みなさんは長期インターンを辞めたいと考えたことはありますか？辞める場合にはどんな人に相談し、どのタイミングで相談するのがベストなのでしょうか。今回は、そういった疑問を解消しましょう。
このような人に読んで欲しい
- 長期インターンで辞めたいと考えている人
- 辞めたいと考えているが、まだ行動できていない人
- 辞める時の伝え方が分からず、参考にしたい人
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長期インターンを辞めるときは伝え方が重要
長期インターンを辞める際には伝え方が重要です。伝え方ひとつで円満退社になるか、そうでないかが決まってしまいます。どんな状況でも正しい理由で、正しい人に相談することが必要でしょう。
誰に相談すべきなのか？
長期インターンを辞めたい時は、その会社の社長や社員の方に相談するようにしましょう。
また、最初に相談しづらい場合は、同じ会社で働いているインターン生の先輩に相談してみるのも一つの手です。同じインターン生として、あなたの辛さを理解してくれたり、どういう道をとるべきかアドバイスしてくれるかもしれません。
適切なタイミングとは？
1ヶ月前に伝えることで、仕事の引き継ぎなどで他の人に迷惑をかける可能性が少なくなります。後腐れを残さないためにも、早めの報告を心がけましょう。
また辞めたいという旨は、直接あるいは電話で伝えるようにしましょう。選考中の辞退を除いてメールやLINEだと失礼に当たってしまう可能性があります。
適切な理由か？
長期インターンを辞める時は、企業の方にきちんとなぜ辞めたいのかという理由を伝えられるようにしておきましょう。「なんとなく辞めたい」というのは、失礼に当たります。
もちろん、正直に言うことが大切ですが、中には漠然と「辛い」という感情でやめたいと思っている方もいるでしょう。そんな方は、「学業との両立が難しくなった」など一般的な表現で伝えても大丈夫です。
【タイミング別】長期インターンを辞めたい時ってどうすればいい？
長期インターンを辞めるタイミングには、主に3つのタイミングが考えられます。どのタイミングも会社にとっては良くある事例であるため、辞めたい旨をはっきりと伝えることが重要です。この章では、長期インターンを辞めるタイミング別でどのように辞めるべきかについてご説明していきます。
選考中に辞める
任される業務の内容が思っていたものと違う場合や、志望度が高いインターンが決まったりした場合、長期インターンの選考を辞退したいと思う人も多いですよね。
このようなことがあった場合はすぐに応募先の企業にメールか電話でその旨を伝えるようにしましょう。メールの場合、次のような例文がよいでしょう。
件名：貴社のインターンシップを辞退させていただきたいです（〇〇大学 佐藤花子）
株式会社 〇〇商事 人事部 インターンシップ担当
〈名字〉様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の佐藤花子と申します。
先日は選考のご案内をしていただき、誠にありがとうございました。
大変申し訳ないのですが、第一志望のインターン先から内定をいただくことができ、貴社の長期インターンを辞退させていただきたいと思っております。
私の都合で大変恐縮なのですが、何卒よろしくお願いいたします。
大学名〇〇学部〇〇学科
佐藤花子 （Satou Hanako)
mail:hanako@〇〇.jp
TEL(携帯）000-0000-0000
〒000-0000 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0
始めて1ヶ月以内に辞める
任された業務が本来したいことではなかった場合や、学業との両立が難しくなってしまった場合、一ヶ月以内でも長期インターンを辞めたくなってしまったという方もいるかもしれません。
この場合は、すでに社員の方と面識があるはずなので、対面で直接その旨を伝えるようにしましょう。具体的な話し方は次のようになります。
お疲れ様です。入って1ヶ月で大変身勝手なのですが、学業との両立が難しく、長期インターンを辞めさせていただけないかと思っています。
それ以降に辞める
就活が決まった場合や、学業との両立が難しくなってしまった場合、中長期的に行っていた長期インターンを辞めたくなってしまったという方も多いでしょう。
この場合でも、社員の方に直接話すようにしましょう。また、辞めることには何の問題もありませんが、あなたがいなくなった後でも仕事が回るように、どのように引き継ぎをするかまで話すべきでしょう。
具体的には次のような内容で話しましょう。
お疲れ様です。大変身勝手なのですが、就職活動との両立が難しく、長期インターンを辞めさせていただけないかと思っております。今やっている仕事については、これから一ヶ月かけて〇〇さんに引き継いでいこうと思っています。
絶対にやってはいけない長期インターンの辞め方
絶対にやってはいけない長期インターンの辞め方が３つあります。これらをやってしまうとインターン先の会社に失礼になってしまうので、絶対にやめましょう。
ばっくれてしまう
非常に悪質です。業務の引き継ぎができなくなってしまい、会社に迷惑がかかってしまう事があります。また会社側だけでなく、辞めた側は会社での事務処理などができず給料がもらえなくなってしまう可能性も考えられるでしょう。
双方にとってマイナスであるため必ず避けましょう。
嘘の理由を述べる
長期インターンを辞める時に、嘘の理由を述べることもNGです。企業によっては、インターンを辞める理由を追求してくるところもあります。
その際に、ボロがでてしまうと、企業からの信頼度が落ち、気まずくなってしまう可能性もあります。先ほども書きましたが、辞めると言ったからといって、即日で辞められるというわけではないため、十分に注意しましょう。
メールやLINEでのメッセージのみで済ませてしまう
選考中の辞退を除いてこれも避けるようにしましょう。お互いの認識が合わないという問題が起こる可能性があります。具体的には、一時休止と辞めることの認識が合わず、こちらが辞めたと思っていても、相手側はまだ続けていると勘違いしてしまう事などが挙げられます。
必ず一度直接相談する機会を持たせるようにしましょう。出社が難しい場合には、オンラインでの相談も選択肢に入れるようにするとよいでしょう。
インターンを辞める場合の理由別の例文
学業との両立が難しい場合
大学1、2年では必修授業が多くなります。また3、4年でもゼミの研究などで忙しくなる可能性があります。この場合、長期インターンとの両立が難しくなることもあるでしょう。
もちろん大学生の本分は学業ですので、両立が難しくなってしまった場合、長期インターンを辞めることは悪いことではありません。きちんとその旨を伝えるようにしましょう。
例文
ゼミなどが始まり、学校の授業が忙しくなってしまい、長期インターンとの両立が難しくなってきました。そこで、大学の勉強に専念したいため、来月末で長期インターンを辞めたいと考えています。一度直接ご相談は可能でしょうか？
就活で継続が難しい場合
大学3年に入ると就活が忙しくなります。そうなると、長期インターンとの両立が難しくなることも考えられます。また、長期インターンをガクチカの一環で行っている人が多くいるため、こちらも本末転倒となってしまいます。
会社にとっても学生の就活を応援したいという気持ちや成功してほしいという気持ちがあります。また、ガクチカを求めて長期インターンに参加をしていることも理解できます。
例文
インターンなどのエントリーなどで就活が忙しくなってしまい、長期インターンとの両立が難しくなってきました。そこで、就活に専念したいため、来月末で長期インターンを辞めたいと考えています。一度直接ご相談は可能でしょうか？
思っていた業務内容と異なる場合
説明された業務内容と実際に業務が異なる事があります。モチベーションの上がらない状態でずっと長期インターンを続けていては、自身の成長に何もつながらなくなってしまう可能性があります。
一度相談をした上で、それでも改善されない場合には辞めるという選択肢を取ることも考えましょう。
例文
実は、本来私が行いたいと考えていた業務と現在の業務が異なっていました。そこで来月末で長期インターンを辞めたいと考えているのですが、一度直接ご相談は可能でしょうか？
長期インターンを辞める際のQ&A
長期インターンを短期間で辞めることは失礼か？
長期インターンを短期間で辞めても、失礼ではありません。しかしアルバイトとは異なるため、急に連絡がなく来なくなることは業務に直接の影響があるため、非常に迷惑です。必ず事前の連絡は行うようにしましょう。
また、実際の業務と想定していた業務の乖離はよくあります。しかし続けていくことで想定した業務に関われたり、新しくやりがいを感じる事ができるようになるため、続けることも１つの選択肢として残すことも良いでしょう。
長期インターンを辞めた後のデメリットは何？
一番大きなデメリットは成長できる機会が失われてしまうことです。実際の業務を体験することで、実務でのスキルや知見を得る事ができ、大きな成長につながります。それを辞めてしまうことは成長できる機会を失ってしまうことにつながります。
また、インターンの仲間と定期的に会う機会がなくなってしまうというのも一つのデメリットでしょう。特に就活は情報戦です。長期インターンを辞めてしまうことで、情報交換の場もなくなってしまう可能性があります
失敗しない長期インターンの探し方とは？
自身を理解し、どんなことをしたいかを決める必要があります。学生にとって長期インターンを通じて、業界や企業の理解を深め、実務経験を積むことができます。
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まとめ
- 長期インターンを辞めるときは、「誰に」「どのタイミングで」「どんな理由で」を考える。
- 絶対にやってはいけない長期インターンの辞め方は、「ばっくれる」「嘘の理由を述べる」「メッセージのみで済ませてしまう」の3つ。
長期インターンを辞めてしまうことはよくありません。しかし、今まであなたを受け入れてくれていた会社に失礼な態度をとってしまうと、後味の悪い辞め方になってしまいます。この記事を参考にして、円満な関係でいられるよう気をつけましょう。
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