出版社で長期インターン!大手出版社に受かる方法を徹底解説!

「本を読むことが好き」「自分の好きな『本』に仕事で関わって生きていきたい」そんなふうに考えて出版社に就職したいと思っていませんか?

今この記事を書いている私自身も、幼少期からよく本を読んでおり、出版社に就職して好きなことを仕事にできると幸せだなと、そう思っています。

しかしながら、漠然と出版社に就職したいと思っていても、実際どんなことをやれば良いのか、インターンに参加することが必須なのか、悩む人も多いことでしょう。

今記事ではそんな出版業界で生きていくためにどのようなことをすればよいのか、長期インターンをするにあたって知っておくべきことは何なのかについて解説していこうと思います。

こんな人に読んでほしい
  • 出版社で働くために何をすればいいか知りたい人
  • 出版社での長期インターンはどこに行けばいいか知りたい人
  • 出版社に就職したい人!
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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出版社に就職するために長期インターンは必須?

出版社に就職したい際、長期インターンをやるべきなのでしょうか?

結論、絶対に参加すべきです

今や就活においてガクチカを作るために多くの人がやっている長期インターン。出版社業界においてもその効力はかなり大きいです。

倍率が高いため、周りと差をつけるためにも出版社の長期インターンには参加したい

出版社業界では、大手の4社である「小学館」「KADOKAWA」「集英社」「講談社」の全てにおいて、内定人数が20人弱と少なく、対して応募総数は3000人超と極めて多いです。

それ故、就職倍率もものすごいことになっており、毎年激戦となっています。数多くの学生をなぎ倒して内定を勝ち取るためにまず重要なのは、周りと差をつけた経歴を持つことです。

講談社のWebPageでは、応募から採用までの流れを見ることができます。

このサイトを見ると、応募総数3747人に対し、一次面接に行くのが1870人とESの時点で半分が切られることがわかります。もし突出した熱意を持っていたりコミュニケーション力を持っていたとしても、経歴が不十分だと判断されESの時点で切り落とされていたとしたらお話になりません。

その点、長期インターンへの参加によって経歴はかなり補強されるでしょう。

出版社の長期インターンに参加するとなぜ差をつけられる?

長期インターンに参加することで得られる効果として重要なのは「会社側から即戦力であると見られやすいこと」です。

長期インターンに参加することによって、ある程度その業界の実務に携わることができ、業界理解が深まるだけでなく、その業界で必要となるスキルも身につけることができます。

例えば、出版業界で働くにあたってかなり重要になるAdobeのPhotoshopやIllustrator、OfficeのExcelやWordといったパソコンのソフトのスキルは長期インターンに参加することで身につけることができるというわけです。

これから就職したい業界で先に長期インターンに参加し経験を積んでおくことで、並の学生から抜きん出た経歴を得ることが出来るというのが大きな強みとなります。

実はそんな長期インターンに参加するメリットは他にも多くあります。次の記事で深く解説していますので、チェックしてみてはいかがでしょうか?

【業界研究】出版社業界について知っておこう!

長期インターンに参加する重要性がわかったところで、出版社業界の概要について軽くお話します。

というのも、就活するにしても長期インターンに参加するにしても、今どのように業界が動いているかについて把握することは重要だからです。

ここをおろそかにすると、就活で成功もできなければ、長期インターンでの成長もし辛いです。

デジタル化が進み紙媒体は年々減少傾向

近頃はiPadのようなタブレットが普及しており、紙媒体ではなくデジタルで書籍を読む事が増えています。そのため、多くの企業はデジタル媒体でのマーケティングに移行しています。

また、2020年の書籍・雑誌合計の推定販売金額はピークだった1996年の半分以下になっています。これから先、デジタル化は更に進んでいくと予想されます。

コロナ禍で電子図書館が普及

図は四季報業界地図を参考にし作成

電子図書館を導入する自治体は2021年4月時点で205もの自治体まで増加しています。専門書出版社も大学や研究機関向けの書籍の電子化を急いでいる状況になっています。

実際筆者の住んでいる神奈川県では、もちろんリアルな書籍を借りに行けるのですが、電子図書館にアクセスして読むことができます。閲覧できる書籍は特に人文・社会系および理工系の分野の辞典や論文になっています。

ビジネスモデルについて解説

図は四季報業界地図を参考にし作成

出版業界では、販売委託制という特殊な販売法を利用しています。

書籍の定価は出版社が決めており、販売する書店は特別な取り決めがない限り価格を決められないため、売れない出版物は返本が可能となっています。

主要4出版社では長期インターンは出来る?

さて、では出版社に就職するためにどのような企業で長期インターンをするのが良いのでしょうか?まず候補に上がるのは、KADOKAWA、集英社、講談社、小学館の主要4出版社です。

実は、現在主要4出版社の中で長期インターンをすることが出来るのは「KADOKAWA」のみとなっています。その他の3社では現在長期インターン募集はしていません。

KADOKAWAで長期インターン

2024年6月現在のKADOKAWAの長期インターン募集ページを見ると次のようになっています。

  • YouTubeクリエイターのサポートを行う部署での企画営業/クリエイターのアシスタント業務
  • ウォーカープロデュース フードフェス事業のサポート
  • esports企画室での企画サポート
  • コミックエッセイ編集部での編集サポート業務
  • 角川文庫編集部での編集サポート業務
  • MD営業部での営業アシスタント業務
  • ビジネス編集部での編集サポート
  • キトラ編集部でのコミックス等の編集サポート

基本的にはサポート業務が中心となっているわけですが、KADOKAWAの最前線での業務をサポートできるということもあって、参加できるとかなり知見が広がりそうですね!

しかしながら、注意が必要です。というのも、長期インターンに参加するにあたって準備が不十分だと落とされてしまう事があるからです。

記事後方にてどうすれば受かるのかについて解説します。

出版社に就職するのに有利になる長期インターンを紹介!

主要4出版社以外の企業について、おすすめの長期インターンを紹介します!

株式会社ソラジマ

株式会社ソラジマは、Webtoon事業を行なっている会社です。Webtoonとは縦読みフルカラーの漫画のことで、韓国が発祥です。従来のスタイルと違い、基本的にフルカラーの作品になるため、何人かで工程を分け、1つの作品を作り上げます。編集者としての仕事にご興味のある方にはおすすめの長期インターンです。

  • 時給1100円〜
  • 不動前駅 徒歩7分

株式会社1LDK

株式会社1LDKは市場で勝ち続けるためにマーケティングでより良いものをユーザーに価値提供している会社です。現在株式会社1LDKでは、電子書籍市場にて、女性向けコミックの企画・編集を行なっていくインターン生を募集しています!目先の損得より義理人情/力愛不二の価値観の下、「0→1の思考」や「マーケティング」そして何より「漫画編集社としてのスキル」などの力を身に着けたい学生必見です!!

  • 時給1100円〜
  • 五反田駅 徒歩7分

出版社の長期インターンに受かるためにはどうすれば良い?

出版社の長期インターンに受かるためにはどのような準備をしていけばよいのでしょうか?

志望理由を明確にする

まずは、なぜ出版社で働きたいのか、なぜ長期インターンに参加したいということを明確にし、面接でそれを伝えられるように言語化しておきましょう。

長期インターンに参加する学生はスキルの優劣はまだついていない状態で、経歴にも大きな差というのはまだついていません。

どこで差がつくのかと言うと、「熱意」です。そしてそれをうまく伝えなければいけません。

一概に「出版社で働きたい」といってもその理由はさまざまです。本が好きと言ってもどのような本なのかであったり、出版社での仕事の中でもどのような業務に魅力を感じていて、なぜその仕事がしたいのかであったり。

出版社の長期インターンに参加するためにそのような言語化は熱意を見せるという点で大きく重要です。

うまく「出版社で働きたい」という理由を言語化するために自己分析をすることをおすすめします。

自己分析をするなら、自己分析シートがおすすめです!

自己分析シートでは手順に沿って自己分析を進めていくだけで、長期インターンや就活に必要な、ガクチカ、強み弱み、将来のビジョン、企業選定の軸を決めることができます。

「就活に向けての自己分析がうまくできておらず将来の見通しが立っていない……」「自分が長期インターンの採用面接でうまく行っていないのは自己分析が足りていないからかもしれない……」という人は是非自己分析シートを活用してみてはいかがでしょうか?

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面接でハキハキと喋る

面接において、面接官に好印象を与えるのも大変重要です。

いくら自己分析して、どれだけ熱意あふれる上手な文章を作ったとしても、それが面接官に伝わらなければ全く意味はありません。

面接において、自身の満ち溢れるような堂々とした喋りを披露することができれば、面接官に好印象を与えられ、まず落ちることはないでしょう。

次の記事では面接において抑えておきたいポイントについて解説しています。要チェックです!

まとめ

出版社での長期インターンについて解説した今回の記事を簡単にまとめると、次のようになります!

この記事のまとめ
  • 出版社という倍率の大きな業界で就活を成功させるには、長期インターンへの参加は必須!
  • 特にKADOKAWAでは長期インターンを開催しており、4大出版社の中では唯一となっているので、是非参加したい!
  • 他にも、出版社で出来る長期インターンは多くあるので参加しましょう!
  • 出版社の長期インターンに受かるためには、なぜ長期インターンに参加したいのか明確にすることと、面接でハキハキと喋ることが最重要!

ココシロインターンのキャリアアドバイザーは、学生が長期インターンに参加するまでの間企業紹介だけでなく面接対策やES作成まですべてを無料でお手伝いします。

特に出版社業界では長期インターンに参加することが大変重要でした。長期インターンに参加したい!という場合は、一度ココシロインターンのキャリアアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか?

この記事が皆さんのためになれば幸いです。

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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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