「資格なし」で不安な就活生へ|今すぐやるべき3つの対策

「就活を進めて行くうえで、資格なしだと不利になってしまうのではないか」「就活で持っておいた方がいい資格ってなんだろう」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、就活において資格なしだと不利になるのか、就活で持っていると有利になる資格について解説していきます。

資格なしでも、効率よく就活を進めて行く方法についても解説していきますので、資格を持っていなくて困っている方はぜひ参考にしてみてください。

このような人に読んでほしい

  • 就活で資格なしでも大丈夫か知りたい方
  • 就活で有利になる資格を知りたい方
  • 資格なしでも効率よく就活を進めて行く方法を知りたい方
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

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就活で資格なしでも内定は取れる?

結論、就活で資格なしでも内定を取ることは可能です!業界や職種によっては、資格が必須の企業もありますが、資格なしだからといって内定が取れないということは基本的にはありません。

就活で資格なしでも内定をとれる主な理由は下記の通りです。

資格を必要とする業界や職種の割合が少ないため

就活で資格なしでも内定をとれる1つ目の理由は、資格を必要とする業界や職種の割合が少ないためです。

例えば、医師や弁護士といった専門職には特定の資格が必要ですが、それ以外の多くの業界や職種では、資格を必要条件としていません。

多くの企業は、資格の有無で就活生を判断するのではなく、コミュニケーション能力やチームで協力しながら成果を出すことができる能力を見ています。

これらのスキルをアピールすることができれば、資格がなくても十分に内定を取れるチャンスがあります。

あくまで選考は資格ではなく、就活生のポテンシャルを重視しているため

就活で資格なしでも内定をとれる2つ目の理由は、あくまで選考は資格ではなく、就活生のポテンシャルを重視しているためです。

企業は新卒採用において、その人が持っているポテンシャルを大切にしています。なぜなら、新入社員はこれから企業の文化や仕事の進め方を学びながら成長していく存在であり、その素質を持っているかどうかが評価されるからです。

もちろん、資格があることで専門的な知識や努力の証明にはなりますが、それがないからといって内定が取れないとは限りません。

就活で有利になる資格5選

ここまで、就活で資格なしでも不利にならない理由について解説してきました。しかし、資格を持っていることでプラスに繋がることはもちろんあります。例えば、業務に関する資格を持っていれば、企業に入社する熱意が伝わるでしょう。

ここからは、取得しておくと就活で有利になる資格について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

① TOEIC

就活で有利になる資格1つ目は、TOEICです。

TOEICとは、英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定するための試験です。評価はスコアの数値で行われ、スコアの満点は990点です。

TOEICは、英語力をアピールする資格の代表格といっても過言ではないでしょう。企業にもよりますが、英語力をアピールするのであれば、700点以上を目指したいところです。

もちろん、業界や職種によって必要なスコアは変わってきます。次の記事では、就活におけるTOEICの役割について解説しています。就活でTOEICのスコアをアピールする際の注意点や、TOEICのスコアを利用する際に気をつけるポイントについて知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

② 簿記

就活で有利になる資格2つ目は、簿記です。

簿記とは、「帳簿記入」の略で、経営活動の詳細を整理・計算・記録し、お金の流れを明らかにすることです。簿記の主な目的は、営業取引や財務情報を帳簿へ細かく記録し、経営成績などをまとめた決算書の作成をするためです。

就活で簿記をアピールするのであれば、簿記2級を目指すと良いでしょう。簿記2級からは、商業簿記に加え工業簿記が試験科目に加わるため、原価計算を含む専門的な知識が必要となります。

経理や財務部門を志望している方は、簿記2級以上を取得していると、就活で有利になるといえるでしょう。

③ MOS

就活で有利になる資格3つ目は、MOSです。

MOSとは、Microsoft Office Specialist(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)の略であり、オフィスソフトの操作スキルを証明する資格です。

MOSの試験は、「Word」「Excel」「PowerPoint」「Access」「Outlook」の5つの科目があります。それぞれのソフトを使用して操作を行う実技試験で、基本操作や応用的な操作が出来るかが問われます。

MOSを持っていることで自分のパソコンスキルを証明できるので、就職する際の強みになるでしょう。

④ ITパスポート

就活で有利になる資格4つ目は、ITパスポートです。

ITパスポートとは、ITを利用する全ての人が備えておくべき、ITに関する基礎知識を証明できる国家資格です。情報処理推進機構(IPA)が運営しており、ITが絡む法務や経営戦略、マネジメントなど幅広い知識を身につけられます。

ただし難易度が低いため、IT業界では入門的な立ち位置の資格と考えておいた方がいいでしょう。

⑤ FP技能検定

就活で有利になる資格5つ目は、FP技能検定です。

FPとはファイナンシャルプランナーのことであり、「くらしとお金」に関する幅広い相談に対応するのが主な仕事になります。この資格では、家計に関わる金融や住宅ローン、年金制度など様々な知識を得る事ができます。

金融系と関係ない企業であれば3級で、金融関係を志望している方は2級を持っていると、実務に関わるレベルの知識をアピール出来るのでおすすめです。

以下の記事では、誰でも挑戦できる国家資格を紹介しています。ぜひご覧ください。

有利になりにくい資格

合格率の高い資格は、多くの就活生が取得しているため、選考において他の応募者との差別化が難しくなります。結果として、選考側の評価ポイントとして優先度が下がるケースが少なくありません。

また、志望業界や職種と関連性の薄い資格を保有していても、即戦力としての能力や適性をアピールしにくいというデメリットがあります。企業はその資格が実際の業務にどう活かせるかを重視するため、関連性が見えないと評価にはつながりにくいでしょう。

資格取得には時間と費用がかかるため、闇雲に挑戦するのではなく、自分のキャリアプランや志望先企業での業務内容に合致するものを選ぶことが大切です。目的を持って学習を進めることで、取得後の活用イメージが明確になり、選考でも説得力を持ってアピールできます。

資格が有利に働きやすい業界

免許や資格が特に評価される業界と、あまり重視されない業界があります。次に、どのような分野でどんな種類の資格が採用時に有利に働くのかを見ていきましょう。

不動産業界

不動産業界では「宅地建物取引士(宅建)」が特に重宝されます。

宅建は国家資格で、不動産の売買や賃貸契約を適正に行うために必要な知識を証明するものです。多くの不動産会社は、法律で定められた比率で宅建保有者を配置する義務があるため、この資格を持っているだけで採用時に大きなアドバンテージとなります。

さらに、建築や金融など関連業界でも不動産の評価や取引の知見が活かせるため、幅広くニーズがあります。

金融業界

銀行・証券・保険といった金融企業では、専門用語や複雑な商品設計を理解することが不可欠です。

事前に「FP(ファイナンシャルプランナー)技能検定」を取得しておけば、金融や税制、不動産、保険など幅広い知識を有している証となり、業界への理解度と意欲を示す強力な材料になります。

FP資格は国家検定であるため、就活時に「基礎知識を習得済み」という点で他の応募者と差をつけやすいです。

IT業界

IT業界は未経験者採用も盛んですが、入社前に基礎技術を学んでおくことは好印象につながります。

入り口としては「ITパスポート」が取り組みやすく、ITの基礎知識を幅広くカバーします。より専門性をアピールしたい場合は、プログラミングやシステム開発の理解を示せる「基本情報技術者試験」の取得がおすすめです。

この資格はITパスポートより難易度が高く、企業によっては応募条件に挙げられることもあるため、持っていれば即戦力として評価されやすくなります。

資格なしでも不利になりにくい職種

以下の職種は、特別な資格や免許がなくても応募時に大きなハンデになりにくい分野です。それぞれの特徴や魅力をご紹介します。

営業職

どの業界にも存在する営業職は、資格よりもコミュニケーション能力や行動力が重視される仕事です。

自社の商品やサービスを顧客に提案し、契約や販売につなげるため、業界知識は必要ですが、資格の有無で就活が不利になることはほとんどありません。成果を上げる力や交渉力がアピールポイントになります。

エンジニア・プログラマー

IT業界は変化が速く、資格よりも実務での対応力や学習意欲が評価されやすい分野です。

未経験者や資格を持たない人材でも、プロジェクト経験や自主制作のポートフォリオがあれば採用のチャンスが広がります。デジタル化の進展に伴い、IT人材の需要は高く、資格がなくても門戸が開かれています。

接客・販売職

飲食店や小売店、アパレルなどの接客・販売職では、コミュニケーションスキルやホスピタリティが重要視され、専門的な資格はほとんど不要です。

お客様とのやり取りや店舗運営の実務を通じてスキルを磨く職種であり、言葉遣いや立ち居振る舞いが評価されるため、資格なしでも不利になりにくいと言えます。

就活で資格なしでも内定をもらうには?

ここからは、就活で資格なしでも内定をもらう秘訣について解説していきます。資格なしでも志望する企業から内定をもらいたい方はぜひ参考にしてみてください。

強いガクチカを作る

就活で資格なしでも内定をもらうために、ガクチカを作ることをおすすめします。

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略語であり、エントリーシートや面接で聞かれる定番の質問となっています。

ガクチカを作る中でも特におすすめなのが、長期インターンに参加することです。

長期インターンでは、社員の方と同じような業務を行うため、オフィスワークで必要なコミュニケーション能力やビジネスマナー、また志望する企業で必要なスキルをそれぞれ身につけることができるでしょう。

そのため、長期インターンに参加した経験は他の学生と差別がしやすく、企業に対してガクチカのアピールも容易です。

ただ、数ある企業の中から自分に合った長期インターンを見つけるのは難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、長期インターン特化型求人サイト「ココシロインターン」です。

「ココシロインターン」では、自社のキャリアアドバイザーが長期インターンの応募から内定までを無料で完全サポートいたします。キャリアアドバイザーに面接対策をしてもらうことで、効率的に志望企業の採用を手に入れることができるのでおすすめです!

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次の記事では、長期インターンについて詳しく解説しています。長期インターンに少し興味があるという方はぜひ参考にしてみてください。長期インターンのメリットや探し方まで知ることができるはずです!

自己分析を徹底的に行う

就活で資格なしでも内定をもらうために、自己分析を徹底的に行うことをおすすめします。

自己分析とは、自分の長所や短所、価値観などを明確にし、自分の強みを見出すことです。自己分析を行うことで、「自分の企業や職種選びの軸」や「自分自身のこと」を明確にすることができるでしょう。

一般的には自己分析の結果を踏まえたうえで、自己PRなどを考えます。自己分析が曖昧なまま就活を進めてしまうと、志望する企業に自分の強みや成功体験をしっかりアピールすることができません。

就活を進めていく中で、インターンシップや本選考で面接を行う場面があるかと思います。面接では、他の学生とは違うよりも自分の強みや成功体験を企業側にアピールする必要がありますので、自己分析を行うことをおすすめします。

自己分析をしっかりと行い、自分の強みや成功体験をアピールすることができれば、資格がなくても志望する企業の内定をもらうことができるでしょう。

しかし、中には自己分析といってもどれくらい具体的に行えばいいか分からないという方もいるでしょう。そんな方は、以下の自己分析シートをダウンロードすることをおすすめします。

手順に沿って進めていくだけで簡単に自己分析をすることができます。

自己分析をするなら、自己分析シートがおすすめです!

自己分析シートでは手順に沿って自己分析を進めていくだけで、長期インターンや就活に必要な、ガクチカ、強み弱み、将来のビジョン、企業選定の軸を決めることができます。

「就活に向けての自己分析がうまくできておらず将来の見通しが立っていない……」「自分が長期インターンの採用面接でうまく行っていないのは自己分析が足りていないからかもしれない……」という人は是非自己分析シートを活用してみてはいかがでしょうか?

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次の記事では、自己分析について詳しく解説しています。自己分析のやり方から自己分析を就活に活用する方法まで徹底解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

企業分析を行う

就活で資格なしでも内定をもらうために、企業分析を徹底的に行うことをおすすめします。

企業分析とは、企業の事業内容やビジネスモデル、キャッシュフローを調べ、自分のキャリアビジョンとマッチしているのか、競合他社との違いを把握することです。

企業分析をすることで、企業の特徴を理解することができるのはもちろん、自分と企業の相性を見極めることもできます。また企業分析は、企業に対する思いを伝える最大の手段です。

インターンやOB・OG訪問を行うとより企業理解が深まるので、企業分析をする際にはインターンやOB・OG訪問に行ってみてはいかがでしょうか。

また、企業分析で不安な方は、次の記事を参考にしてみてください。何のために企業分析をするのか、企業分析ノートの作り方まで解説しています。

資格なしの場合履歴書やエントリーシートはどう書く?

履歴書やエントリーシートの欄に資格なしの場合の書き方について解説します。

資格なしの場合は、履歴書とエントリーシートのどちらも資格の欄は、「特になし」と書きましょう。特になしと書いたからといって、選考に落ちることはありません。

選考で重要視されるのは資格ではないため、見栄を張って嘘を書くことだけは避けましょう。簡単にばれてしまい、選考で落とされてしまいます。資格にとらわれず、志望動機やガクチカに力を注ぎましょう。

履歴書の書き方や注意点を知りたい方は、次の記事を参考にしてみてください。魅力的な履歴書の書き方を身につけて、資格なしでもあなたの熱意や姿勢をしっかりアピールできるようにしましょう!

まとめ

この記事を要約すると以下の通りになります。

この記事のまとめ
  • 就活で資格なしでも不利になることはない!
  • 持っていると就活で有利になる資格もある!
  • 就活で資格なしの人は長期インターンに参加するのがおすすめ!

今回の記事では、就活において資格なしだと不利になるのか、就活で持っていると有利になる資格について解説してきました。

就活では資格は重要視されることはあまりないです。そのため、資格がなくて不安な方は自己PRやガクチカなど、他の部分に力を注ぐことで志望する企業の内定をもらうことができるでしょう!

またこれからの就活が不安な方や、これからどのように進めていけばいいか分からない方は「ココシロインターン」を活用してください。

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しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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