就活で使えるリュックの条件に合っていれば、新しく買い換える必要はないでしょう。
しかし、当てはまらない条件があったり、「やはり人事への印象が気になってしまう」という場合は、就活を機に買い替えるのもありです。新しく買い替える場合の選択肢はビジネスリュック・手提げ鞄・2WAY・3WAYバックのいずれかですが、最もおすすめなのは手提げ鞄です。
手提げ鞄は昔からビジネスバックの定番として使われており、どんな年代の方にも「ビジネスにふさわしいバック」という印象を与えることができます。また、ビジネスリュックや2WAY・3WAYバックよりも安く購入できる点も魅力的です。
特に面接の場では堂々としていることが大切ですから、自分が自信をもって振る舞えるようなバックを選びましょう。
知っておきたい!就活の身だしなみ
就活において、身だしなみは第一印象を決定づける大切な要素です。気をつけなければならないのはリュックだけではありません。ここでは、就活において押さえておくべき身だしなみのポイントを、具体的に説明します。
スーツ
スーツは就活の基本中の基本です。選ぶ際には、清潔感とフォーマルさを意識しましょう。色は黒やネイビーが無難で、ストライプやチェックといった装飾が目立つものではなく、無地のものが適しています。
さらに、サイズが体に合っているかを確認することも重要です。肩幅や丈が合わないスーツはだらしなく見えがちなので、購入時やレンタル時には必ず試着をして、フィット感を確かめましょう。また、スーツの状態にも注意が必要で、シワが目立っていないか、汚れが付いていないか、面接や企業訪問の前には念入りにチェックする習慣をつけておくと安心です。
シャツとネクタイ
スーツの下に着るシャツは、白無地が最も適しています。清潔感を重視し、襟や袖口に汚れが残っていないかを必ず確認しましょう。特に、襟元は面接官からよく見える部分なので、黄ばみやシミがないか入念にチェックすることが重要です。
ネクタイは茶色や落ち着いた青などが一般的で、柄物を選ぶ場合も、シンプルで控えめなデザインを選びましょう。ネクタイの結び目が左右対称で綺麗に整っているかどうかは、全体の印象を引き締めるポイントになります。
靴と靴下
靴は黒の革靴を基本とし、スニーカーやブーツといったカジュアルなものは避けるべきです。面接当日に汚れや傷が目立たないよう、前日にしっかりと磨いておきましょう。
また、靴下にも注意が必要で、派手な柄や短すぎるものは避け、スーツの色に合わせた落ち着いたデザインを選びます。足元の清潔感を保つことで、全体の印象をより洗練されたものに仕上げることができます。
髪型
髪型は、その人の清潔感を直接的に伝える重要な要素です。男性の場合は、短髪で前髪が目にかかったり、横髪が耳に被ったりしないよう整えると、スッキリとした印象を与えることができます。整髪料を適度に使用し、自然にまとまるように仕上げるのがポイントです。
女性の場合は、長い髪をきちんとまとめることで顔が明るく見え、表情もよく映ります。ポニーテールやハーフアップなどのシンプルなヘアアレンジが適しており、顔周りがスッキリすることで、好印象を与えることができます。
メイクとアクセサリー
女性の場合、メイクはナチュラルな仕上がりを心がけ、肌のトーンを整える程度にとどめましょう。派手な色のリップやアイシャドウは避け、健康的で明るい印象を与えるメイクが理想的です。アクセサリーに関しては、結婚指輪以外は基本的に避けるのが無難ですが、どうしてもつけたい場合は、シンプルで目立たないデザインを選ぶことが大切です。
就活の不安はキャリアアドバイザーに相談しよう
身だしなみ1つをとっても、「就活でリュックは使っていいの?」「髪の色はどのくらいの明るさなら許される?」などたくさんの疑問や不安があると思います。このように、就活にまつわる悩みは尽きません。だからこそ、身の回りにいつでも気軽に相談できる相手がいれば心強いですよね。
そんな時は、就活のプロに相談するのが一番です!ココシロインターンでは、面接の練習からESの添削まで、プロのキャリアアドバイザーが徹底的に皆さんをサポートします!就活に関して何か不安なことがありましたら、気軽に相談してみてくださいね。
就活のリュックに関するFAQ
最後に就活のリュックに関するFAQ(良くある質問)をまとめます。
リュックを避けるべき企業や業界はありますか?
一部の企業や業界ではリュックを避けた方が良い場合があります。例えば、金融業界や官公庁などは、服装や持ち物において「きっちりしていること」が求められます。また、営業職や接客業では、顧客の目に触れる場面が多いため、初対面の印象が特に重要視される傾向にあります。応募企業の雰囲気や求められるドレスコードを事前に確認しておきましょう。
説明会ではリュックを使っても問題ないですか?
説明会ではリュックの使用が問題になることはほとんどありません。そもそも説明会は選考に含まれず、人事の方も1人1人の持ち物までチェックしない場合が多いです。ただし、会場の入り口で荷物を預ける場合もあるので、必要なものを取り出しやすいリュックを選びましょう。
まとめ
本記事では以下の内容をお伝えしました。
- 就活でリュックはOKだが条件付き:黒無地・自立型など、フォーマルなデザインを選ぶ。
- 使う際の注意点を守ることが重要:肩ベルトの調整や中身の整理で印象を良く。
- 選択肢はビジネス鞄が無難:手提げ鞄や2WAYバッグもおすすめの選択肢。
- 第一印象を左右する身だしなみが大切:スーツや髪型など、トータルコーディネートが重要。
就活においてリュックを使う場合、選び方や使い方次第でその印象を大きく変えることができます。 「黒無地でシンプル」「A4サイズが入る」「自立型」 といった条件を満たしたビジネスリュックであれば、フォーマルな場でも十分に対応可能です。
ただし、面接や企業訪問ではリュック以外の選択肢、例えば手提げ鞄や2WAYバッグも視野に入れると、より安心して挑めるでしょう。最も大切なのは、 「自信を持てる装いで臨むこと」 です。
身だしなみを整え、清潔感やフォーマルさを意識した上で、就活における第一印象を磨いていきましょう。 適切なリュックや鞄を選ぶことは、就活成功への第一歩です!
基本的にSPIは結果が確認することのできないですが、SPIマスターではそのSPIと同様の結果を確認することができます!
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