SPIの勉強を始めると、多くの就活生が最初にぶつかる壁があります。
それが 「SPIって塾に行ったほうがいいの?」 という悩みです。
参考書だけで乗り切った友達もいれば、塾に通って一気にスコアを上げた友達もいる。
SNSを見ると「独学で十分」という声もあれば、「塾に行かないと間に合わない」という声もあって、
何を信じたらいいのかわからなくなるのが普通です。
実はSPI対策には、塾・独学・アプリという3つの方法があり、
「誰にでも1番良い方法」があるわけではありません。あなたの性格・学習習慣・スケジュールによって、最適な選択肢は大きく変わります。
本記事では、
「塾に行くべき人」「独学で十分な人」「アプリを併用すべき人」をタイプ別にわかりやすく整理し、
それぞれが最短でスコアを伸ばす“使い分け術”を徹底解説します。
あなたが迷っている「塾に行くべきか」の答えが、この記事の中で必ず見つかるはずです。
こんな人に読んでほしい
- SPIの塾に行くべきか迷っている人
- 独学と塾、どちらが自分に合うかわからない人
- SPIの点数が伸びず不安を感じている人
- SPI対策法を知りたい就活生
- 短期間でSPIスコアを上げたい人
- これから就活が本格化する前に対策を始めたい人
【要チェック】SPIを対策できる塾ってあるの?

「SPIって塾で教えてもらえるの?」
そんな疑問を持つ就活生は多いですが、SPI専門の塾は実際にあります。
出題傾向に沿った授業や模擬試験を行い、短期間でスコアを上げるカリキュラムを用意しているのが特徴です。
通学型だけでなく、オンライン講座や映像授業など、学び方の選択肢も増えています。
SPIの塾は基本的には必要ない!
SPIの塾は、全員に必要なものではありません。
しかし、「短期間で結果を出したい人」「一人で勉強が続かない人」 にとっては、時間を買う価値があります。
SPIは単なる学力テストではなく、“出題形式への慣れ”と“スピード”が求められる試験です。
基礎学力があるだけでは得点が安定せず、出題傾向や時間配分の戦略を理解することが重要です。
塾では講師が最新の出題傾向を分析し、最短ルートで結果を出す方法を体系的に教えてくれます。
SPIの塾では「頻出分野」「解法パターン」「時間配分」の3軸でカリキュラムを設計し、
講師のフィードバックにより、解き方の癖やミスの傾向を分析し、個別に修正します。
独学では勉強内容の取捨選択を自分で判断する必要があり、方向を誤ると非効率になりがちです。
SPIの塾でしか学べない3つのポイント
SPIの塾の最大の魅力は、短期間でスコアを上げるための実践ノウハウを直接学べることです。
参考書でも知識は得られますが、SPIは“知識量”よりも“限られた時間で正確に解く力”が問われる試験。
塾では講師が受講者の解答傾向を分析し、「なぜ間違えるのか」「どうすれば早く正確に解けるのか」を個別に指導してくれます。
授業は大きく以下の3ステップで構成されています。それぞれが“独学では身につきにくい部分”を補い、得点力を飛躍的に伸ばします。
頻出分野の優先順位付け
SPIの塾では、まず「どこから手をつけるべきか」を明確にしてくれます。
独学だと全範囲をまんべんなく勉強してしまいがちですが、塾では過去の出題傾向をもとに“得点に直結する分野”を優先的に指導。
「やらない勇気」を持つことで、限られた勉強時間を最大限に活かせます。
非言語問題の時短解法
SPIで特に時間を取られるのが、非言語(計算・表読み取り)問題です。
塾では、講師が“検算を省くポイント”“数字を整理する順番”といった実践的なコツを伝授。
これにより、独学では難しい「正確さとスピードの両立」が可能になります。
時間配分のクセを講師に指摘してもらうことで、制限時間内で安定した得点を取る力が身につきます。
本番を想定した演習トレーニング
SPIの塾の仕上げは、本番さながらの演習形式で慣れることです。
模擬試験やタイムトライアルを通して、焦りや緊張の中でも実力を発揮できるようになります。
さらに、講師が演習結果を分析し、「解答スピード」「正答率」「ミスの傾向」を数値でフィードバック。
これにより、自分の課題を“感覚”ではなくデータで理解できるのが塾ならではの強みです。
【就活生必見】SPIの塾が向いている人の4つの特徴

SPIの塾は、限られた時間で結果を出したい人、勉強が続かない人、苦手分野を克服したい人に特に向いています。
スコアを短期間で上げたい人
短期間で確実に成果を出したい人には、SPIの塾の利用が最も効果的です。
講師が最新の出題傾向を分析し、得点に直結する頻出分野を重点的に指導するため、限られた時間でも効率よくスコアを伸ばすことができます。
たとえば、日建学院の「SPI試験対策Web講座」では、全18回の映像授業を約2か月で修了可能。
出題頻度の高い問題に的を絞ったカリキュラムになっており、基礎から応用までを最短ルートで学べます。
「短期集中で一気に得点を上げたい」「独学では何を優先すべきかわからない」という人にとって、SPIの塾はまさに時間をお金で買う選択といえるでしょう。
一人で勉強が続かない人
「勉強を始めてもすぐにサボってしまう」「一人だとついスマホを触ってしまう」そんな人には、SPIの塾の管理体制が向いています。
塾では進捗確認や課題提出が設定されており、強制的に勉強せざるを得ない環境が整っているため、モチベーションを維持しやすいのが特徴です。
たとえば、SPI個別対策塾MARTHAでは講師が週ごとに進捗を確認し、必要に応じて学習内容を調整してくれます。
さらに、LINEで24時間いつでも相談できるサポート体制があるため、疑問をそのまま放置せず、一人じゃない安心感の中で学習を継続できます。
苦手分野の克服を促進したい人
SPIの中でも特に「非言語(計算問題)」や「長文読解」が苦手な人には、塾の個別指導が効果的です。
塾では講師が受講者ごとの弱点を分析し、苦手な出題形式だけを集中してトレーニングしてくれます。
たとえば、ウイニング就活塾は非言語分野に特化した個別講義を実施しており、
計数問題や仕事算を中心に反復練習を行い、実践で使える思考力とスピードを身につけられます。
苦手を後回しにせず、得意分野に変える経験は、自信と本番での安定感にもつながります。
本番形式の演習で慣れたい人
SPIは限られた時間の中で多くの問題を解く試験です。
そのため、実際の出題形式や時間配分に慣れておくことが、スコア安定のカギになります。
全日本情報学習振興協会の「SMART合格講座」では、本番と同形式の演習を通して“試験慣れ”を重視した指導を実施しています。
また、自宅で手軽に試したい人は、「SPI体験模試」を利用するのがおすすめです。
無料で受けられるうえ、たった5分・5問の簡易テストなので、勉強を始める前の“実力チェック”として最適です。
SPI体験模試はこちら
【徹底比較】SPIの塾のメリットとデメリット
SPIの塾は、効率と引き換えに「費用」や「自由度」を犠牲にする選択です。
長所と短所を理解したうえで、自分に合うかを見極めましょう。
SPIの塾のメリット
短期間でスコアを上げやすい
出題傾向を熟知した講師の指導により、最短ルートで得点アップを実現できます。
捨て問や優先分野が明確になり、限られた勉強時間でも“点になる学習”だけに集中できます。
学習が継続しやすい
定期課題や面談があることで、サボりにくくモチベーションを維持できます。
進捗が見える化されるため、次にやるべきことが常に明確で、迷いによる中断が起きにくくなります。
苦手分野を克服しやすい
個別指導によって、自分の弱点に合わせた学習が可能になります。
間違え方の傾向までフィードバックされ、同じミスの再発を“思考プロセス”から防げます。
SPIの塾のデメリット
費用がかかる(1〜5万円程度)
教材費・入会金を含めると、独学よりもコストがかかります。
投資対効果を測るために「何点上げたいか」「いつまでに必要か」を事前に数値で決めておくと判断がブレません。
講師の質にばらつきがある
SPI専門でない講師も存在し、当たり外れがあるのが現実です。
体験授業で“時間配分の指導”や“捨て問の基準”まで言語化できるかを必ずチェックしましょう。
自分のペースで学びにくい
通塾スケジュールや受講期間が固定されているため、自由度は下がります。
多忙期は録画視聴・オンデマンド対応の有無を確認し、形式選びで柔軟性を補完するのがコツです。
【後悔しないために】SPIの塾の選び方
SPIの塾選びでまずぶつかる瞬間の多くは、「何を基準に選べばいいか分からない」です。
講師・カリキュラム・料金とサポートの3点を軸に比較し、体験授業で相性を確認することが大切です。
ステップ1:講師
SPIの塾を選ぶうえで最も重要なのは、「誰に教わるか」です。同じ教材を使っていても、講師の指導力によってスコアの伸びは大きく変わります。
つまり、SPI対策の成否は“講師で9割決まる”といっても過言ではありません。
選ぶ際は、講師のSPI専門の指導歴や直近の合格実績を必ず確認しましょう。
授業内で「時間配分」や「捨て問の基準」を具体的に教えてくれるかどうかも大切なポイントです。
信頼できる講師は、「今日は〇分で〇問正解を目標」「この型なら検算せず次へ」といった数値的なアドバイスをくれます。
一方で、アドバイスが抽象的な言葉しか出てこない場合は注意が必要です。
ステップ2:カリキュラム
次に重要なのが、カリキュラムの内容が自分の受検形式に合っているかどうかです。
SPIは、言語・非言語・性格検査など幅広い分野をカバーしていますが、塾によっては一部しか扱っていないケースもあります。
特に確認したいのは、どの範囲まで指導対象にしているか、本番形式の演習やタイムトライアルがあるか、出題傾向の更新頻度の3点です。
ステップ3:料金とサポートの総合コスパ
最後にチェックすべきは、料金とサポート内容のバランスです。
価格だけで比較するのではなく、「何が含まれているか」を見ることが重要です。
たとえば、質問対応、添削や個別面談の頻度、教材や演習問題の量、受講後のフォローといった点を比較しましょう。
同じ価格でも、質問サポートが手厚い塾とそうでない塾では、実際の学習効果がまったく異なります。
コストパフォーマンスを考える際は、「この塾で何点上がりそうか」を想定して判断するのがおすすめです。
料金の安さよりも、“得点に直結するサポートの質”を重視して選びましょう。
【2025年版】おすすめSPIの塾3選を本音で解説!
1. 日建学院(SPI試験対策Web)
短期間で基礎から頻出問題までを一気に固めたい人には、日建学院の「SPI試験対策Web」講座がぴったりです。
全18回の映像講義を約2か月で修了できるカリキュラム構成になっており、出題頻度の高い分野に一直線でアプローチできるのが強みです。
教材費込みで税込11,000円と価格も手頃で、通学の必要がないため、スキマ時間に自宅で学習を進めたい人にも最適です。
一方で、質問対応や個別フィードバックは限定的なため、「理解は早いけれど演習量が足りない」と感じる場合は、
追加で模試や問題集を活用するのがおすすめ。ホームページはこちらから。
2. 全日本情報学習振興協会(SMART合格講座)
「まずは正しい勉強の型を身につけたい」という人におすすめなのが、全日本情報学習振興協会の「SMART合格講座」です。
SPI指導経験の豊富な講師が、出題傾向から演習までを約10時間でコンパクトに体系化しており、短期間で全体像をつかめるのが魅力です。
料金は税込13,200円と良心的で、理路整然とした講義内容が好評です。
「独学で勉強してきたけれど、やり方が合っているか不安」という初学者にも適しています。
注意点として、模試が必ずしもセットになっていないため、模試形式慣れを補いたい人は、ココシロインターンのSPI体験模試を組み合わせるとより効果的です。
3. SPI個別対策塾MARTHA
「非言語が苦手」「自分のペースで徹底的に対策したい」という人におすすめなのが、「SPI個別対策塾MARTHA」。
マンツーマン形式で進捗と理解度に応じたカリキュラムを作成してくれるため、苦手克服に特化したい人に最適です。
LINEで24時間相談でき、過去問2,000問以上が提供されるなど、サポート体制も非常に手厚いのが特徴。
問題のどこでつまずいたかを講師が一緒に分析し、“実践的な解き方”が身につきます。
一方で、価格は非言語のみで29,000円、セットプランで50,000円とやや高めです。
また、講師との相性が学習満足度を大きく左右するため、体験授業で相性を見極めてから契約することが重要です。
実際の体験談|SPIの塾を利用した人・独学で乗り切った人
【体験談①】最初は塾に行こうと思ったけど、参考書だけで十分だった(Bさん・理系学生)

「周りがSPIの塾に通い始めて焦っていたんですが、費用を見て悩んでいたんです。
自分は数学が得意だったので、試しに参考書『これが本当のSPI3だ!』を1冊決めて徹底的にやってみました。
3周目くらいで問題傾向が読めるようになって、模試を受けたら安定して高得点。
正直、塾に行かなくても“出題形式に慣れる”だけなら独学で十分でした。
費用をかけずに自分のペースでやりたい人は、まず本1冊から始めるのをおすすめします。
Aさんのように、もともと基礎学力が高く、自分で計画的に勉強を進められるタイプは、独学でも十分にスコアを伸ばせます。
「周囲が塾に通っているから」と焦る必要はありません。
SPIの内容は中学〜高校レベルの国語・数学が中心のため、参考書を1冊やり込む“反復力”が最も重要です。
独学でも模試を活用しながら、出題傾向と時間配分に慣れていけば、十分に合格ラインへ届くことができます。
【体験談②】無料模試を活用して自分のレベルを把握した(Aさん・文系学生)

「SPIの勉強を始めたばかりで、自分のレベルが全くわからなかったので、
まずはここしろの『SPI体験模試』を受けてみました。
予想よりスコアが低くてショックでしたが、
弱点が明確に出たおかげで“非言語を重点的にやる”という方向性が決まりました。
最初は独学でやっていましたが、苦手な部分を克服するために途中から塾に切り替え。
結果的に“模試+塾”の組み合わせが一番効率的でした。」
Bさんのケースは、模試で現状を把握→独学→必要な部分だけ塾で補うという理想的な流れです。
多くの就活生が「勉強を始めたけど、自分のレベルが分からない」という状態に陥りがちですが、まずは現状を数値化することが出発点。
ココシロインターンのSPI体験模試は無料で本番形式を体験でき、得点だけでなく分野別の弱点分析レポートも出るため、
自分の勉強方針を明確に立てやすくなります。
SPI体験模試はこちら
まとめ
この記事を要約すると、次の3点に集約されます。
- SPIは“知識”よりも“時間を制する力”が合否を左右する
- 独学でも塾でも、最終的には「時間配分と慣れ」が勝敗を決める
- 模試で自分の弱点と本番ペースを把握するのが最短ルート
SPIは、ただ問題を解けるだけでは不十分です。
限られた時間内でどれだけ正確に処理できるかという「実戦力」が必要になります。
その点、SPIの塾は、
- 頻出分野の優先順位付け
- 時短解法の習得
- 本番形式での演習
といった“時間を買う”対策を短期間でまとめて学べるのが最大の魅力です。
一方で、基礎学力がある人や自習が得意な人は参考書だけで十分スコアを伸ばせます。
重要なのは、自分のタイプを見極めて、塾・独学・アプリをどう使い分けるか ということ。
そしてどの方法を選ぶにしても、最後に必要なのは “本番に近い練習環境” です。
SPI体験模試はこちら
この記事が、SPI対策に悩む就活生のみなさんの不安を少しでも減らし、自信を持って試験に臨むきっかけになれば幸いです。
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