「長期インターンの選考でもESを書かなきゃいけないの?」「長期インターンのESってどんなことを書けばいいの?」
そのような悩みを抱えている学生さんは多いのではないでしょうか。せっかく長期インターンに興味を持ったのに、ESで落とされるとがっかりしてしまいますよね。
そこで本記事では、ガクチカと志望動機の2つの観点から、長期インターンのESの書き方を徹底解説します。ポイントやコツをしっかり押さえて、選考を突破できるESを作成しましょう。
最後には、長期インターンのESの例文も掲載しているので、ぜひ参考にしてください!
こんな人に読んでほしい
- 長期インターンのESで何が見られているのか知りたい方
- 長期インターンのESにおける「ガクチカ」と「志望動機」の書き方を知りたい方
- 長期インターンのESの例文を見てイメージを膨らませたい方
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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長期インターンのESでは何を見られているの?
そもそも長期インターンの選考において、ESの提出が求められるのはなぜでしょうか。まず、長期インターンの特徴から考えてみましょう。
長期インターンは企業の社員の一員として扱われるため、アルバイトに比べて重要な仕事に関わることになります。そのため、簡単に辞めてしまわないかどうかを人事は見極めようとしています。
長期インターンに参加したい理由がESに明確に書かれていれば、やる気をアピールでき長く続けてくれそうだという評価につながります。そこで、ここからは人事が長期インターンのESにおいてどのようなポイントを重視しているのか解説していきます。
人柄が社風や業務とマッチしているか
長期インターンのESにおいて人事が重視する1つ目のポイントは、学生の人間性です。
長期インターンに応募する学生のほとんどはアルバイト以外の就労経験がなく、スキルも未熟です。そのような人材を採用することは企業側にとってリスクでもあります。
ミスマッチをなくすためには、学生が元々持っている強みやモチベーションの源泉が、業務内容や社風と合っているかどうかが重要です。
未経験であっても実際の業務で生かせそうなポテンシャルを持っていれば、長期インターンにおいても活躍してくれるはずだという評価につながるのです。
やる気があるか
長期インターンのESにおいて人事が重視する2つ目のポイントは、やる気があるかです。
長期インターンの業務は任される仕事のレベルが高い分、責任も大きくなります。そのため、困難に直面したとき、簡単に辞めてしまわないかどうかを人事は見極めようとしています。
長期インターンに参加したい理由がESに明確に書かれていれば、辛いことがあっても乗り越えてくれるはずだという評価につながります。
【ガクチカ編】長期インターンのESの書き方
ここまでは長期インターンのESで人事が見ているポイントについて解説してきました。ここからは長期インターンのESの具体的な書き方を説明します。
まず、ポテンシャルが効果的に伝わるガクチカの書き方を見ていきましょう。
STEP①: 自己分析をする
まずはじめに、自己分析をしましょう。
自己分析とは、自分の過去の経験を洗い出し、そこから強みや価値観、行動の特徴をまとめることを指します。
自己分析の手順は以下の通りです。
- 小学校、中学校、高校において、それぞれ頑張ったことを書き出す
- なぜ頑張れたのかを言語化する
- どのように頑張ったのかを言語化する
- 上記のエピソードから自分の強みや価値観を書き出す
自己分析をすると過去の経験が言語化されるため、具体的なエピソードを混えて自分の強みや価値観を説明できるようになります。
その結果、長期インターンのESを書く上で、自分の人柄を分かりやすく伝えられるのです。
STEP②: So What? を突き詰める
自己分析ができたら、次はESに書くガクチカの「結論」を考えましょう。
ガクチカの「結論」を考える上では、So What?(それって結局何が言いたいの?)を自分自身に問いかけることが有効です。
例えば「部活動で県大会に進出したこと」は単なる事実です。その事実を通して、ESにおいて人事に何を伝えたいのか考えましょう。「自分は目標に向けて努力できる人です」と伝えたいのか、「仲間と共に協働できるチームワークに優れた人です」と伝えたいのか。様々な結論が考えられます。
ここでさらにもう一度、So What?を問いかけましょう。
例えば「目標に向けて努力できる人です」という自分の強みは、結局どのような業務につながるのか。「物事をやり切る力を活かして、厳しいノルマも必ず達成します」など長期インターンでの活かし方まで伝えられると、入社後に活躍するイメージを持ってもらいやすくなります。
STEP③: 「結論→具体例→再現性」の流れで書く
ここまでの自己分析とSo What?の深掘りを通して、長期インターンのESにおいて伝えたい内容が明確になってきたと思います。
最後はそれを具体的な文章にまとめましょう。
長期インターンのESを作成する上では、以下のフレームワークに沿って書くことがおすすめです。
- 結論:自分の強み
- 具体例:強みが発揮されたエピソード
- 再現性:長期インターンにおける活かし方
この流れを意識すると、ガクチカの内容を結論ファーストで分かりやすく伝えることができます。
ガクチカを書く際に、使われるエピソードとして部活がありますよね。以下の記事では部活やサークルとの比較を行っております。
【志望動機編】長期インターンのESの書き方
ここまでは長期インターンのESにおけるガクチカの書き方を説明してきました。
続いては、志望動機の書き方を見ていきましょう。
長期インターンの募集要項は情報が少なく、どのように志望動機を書けば良いか迷ってしまうかもしれません。
しかし、見るべき観点を押さえて情報収集すれば、誰でも読み手に伝わりやすいESを仕上げることができます。
STEP①: 企業研究をする
まずはじめに、企業研究をしましょう。
主な情報源は長期インターンの募集要項と会社のホームページです。
以下の観点を押さえると、企業情報を簡潔に整理することができます。
- 企業理念
- 事業内容
- 長期インターンの募集職種
- 会社の規模
長期インターンの募集要項や会社のホームページを参照しながら、上記の項目を埋めていきましょう。
そうすることで会社の特徴が明確になり、志望動機が書きやすくなります。
STEP②: その企業に魅力を感じた理由を言語化する
企業研究ができたら、次は整理した会社の情報のうち、どの部分に特に魅力を感じたか考えましょう。さらに、その部分に惹かれた理由も言語化しましょう。
例えば、ホームページを調べた結果、社員が10名ほどしかいない会社だと分かったとします。この場合、「私は責任の大きな仕事がしたいため、少数精鋭の環境に惹かれた」といった理由を書くことができます。
企業の特徴と自分の価値観を結びつけると、より説得力のある志望動機になります。
STEP③: 「企業の魅力→理由→ビジョン」の流れで書く
企業研究とその企業に魅力を感じた理由の言語化を通して、長期インターンのESで書くべき内容が明確になってきたと思います。
最後に、それを文章にまとめてみましょう。
長期インターンの志望動機を説明する上では、以下のフレームワークに沿って書くと内容が抜け漏れなく伝わります。
- 企業の魅力:その企業の中で特に魅力を感じた部分
- 理由:なぜそこに魅力を感じたか
- ビジョン:長期インターンを通してどんな成長がしたいか
上記の流れを意識してESを書くと、その長期インターンに参加したい理由を自分自身の価値観や目的意識を踏まえて説明することができます。
長期インターンのESの例文
ここまでは、長期インターンのESの書き方について説明してきました。
しかし、「ESの書き方は分かったけど、まだ具体的なイメージが湧かない」という方もいるかもしれません。
そこでここからは、長期インターンのESの例文を紹介します!
【長期インターンのES】ガクチカの例文
私が学生時代に頑張ったことは、中高6年間続けた野球部の活動だ。そこでは「困難に直面しても決して諦めない粘り強さ」が培われた。それは中高6年間続けた野球部の経験を通して培われた。私は他の部員と比べて身体が小さく、中学2年生までは一度もレギュラーに選ばれなかった。自分に野球は向いていないのではないかと落ち込み、引退も考えた。しかし、ここで辞めたら逃げ癖がついてしまうと思い、まずは身体作りを徹底することに集中した。周りの部員に練習方法を聞き、良いと思った方法は全て試した。また、モチベーションを保つため、1週間単位で小さな目標を設定し、その達成を監督や友人と共有した。結果、中学3年生以降は常にレギュラーメンバーに選ばれ、チームとしても県大会出場という成績を残した。この経験から私は、自分の能力を言い訳にするのではなく、自らを変える努力を続けることの大切さを学んだ。この粘り強さを活かし、貴社のテレアポ業務においても高い数値目標を達成できる人材として活躍したい。
【長期インターンのES】志望動機の例文
私は大学で学んでいる機械学習とビジネスの現場のニーズの差分を体感したいため、貴社の長期インターンを志望する。ゼミにおいてはAIを活用した購買体験を研究しているが、アカデミックな議論においては実際の現場のニーズが見えにくいことに課題を感じてきた。貴社は「ニーズ・ドリブン」を掲げた営業戦略によって、年次40%という高い成長率を維持している。そのような貴社の長期インターンに参加することで、直接お客さまの声を聞き、現場の感覚と技術に対する専門知識を兼ね備えた人材として成長したい。
長期インターンのESで困ったらアドバイザーに相談しよう
長期インターンのESの書き方が分かっても、実際に自分で書くのは難しく感じるかもしれません。
その場合、キャリアアドバイザーに相談することがおすすめです!
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行きたい長期インターン先の選考を通過し、自己成長の機会を掴むために、ぜひココシロインターンをご活用ください。
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まとめ
本記事では以下の内容をお伝えしました。
- 長期インターンのESでは「会社とのマッチ度合い」と「やる気」を見られている
- 長期インターンのESを書く上では、自己分析や企業分析が重要
- フレームワークに沿って書くことで、長期インターンのESを効果的に書くことができる
ESの準備ができたら、次は面接の対策をはじめましょう。
具体的な面接対策のやり方を知りたい方は、この記事も読んでみてください。長期インターンの面接でよく聞かれる質問とその解答例を紹介しています。
本記事がみなさんの長期インターン選考突破の一助になれば幸いです。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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